面白い内容です。
なんという皮肉……
民主党議員の「暴力行為」が、集団的自衛権の必要性を証明してしまった!
高橋 洋一
現代ビジネス 9月21日(月)
「ルール違反」を連発した民主党
19日未明、安保法案が成立した。
長時間の演説で議事進行を妨害する「フィリバスター」や投票を遅らせる「牛歩」はルール違反であり、見ていて嫌悪を感じた人も多かっただろう。
参院第一委員会室における乱闘も無様だった。
岡田克也・民主党代表は、「あらゆる手段で阻止する」と語っていたが、議会乱闘も含まれていたのかと邪推してしまう。
国会内での議会乱闘について、今の制度は寛容だ。
憲法50条では「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない」とされ、国会法33条で「各議院の議員は、院外における現行犯罪の場合を除いては、会期中その院の許諾がなければ逮捕されない」と規定している。
このため、国会内で暴行罪に問われるような議会乱闘をおこしても、現行犯でも逮捕されない。
今日のコラムで取り上げるのは、次の二つの「事件」である。
いずれも、具体的な議会乱闘だ。
議事進行や討論などでは意見の対立はあってもいいが、議論以前の「暴力」という問題だ。
リンクした映像もインターネットで簡単に入手でき、今や国民はすぐに知ることができる。
まず、これらを確認してもらいたい。
1.津田弥太郎参院議員の暴行疑惑
https://www.youtube.com/watch?v=gQ1n09Mmqmc
2.小西洋之参院議員のダイブ
https://www.youtube.com/watch?v=pMMpiZOaAS8
1.津田弥太郎参院議員の暴行疑惑については、産経新聞が18日に報じていた。
産経新聞の報道は、上の映像で確認できる。
被害にあった大沼瑞穂氏(自民党)は、国際法で有名な大沼保昭先生のお嬢さん。
華奢な人なので、後ろから不意に男の人に暴力を受けたらひとたまりもない。
暴行を加えたとされる津田弥太郎氏は、「関係ない」といっている。
20日放送のNHK日曜討論で、和田政宗氏(次世代の党)が言及し、民主党に対して抗議した。
それに対して、辻元清美氏(民主党)は、議員運営委員会で対応すると話していた。
これは、国民を欺く「そらし論法」だ。
正しくは、議員運営委員会の話ではなく、懲罰委員会が対応すべき問題だ。
国会議員への不逮捕特権があるので、国会内の暴力問題に対処できるところは、懲罰委員会以外にないからだ。
谷垣禎一・自民党幹事長は、懲罰動議も検討しているという。
この連休明けにも、そうした動きは出てくるだろう。
筆者のところには、民主党支持者とおぼしき人から、「安保法案の採決の強引さに比べればマイナーなことである」など、暴力肯定ともとれる意見も寄せられているが、戦争法案反対としながら、公然と暴力行為をするのはおかしいといわざるをえない。
民主党に学ぶ集団的自衛権
2.小西洋之参院議員のダイブについては、ちょっと不謹慎かもしれないが、この乱闘は、集団的自衛権を説明するのに好都合だと思った。
本コラムの読者であれば、筆者が、国家の集団的自衛権を個人における正当防衛と対比して説明しているのをご存じだろう。
刑法で正当防衛を定めた第36条では、「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」(第1項)とされ、「他人の権利を防衛する」がある。英語でいえば、自衛も正当防衛もまったく同じ言葉(self-defense)である。
自国のための自衛を個別的自衛権、他国のための自衛(他衛)を集団的自衛権という。
両者は一体になって自衛である。
詳しくは、2014年5月19日の本コラム(「飼い主を守る猫」でも行使する「集団的自衛権」に反対するマスコミの国際感覚の欠如)をご覧いただきたい。
そこで、筆者はツイッターで、
「民主党小西洋之氏の鴻池委員長に対する攻撃。
自民党佐藤正久理事の拳。
佐藤理事は鴻池委員長の防衛のためで『他衛』。
やはり集団的自衛権は必要だ笑」
とつぶやいた。
ネットの上では、次の画像もたくさんでている。
これは、一つの画像で、ぴったり集団的自衛権を言い表している。
民主党は、佐藤正久氏(自民党)の拳が暴力と言うだろう。
動画を見れば、鴻池氏を守るための「正当防衛」であるが、民主党では集団的自衛権を否定している人も多いので、他人を守るのは「正当防衛」ではないというロジックになるからだ。
旧社会党とまったく一緒!
津田弥太郎氏への懲罰動議が出されたとき、佐藤正久氏への懲罰動議も民主党は出せばよい。
二つの動画をみれば、津田弥太郎氏のそれは国会外であれば暴行罪に問われる内容だが、佐藤正久氏は国会外であっても正当防衛になることがわかる。
この国会での議場乱闘でもわかるように、もし集団的自衛権を求めないと、数の暴力で簡単にやられてしまう。
佐藤氏が拳を出さなければ、小西氏の鴻池氏への攻撃は成功し、民主党は物理的に議場を制圧できたかもしれない。
幸いにも、佐藤氏そのほかの自民党議員が、鴻池氏を守ったので、やっとのことで安保法案が特別委員会で採択された。
民主党は、安保法案が成立すると「戦争に巻き込まれる」という反対論を展開していた。
この議論は、60年安保の時にも、当時の社会党が同じ反対論を張っていた。
60年安保では、ソ連国家保安委員会(KGB)工作員などが日米安保改定阻止のために、日本国内でマスコミなどに工作活動したことが知られている。
