K.K.P#7『ロールシャッハ』REPORT① | TENKAのLIVE-LOG

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B'zや舞台関係について、つらつらと書き綴っております。


それでは早速ネタバレ書いていこう!

世界の果ての壁の前に集った3人の一般人と1人の軍人。

オタクでマザコンで気が小さい。

    天  小
    森 = 林
    平  賢
    吉  太
       郎

ニートで金髪で背が低い。

    串  辻
    田 = 本
    益  耕
    夫  志

怒りっぽい町工場の社長。

    壺  久
    井 = ヶ
    貢  沢
       徹

開拓班の指揮官。

    富  竹
    山 = 井
    塁  亮
       介

左が役名です。

スクリーンにロールシャッハのロゴが映し出されテーマ曲の『AUGUST』が流れる。

4人の自己紹介の度にセットの後ろに大きく名前が映し出される。

性格も考えもバラバラの4人に任されたのは"開拓"、世界の果てにある壁の向こうを目指す為に政府により結成された開拓隊、その任務は大砲によりその壁を壊す事。

作戦決行は24時間後の朝6時、しかし急拵えの開拓班はてんでバラバラ。

話が進むにつれそれぞれが自分の中に「変わりたい」という気持ちを持ちながらもどうしたらいいのかを思い悩み始める。

自分の性格を変えたいと願う気の小さい天森と怒りっぽい壺井。

自分を持てず他人に流されて生きてきた串田。

命令と自分の意志の間で葛藤する富山。

その間にも着々と作戦の準備は進みいよいよ大砲が登場。

大砲を撃つのに必要な準備をする為の担当決めが行われる。

なかなか決まらず言い争いになる中、天森と壺井の出した自分を変える答えが間違っていると怒りを露わにする富山。

気が小さいの反対は気が大きい、怒りっぽいの反対は起こらない、そんな簡単な答えを言われて初めて気付く二人。

自分の短所に個性を見いだしたのを機に自分が何に向いてるか気付き適材適所に担当が決まる。

作戦決行の準備も整った所で富山が串田に自分は苦手なので変わりに作戦が成功した際のスピーチを頼む、目立ちたい君には丁度良いだろう、と。

しかし今まで他のメンバーをダメダメとかこれだから素人はとかつまんねー奴と馬鹿にしてた自信満々の串田が一転、「そんなの無理だよ、どうしたらいいんだよ」とうろたえだす。

今まで自分が発した暴言が串田自身に突き刺さる。

その夜、「酷い事ばかり言って、ダメダメなのは俺だ」と落ち込む串田に励ましの声をかける富山、自身の身の上話を始める、昔母親と生まれる前の自分を捨てて出ていった父親が実はこの開拓隊の最高司令官だと明かす。

開拓隊参加にいい顔をしなかった母親、父親である司令官、作戦を成功させ二人の想いに答え認められたいという事。

話の流れとはいえ富山の胸の内を聞き、串田は他人について考えられる自分に気付いた。

そして作戦決行の朝、意気揚々と決行の時間を待つ中ふと串田が聞く「そういえば、開拓って事は土地を切り開くって事だよね、って事は開拓隊はこの壁の向こうに何があるのかを知ってるって事?」

しばしの沈黙のあと富山は隠していた真実を話す、向こうにも同じように世界が広がっているかも知れない事、同じようにこっちを目指している人間がいるかも知れない事を。

串田「…、じゃあ、これは戦争、なの?」

富山の話ではこの壁は壁ではなく鏡だという、何もうつさない鏡。

天森はこれはパラレルワールドじゃないか、と考える。

同じ世界だけどちょっと違う、もう一つの平行世界、パラレルワールド、それがこの壁、もとい、鏡の向こうの世界に広がっているんじゃないか。

もし向こうもこっちと同じように大砲で撃とうとしていたら、2つの弾がぶつかったら爆発、いや、世界が消滅するかも知れない、と。

壺井「政府の連中は爆音しか聞こえないくらい遠くで事の成り行きを静観している、これは開拓でも攻撃でもねぇ、実験だ!」

そんな場所に集められた一般人の3人、引きこもり、ニート、廃業寸前の社長、この世にいなくなっても何の影響もない3人。

死ぬたくないという思いから作戦を阻止しようと考え始める。

しかし富山は無駄だと言う、予定時刻を過ぎればミサイルが次々と鏡に向かって放たれる、この大砲は突破口に過ぎない、大砲の開けた穴に向かってミサイルは撃ち込まれる。

富山は最初から死ぬ覚悟でこの開拓隊の指揮官に志願した、認められたいが為に。

富山「国の為だ、これは正義なんだっ!」

串田「じゃあ何でわざわざ俺達にそんな大事な事話したんだよっ!あんただって迷ってんだろっ!?」

黙る富山。

壺井「…正義の反対は悪じゃねぇ、もうひとつの正義だ」

作戦決行の時間が迫る、富山が下した答えは阻止だった。

もしかしたら鏡の向こうの自分達も同じように阻止しようとしてるかも知れない。

なら大砲の弾を鏡に当てさえしなければ鏡は壊されない、しかし適当にそこら辺に撃っては後々命令を無視したのがバレてしまう。

天森「それなら真上に撃って落ちてくる弾を回収すればいいんじゃないかな?」

だがもし向こうの奴らがこっちに撃ってきたら、それは悔しい、だからといってこっちが撃つ訳にはいかない。

決めかねる一同。

串田「…もう、よくない?
好きにやろうよ、向こうにいる俺達を信じよう」

的確に真上に撃つ為に大砲を固定し出す、作戦決行30秒前。

何とか固定し発射用意、5秒前、4、3、2、1、0!

ドォォォンッ!という爆音と共に撃ち出される。

それを見上げる4人。

そして……。


その後、作戦失敗を理由に軍を辞職する富山。

これからは昔からの夢であったサーカス団を目指すと宣言。

改めてロールシャッハのロゴが出てきて『AUGUST』が流れて終わり。

そしてカーテンコールへ。


ふぅ~(-.-;)
これでとりあえず話のネタバレは終了です。

所々既に記憶が曖昧だったり話の順番が違ったりする所もあるかも知れないけど、これが精一杯(^^;)

本当に自分の文章力の無さに驚きます、下手くそながら頑張った(笑)

次はネタのネタバレです、俺がウケた所を書いていきます、本編よりは楽かな。


それではこの辺でまた会いましょうバイバイ♪