今年の行政書士試験の合格発表日が昨日でした。合格率15.7%。非常に高いです。

合格した受験者には心から祝福したいです。おめでとう。

 

 でもこの行政書士試験。明らかに欠陥があります。6割取れれば合格。このシステムだと、どうしても問題の難易度により、合格率が上下します。これは国家試験としては明らかにおかしい。

 

 司法書士試験は上位3%前後、マンション管理士試験は上位8%前後。このように行政書士試験も上位10%前後を合格にするシステムに変更するべきです。

 

 合格者数や合格率が問題の難易度によって上下にコロコロ変わるのは、受験生にとっては、たまったもんじゃありません。難しい年に不運に当たったら不幸です。上位10%前後を合格と固定すれば不合格でも納得するでしょう。

 

 もう一つ、一般知識の存在。今年は一般知識が例年より簡単で足切りを食らう受験生が少なかったから、合格率が上がったそうです。

 一般知識は点数の配分も高く、しかも足切りがある。この一般知識を無くして良いと思います。

 

 馬鹿みたいなクイズみたいな問題より、実務に直結した行政書士の王道な建設業の許可に関する問題を加えるべきです。

 司法書士試験は実務の登記の問題満載です。それが普通です。

しかし行政書士試験は、試験では建設業の許可等実務に関する問題を排除してます。

 

 合格してから、研修で実務の勉強をする。それなら試験勉強のうちから実務に必要な知識を勉強する方が効率的だと思います。

 

 少なくともクイズみたいな一般知識よりも遥かに必要で有効な問題です。

 

 足切りのシステムも無くして欲しい。私も一般知識はギリギリで擦れ擦れで足切りを逃れて、なんとか合格しましたが、もしあと1問間違えていたらと思うと、ゾッとします。また1年後は絶望しかありません。

 

 行政書士試験が充実すれば、行政書士の権威も上がると思います。

 

 合格者を増やせば、行政書士会は、入会金や会費が沢山入り、正にウハウハ状態だろうが、行政書士を増やし過ぎると後々自分の首を絞める事になります。

 

 あの弁護士でさえ、増えすぎて食えない人が沢山出ているのですから。

 

 需要と供給のバランスを考えて欲しいです。

 

 資格試験の充実なくして、行政書士の充実や躍進はないのですから。