Dandelion・Fluffです。
気楽なお話しばかり続いていますが、もっと「真面目にやれ!」とは
言われていませんが、少しは専門的要素を書こうかなと思います。
たまに、書きますので、頭が痛くならない範囲で
読んでくださいね!
心理の動きの方の解釈の1つをお話しします。
とかく苦しみや悲しみ、苦痛を感じている人の考え方は
硬直化しやすく、歪みも生じます。
これを紐解くのに以下の流れがあります。
中核信念(スキーマ)
自分自身や他者、自分の周りの世界についての一定概念、
例えば親などに「お前は頭が悪い子供だよ」などと日常言われていて、
自分では気づかぬうちに「自分は頭が悪い」と刷り込みされているもの。
基本的概念
それを基本に、さらに進んだ捉え方
媒介信念
「頭が悪い」に対して「頭が悪いなんて、情けない」「自分は駄目な人間」「頭が悪いから、常に勉強しなければならない」などと、
もう一歩踏み込んだ考え方に発展します。
そして、更にそれは下記の様になります。
自動思考
中核信念や媒介信念を経て自然に出て来る観念。
物事が起きた時に、瞬時に捉えている考え方です。
例えば「頭が悪い」→「私は頭が悪いから人の何倍も勉強しなければ、何事も出来ない」→無理して倒れたら「私は頭が悪いから勉強も出来ないし、身体も悪くなる。何をやっても駄目な人間なんだ」
のように瞬時に感じて落ち込み、自分を責め始めます。
これは、瞬時に誰しもが行っている概念で、
大抵の場合、ここからマイナス思考が始まります。
心理カウンセリングは、ここに着目して、
この概念が本当に正しいものかを共に考えていきます。
この概念のメリットデメリットをあげて、
また、その概念から来る考え方の根拠を追います。
1つ1つの実例から紐解くと、その人の思い癖にも自覚出来き
根拠の無い不安を取り除くアプローチの仕方を確立していくことになります。
1人では、ここに気づけないかもしれませんね!
幼少からの環境から知らず知らずに出来上がったものですから。
まして、親御さんが悪意を持って言葉を発した訳ではありませんし。
日本語の中にはマイナス言語で愛情を現すものも有りますよね。
「まったくもぉ。この子ったら馬鹿なんだからぁ~」って言ったとします。
ニュアンスによっては可愛くて仕方ない愛情の言葉だったり
しますよね。
日本人は照れ屋さんで、面と向かってポジティブな言葉が言えない人種でもあります。
旦那さんや奥さんに、「愛してる」なんてあまり言って貰えませんよね!
外国では、相手が家族、友人でさえ「愛してるよ」なんて当たり前に言います。ハグしたり、キスしたり。
こんなポジティブな言葉の文化が無い日本人。 言葉のニュアンスまで正確に受け取れない幼少の頃には、間違って捉えたりも多いと思います。言わなくたって!なんてよく言いますが、言った方がいいと思いますよ!
本題に戻りますが、そんな些細な基本的概念から、
人生の様々なポイントでの考え方は起きるわけです。
やり方さえコツを掴めば簡単。
でも、意識無く出来上がったものなので、悩んだらカウンセリングを受けてみるのも、早く苦しみから逃れる方法かと思います。
宜しければご連絡ください。
Skypeによるカウンセリング開始を準備しています!
特別にこのブログを読んでいる方には、
オープン前にも、お受けします。