母元気

先日、お盆でお墓参りということで、実家へ。



久しぶりにあった母親はとても元気であった。



お墓につくと、適当に線香をつけ、「暑い！暑い！」と冷房のある建物へ待機。



十分、涼んだ後は、墓参りの時に恒例になっているお花見ならぬお墓見。



どうも人の墓に興味があるようだ。



お墓参りの時は、７：３の割合で人の墓を見ている。



実家に戻り、少々しゃべる。



新聞を読むが、老眼鏡をかけていない。



「そういえば、お母さん遠視とかじゃないんだ？それスゴイね。」



と言うと、自分がまだ若いことを散々アピールしながら、再び新聞を読む。



しかし、その目は細目。



ただ意地を張ってるだけだった。



そうかと思えば、前つきあってた男から電話があったと、いらない報告を息子にする。



今度は、鏡を見て、



「美容整形したいんだよね・・・」



独り言のように言うが、あきらかに私に聞こえるように言っている。



「もうしただろ・・・どこが気に入らないの？」



と聞くと



「ここのね、目の下のたるみ。ここ以外は、別にいいの。」



そこだけ？？？もっと問題あるとこいっぱいあるだろ！



だるまみたいな体とか・・・後ろから見るとジャミラみたいなラインとか・・・まず痩せてから言えよ！



これらの言葉を全部飲み込んで、



「うん・・・そうだね・・・」とだけ伝えた。