社会党や労働組合等にはソ連のスパイが多数入り込んでいたことも知られている。
そして、日米安保条約が改定されると、アメリカの戦争に巻き込まれる、と当時の社会党は主張していた。
ちなみに、国会議事録で、発言者を岸信介として、「戦争に巻き込まれる」と検索すると、28件がヒットする。
このロジックは、当時日米安保改定に反対していたソ連が主張していたものとほぼ同じだ。
そして、社会党は日米安保条約の破棄を求めていた。
当時の岸首相は、日本が戦争に巻き込まれることはないと繰り返し答弁していた。
60年の安保改定以降、歴史はどうなったのか。
岸首相のいうとおり、日本は戦争に巻き込まれることはなかった。
日米安保条約は、しっかり抑止力を発揮して、日本を平和に保ってきた。
その当時、日米安保条約を破棄していたら、どうなっただろうか。
中国の対外進出を考えれば、尖閣諸島の領有権は危なかっただろう。
なにより、その当時反対論をリードした社会党は、その34年後の村山政権で、安保条約も自衛隊も認めて、結果として安保闘争は間違ったと自ら認め、政治の表舞台から消えた。
このままでは、民主党も「歴史は繰り返す」ということになりかねない。
「抑止論」は確かにわかりにくいが…
1.津田弥太郎参院議員の暴行疑惑については、民主党自ら、集団的自衛権を認めると、戦争に巻き込まれるという事例をいいたかったのかと、邪推してしまう。
たしかに大沼氏は、大混乱となった委員長席周辺という「戦場」にほど遠い通路にいた。
ところが、不意に後ろから津田氏の攻撃を受けてしまった。
この意味では、「戦争に巻き込まれた」のである。
もし、近くに自民党議員でもいれば、佐藤氏と同様に「正当防衛」で大沼氏を守っただろうが、実際には大沼氏への攻撃もわからなかったようだ。
しかし、大沼氏は自民党議員なので、自民党も黙っていないはずだ。
この点は、自民党が安保法案のメリットとして主張した「抑止論」の説明に役立つ。
「抑止論」は抽象的でわかりにくい。
集団的自衛権を行使すると、その集団に相手は攻撃しなくなるので、戦争になりにくいという話だ。
しかし、相手によっては、どのように反撃されるかを理解せずに、攻撃してくることもある。
その場合、相手を徹底的に叩くことによって、二度と攻撃しないように学習させるわけだ。
大沼氏に攻撃した津田氏がその例だ。
津田氏は、近くに自民党議員がいなかったか、大沼氏が女性で反撃できないことを知っていて、大沼氏を攻撃したのだろう。
そうした輩には、徹底的な反撃をすることでわからせ、二度とできないようにするのだ。
大沼氏の個別的な反撃ではなく、同盟をしている自民党による反撃である。
辻元氏は、議運でしっかり調査するとテレビで話していたが、調査すべき舞台は議運ではなく、懲罰委員会で、である。
津田氏の暴行疑惑は明白なので、議長が職権または自民党議員が懲罰動議を提出することで、懲罰委員会に付託される。
懲罰の種類は、公開議場における戒告、公開議場における陳謝、一定期間の登院停止、除名がある。
「抑止論」はたしかにわかりにくい。
筆者は、本コラムにおいて過去の戦争データから、集団的自衛権が同盟強化になるので、最大40%の戦争リスクを減らすと説明してきた(2015年7月20日付け本コラム「集団的自衛権巡る愚論に終止符を打つ! 戦争を防ぐための「平和の五要件」を教えよう」)。
この議論も歴史データとはいえ、専門家以外の人にとっては、わかりにくいだろう。
しかし、津田氏の暴行はわかりやすい例になる。
津田氏に懲罰が出された時、津田氏に今後暴行を起こすかどうかを是非聞いたらいいだろう。
少しでも反省していれば、それは懲罰が「抑止力」になっていることを示しているはずだ。
いくら何でも、またやりますとはいわないはずだ。
なかなか示唆に富む見方ですね。
ただこの種の議論によく出てくる、「日米安保のおかげで戦後の日本は戦争に巻き込まれることはなかった」という認識は、「平和憲法による抑止力と日米安保で戦争に巻き込まれることはなかった」ともいえるわけで、憲法と日米安保の2本の柱によって平和が維持できた、という解釈の方がより正しいのではないかと思います。
今回の安保法制との違いは、大きな柱の1本(憲法)が拡大解釈により歯止めが利かなくなった点です。
もしそれほど政府が必要だと思う法案であるなら、憲法を変える方向で正々堂々と国民的議論を進めるべきです。
前半で展開された民主党のいつもの墓穴堀りのお話には共感できましたが、「戦争巻き込まれ論」は現憲法が形骸化しつつある状況下では、やはり正しい帰結だと思います。
日本からは絶対に戦争を仕掛けられないという意味での「戦争抑止力」が今の憲法には脈々と息づいています。
個人的にはこの基本思想は引き継ぎ、深化させることが日本を含めた将来のあるべき姿ではないかと思います。
つまり、自国防衛は個別的自衛権のみに限定し、他国の紛争に関しては、現在まったく機能していない国連軍の代わりに日本と志を同じくする有志連合国で特殊精鋭部隊を創設し、紛争排除任務を行う、この部隊が将来は全世界が平和安定を委託する平和部隊として唯一存在する武装集団となる方向を目指します。
自国民を搾取・殺戮する国家(政権)や、テロリスト集団、領土的野心を隠そうとしない国などは、世界平和の安定を乱す対象として、討伐候補リストに真っ先に上がることでしょうね。
では、次の話題です。
海外のメディアがこぞって報じた日本の快挙!だそうです。
五郎丸、世界が興味津々!
