大学院進学を考えている学部生が実習等を通して大学の雰囲気に触れることができるスプリングセミナー(3/1,2開催)があったのでちょっとお手伝い(どちらかというと興味本位だったり。。。).
今年の参加者は例年に比べて学部時に画像処理を勉強している学生が多かったせいか,1日目にして用意していた課題が結構進んでしまったということなので,急遽応用編を考えることに.なので,研究室内で局所的に流行っているGoogle Earth APIで遊ぶというネタを受講生である学部生にバレないよう3時間黙々と頑張ってみる(といってもあまり難しくならない程度に難易度を抑えつつ。。。).
ということで,カメラで文字を書いたマーカーを撮影し,マーカー内の文字認識を行い,Google Earthを使ってマーカーが示す場所に移動するというアプリをざっくりと作ってみた(ARToolKitは使わない!).
図1. アプリ処理内容
結果等の詳細は,こちら
2値化
輪郭線抽出
輪郭線の多角形近似
辺の数が4となる領域をマーカー領域として残す
マーカー領域のコーナー位置よりマーカーの傾きを計算
傾き情報を用いてアフィン変換(傾き補正)
テンプレートマッチングにより文字認識
認識結果をGoogle Earthに渡す
今年の参加者は例年に比べて学部時に画像処理を勉強している学生が多かったせいか,1日目にして用意していた課題が結構進んでしまったということなので,急遽応用編を考えることに.なので,研究室内で局所的に流行っているGoogle Earth APIで遊ぶというネタを受講生である学部生にバレないよう3時間黙々と頑張ってみる(といってもあまり難しくならない程度に難易度を抑えつつ。。。).
ということで,カメラで文字を書いたマーカーを撮影し,マーカー内の文字認識を行い,Google Earthを使ってマーカーが示す場所に移動するというアプリをざっくりと作ってみた(ARToolKitは使わない!).

図1. アプリ処理内容
結果等の詳細は,こちら
アルゴリズムとしては,
と画像処理の基礎アルゴリズムの詰め合わせみたいな構成になっていて,そんなに難しくないので,学部生向けのちょっとした演習程度には使えそう.
それにしても,単純に画像処理の結果を渡すだけで,それなりに見栄えがする(といっても所要時間3時間なりですが。。。)アプリが出来るのは,それだけGoogle Earthが良く出来ているおかげなわけで。。。 やっぱり,Googleってスゴイなぁ(遠い目)