夏休みの宿題で、大きいのは、自由研究!
私は夏休み宿題なんていらないと思ってましたが、うちの市含め、多くの地区では、科学作品展ってなものが、夏休み明けにあったりして、そこへの学校代表の作品をあげないといけないため、学校側としては、宿題にして作品を集めないといけないわけなんです。とくに、中学になると、それが二学期の成績にも加味されることが多く。親御さんが一生懸命になられたりして、、、なんか、違うような気がしますが、昔っから、夏休みの宿題は、親の宿題みたいになってる日本の学校
なかなか、変わりませんね。もう、文化みたいになっちゃってる。
 わたしが、小学校や中学校で理科の教師をしていたときもやっぱり宿題として出してました。そして、その中から、学校代表作を選ぶという責任ある立場で数多くの作品を見てきました。
 親が手伝っている作品はすぐわかります。なので、夏休み明け最初の何時間かの授業で、作品発表会をしました。そこで、研究について語ることができたら、親が手伝っていても出品しました。
夏休み、親子で頑張ったんやなとなんかほのぼのしたものを感じます。
 自由研究の宿題がなかったら、この親子の共同作業もなかったんですもんね。とくに、中学生くらいになれば、なかなか、親と一緒になんかすることはないですもん。だから、親の助けは肯定的に受け止めてました。
 もちろん、自分でつたないけれども工夫して頑張ってる子には、アドバイスして、やり直してもらって、出品することも多いです。

 わたしも、三人の子の自由研究、やっぱり、手助けしてきました。本人がいってくるまで、ほってたこともありましたが、それぞれのテーマかんがえたり、アプローチするのは、やっぱり、大変でした。ものすごい、ストレスでした!
だから、すこしでも、何かのヒントになればと、夏休みサマースクールや自宅教室で研究につながるような講座をさせてもらっています。

 前半は地元の公民館2つで
『身近な酸とアルカリの実験』の講座をさせてもらいました。私がいちばん楽しんでたかも!
科学実験をして、わあーっ!とか、たのしーとか子どもたちの目がネキラキラしてくるのをあじわうことは、ほんと、これ、たまらないよろこびなんです。
こどもたちは、とっても純粋で目が澄んでる。その目でこれから、いろんな世界を見てほしい!そう願いながら、私が伝えられることを伝えられるだけ伝えさせてもらいました。

紫キャベツを刻んで、ひたひたの水で沸騰してから二分ほどゆでてこします。

そしてできた紫色の指示薬を身近なものを溶かした液体にいれていきます。

紫キャベツを選んだのは、一番たくさんの色を発色してくれるから、、、子どもたちがきれー!って感動してくれた。他にも、赤紫蘇、赤い花ビラ
黒豆の煮汁、いろいろできる。


もちろん、炊いた後の紫キャベツは、
お酢とお塩で味付けして食べました。、。。

発砲実験

紫芋の粉をいれてやくと、、、
あら、不思議みるみる、色がかわっていく
この反応は中学で勉強するよ
レモン汁をいれると、ピンクのままだよ

こーんな、きもちわるい目玉焼きも‼️

中学でよく使うBTBの指示薬つかって、中和の実験をしました。中性でとめるのむつかしいね。でも、マジックみたいでたのしー!
この指示薬みんなにプレゼントしました‼️おうちでもできるね。
こうして、色がパット変わったり、酸性のものは、すっぱいことを、梅干しを食べて感じたり、アルカリは手がぬるぬるすることを感じたり、、、こういう体験をたくさんしていると、中学や高校で習ったときもおぼえていて深く学べる楽しく学べる‼子どもたちには五感でかんじておいてほしいなあと思ってます。

後半は葉脈標本作りです。また、レポートしますね。