キック前の“サムライおがみポーズ”
スポニチアネックス 9月21日(月)
◇ラグビーW杯イングランド大会 1次リーグB組
日本34―32南アフリカ(2015年9月19日 ブライトン)
「黄金の右」で南アフリカを失意のどん底に沈めた。
試合前の君が代では涙を流したFB五郎丸が2ゴール5PGに加え、トライも奪って計24得点。
03年オーストラリア大会の米国戦で栗原徹が記録した21得点を上回る日本代表の1試合最多得点を更新し、歓喜の瞬間を迎えた。
この勝利を「必然です。ラグビーに奇跡なんてないです」と言い切る。
後半28分、左ラインアウトから順目にパスをつないだ内側に、逆サイドウイングの松島が猛然と突進。
ゲインラインを突破すると、ラストパスを受けてW杯初出場初トライを決めた。
鮮やかなサイン一発でのスコアに「外にパスを回すと内側が 空くと分析していたが、その通りだった」。
決戦1週間前から選手一人一人が南アの防御の傾向を分析し、温めていたサインプレー。
奇跡でなく必然。
4年間の準備に加え、直前まで研究を重ねた結果が勝利に結び付いた。
キックではコンバージョンとPG、計9回中7本を決めた。
3点リードの前半10分、右利きの五郎丸には容易と思えた左中間の浅い角度のPGに失敗。
接戦の中で致命傷になりかねなかったミスキックだが「動揺は全然なかった。そのあたりも成長した部分」と言い切る。
その後は最後のコンバージョン以外、難しい角度も全て成功。
1本でも外していれば、2点差勝利はあり得なかった。
早大時代からキッカーとしても名をはせたが自信を得たのはエディージャパンとして活動し始めてからだ。
当初は好不調の波が激しかったが、荒木香織メンタルコーチ(兵庫県立大准教授)と面談。
「何となくやってきたルーティンを文字に起こし、評価することによって自分のものにした。感覚だけでやっていると、調子が落ちたときに自分を見つめ直せない」。
03年W杯でイングランドを初優勝に導いた名キッカー、ウィルキンソンに影響を受けた、両手を体の前で合わせて体をかがめる独特のルーティン。
モノマネされることも多いが、五郎丸にとってはなくてはならない成功の鍵だ。
「スコットランドも警戒してくる。簡単には勝てない」。
気を引き締めた副将の足が、再び日本に歓喜をもたらす。
ラグビーはよくわからないのですが、南アフリカは強豪国で、20回に1回勝てれば御の字くらいの相手だったようです。
クソミソ続きの森元首相にとっても、ひときわ嬉しい報せでしたね。
続いて、意気軒高な安倍総理の健康法についてです。
「安倍総理」がハマった「ハーバード発」4-7-8呼吸法〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月21日(月)
安保法案、“総裁選騒動”と、息つく暇もない日々を過ごす安倍晋三総理(60)。
体調が気になるところだが、彼は今、ある健康法にハマっている。
その名も、ハーバード発の「4-7-8呼吸法」。
息が詰まる国会を、この呼吸法で生き抜いているというのだが……。
***
9月3日、野田聖子前自民党総務会長は、55歳の誕生日を迎えたこの日も、総裁選出馬に向けて水面下で激しく動いていた。
しかし、推薦人集めは難航。
酒豪として知られ、普段は健康が売りの野田氏だが、気分がすぐれないバースデーとなったことは想像に難くない。実際、5日後、彼女は出馬断念へと追い込まれた。
一方、迎え撃つ安倍総理は、野田氏とは対照的に健康不安を指摘され続けてきたが、この日は上機嫌で「宴」に参加していた。
午後6時半過ぎから、安倍総理の応援団である鳩山邦夫元法相率いる「きさらぎ会」の懇親会に出席していたのだ。「健康」と「気分」のねじれ現象……。
何はともあれ、懇親会で挨拶した安倍総理は、こんな話を明かした。
「私は今、『4-7-8呼吸法』という健康法をやっています。
これをやると落ち着けるんですね。
この呼吸法で、国会での野党からの追及にも耐えています。
もっと前から知っていれば、私は野次を飛ばさなくても済んだかもしれない」
こう笑いを誘いながら、自らの呼吸健康法を披露してみせたのである。官邸関係者曰く、
「潰瘍性大腸炎の持病を抱え、常に健康不安説が流れる安倍さんとしては、それを一掃したい狙いもあって、自分の呼吸健康法を語ってみせたんでしょう。
なにしろ、『週刊文春』(8月27日号)では吐血報道が出たくらいですからね(安倍事務所は『全く事実無根』『悪質極まりない』と抗議)。
実際に総理を近くで見ていると、夏風邪はひいたものの、夏休みには周りが止めるなか、雨が降っているにも拘(かかわ)らずゴルフをしたりして、とりあえず今の安倍さんは健康に見えます」
いずれにせよ、安保法案の先行きに神経を尖らせる緊張状態が続くなか、我が国のリーダーは呼吸法で健康を維持しているというのだから、一体、どんなものなのか、否が応でも気になるところである。
『呼吸はだいじ』などの著書がある、帯津三敬病院(埼玉県川越市)の帯津良一名誉院長が解説する。
「『4-7-8呼吸法』は、ハーバード大出身で健康医学研究者のアンドルー・ワイル氏が20年ほど前に提唱しました。
まず口から完全に息を吐き切った後に鼻から4秒間、息を吸い、7秒間、息を止め、8秒間かけてゆっくりと口から息を吐き出す呼吸法です。
ワイル氏は、西洋医学と代替医療をあわせた統合医学のオピニオン・リーダーとして知られています」
先に紹介した懇親会での安倍総理自身の発言から、もう少しこの呼吸法について補足しておくと、
「これを最低、4回以上繰り返すと、心身ともにリラックスできる。
『4-7-8呼吸法』を修得すると、床に就いてから1分で眠ることも夢ではないみたいですね」
安倍家関係者は、
「ワイル氏が来日した際、安倍さんは食事をする機会があったそうで、その時、彼から直々に『4-7-8呼吸法』を教わり、最近、実践しているんです」
■気になる「7」
そもそも、我々が日々、生活していくにあたって、何気なくしている呼吸にどれだけ気を使うべきなのか。
一生涯で6億回から7億回もすると言われるその呼吸に関して、山野医療専門学校副校長の中原英臣氏(医学博士)が説明する。
「人間の筋肉には、意識的に動かす随意筋と無意識に動く不随意筋の2種類がありますが、呼吸は両方の側面を持っています。
普段は無意識で行っていますが、意識的に息を止めることもできる。
呼吸だけの特性とも言え、これは、呼吸が健康と深く結びついている証(あかし)と言えるでしょう」
呼吸リハビリテーションの専門家で、文京学院大学保健医療技術学部の柿崎藤泰教授が後を受ける。
「現代社会において、特に都心で暮らし、慌ただしい生活を送っている人たちの中には、浅い呼吸をしている人が多い。
ストレスなどで交感神経が刺激を受けると、呼気、つまり吐く息よりも、吸気、すなわち吸う息のほうが多くなります。
結果、長く息を吐くことができず、体内に空気が溜まる。この量を残気量と呼びますが、これが増えると苦しさを覚えると同時に、呼吸困難になる危険性が生じます」
さらに、浅い呼吸を続けると、
「呼気の不足を呼吸の回数で補おうとする。
