ジジイ
昨日、錦糸町オリナスで営業でした。
江戸川区出身の私は、錦糸町って、地元じゃないんですが、地元っちゃ地元なんです。
遊びに行く時も、新宿や渋谷へ遊びに行くというより、ぜいぜい遠出すると言っても錦糸町まででした。
18歳ぐらいまで錦糸町(テルミナや映画館)から西へ遊びに行ったことがないくらいでした。
決して品のいい街とは言えません。
ウインズの側では、昼間からベロベロの人が多数いました。
でもその品の悪さも含めて、私は錦糸町が好きでした。
そんな錦糸町も久しぶり行くとすっかり様変わりしていました。
そんな様変わりした錦糸町でステージに上がろうとした所、「安田!!!」「安田!!!」と声が聞こえてきました。
声援という感じではありません。
呼んでいる感じの「安田!!!」です。
「安田!安田!お~い安田!」
という感じです。
客席を見渡すと何人か同級生がいたことに気がつきました。
みんなジジイとババアに様変わりしていましたが同級生でした。
客席にいた友達は、たいがい名前を思い出しました。
野球部でいっしょだった男、クラスがいっしょだったけどあんまりしゃべらなかった男、当時ちょっと好きだった女・・・
ただ・・・最初に「安田!!!」と呼んできた男だけが思い出せません。
いくら考えても思い出せません。
あの感じだと野球部でいっしょだった奴っぽい呼び方なのですが・・・
野球部でいっしょだった奴らとは、ほぼ連絡先を交換しているので、連絡がくるはずです。
事実、客席から見ていた友達からは連絡が来ていました。
でも、そのジジイからは連絡がありませんでした。
たぶん、馴れ馴れしいジジイだったのでしょう。
さすが錦糸町です。
街が変わっても昔ながらの人はいたようです。
以前の錦糸町を知っている私はホッとしました。