早期発見・早期治療のために抑えておきたい認知症の傾向と特徴
認知症の治療法は未知です、でも早期発見が重要です。
早期に発見して治療を始めることで、その進行を食い止めるのが重要。介護者の苦労を軽減させられるようになることはもちろん、一番つらい思いをしている要介護者にとっても、早期発見・早期治療が大切なのです。
そこで、認知症別の傾向と症状について、以下の表にまとめてみました。早期発見のために是非、役立てください。
<認知症の早期発見のヒントとなる具体的な症状>
症状
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具体例
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感情障害 ➡
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周囲の空気を読むことができなくなり、その場に合わせた対応ができなくなる。
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うつ ➡
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認知症への不安や戸惑いから、ふさぎ込むなどうつ病のような症状が出る。
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暴力・暴力 ➡
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不安や戸惑い、また記憶力の低下によってイライラして暴言を発したり、暴力をふるったりしてしまう。
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幻視・幻聴 ➡
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現実にない人や物が見えたり、また会話が聞こえたりする。
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ただ注意しなければならないのは、認知症とは関係なく、加齢によってうつ病を引き起こす高齢者も。うつ病によって一時的に記憶力や判断力が低下することと認知症とは、当然ですが異なるのですが、その違いを見抜くことは専門家でも難しいとされています。
また、例えば大きな手術をしたことが原因で脳に機能障害が発生すると、それが原因でせん妄(意識障害)の症状を引き起こすこともあり、これもまた認知症とは異なります。
原因が異なれば、対策や服用する薬も変わってくるので注意が必要です。最初から認知症を疑ってかかるのではなく、また決して自己判断するのではなく、専門家となる医師の判断も仰ぎ、総合的に判断するようにしてください。
認知症は進行していきます治る病気ではありません。
このことを、忘れないでください。
認知症は介護者も要介護者も辛いのです、早期発見が要介護者の穏やかな日々を送ることに繋がります、必然的に介護者も緩やかに認知症を受け入れて行くことが出来るのです。
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介護専門カウンセリング 岩間 こずえ