2011.8.20 09:31
水田の土に残った放射性セシウム除去の実証実験で、土壌固化剤をまく作業員=20日午前、福島県飯舘村
水田の土に残った放射性セシウムを除去するため、独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構」の農村工学研究所(農工研、茨城県つくば市)は20日、水田に土壌固化剤をまいて表土をはぎ取る実証実験を福島県飯舘村で始めた。
農工研は、粘土質と結合すると水に溶けにくくなるセシウムの性質に着目。
実証実験ではまず、土壌に悪影響のない固化剤を水に混ぜて散布する。約1週間で水分が蒸発すると、放射性セシウムを含む土が表面から数センチの厚さで白いかさぶたのように固まる。それを農機ではがすと、土壌の放射線濃度が下がる仕組み。
計画的避難区域に指定されている飯舘村は、全域でコメの作付けが禁止されている。
この実験が成功した後で、ここで暮らせる日々は来るのか、いやぜひ暮らせるように戻せと言いたい。