一流ジョッキーに囲まれて | デンジャラス 安田オフィシャルブログpowered by Ameba『やすだの戯言』

一流ジョッキーに囲まれて

今回の皐月賞は、通常のG?よりジョッキーが豪華だったように思う。



中央の武豊・横山典・安藤勝・岩田などの重賞常連組。



地方からは、内田博という今一番乗れている男も参戦。



中堅といえる福永・四位・後藤・田中勝・藤田・池添なども揃い阪神と福島では誰が乗ってたの?と言えるほど豪華であった。



そんな豪華な顔ぶれの中、皐月賞を征したのは石橋守騎乗のメイショウサムソンだった。



もっと驚いたのは、2着の高田騎乗のドリームパスポート



今後G?で、石橋守ー高田のワンツーは、もうないであろうと思われるだけに驚きである。



そんな皐月賞を振り返る。



勝ったメイショウサムソンは、前々で自分の競馬を心掛けての快勝。



馬の力は、確かだけに馬を信じた石橋守の好騎乗でもある。



2着ドリームパスポートもそう。



馬込みを気にしない気性のため、内をすくっての2着。



スプリングS同様、勝つか?という勢いだったのに、ゴール前で脚色が鈍った印象を受けた。



2頭とも血統と実績から十分買える馬ではあったが、「ジョッキーがな・・・」と軽視していた2頭。



この2頭は、ダービーで悪いという血統でもないので、また人気がないようなら狙う価値ありか?とも思えるが、その頃には、また「ジョッキーがな・・・」と思ってしまいそう。



3着フサイチジャンクは、初重賞で惨敗も考えられただけに、この好走はダービーに向けて良好。



期待したアドマイヤムーンは4着。



ダービーでの巻き返しも期待できるが、全幅の信頼とまではいかなくなった。



サクラメガワンダーは、おそらくアドマイヤムーンをマークしての6着なので、仕方なし。



上がりは最速だったらしいので、こちらもダービーで要チェックが必要か?



安藤勝の選んだキャプテンベガは13着と惨敗。



おそらく京都新聞杯から、ダービーを目指すのだろう。



もし、京都新聞杯で出走権を再び獲った場合は、ハーツクライと同じパターンなので、こちらも要注意。



ジャリスコライト・フサイチリシャール・ショウナンタキオンの朝日杯FS上位組は、NHKマイルCならおもしろいが、ダービー直行ならいらないのではないか?



ダービーには、もう一頭のアドマイヤも出てくる。



信頼の置ける馬がいないだけに、また荒れる可能性もあるだろう。