2006年から認知症短期集中リハビリテーションの導入も取り入れられた

 

充実した医療職・リハビリ専門職の配置によって医学的ケアやリハビリテーションプログラムの提供が大きな特徴といえる老健では、2006年から新たなリハビリテーションのひとつとして認知症患者向けの「認知症短期集中リハビリテーション」の提供を始めています。/span>

当初は軽度患者のみだった対象も、2009年には中等度・重度患者にも対象が広げられ、認知症の中核症状およびBPSD(認知症の行動・心理症状)改善に向けたリハビリが受けられるようになっています。

全ての老健で提供しているわけではありませんが医師もしくは医師の指示を受けた理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によって3ケ月間の集中リハビリが行われるこのプログラム。

1週間につき3日以上、1回20分以上の個別リハビリを実施するものであり老健が認知症患者の在宅復帰を促す拠点として機能しはじめていることがわかります。

入所、デイケアいずれでも利用できる「認知症短期集中リハビリテーション」ですが、実際に受ける為には入所の場合〝入所日もしくは通所開始日から起算して3ケ月以内の期間に行うこと〟〝医師がリハビリテーションによって生活機能の改善が見込まれると判断されていること〟などが実施するための条件となっていますので、事前にご自身・ご家族が利用対象として当てはまるかどうかの確認が必要です。

 

課題の残る看取りケア

 

あくまでも在宅復帰を目的としている老健は、運営上も在宅復帰率が大切な数字となっていることから、ターミナルケアに対する姿勢はそれほど積極的ではありません。

しかしながら、医療ケア体制が充実していることなどを理由に一定の看取りに対するニーズがあることも確かで、看取りケアに対してどういった姿勢・方針を持っているかは老健ごとに多少違ってきます。

「公益社団法人 全国老人保健施設協会」が行った2011年度の調査では、全国の介護老人保健施設に対するアンケートで「ターミナルケアは老健施設の役割である」と考えている施設が全体の4割程存在していることが報告されています。

 

*ターミナルケア、大変デリケートで難しいことです高齢者にとって在宅、高齢者施設どこにいても避けられない問題です。高齢者施設の最後にお知らせします

なお、もっと早くお知りになりたい方はメールにてお問合せ下さい。

 

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