ノスタルジック・ペナン・・・1012
例年に違わず、年末の慌ただしさで、
旅の予約をしたのは、今年に入ってからである。
日数的な問題に加えて、知人が住んでいると言う事が
旅の目的地の決め手になったが、
かねてより、街自体が「世界遺産」と言うのを、
見てみたいと言う思いもあった。
マレーシアの首都「クアラルンプール」を経由して
目的地「ペナン」に到着したのは、夜の8:30過ぎである。
空港から送迎車で1時間ほどのバトゥ・フェリンギにあるホテルへ向かう。
<グルメ>
多民族国家マレーシアでは、マレー、中国、インド、ニョニャ料理の
4つの伝統食が楽しめる。
(屋台)
グルメの街として有名なペナンの
食を語るうえで外せないのが、「屋台」。
街のいたる所で、遅くまで営業しているのは、
遅い到着の旅行者にも嬉しい。
<ジョージタウン>
ペナンの中心地であるジョージタウンは、東西貿易の拠点として発展し、
マレーシアではマラッカと共に、世界遺産に登録されている。
英国支配時代の面影を残す街並みや、コロニアル様式の建物、住居など、
文化的価値の高い建造物が点在する。
(歴史的建造物)
西洋の影響が色濃く残るコロニアル建築やショップハウス群など、
他に類を見ない建築様式と、文化的な街並みで構成されている。
クー・コンシー(邸公司) アチェ・ストリート・モスク
チア・コンシー ペナン・プラナカン・マンション
観音寺 ペナン博物館
コーンウォリス要塞 ビクトリア・メモリアル時計塔
(ショップハウス)
2階建ての長屋作りで名の通り1階は店舗、2階は住居になった建築スタイル。
デザインは、ヨーロッパやインドの影響もみられる。
(ウォールアート)
ジョージタウンの街の建物の壁には、巨大なアートが描かれているのが目につく。
これは「ストリートアート」や「ウォールアート」と呼ばれ、ペナン島の新しい名物となっている。
世界遺産登録後の2012年、リトアニア出身のアーティスト「アーネストザカレビッチ」が
描いたのが始まり。
・先ずは、アーネストザカレビッチの作品3点
自転車に乗る子供たち
恐竜をペットにする少年 バイクに乗る少年
・巨大壁画
・針金アート
・その他、いろいろ・・・

(エーデルワイス)
150年の歴史を持つショップハウスを改装したカフェ。
店内はアンティークな雰囲気。
吹き抜けのガーデン席は、街歩き疲れた休憩に丁度いい。
(ザ・1885)
イースタン&オリエンタル・ホテルの1階にある1885から続く由緒あるレストラン。
人気のアフタヌーンティーは、7種のサンドイッチと、
2種類のスコーン、5種類のプチケーキが、2弾のハイティースタンドに盛られている。
(レッドガーデン)
スィーツや日本食の屋台なども併設しており、
他の屋台街とは一線を画す。
お気に入りは、マレー風フライドチキンの「アヤム・ゴレン」
フライドチキン(アヤム・ゴレン)
歴史的な建造物やウォールアートを発見しながら歩けば、
初めて来た場所なのに、何故か懐かしい気がして、
それが面白く、いつまでも徘徊していたい・・・
ジョージタウンはそんな街だった。
・・・続く。