しかし、呼吸も筋肉運動なので、回数が増えれば疲れやすくなります。
また、姿勢が悪いと背中が丸まり、お腹や胸が圧迫され、深い呼吸の妨(さまた)げとなりますが、姿勢を良くしようとすると、やはり交感神経が刺激されて、結局は浅い呼吸につながりかねない。
とにかく、『努力しないこと』が、深い呼吸をする基本です」(同)
ただ息を吸い、吐くだけのことでも、「正しい呼吸」となると意外に難しいようである。
「理想的な呼吸時間の比率は、『吸気1』に対して『呼気2』とされています。
長く息を吐くことで副交感神経が刺激され、リラックス効果が生まれて、集中力が高まるんです。
安倍総理がやられているという『4-7-8呼吸法』も、吸気と呼気の割合が1対2になっていますね」(同)
一方、呼吸法教室を開いている雪谷大塚クリニック(東京都大田区)の雨宮隆太院長は、
「息を吸うと脈が速くなり、血圧が上がる。
他方、吐くと脈は遅くなり、血圧は下がる。
したがって、息を吐く時間を長くするのは健康上、良いことです」
としながらも、
「気になるのは『7』です。
息を止めると力が入りますから、血圧が上がってしまい、いくらその後に『8』吐いても無駄なような気がするのですが……。
いずれにしても、息を長く吐くと脳内物質のセロトニンが分泌され、落ち着く効果はあるでしょうね」
■歩きながら「3呼1吸」
この「4-7-8呼吸法」に限らず、世の中には呼吸健康法が溢れている。
その一端を紹介すると、
「戦前には、『逆腹式呼吸』というものが流行(はや)りました。
普通は、息を吸うと横隔膜が下がりますが、この呼吸法は逆に横隔膜が上がり、それが健康に良いとされ広まったんです。
しかし、普通と逆のことをするわけですから、果たしてどんな効果があったのか、医学的に考えると疑問です。
さらに遡ると、明治時代には『調和道丹田呼吸法』というものが流行しました」(雨宮院長)
この調和道丹田呼吸法を今も実践しているのが前出の帯津氏だ。
「足を肩幅に開いてリラックスし、2回、息を吸って吐くことを繰り返す。
そして、3回目に上体を前に傾けながら息を吐き切る。
こうすることによって、力むことなく息を吐き出せます。こ
れが、調和道丹田呼吸法の一つであり、座った体勢でやっても効果があるのでお勧めです」
加えて帯津氏は、世間ではあまり「良い事」とはされていないある行為も、自然に息を深く吐き出せるとして推奨する。
それは、
「溜め息です。
誰でも力まずに、無意識に息を吐き切れる方法であり、人間に備わった天性の呼吸法と言うことができます。
大いに溜め息を吐(つ)くべし、ですね。
この他にも、歩きながらできる呼吸法もあります。
徒歩のリズムに合わせて、3回息を吐き、1回吸う。
これを『3呼1吸』と言い、やってみると分かりますが、歩行リズムにちょうど合い、無理なく気軽にできるのが特徴です」
また、医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は、
「深い呼吸、つまり深呼吸をすることで、仕事や運動の効率が上がるのは間違いありません。
それはトップアスリートを見ていても、プレーの前に深呼吸をしている選手が多いことで分かります」
と、やはり深い呼吸が大事だとした上で、
「私自身、この10年ほど呼吸が浅いと感じていたため、週に3時間、ヨガをするようにしています。
息を止めることなく、深呼吸しながらの運動ができるので、仕事の疲れが取れる。
中でも、ウジャイ呼吸法といって、呼吸の際、空気で咽喉(のど)の奥から摩擦音を出すようにお腹と咽喉を引き締めるやり方があり、寝つきの悪い時に、これを10回から15回繰り返すと、質の良い睡眠が取れると聞いています。
ヨガと出会っていなければ、今頃、私は浅い呼吸のままで緊張状態が続き、心筋梗塞にでもなっていたのではないでしょうか」
医師の命をも救ったヨガの力は想像以上のもののようだが、国立病院機構東京病院の大田健院長(呼吸器内科)は、ヨガまでいかなくても、
「深呼吸の延長線上で、体内の空気を入れ替える意味では、歌を歌ったり、吹奏楽器を吹くのも有効な健康法です」
最後に、呼吸器疾患を中心に扱う打越メディカルクリニック(神奈川県横浜市)の打越暁院長が締め括(くく)る。
「『4-7-8呼吸法』は、息を長く吐くことができ、且(か)つ一定のリズム運動であることから、心と身体の健康にとても良いことだと思います。
ただし、はじめから何秒と決めるのは、初心者にとってはなかなか難しく、とりわけ7秒間、息を止めるのは意外と苦しいものです。
自分に合ったりズムを見つけてください」
呼吸法を会得するのも、一筋縄では行かないようで……。
「床に就いて1分で就寝」の域に達するまで、安倍総理にはまだまだ息を抜けない訓練が必要そうだ。
※「週刊新潮」2015年9月17日号
早速やってみましょう。
最後は、男子バレーの結果です。
バレーボール男子がアルゼンチンに敗れる
今大会でのリオ五輪切符の可能性は消滅
デイリースポーツ 9月21日(月)
世界ランク20位の日本は同7位のアルゼンチンにストレートで敗れ、5勝4敗となり、3位以下が確定。
残り2戦を残し、今大会での上位2チームに与えられるリオデジャネイロ五輪出場権獲得の可能性が消滅した。
第1セット、アルゼンチンの高さに、エース石川祐希(中大)らが苦しみ、大きくリードを奪われた。
中盤以降に怒とうの追い上げが見せたが、最後は競り負け24-26で落とし、主導権を握られた。
第2セットは中盤から一気に突き放され、22-25、第3セットも競り負けた。
今大会で“日本バレー史上最高の逸材”といわれる19歳の石川や、柳田将洋(サントリー)ら若手『NEXT4』がブレーク。
前半戦から強豪国相手にも奮闘し、大阪ラウンド以降はチケットも完売するなど、躍進を見せたが、上位チームとはまだ地力の差があった。
清水邦広主将は「悔しい。でもこれで道が途絶えたわけじゃない」と話せば、石川は「残り2試合で、自信を得られる試合をしたい」と、前向きに話した。
2大会ぶりの五輪出場へ、ラストチャンスとなる来年の世界最終予選(日本)に向け、さらなる成長を目指す。
最終得点差は少ないのですが、セット内の無駄な失点を減らさないことには、日本の勝利はなさそうですね。
力のある若いスターが育ちつつあるようですので、1年後くらいが楽しみです。
では、9-22生まれの有名人です。
1791年マイケル・ファラデー (英:物理学者,電磁誘導を発見,静電容量の単位F(ファラド)の名の由来)、1852年明治天皇(祐宮睦仁親王)[(さちのみやむつひとしんのう)] (天皇(122代))、1878年吉田茂(首相(45,48~51代)「ワンマン宰相」,衆議院議員,外相(73・78・79代),厚相(5・16・20代),農相(5代),商工相(33代),逓信相(54代),軍需相(3代))、1976年ロナウド (ブラジル:サッカー(FW))、1982年北島康介(水泳(平泳ぎ))、1985年成田童夢(スノーボード)。
涙腺を刺激する名曲をライブで。
Get Here - Oleta Adams
なんという皮肉……
民主党議員の「暴力行為」が、集団的自衛権の必要性を証明してしまった!
