久しぶりにアニマルについて書こうかなと思います。
先日、私の家の子と同じフクロモモンガのアニマルヒーリングをお受けしました。
事前のお話ですと、病気も無さそうだなと思っていましたが、心の何かがあるので、そこでお役に立てるのかと。
その子（男の子でジュピ君）は、けっこうビビリ屋さんで、ケージから出ると泡を吐いて尻尾を振り回すので、あまり外に出してあげられないんだそうです。
病気なのかな？メンタル的に何かあるのかな？って思ったそうです。
写真を先にいただいていたのでチラリと遠隔で覗いてみると、お母様がナイーブな子でした。
ペットショップで親と離された時、まだ結構小さかったようで、少し人間に不信感と親と離された不安感がありました。
クライアントさんはとても優しい方で、とても可愛がって育てたのですが、子供が産まれた時に、自分も子供から離されると恐怖を感じて
人間に隠しながら育てたようです。
ベビーちゃんが出て来てビックリなさったようですよ。
我が家は直ぐ見つけられるので、よっぽど上手く隠したのでしょうね。
ジュピ君はお母さんの言いつけを守って、充分警戒しながら生きていたようです。
「僕、ちゃんとママ（フクロモモンガの）の言いつけを守っているんだよ。いい子だよ。」
これが写真を通して彼から伝わった最初のものでした。
実際Skypeで会った時、小さな籠の中でのセッションでした。
私が心で話しかけると、自分の周りを探すようにキョロキョロして、方向が分かるとカメラ目線でずっとお話出来ました。
本当はそんなにじっとしない子らしいです。
彼から聞いたのは
「僕ね、ママ（モモンガの）のいう事ちゃんと聞いてたよ。だからね、ケージでいい子してたんだ。でもね、本当はみんなともっと遊びたかったの。
僕ね家族が欲しんんだよ。僕の事分かってくれて僕と一緒に居てくれる家族が欲しんだ。淋しかったんだよ。脱走してお兄ちゃん（クライアントの息子さん）のとこに行ったのも、お兄ちゃんは僕の事分かってくれたからなんだ。それに僕の事必要としてたんだよ。僕の気持ちもきっとわかってくれるから、いつも行ってたの。僕、お兄ちゃん大好きなんだ。」
だいたいこんな感じでした。
その後、お兄ちゃんのお部屋で遊ばせる事をするようになってから、自己主張をするようになり元気で遊ぶそうです。
もう、泡を吐いたり怖がらなくなったようです。
クライアントさんの愛を受けていて、性格的には曲がっていず、本当に真っ直ぐでキラキラした目の男の子、ジュピ君。
クライアントさんは、ジュピ君が怖がっているのかと、ケージに戻してあげていました。
とても可愛がっていたのですが、一緒に上手く遊べないことが気にかかり、泡も病気かと思っていた様です。
クライアントさんの愛は沢山あったので、ジュピ君も素直にケージで遊んでいたのです。
ジュピ君は本当は遊びたかった。でも、モモンガのママからの忠告で、少し人間に対し慎重になっていました。
また、外は怖いのかなと思っていました。でも、自分以外の子が問題なく出ていくので、自分でも克服しようと思うんだけど・・・
慣れる前に、ケージに戻るのでチャレンジできなかったようです。
ここで思いが少しだけズレてしまいました。
お互いに愛は有ったのですが少しのズレで、勘違いが起きていたのですね。
動物のシグナルで、飼い主さんは精一杯の対処を考えます。
動物も個性があり、怖がりの子、積極的な子、色々居るわけです。
そこで、今回のクライアントさんは、もしかして今の対応ではいけないのか？何か勘違いが起きているのか？
と感じ取ってご連絡をいただきました。
本のちょっとの時間で、勘違いの糸がほぐれたら、とってもいい感じで遊べてお互いに幸せになっています。
ジュピ君は大好きなお兄ちゃんと一緒に男同士の付き合いが出来て楽しく、自信を持ってのびのび遊んでいるそうです。
私はとても嬉しく思いました。
私の脳裏に浮かぶ映像は、ジュピ君の活発な動きと、お兄ちゃんにポーンと飛びつく感じ。
嬉しそうなエネルギー。
幸せを感じます。
幸せ。自由。
私は心より、私自身も幸せのお裾分けを感謝しています。
相乗効果なんですね。
さあ、次はどんな子と話せるんだろう？
動物たちの美しい目にいつも魅了されます。
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