旅GO! 知られざるウズベキスタン①ヒヴァ・・・1296
この国って、どこにあるの・・・?
見せてもらったのは、「青い都」の写真。
これまでの旅では、見た事の無い風景・・・
国名は聞いたことがある、でもどこにあるかは知らない・・・
「・・・スタン」の多い、中央アジアの一つ。
この国の、この風景に浸りたくなった。
知られざるウズベキスタンへの旅が、はじまった。
先ずは、成田からソウルで乗り継ぎ、タシケントへ
乗り継ぎ時間がなさ過ぎて、
「タシケント!」と叫ぶ空港スタッフの後を追いかけ
駆け込みの乗り換え。
タシケントエアポート
初日、宿泊は「メルキュールホテル」
翌朝、タシケントから国内線でウルゲンチへ
機体にに「ウズベキスタン」と書かれた、国内線。
ウルゲンチのエアポート。
空港から目的地「ヒヴァ」までは、30分のバス移動。
車窓から、のどかな風景を眺めながら・・・
<ヒヴァ>
ウルゲンチから南西35kmのオアシスの町
「太陽の国」という意味を持つヒヴァ。
車窓から「イチャンカラ」の城壁を望む。
<イチャンカラ>
外敵の侵入を防ぐため、
外壁と内壁の二重の城壁で守られた砂漠のオアシス。
1990年「博物館都市」指定され、世界遺産に登録。
歩きはじめは、西門「オタ・タルヴァザ」から・・・
入ってすぐ右手にイチャンカラ全体の地図。
景観とマッチしたタイルで出来た地図。
<ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ>
西門を入ってすぐ右側にある中央アジアで最も大きい神学校。
イスラーム最高裁判所の事務局でもあった。現在はホテルになっている。
正面入り口の全面はタイル装飾。
内部 中庭を取り巻く2階建ての建物には125の部屋がある。
現在はホテルとなっている部屋の内部。
<カルタ・ミナール>
青いタイル模様で覆われた、未完成の大ミナレット。
巨大なヒヴァのシンボル。
<クニャ・アルク>
17世紀に建てられたアラクリ・ハン宮殿。
執務の為の公邸やモスクの他、ハーレムや牢獄、造幣所もあったと言われる。
クニャ・アルクの城壁
クリヌシュ・ハンのアイヴァンは高い柱のあるテラス。
壁面は七宝タイルで覆われ、天井はカラフルな模様で飾られている。
<ジュマ・モスクとミナレット>
多柱式建築で、中央アジアで最も有名なモスク。
213本の木の柱で出来た、中央アジアで最も有名なモスク。
神秘的な薄暗がりの中に、彫刻が施された木の柱が3m間隔で並んでいる。
モスクの前にあるミナレットの高さは42m、中の階段で上ることが出来る。
穀物の収穫量が高いウズベキスタンでは、パンや麺料理が豊富などが特徴。
放牧が盛んで、牛と羊肉の種類が豊富。野菜と果物も良く食べられている。
前菜と主食「ナン」。野菜は香草が強い。ナンは硬い。
香草を練り込んだ麺に具をのせた料理「シュビット・オシュ」
スイカは日本のと同じ・・・。
レストラン内装。
散策、再開・・・
2組のウエディング姿を発見。
イチャンカラの美しい風景は、格好の映えスポット。
結婚を祝う友人・知人達に混じって祝いのダンス。
旅行客の飛び入り参加は、遠方から福をもたらすと言う意味があるらしい。
踊り疲れて、一休み。
<タシュ・ハウリ宮殿>
アラクリ・ハンによって作られた、
ヒヴァの中で最も豪華なタイルや装飾で飾られている宮殿。
中庭を囲む2階建ての部屋がハーレムで、大小163もの部屋がある。
テラスの天井は木枠とカラフルな幾何学模様を巧みに組み合わせ、豪華さを強調。
行く先々で待ち構える、シルクのスカーフを売る美女。
<イスラーム・ホジャ・メドレセとミナレット>
イスラーム・ホジャによって建てられた、
ヒヴァで最も新しいメドレセとミナレット。
ミナレットはヒヴァで一番高く、約45m。
メドレセには、民族衣装等が展示されている。
<パフラヴァン・マフムド廟>
ヒヴァの庇護者、詩人、哲学者であり、更に
クラッシュ(武道)の名手であった事から、
パフラヴァン(強者)と呼ばれた・聖人マフムドの墓。
聖人の側に祀られると来世で幸せになれるという言い伝えから、
周りには親族などの沢山の墓が作られている。
散策途中、
日本人と知るといなや、一緒に写真をとってほしいと集まって来た子供達。
噂に聞いた通り、親日のウズベキスタン人。
みんな笑顔のダンディポーズは、お気に入りの一枚!
<アクシェイフ・ババ>
前出のクニャ・アルク内には、ヒヴァの全景を見渡せる見張り台がある。
アクシェイフ・ババの見張り台からイチャンカラを一望。
砂漠の中のオアシス都市と言われる、異国情緒を満喫。
夕食前、
イチャンカラ内を歩いていると、
ホラズムの音楽と操り人形のお祭りに遭遇。
この後、一般客も一緒に踊りに参加・・・もちろん、僕も・・・。
夕食も郷土料理・・・
肉や玉ねぎの入ったパイ「サムサ」
羊肉の細長い肉団子のような・・・
昼間の顔とは違った趣きがある、
夜のライトアップされたイチャンカラをいくつか・・・
カルタ・ミナール
ジュマモスクのミナレット
作り物かと思ったら、動いた・・・
絵になる城壁とラクダ。
夜でもランドマークになるミナレット
ついでに、現地色たっぷりのホテルもライトアップ!
城壁に守られた内城「イチャンカラ」、
日干しレンガの街並みに、タイル細工のモスクやミナレット。
まるで映画のセットの中にいるような街並みは、
砂漠のオアシスと言われるに相応しい
ロマンチックで居心地の良い場所だった。
・・・・へ、続く。