ゴールデンウィーク、皆さんエンジョイしてますか?
私はというと一昨日あたりから歯ぎ痛みはじめて最悪です。
夜中に痛みで目が覚めて、痛み止めを服用して落ち着いた頃にもう一度寝直す毎日。
早く休みが明けて歯科に行けないかなと。
そんな中、気を紛らせてくれていたのがこちら。
Aria Pro II のPE-480です。
先日GRGを購入したばかりなのですが、見た目とスペックと値段で一目ぼれして買ってしまいました。
PEといっても一番安い中国製造のモデルなので、PEラブな方々からすると、「そんなのPEとは名ばかりでPEではない」だとか言われそうですが、
「ハイハイ、お帰りはあちらですよ~」
って感じです。
そもそもPEはヘッドが細長~いデザインなのですが、私はあの形が80年代の当時からずっと大嫌い!(笑)確かAria Pro II って当時は他のモデル(CSやRS)でも同じヘッド形状だったと記憶しています。
それが Aria Pro IIのデザインの特徴だということでしょうが、嫌いなものは嫌い。大嫌い。
先日MAシリーズをいじっていましたが、あの6連ペグのヘッドデザインも実はずっと嫌いで、結局Aria Pro IIのデザインは私の好みにことごとく合わないんでしょうね。
そんな些細なことが私がギターを弾き始めて40年、ずっとAria Pro IIのギターを毛嫌いしていた理由なのです。
さて、今回購入したPEのヘッドはというと、
大嫌いな細長ヘッドじゃありません(笑)
あの形ってたぶんこちらよりも加工の手間がかかるんでしょうね。コストカット万歳!
ヘッドの形への異常なこだわりは一旦置いておいて、これまでPEには全く興味がなかったということはなくむしろ欲しいなぁと思っていた方です。
PEの特徴はやっぱりこの大胆なヒール加工と美しいボディのカーブ加工ですよね。
レスポール系のギターはどうしてもハイポジションが弾きづらいのですが、このカットのおかげでハイポジションの弾きづらさは一気に解決!
Gibson系の最近のModernモデルなど若干ヒールカットがされているものもありますが、
(こういうのね。)
それらとは弾きやすさは比較にならないですよ。
恐らくヒールカットがされていないストラトよりも弾きやすいと思います。
このヒールカットは先ほどの写真のように今回購入した最廉価モデルにもしっかりと採用されています。
コストカットだからといってこれを採用しなかったらPEじゃないと思うので。
ネック裏はオイルフィニッシュとかじゃなくグロス塗装で私好み。
ネックは3Pのメイプルでウォルナットを挟んで2本のラインが出ています。
ヒールカットだけじゃなく、薄めのボディやボディバックのコンター加工も弾きやすさにおおいに貢献しています。
(国内生産の上位モデルはカーブ加工がもっとやばいですけどね)
ペグはロック式ではないですがグローバー製のものが使用されておりチューニングは安定。
ピックアップにはClassic Power CPH-1Cというアルニコ5のものがフロント・リア共に搭載されており、各ピックアップ毎にシリーズ・パラレルの切り替えができるミニスイッチが付いています。
海外生産の廉価モデルということでコストカットのため簡略化されているところや多少雑な処理になっている所もあるにはあるのですが、私的には許容範囲です。
マホボディにキルトメイプルが貼ってあって若干高級感もあるし、付属のケースも肉厚でネックホルダーがついた割とマシなものが付属して、3万円台中盤で購入できるんですから文句ないでしょう。
Aria Pro II といえば廉価ブランドにBlitzがあって、そちらのレスポールもお値段の割にはクオリティが高いのですが、そちらよりもさらにクオリティもスペックも上な感じですかね。
レスポール系が欲しいのだけどという初心者さんには予算をあと5000円位上乗せできるのなら絶対にこちらをオススメします。
ちょっと気に入ってしまったので、
ピンクかブルーのカラーをもう1本購入して少し改造するのも良いなぁと思ってみたり。
記事書いている時に楽天でPE-480の価格調べてみましたが、7万とか8万で売っている(しかも新古品か中古)ショップ、あれ何なんですかね?
同じショップのギターを何本かみてみましたが、新品最安値の大体2倍の値段。
まぁ楽器の事よく知りもしないただの転売屋なんでしょうけど、こんなのがいるから最近は中古ギターを適切な値段で買えなくなってきてるのですよ。
ここでそれらのショップを晒すと逆に営業妨害だとか言われそうなのでしませんが、消えてなくなればいいのに。
皆さんはこんな悪徳ショップに騙されませんよう。