岩手県盛岡市鉈屋町にある、もりおか町家物語館にて、
5月6日までダンボール迷路が設置されていました。
ダンボール迷路セットを販売している企業も増えていますが、
今回ご紹介する迷路は、すべて手作りであるというのが特徴です。
展示場所は、大正蔵2階にある「時空(とき)の展示室」でした。
建物名だけでなく、部屋の名前も素敵です。
そして、迷路のテーマは「森の中」。
ダンボールの壁一面に、きのこや植物、
童話に登場する小人などがシルエットで描かれ、
空中には、はらぺこあおむしを模した
バルーンアートが吊るされるというこだわりぶりです。
壁の高さは、大人であれば俯瞰的に見ることができるものの、
小学生低学年の平均身長を基準にすると、
完全なる迷路として楽しめるものとなっています。
また、迷路にはテーマだけでなく、
チェックポイントが設けられており、
スタンプを集めるというミッションも設けられていました。
スタンプをすべて集めた際に何があるのかはわかりませんが、
スタンプ帳が埋まる特別感を味わえたことでしょう。
今回の迷路が設置された建物は、
もともとは地域の歴史博物館です。
大正時代に建てられた建物で、
登録有形文化財となっているそうです。