高橋 洋一
現代ビジネス 9月21日(月)
「ルール違反」を連発した民主党
19日未明、安保法案が成立した。
長時間の演説で議事進行を妨害する「フィリバスター」や投票を遅らせる「牛歩」はルール違反であり、見ていて嫌悪を感じた人も多かっただろう。
参院第一委員会室における乱闘も無様だった。
岡田克也・民主党代表は、「あらゆる手段で阻止する」と語っていたが、議会乱闘も含まれていたのかと邪推してしまう。
国会内での議会乱闘について、今の制度は寛容だ。
憲法50条では「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない」とされ、国会法33条で「各議院の議員は、院外における現行犯罪の場合を除いては、会期中その院の許諾がなければ逮捕されない」と規定している。
このため、国会内で暴行罪に問われるような議会乱闘をおこしても、現行犯でも逮捕されない。
今日のコラムで取り上げるのは、次の二つの「事件」である。
いずれも、具体的な議会乱闘だ。
議事進行や討論などでは意見の対立はあってもいいが、議論以前の「暴力」という問題だ。
リンクした映像もインターネットで簡単に入手でき、今や国民はすぐに知ることができる。
まず、これらを確認してもらいたい。
1.津田弥太郎参院議員の暴行疑惑
https://www.youtube.com/watch?v=gQ1n09Mmqmc
2.小西洋之参院議員のダイブ
https://www.youtube.com/watch?v=pMMpiZOaAS8
1.津田弥太郎参院議員の暴行疑惑については、産経新聞が18日に報じていた。
産経新聞の報道は、上の映像で確認できる。
被害にあった大沼瑞穂氏(自民党)は、国際法で有名な大沼保昭先生のお嬢さん。
華奢な人なので、後ろから不意に男の人に暴力を受けたらひとたまりもない。
暴行を加えたとされる津田弥太郎氏は、「関係ない」といっている。
20日放送のNHK日曜討論で、和田政宗氏(次世代の党)が言及し、民主党に対して抗議した。
それに対して、辻元清美氏(民主党)は、議員運営委員会で対応すると話していた。
これは、国民を欺く「そらし論法」だ。
正しくは、議員運営委員会の話ではなく、懲罰委員会が対応すべき問題だ。
国会議員への不逮捕特権があるので、国会内の暴力問題に対処できるところは、懲罰委員会以外にないからだ。
谷垣禎一・自民党幹事長は、懲罰動議も検討しているという。
この連休明けにも、そうした動きは出てくるだろう。
筆者のところには、民主党支持者とおぼしき人から、「安保法案の採決の強引さに比べればマイナーなことである」など、暴力肯定ともとれる意見も寄せられているが、戦争法案反対としながら、公然と暴力行為をするのはおかしいといわざるをえない。
民主党に学ぶ集団的自衛権
2.小西洋之参院議員のダイブについては、ちょっと不謹慎かもしれないが、この乱闘は、集団的自衛権を説明するのに好都合だと思った。
本コラムの読者であれば、筆者が、国家の集団的自衛権を個人における正当防衛と対比して説明しているのをご存じだろう。
刑法で正当防衛を定めた第36条では、「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」(第1項)とされ、「他人の権利を防衛する」がある。英語でいえば、自衛も正当防衛もまったく同じ言葉(self-defense)である。
自国のための自衛を個別的自衛権、他国のための自衛(他衛)を集団的自衛権という。
両者は一体になって自衛である。
詳しくは、2014年5月19日の本コラム(「飼い主を守る猫」でも行使する「集団的自衛権」に反対するマスコミの国際感覚の欠如)をご覧いただきたい。
そこで、筆者はツイッターで、
「民主党小西洋之氏の鴻池委員長に対する攻撃。
自民党佐藤正久理事の拳。
佐藤理事は鴻池委員長の防衛のためで『他衛』。
やはり集団的自衛権は必要だ笑」
とつぶやいた。
ネットの上では、次の画像もたくさんでている。
これは、一つの画像で、ぴったり集団的自衛権を言い表している。
民主党は、佐藤正久氏(自民党)の拳が暴力と言うだろう。
動画を見れば、鴻池氏を守るための「正当防衛」であるが、民主党では集団的自衛権を否定している人も多いので、他人を守るのは「正当防衛」ではないというロジックになるからだ。
旧社会党とまったく一緒!
津田弥太郎氏への懲罰動議が出されたとき、佐藤正久氏への懲罰動議も民主党は出せばよい。
二つの動画をみれば、津田弥太郎氏のそれは国会外であれば暴行罪に問われる内容だが、佐藤正久氏は国会外であっても正当防衛になることがわかる。
この国会での議場乱闘でもわかるように、もし集団的自衛権を求めないと、数の暴力で簡単にやられてしまう。
佐藤氏が拳を出さなければ、小西氏の鴻池氏への攻撃は成功し、民主党は物理的に議場を制圧できたかもしれない。
幸いにも、佐藤氏そのほかの自民党議員が、鴻池氏を守ったので、やっとのことで安保法案が特別委員会で採択された。
民主党は、安保法案が成立すると「戦争に巻き込まれる」という反対論を展開していた。
この議論は、60年安保の時にも、当時の社会党が同じ反対論を張っていた。
60年安保では、ソ連国家保安委員会(KGB)工作員などが日米安保改定阻止のために、日本国内でマスコミなどに工作活動したことが知られている。
社会党や労働組合等にはソ連のスパイが多数入り込んでいたことも知られている。
