知り合いの知り合い
先日、知り合いから食事に誘われたので、赤坂へ。
待ち合わせは、19:00だったが、仕事でトラブルがあったらしく、30分ほど遅れると連絡が入った。
19:30に待ち合わせ場所へ。
すると、知らない番号で電話がかかってきた。
出ると、その知り合いの知り合いだとのこと。
とりあえず合流し、予約しているというお店へ行く。
知り合いは、仕事のトラブルが長引き、1時間ほど遅れるそうである。
「先に2人で飲んでてくれとのことなので・・・」
と言われ、知り合いの知り合いの人と、2人で飲むことになった。
知り合いの人は、競馬つながりだったので、知り合いの知り合いの人にも競馬の話でもすればいいだろうと話を切り出した。
「先週、獲りました?」
「いや、ボク競馬やらないんですよ・・・」
「へえ~・・・」
いきなり話題の出鼻をくじかれた。
知り合いの知り合いの人も、話題を切ったことに気がついたのか?ギャンブルつながりで、話を切り出してきた。
「でも、ボクパチンコはやりますよ・・・」
「へえ~、パチンコは、だいぶやってないですけどね・・・」
「はぁ・・・」
難解な会話のキャッチボール
とりあえず、飲んでしまえ!と酒のピッチをあげる。
知り合いの知り合いの人も、なんとなくピッチが上がっている。
同じようなことを考えていたのかもしれない。
1時間後、知り合いの知り合いの人は、知り合いに電話した。
「すいません・・・××(知り合い)が、まだちょっと時間かかるらしいんですよ・・・」
知り合いは、仕事のトラブルが、長引いているようだ。
しゃべっては途切れ、電話しては、「もうちょっとかかるらしいんですよ・・・」という知り合いの知り合いの人。
だいぶ酔ってきたことと、時間も経ってきたので、内容はないが、会話は弾むようになった。
再び、知り合いに電話する知り合いの知り合いの人。
電話を切って、こう言った。
「すいません・・・××今日来れないらしいんですよ・・・」
「・・・そうですか・・・まあ仕方ないですね・・・・・・・じゃあ・・・どうします?」
共通の知り合いが、来るはずだからと場つなぎ的に飲んでいたので、再び話題が途切れた。
そして、2人の結論が、この日初めてキレイに揃った。
「帰りますか」