スイスの旅①・・・1021
雄大なアルプスの山々を借景に、
一面に広がる牧草地。
点在する可愛らしい家や山小屋、
草の上に寝ころびながら、山々を眺めたり、
手作りのチーズを味わったり・・・
この国に対するこんなイメージは、
子供の頃に見たアニメ「アルプスの少女ハイジ」の影響が大きいのかも知れない・・・
「スイスは良いよ~」と、知人からの勧めもあって、
いつしか、そこは憧れの場所の1つとなっていた。
折角ならベストシーズンに行きたいと
スケジュールをやりくりし、6月の後半に日程を確保するも、
出発前に調べた現地の天気予報は、滞在期間中全て悪天候・・・
さて、憧れの地への旅、どうなる事やら・・・
<乗り継ぎはアムステルダム>
成田を出発して、11時間半・・・
乗り継ぎのアムステルダムでちょっと一休み
<ラディソンBLUエアポートホテル>
スイス1泊目は、チューリッヒ空港と直結しているホテル「ラディソンBLUエアポート」
アクセス便利な近代的なホテル。
ロビーにはガラス張りのワインセラーのタワーがあり、
アクロバティックなショーが行われている。
・エアポートホテルからライン滝へ→
<ラインの滝>
スイスでの最初の観光が「ライン滝」。
予想通りあいにくの天候と思われた。
・・・が、ヨーロッパ隋一のこの滝、雪解け時期に加え、
前日までに降り続いた雨のおかげで、
水量が更に増し、予想以上のスケール!
・ライン滝からベルン旧市街へ→
<ベルン旧市街>
世界遺産である首都ベルンの旧市街は、中世の趣きを感じさせる美しい街。
町のランドマーク「時計塔」は、ベルン最古の建物。カスパーブルンナーの「からくり時計」
スイス一の高さの尖塔を持つ「大聖堂」 相対性理論が生まれた「アインシュタインの家」
昼食は市街地にあるレストラン「ANKER」へ・・・
<熊公園・バラ公園>
町のシンボルとなっている熊に出会える公園は、
雨の為、通り過ぎただけになってしまった。
不安定な空模様の中、
220種類も咲くと言われる「バラ公園」へ・・・
バラ公園から、アーム川を挟んで市街地を一望。
・ベルンからインターラーケンへ→
<インターラーケン>
アイガー、メンヒ、ユングフラウの名峰が連なる
ベルン州南部の山岳地帯(ベルナ―オーバーラント)の玄関口。
<ハーダークルム展望台>
インターラーケンからケーブルカーで行ける展望台。
街と湖が一望でき、アルプスの山々が見渡せる。
ケーブルカーの中 展望台には・・・牛?!
ほぼ諦めていた眺望も、展望台に着いた頃、
一時ではあったが、湖と市街地ばかりでなく山々も顔を出した。
・ラウターブルンネンから登山列車で、ヴェンゲンへ→
<ヴェンゲン>
ユングフラウに最も近い村。
氷河に削られた谷(ラウターブルンネン)の入り口に位置する。
到着したかわいい「ヴェンゲン」の村、 夜9時とは思えない明るさ。
素朴で居心地の良い部屋からの眺め・・・この日の時点では、辺りは濃い霧に包まれている。
悪天候ゆえに、ライン滝のダイナミックさに出会えた。
ベルンの旧市街も、濡れることもなく十分に観光できた。
ハーダークルム展望台でも、一時ではあったが、眺望を楽しむ事が出来た。
天候は優れなくても、これまでの行程に十分満足しながら、
風呂上がりのビールでホッと一息・・・
「ユングフラウヨッホか・・・」
明日から目指すアルプスの山々に気持ちを馳せながらも、
この時点で天気の回復に、
それほどの期待は無かった。
つづく・・・。