そして、日米安保条約が改定されると、アメリカの戦争に巻き込まれる、と当時の社会党は主張していた。
ちなみに、国会議事録で、発言者を岸信介として、「戦争に巻き込まれる」と検索すると、28件がヒットする。
このロジックは、当時日米安保改定に反対していたソ連が主張していたものとほぼ同じだ。
そして、社会党は日米安保条約の破棄を求めていた。
当時の岸首相は、日本が戦争に巻き込まれることはないと繰り返し答弁していた。
60年の安保改定以降、歴史はどうなったのか。
岸首相のいうとおり、日本は戦争に巻き込まれることはなかった。
日米安保条約は、しっかり抑止力を発揮して、日本を平和に保ってきた。
その当時、日米安保条約を破棄していたら、どうなっただろうか。
中国の対外進出を考えれば、尖閣諸島の領有権は危なかっただろう。
なにより、その当時反対論をリードした社会党は、その34年後の村山政権で、安保条約も自衛隊も認めて、結果として安保闘争は間違ったと自ら認め、政治の表舞台から消えた。
このままでは、民主党も「歴史は繰り返す」ということになりかねない。
「抑止論」は確かにわかりにくいが…
1.津田弥太郎参院議員の暴行疑惑については、民主党自ら、集団的自衛権を認めると、戦争に巻き込まれるという事例をいいたかったのかと、邪推してしまう。
たしかに大沼氏は、大混乱となった委員長席周辺という「戦場」にほど遠い通路にいた。
ところが、不意に後ろから津田氏の攻撃を受けてしまった。
この意味では、「戦争に巻き込まれた」のである。
もし、近くに自民党議員でもいれば、佐藤氏と同様に「正当防衛」で大沼氏を守っただろうが、実際には大沼氏への攻撃もわからなかったようだ。
しかし、大沼氏は自民党議員なので、自民党も黙っていないはずだ。
この点は、自民党が安保法案のメリットとして主張した「抑止論」の説明に役立つ。
「抑止論」は抽象的でわかりにくい。
集団的自衛権を行使すると、その集団に相手は攻撃しなくなるので、戦争になりにくいという話だ。
しかし、相手によっては、どのように反撃されるかを理解せずに、攻撃してくることもある。
その場合、相手を徹底的に叩くことによって、二度と攻撃しないように学習させるわけだ。
大沼氏に攻撃した津田氏がその例だ。
津田氏は、近くに自民党議員がいなかったか、大沼氏が女性で反撃できないことを知っていて、大沼氏を攻撃したのだろう。
そうした輩には、徹底的な反撃をすることでわからせ、二度とできないようにするのだ。
大沼氏の個別的な反撃ではなく、同盟をしている自民党による反撃である。
辻元氏は、議運でしっかり調査するとテレビで話していたが、調査すべき舞台は議運ではなく、懲罰委員会で、である。
津田氏の暴行疑惑は明白なので、議長が職権または自民党議員が懲罰動議を提出することで、懲罰委員会に付託される。
懲罰の種類は、公開議場における戒告、公開議場における陳謝、一定期間の登院停止、除名がある。
「抑止論」はたしかにわかりにくい。
筆者は、本コラムにおいて過去の戦争データから、集団的自衛権が同盟強化になるので、最大40%の戦争リスクを減らすと説明してきた(2015年7月20日付け本コラム「集団的自衛権巡る愚論に終止符を打つ! 戦争を防ぐための「平和の五要件」を教えよう」)。
この議論も歴史データとはいえ、専門家以外の人にとっては、わかりにくいだろう。
しかし、津田氏の暴行はわかりやすい例になる。
津田氏に懲罰が出された時、津田氏に今後暴行を起こすかどうかを是非聞いたらいいだろう。
少しでも反省していれば、それは懲罰が「抑止力」になっていることを示しているはずだ。
いくら何でも、またやりますとはいわないはずだ。
なかなか示唆に富む見方ですね。
ただこの種の議論によく出てくる、「日米安保のおかげで戦後の日本は戦争に巻き込まれることはなかった」という認識は、「平和憲法による抑止力と日米安保で戦争に巻き込まれることはなかった」ともいえるわけで、憲法と日米安保の2本の柱によって平和が維持できた、という解釈の方がより正しいのではないかと思います。
今回の安保法制との違いは、大きな柱の1本(憲法)が拡大解釈により歯止めが利かなくなった点です。
もしそれほど政府が必要だと思う法案であるなら、憲法を変える方向で正々堂々と国民的議論を進めるべきです。
前半で展開された民主党のいつもの墓穴堀りのお話には共感できましたが、「戦争巻き込まれ論」は現憲法が形骸化しつつある状況下では、やはり正しい帰結だと思います。
日本からは絶対に戦争を仕掛けられないという意味での「戦争抑止力」が今の憲法には脈々と息づいています。
個人的にはこの基本思想は引き継ぎ、深化させることが日本を含めた将来のあるべき姿ではないかと思います。
つまり、自国防衛は個別的自衛権のみに限定し、他国の紛争に関しては、現在まったく機能していない国連軍の代わりに日本と志を同じくする有志連合国で特殊精鋭部隊を創設し、紛争排除任務を行う、この部隊が将来は全世界が平和安定を委託する平和部隊として唯一存在する武装集団となる方向を目指します。
自国民を搾取・殺戮する国家(政権)や、テロリスト集団、領土的野心を隠そうとしない国などは、世界平和の安定を乱す対象として、討伐候補リストに真っ先に上がることでしょうね。
では、次の話題です。
海外のメディアがこぞって報じた日本の快挙!だそうです。
五郎丸、世界が興味津々!
