極寒の工房なのですが、深夜は特に冷え込みます。
電気ストーブを持ち込んでなんとか頑張っています。
Ibanez RGとJuno LPの改良の方はボチボチやっていますが、新たなものも欲しかったので、手持ちのボディと余っているパーツで1本できないかなと。
レギュラー24Fのネックは手持ちがあるのですが、22Fはないのでヤフオクを物色。
余っているボディはYAMAHA製のディンキータイプなのでできればYAMAHAのネックが欲しい所だったのですが、どれもなかなか良いお値段。
よくある事なのですが、ネック単体購入よりも本体丸ごとの方が安い場合もあるので本体も検索してみたら使えそうなのを発見。2,322円で落札。
届きました!
左が今回落札したもの。右が余っているボディ。
今回はネックとその他の部品取りなのでその前提で見ていきます。
上から~
多少の塗装欠けはタッチアップすれば良いので気にしない。
ペグは少し錆が出ているところがあるので錆取りして磨けばまだまだ使える!
ネックのチェック。
フレットは古いギターの割には減ってない感じですが少しくぼみもあるので擦ります。
指板は汚れてはいますが致命的な傷も減りもないので磨けば問題なし。
ナットは例によってTUSKに交換します。
ネック裏はこんな感じで擦れています。
薄い塗装とかオイルだとネック裏はどうしてもこうなっちゃうんですかね?(私はテカテカ派)
ネック裏は全体的に一度ペーパーかけて塗装を落としてリフィニッシュしようと思っています。
あと、ネックの反りは少し順反りはしていますが問題ないレベル。
やっぱりこの時期(80年代後半)の国産って質が良いんですかね?あまり悪いネックにあたったことがない。
ブリッジきったねー!
埃や毛髪らしきものが堆積しています。後で分解してわかったのですが、プレートに堆積した埃を取り除いたらその下に結構な錆が隠れていました。
実はYAHAMAギターのゴールドのブリッジプレートは1つ予備があるので、錆取りしてもあまりきれいじゃなかったら取り替えます。(サドルも同様)
コントロールキャビティ開けてみた。
外したボディと余っているボディを並べて比較してみました。
ネックポケットにスタンプしてある日付は、今回入手した方が「870107」、手持ちの方が「870508」となっています。
破損具合では手持ちの方が若干マシな気がしますがどっちもどっちって感じですねぇ。
寒い時期なのであまりやりたくないのですが両方とも一度塗装全部剥がしてからどちらを使うか決める事になるかも。
そして、全バラ。
ただし、経年劣化していてボディに張り付いてしまうので代替の何かを探さないといけないです。
初期のパシフィカにもこのピックアップが搭載されていたみたいです。
センターの方の抵抗値は5.7位でした。
ハイパワーのPUだとVOXのamPlugで音出しするとつぶれた音になることが多いのですが、こちらだとちょうどいい感じでした。