人はそれをクレーマーと呼ぶ
もう2年近くも前の話になりますが・・・
私は、TV BROS というTV雑誌のピピピクラブというコーナーで投稿し、採用されました。
投稿者には、500円分の特製図書券がノベルティとして送られてきます。
TV・ラジオ・雑誌などに投稿して採用された方は、わかると思うのですが、そういったノベルティというのは値段ではありません。
お金で買えないものを手に入れたという喜びがあるのです。
私は、ノベルティを待ちわびました。
しかし、いくら待っても、ノベルティは届きません。
TV BROSに問い合わせ先が書いてあったので、メールを送りました。
メールは返ってきました。
もう中学生でいう「少々お待ちを~」という内容でした。
私は待ちました。
数か月が経ちました。
またメールを送りました。
今度は返事が返ってきませんでした。
またメールを送りました。
返事は返ってきませんでした。
メールを送りました。
無視か・・・
なるほど・・・
これは、投稿者への冒涜です。
私は、徹底抗戦の構えを見せるべく、毎日メールを送りました。
毎日「ノベルティが届かないのですが・・・」と送り続けました。
人は、こういった行為をクレーマーと呼ぶそうです。
返事はまったく返ってきませんでした。
”いいふらす”
私は、そう決めました。
ただ、私程度の人間が言いふらしても、強大なTV BROSは、ビクともしません。
1年以上、周りの人に「TV BROSは、投稿してもノベルティをくれない」と言いふらしていましたが、まったく効果なし。
あきらめかけていた中、後輩である有吉が立ちあがってくれました。
彼が、TV BROSの携帯サイトでコラムを書くことになったというのです。
「オマエのブロスへの怒りを書きたいんだけど、書いてもいいか?」
有吉からメールが届きました。
「オマエ呼ばわりに関しては、あとで説教するとして・・・頼んだぞ!!!」
私は、彼にブロスへの怒りを託しました。
経緯を細かく伝え、彼は初回のコラム(4月)を書いてくれたそうです。
それから3ヶ月・・・なんと、先日やっとノベルティである特製図書券が、謝罪文と一緒に送られてきました。
すぐに、私の代弁者となった有吉にメールしました。
彼からは、こう返ってきました。
「クレーマーの鏡だな」
人は、それをクレーマーと呼ぶようです。
こうして、2年近くに渡る私とブロスとの戦いは、終戦をむかえ、改めて、モバイルブロス(有料)のマイメニューボタンを押しました。
今日から、また投稿したいと思っています。
やっぱり、TV BROSはおもしろい。
注)写真はテレビブロスから送られてきた特製図書カードと謝罪文です。