東の街その名前は『セイログ』。ファンツ村よりとても栄えている。
特に大きなビルがある様子はないが(このゲームにはビルはない。)ドラクエでいえば城下町。

そんな、どんな街か。なんてどうでもいい。

街の門をくぐると、ゲーム恒例の「ここは〇〇村です。」とか言う人がいる。
予想通り、男性が
「ここはセイログの街です。」
と、言った。

俺はその男性に話しかける。
「あのすみません。この街の地図ってありますか?」

男性は困った顔をしたあと、俺がスマホを持っていることに気づき、こう言った。
「紙の地図はありませんが、その機械にこの街の地図や、この世界の地図が映し出されると思います。」

「へぇー!そうなんですか。ありがとうございます!」
俺らは軽く礼をしてスマホの画面を確認する。

「あっ!!これじゃない?」
と沙羅が指を指した。

そこを沙羅がタップすると『セイログ街』があった。まだ行っていないと思われる街、村は???と表示されている。

ちなみに先ほどの『魔王城』も
全体が真っ白の中にぽつりと魔王城と示されていた。

だから俺は、島とか山に囲まれているとかそういう心配をしてさっきは行くことを拒絶した。


「あっ、そうだ!カジノに行くんだよね?」

「おう。コイン10000枚だっけ?」

「10000枚って無理がない?」

「だよな!でも、まあ、とりあえずカジノいこーぜ!」

「そうだね!」

カジノは今いるところの北にある。
街の中心だ。

俺達は街の中心に向かう。すると、大きく
『CASINO』と書かれている看板がある。

ネオンで光るものだが、今は昼なので光っていない。
その看板の下をくぐり、カジノの中に入る。

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「うわぁ!カジノだ!!」

「日本はカジノなんてねぇもんな。」

広さは学校の普通の体育館二つ分くらいで、とても広い。大きい入口からはいってまず目に止まるのが、とても大きなステージだ。

入口付近にはカフェにあるような黒板にステージの内容が書かれている。
そこには

・踊り子のダンスステージ!
踊り子さん突撃参加大歓迎!!
(本日18時から)
参加者カジノコイン10枚プレゼント!
ベストダンサーに選ばれたらカジノコイン
なんと!2000枚!!
参加希望はカウンターへどうぞ!

と書かれている場所があった。
沙羅は目を光らせて
「わたし、これやりたい!!」

と言った。