キック前の“サムライおがみポーズ”
スポニチアネックス 9月21日(月)
◇ラグビーW杯イングランド大会 1次リーグB組
日本34―32南アフリカ(2015年9月19日 ブライトン)
「黄金の右」で南アフリカを失意のどん底に沈めた。
試合前の君が代では涙を流したFB五郎丸が2ゴール5PGに加え、トライも奪って計24得点。
03年オーストラリア大会の米国戦で栗原徹が記録した21得点を上回る日本代表の1試合最多得点を更新し、歓喜の瞬間を迎えた。
この勝利を「必然です。ラグビーに奇跡なんてないです」と言い切る。
後半28分、左ラインアウトから順目にパスをつないだ内側に、逆サイドウイングの松島が猛然と突進。
ゲインラインを突破すると、ラストパスを受けてW杯初出場初トライを決めた。
鮮やかなサイン一発でのスコアに「外にパスを回すと内側が 空くと分析していたが、その通りだった」。
決戦1週間前から選手一人一人が南アの防御の傾向を分析し、温めていたサインプレー。
奇跡でなく必然。
4年間の準備に加え、直前まで研究を重ねた結果が勝利に結び付いた。
キックではコンバージョンとPG、計9回中7本を決めた。
3点リードの前半10分、右利きの五郎丸には容易と思えた左中間の浅い角度のPGに失敗。
接戦の中で致命傷になりかねなかったミスキックだが「動揺は全然なかった。そのあたりも成長した部分」と言い切る。
その後は最後のコンバージョン以外、難しい角度も全て成功。
1本でも外していれば、2点差勝利はあり得なかった。
早大時代からキッカーとしても名をはせたが自信を得たのはエディージャパンとして活動し始めてからだ。
当初は好不調の波が激しかったが、荒木香織メンタルコーチ(兵庫県立大准教授)と面談。
「何となくやってきたルーティンを文字に起こし、評価することによって自分のものにした。感覚だけでやっていると、調子が落ちたときに自分を見つめ直せない」。
03年W杯でイングランドを初優勝に導いた名キッカー、ウィルキンソンに影響を受けた、両手を体の前で合わせて体をかがめる独特のルーティン。
モノマネされることも多いが、五郎丸にとってはなくてはならない成功の鍵だ。
「スコットランドも警戒してくる。簡単には勝てない」。
気を引き締めた副将の足が、再び日本に歓喜をもたらす。
ラグビーはよくわからないのですが、南アフリカは強豪国で、20回に1回勝てれば御の字くらいの相手だったようです。
クソミソ続きの森元首相にとっても、ひときわ嬉しい報せでしたね。
続いて、意気軒高な安倍総理の健康法についてです。
「安倍総理」がハマった「ハーバード発」4-7-8呼吸法〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月21日(月)
安保法案、“総裁選騒動”と、息つく暇もない日々を過ごす安倍晋三総理(60)。
体調が気になるところだが、彼は今、ある健康法にハマっている。
その名も、ハーバード発の「4-7-8呼吸法」。
息が詰まる国会を、この呼吸法で生き抜いているというのだが……。
***
9月3日、野田聖子前自民党総務会長は、55歳の誕生日を迎えたこの日も、総裁選出馬に向けて水面下で激しく動いていた。
しかし、推薦人集めは難航。
酒豪として知られ、普段は健康が売りの野田氏だが、気分がすぐれないバースデーとなったことは想像に難くない。実際、5日後、彼女は出馬断念へと追い込まれた。
一方、迎え撃つ安倍総理は、野田氏とは対照的に健康不安を指摘され続けてきたが、この日は上機嫌で「宴」に参加していた。
午後6時半過ぎから、安倍総理の応援団である鳩山邦夫元法相率いる「きさらぎ会」の懇親会に出席していたのだ。「健康」と「気分」のねじれ現象……。
何はともあれ、懇親会で挨拶した安倍総理は、こんな話を明かした。
「私は今、『4-7-8呼吸法』という健康法をやっています。
これをやると落ち着けるんですね。
この呼吸法で、国会での野党からの追及にも耐えています。
もっと前から知っていれば、私は野次を飛ばさなくても済んだかもしれない」
こう笑いを誘いながら、自らの呼吸健康法を披露してみせたのである。官邸関係者曰く、
「潰瘍性大腸炎の持病を抱え、常に健康不安説が流れる安倍さんとしては、それを一掃したい狙いもあって、自分の呼吸健康法を語ってみせたんでしょう。
なにしろ、『週刊文春』(8月27日号)では吐血報道が出たくらいですからね(安倍事務所は『全く事実無根』『悪質極まりない』と抗議)。
実際に総理を近くで見ていると、夏風邪はひいたものの、夏休みには周りが止めるなか、雨が降っているにも拘(かかわ)らずゴルフをしたりして、とりあえず今の安倍さんは健康に見えます」
いずれにせよ、安保法案の先行きに神経を尖らせる緊張状態が続くなか、我が国のリーダーは呼吸法で健康を維持しているというのだから、一体、どんなものなのか、否が応でも気になるところである。
『呼吸はだいじ』などの著書がある、帯津三敬病院(埼玉県川越市)の帯津良一名誉院長が解説する。
「『4-7-8呼吸法』は、ハーバード大出身で健康医学研究者のアンドルー・ワイル氏が20年ほど前に提唱しました。
まず口から完全に息を吐き切った後に鼻から4秒間、息を吸い、7秒間、息を止め、8秒間かけてゆっくりと口から息を吐き出す呼吸法です。
ワイル氏は、西洋医学と代替医療をあわせた統合医学のオピニオン・リーダーとして知られています」
先に紹介した懇親会での安倍総理自身の発言から、もう少しこの呼吸法について補足しておくと、
「これを最低、4回以上繰り返すと、心身ともにリラックスできる。
『4-7-8呼吸法』を修得すると、床に就いてから1分で眠ることも夢ではないみたいですね」
安倍家関係者は、
「ワイル氏が来日した際、安倍さんは食事をする機会があったそうで、その時、彼から直々に『4-7-8呼吸法』を教わり、最近、実践しているんです」
■気になる「7」
そもそも、我々が日々、生活していくにあたって、何気なくしている呼吸にどれだけ気を使うべきなのか。
一生涯で6億回から7億回もすると言われるその呼吸に関して、山野医療専門学校副校長の中原英臣氏(医学博士)が説明する。
「人間の筋肉には、意識的に動かす随意筋と無意識に動く不随意筋の2種類がありますが、呼吸は両方の側面を持っています。
普段は無意識で行っていますが、意識的に息を止めることもできる。
呼吸だけの特性とも言え、これは、呼吸が健康と深く結びついている証(あかし)と言えるでしょう」
呼吸リハビリテーションの専門家で、文京学院大学保健医療技術学部の柿崎藤泰教授が後を受ける。
「現代社会において、特に都心で暮らし、慌ただしい生活を送っている人たちの中には、浅い呼吸をしている人が多い。
ストレスなどで交感神経が刺激を受けると、呼気、つまり吐く息よりも、吸気、すなわち吸う息のほうが多くなります。
結果、長く息を吐くことができず、体内に空気が溜まる。この量を残気量と呼びますが、これが増えると苦しさを覚えると同時に、呼吸困難になる危険性が生じます」
さらに、浅い呼吸を続けると、
「呼気の不足を呼吸の回数で補おうとする。
