ロコモティブシンドロームになる原因

ロコモが「寝たきり」「要介護」を引き起こす原因に

ロコモティブシンドロームとは、通称ロコモと呼ばれ、骨・関節・筋肉などの運動器(ロコモティブオーガン)の障害のために、日常生活に必要な「体を動かす能力」が低下し、生活の自立度が下がる状態のことをいいます。このような状態で、何も対処しないと、要支援・要介護状態になる恐れがあります。

ロコモになる原因としては大きく分けて「運動器自体の疾患」と「加齢に伴う運動器機能不全」があるとされています。ロコモ状態になると、日常生活における自立度が下がり要介護や寝たきりになってしまうだけでなく、家に引きこもりがちになってしまうことが多いため、メタボリックシンドロームや認知症を引き起こす可能性も高くなります。

厚生労働省が毎年実施している「国民生活基礎調査」を見てみると、要支援・要介護の原因として関節疾患や骨折・転倒といった運動器障害が原因となっている人の割合は実に5人に1人。脳卒中と同じくらい要介護状態を引き起こす要因となっているのです。特に、要支援の段階ではこの傾向が強く、介護が必要になる生活への入口としてロコモがあると考えておいた方がよさそうです。

 

ロコモになる可能性のある人とは?

◎まずはロコモではないかチェックしてみよう!

ロコモで何と言っても怖いのは、高齢者だけでなく、早い人では40歳くらいから始まること。高齢者ではないから安心、ということがないという点です。東京大学が行った調査によると、ロコモの原因となる偏見性関節症や骨粗しょう症のある人は、全国で4700万人もいると推計されています。誰にでも起こりうるロコモだからこそ、「自分は大丈夫だろう」という無用の自信はロコモ予防への取り組みを妨げてしまうことになりかねません。

日本整形外科学会では誰でも簡単にロコモ診断ができる「ロコモかどうかのチェックポイント」を7点挙げています。これらはバランスの能力や筋力、歩行能力や持久力をチェックするもので、1つでも当てはまればロコモの心配があると考えられます。

 

上記のチェックリストとご自身の状況を照らし合わせてみて、「ロコモティブシンドロームかな?」と思ったら、まずは整形外科医で正しい診断を受け、ロコモ予防や改善にすぐに取りかかりましょう。

 

ロコモ予防や改善のための方法とは?

◎適度な運動と健康的な食生活を継続的に

ロコモを予防するためには適度な運動と食生活の改善が何と言っても大切です。ロコモ予防のためには、その人の年齢や日々の生活習慣、どのくらい運動できるかなどによってできることも少しずつ変わってきます。

例えば、30代、40代の介護とは一見無関係のように思える年代の人も、週に2回以上運動をする習慣がないと将来ロコモになってしまうリスクが高いと言われています。年齢を重ねて、腰痛や膝痛などの悩みを抱えている方も「ロコモ」予備軍である可能性が高いですから、しっかりとした予防対策が必要です。

先ほど、ロコモ予防には運動と食事が大切と言ったのは、筋肉を鍛えるための運動と、筋肉を作るための健康な食生活がとても深く関係しているからです。これさえやれば大丈夫!というような杓子定規的な予防方法はありませんから、ご自身の状況に合わせて運動習慣と健康的な食生活を続けることが大切になってくるのです。

 

ロコモティブシンドローム普段聞きなれない言葉です、だからこそ理解していずれ来る高齢者になった時に寝たきりにならないように今から予防していきましょう。

次回はロコモにならない予防などについてお知らせします。

 

 

 

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