しかし、呼吸も筋肉運動なので、回数が増えれば疲れやすくなります。
また、姿勢が悪いと背中が丸まり、お腹や胸が圧迫され、深い呼吸の妨(さまた)げとなりますが、姿勢を良くしようとすると、やはり交感神経が刺激されて、結局は浅い呼吸につながりかねない。
とにかく、『努力しないこと』が、深い呼吸をする基本です」(同)
ただ息を吸い、吐くだけのことでも、「正しい呼吸」となると意外に難しいようである。
「理想的な呼吸時間の比率は、『吸気1』に対して『呼気2』とされています。
長く息を吐くことで副交感神経が刺激され、リラックス効果が生まれて、集中力が高まるんです。
安倍総理がやられているという『4-7-8呼吸法』も、吸気と呼気の割合が1対2になっていますね」(同)
一方、呼吸法教室を開いている雪谷大塚クリニック(東京都大田区)の雨宮隆太院長は、
「息を吸うと脈が速くなり、血圧が上がる。
他方、吐くと脈は遅くなり、血圧は下がる。
したがって、息を吐く時間を長くするのは健康上、良いことです」
としながらも、
「気になるのは『7』です。
息を止めると力が入りますから、血圧が上がってしまい、いくらその後に『8』吐いても無駄なような気がするのですが……。
いずれにしても、息を長く吐くと脳内物質のセロトニンが分泌され、落ち着く効果はあるでしょうね」
■歩きながら「3呼1吸」
この「4-7-8呼吸法」に限らず、世の中には呼吸健康法が溢れている。
その一端を紹介すると、
「戦前には、『逆腹式呼吸』というものが流行(はや)りました。
普通は、息を吸うと横隔膜が下がりますが、この呼吸法は逆に横隔膜が上がり、それが健康に良いとされ広まったんです。
しかし、普通と逆のことをするわけですから、果たしてどんな効果があったのか、医学的に考えると疑問です。
さらに遡ると、明治時代には『調和道丹田呼吸法』というものが流行しました」(雨宮院長)
この調和道丹田呼吸法を今も実践しているのが前出の帯津氏だ。
「足を肩幅に開いてリラックスし、2回、息を吸って吐くことを繰り返す。
そして、3回目に上体を前に傾けながら息を吐き切る。
こうすることによって、力むことなく息を吐き出せます。こ
れが、調和道丹田呼吸法の一つであり、座った体勢でやっても効果があるのでお勧めです」
加えて帯津氏は、世間ではあまり「良い事」とはされていないある行為も、自然に息を深く吐き出せるとして推奨する。
それは、
「溜め息です。
誰でも力まずに、無意識に息を吐き切れる方法であり、人間に備わった天性の呼吸法と言うことができます。
大いに溜め息を吐(つ)くべし、ですね。
この他にも、歩きながらできる呼吸法もあります。
徒歩のリズムに合わせて、3回息を吐き、1回吸う。
これを『3呼1吸』と言い、やってみると分かりますが、歩行リズムにちょうど合い、無理なく気軽にできるのが特徴です」
また、医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は、
「深い呼吸、つまり深呼吸をすることで、仕事や運動の効率が上がるのは間違いありません。
それはトップアスリートを見ていても、プレーの前に深呼吸をしている選手が多いことで分かります」
と、やはり深い呼吸が大事だとした上で、
「私自身、この10年ほど呼吸が浅いと感じていたため、週に3時間、ヨガをするようにしています。
息を止めることなく、深呼吸しながらの運動ができるので、仕事の疲れが取れる。
中でも、ウジャイ呼吸法といって、呼吸の際、空気で咽喉(のど)の奥から摩擦音を出すようにお腹と咽喉を引き締めるやり方があり、寝つきの悪い時に、これを10回から15回繰り返すと、質の良い睡眠が取れると聞いています。
ヨガと出会っていなければ、今頃、私は浅い呼吸のままで緊張状態が続き、心筋梗塞にでもなっていたのではないでしょうか」
医師の命をも救ったヨガの力は想像以上のもののようだが、国立病院機構東京病院の大田健院長(呼吸器内科)は、ヨガまでいかなくても、
「深呼吸の延長線上で、体内の空気を入れ替える意味では、歌を歌ったり、吹奏楽器を吹くのも有効な健康法です」
最後に、呼吸器疾患を中心に扱う打越メディカルクリニック(神奈川県横浜市)の打越暁院長が締め括(くく)る。
「『4-7-8呼吸法』は、息を長く吐くことができ、且(か)つ一定のリズム運動であることから、心と身体の健康にとても良いことだと思います。
ただし、はじめから何秒と決めるのは、初心者にとってはなかなか難しく、とりわけ7秒間、息を止めるのは意外と苦しいものです。
自分に合ったりズムを見つけてください」
呼吸法を会得するのも、一筋縄では行かないようで……。
「床に就いて1分で就寝」の域に達するまで、安倍総理にはまだまだ息を抜けない訓練が必要そうだ。
※「週刊新潮」2015年9月17日号
早速やってみましょう。
最後は、男子バレーの結果です。
バレーボール男子がアルゼンチンに敗れる
今大会でのリオ五輪切符の可能性は消滅
デイリースポーツ 9月21日(月)
世界ランク20位の日本は同7位のアルゼンチンにストレートで敗れ、5勝4敗となり、3位以下が確定。
残り2戦を残し、今大会での上位2チームに与えられるリオデジャネイロ五輪出場権獲得の可能性が消滅した。
第1セット、アルゼンチンの高さに、エース石川祐希(中大)らが苦しみ、大きくリードを奪われた。
中盤以降に怒とうの追い上げが見せたが、最後は競り負け24-26で落とし、主導権を握られた。
第2セットは中盤から一気に突き放され、22-25、第3セットも競り負けた。
今大会で“日本バレー史上最高の逸材”といわれる19歳の石川や、柳田将洋(サントリー)ら若手『NEXT4』がブレーク。
前半戦から強豪国相手にも奮闘し、大阪ラウンド以降はチケットも完売するなど、躍進を見せたが、上位チームとはまだ地力の差があった。
清水邦広主将は「悔しい。でもこれで道が途絶えたわけじゃない」と話せば、石川は「残り2試合で、自信を得られる試合をしたい」と、前向きに話した。
2大会ぶりの五輪出場へ、ラストチャンスとなる来年の世界最終予選(日本)に向け、さらなる成長を目指す。
最終得点差は少ないのですが、セット内の無駄な失点を減らさないことには、日本の勝利はなさそうですね。
力のある若いスターが育ちつつあるようですので、1年後くらいが楽しみです。
では、9-22生まれの有名人です。
1791年マイケル・ファラデー (英:物理学者,電磁誘導を発見,静電容量の単位F(ファラド)の名の由来)、1852年明治天皇(祐宮睦仁親王)[(さちのみやむつひとしんのう)] (天皇(122代))、1878年吉田茂(首相(45,48~51代)「ワンマン宰相」,衆議院議員,外相(73・78・79代),厚相(5・16・20代),農相(5代),商工相(33代),逓信相(54代),軍需相(3代))、1976年ロナウド (ブラジル:サッカー(FW))、1982年北島康介(水泳(平泳ぎ))、1985年成田童夢(スノーボード)。
涙腺を刺激する名曲をライブで。
Get Here - Oleta Adams