今回は、ドラフトについて考えてみます。
まず、ドラフト2日前に書かれた記事からです。
名スカウトがドラフトで注目する通用する人、危ない人
THE PAGE 10月20日(火)
プロ野球ファン注目のドラフト会議が、2日後の22日に迫っている。
かつてヤクルトのスカウト責任者として古田敦也や宮本慎也らを発掘、名スカウトとして名を馳せた片岡宏雄氏に「私ならこの選手を選ぶ」「可能性があるが危険性も併せ持ち賭けになる」という観点で、プロで通用する人、危ない人を選んでもらった。
「今年のドラフトは即戦力ですぐにローテーションに入ることができるというようなピッチャーはいない。
中継ぎ、よければ先発で使えるのかという程度。
野手についても大学生の野手が何人か1位候補として名前が出ているが、慶応から巨人に入った高橋由伸のように、すぐにクリーンナップを打てるようなレベルにはない。
チームによっては、補強ポイントやドラフト方針が違うが、平沢の指名を公言した楽天のように思い切って将来性を重視した高校生という戦略を取るチームも出てくるだろう」
まずは投手偏。
高校生からは、最速152キロの本格派、高橋純平(県岐阜商)、夏の甲子園、優勝投手の大型左腕、小笠原慎之介(東海大相模)、同大会の準優勝投手でフォークを操る佐藤世那(仙台育英)が注目の3人。
「高橋純平は、まだ線が細い。
体ができあがらないと危なくて使えないだろう。ただ素材は抜群。
うまくいえば、西武の高橋光成くらいのタイミングで出てくるかもしれない。
小笠原は、スピード、コントロールを兼ね備えた左腕で、先発でも抑えでも対応できると思う。
佐藤は、夏の甲子園、U-18のW杯を経て大きく成長した。
あのフォークはプロで使えると思う。中継ぎでも面白い」
大学生では、左腕の今永昇太(駒大)、急成長著しい岡田明丈(大商大)、浮き上がるストレートが噂の多和田真三郎(富士大)、異色の150キロ右腕、熊原健人(仙台大)、最速151キロで、3年秋に最優秀防御率(0.96)を獲得した上原健太(明大)の4人の名前を挙げた。
「最もしっかりしているのは岡田。
広島の黒田をほうふつさせるような馬力がある。
身体能力の高さを感じる。
多和田も、球威と安定感がありフォーム的にはフィニッシュがいい。
どんないいピッチャーでもアマチュア時代から勝負どころで失投するピッチャーは危険だが、そこが少なく思い切りがいい。
中継ぎでも使えるだろうし、使い道が多いピッチャー。
とにかくピッチャーが補強ポイントの球団は好むだろう。
熊原もボールに力がある。
しっかりと、指がかかっていて腕の振りも早く、投げっぷりが目立つ。
大学に入って10キロちかくスピードが増したそうだが、そういうピッチャーはなかなかいない。
問題はコントロールだが、プロでどこまで修正できるかは、入る球団によって左右されるかもしれない」
ただ、今永、上原については、危なっかしさを併せ持つという。
「今永は、いかにも右肩を痛めたピッチャーの投げ方をしている。
肩がもっと前に出てこなければ厳しいだろう。
ただ肩を痛めて入団後、治療して能力を発揮した中日の大野のような例がある。
肩さえ治れば、今回の候補の中では、一番の即戦力ピッチャーだろう。
上原も下半身が弱い。1球、1球、バラバラだ。
190センチの大型だが、左腕の大型はなかなか育ちにくい。
プロの世界で鍛えられ、体ができて成長すれば、プロを代表するようなエースに育つという可能性は秘めている。
その将来性を信じて指名したいという魅力はある」
社会人からは、最速151キロの本格派で侍ジャパンの社会人代表にも選ばれた近藤大亮(大商大→パナソニック)、サイドの変則、小畑彰宏(青学大→大阪ガス)らの名前がスカウトの間で聞かれるが、片岡氏の見立ては、「2人共に中継ぎ、ワンポイントまで。まとまりはあるが、今年の社会人のレベルは高くない」と手厳しい。
一方、野手については、驚異的な身体能力を持つオコエ瑠偉(関東第一)、楽天がすでに1位指名を表明している大型ショートの平沢大河(仙台育英)の2人を大学生の野手よりも高く評価した。
「私がスカウトの責任者なら文句無しにオコエを1位指名したい。
オコエの足と身体能力は突出している。
話題性も抜群で守備力も高いので1年目からベンチに入れておけるだろう。
これぞプロだという個性のある選手。
内野手は、育てるのが難しいが、ポジションを奪えば10年は、チームの中心に座ることができる。
特にセンターラインは大事で、その中で平沢は何年かに一人の素材だろう」
大学生では、六大学の安打記録を更新した高山俊(明大)、大学日本代表で4番に座り、プロ交流戦などで、本塁打を放った吉田正尚(青学大)の外野手2人、3年秋に首位打者を獲得した三塁手の茂木栄五郎(早大)、高橋由伸2世と呼ばれる長距離砲の谷田成吾(慶応大)らがドラフト上位候補。
「高山は、バットコントロール技術は高く、広島の野間クラスはある。
日大三高で鍛えられ野球は知っているが、バッティングは脇の甘さが気になる。
プロの投手の攻めにどう対応できるか。
吉田は172センチと小さいが、スイングのヘッドスピードが素晴らしい。
肩と足は平均点だから総合点となると高山に分があるか。
茂木は二塁もできるが、スケールとしては、昨年のロッテ1位の中村より下。
谷田は確かに長打はあるが、懐が狭く、打てるポイントの幅がない。
そうやって見ると大学生よりもオコエ、平沢にいきたくなる」
また、どのチームも不足しているキャッチャーのドラフト候補として木下拓哉(法大→トヨタ自動車)や阪神が追う宇佐美真吾(城西国際大)らがいるが、片岡氏は、「木下は体格があってスローイングは早い。バッティングは、コンパクトを意識しているのかもしれないが、物足りない」という評価。
「むしろ高校生に素材が揃っているのでキャッチャーも将来性に重きをおいた方がいいのかもしれない」と言う。
各球団が、ギリギリまで情報を集めながら、他球団の出方を伺い、1位指名を誰でいくかを決めかねているのが、今年のドラフトの特徴。
例年以上の驚きのドラマが待っているのかもしれない。
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)
片岡氏いわく、広島の黒田を彷彿とさせる岡田投手は見事広島が獲得しました!
投手補強に欲しいという多和田選手は西武に、伸びシロガありそうな熊原投手はDeNA、故障が危惧される今永投手はDeNA、下半身に難がある上原投手は日ハムに決まりましたね。
他には近藤投手はオリックスでしたが、小畑投手は選ばれませんでした。
野手では、オコエ選手は楽天でしたが、平沢選手はロッテにとられました。
六大学安打記録を更新した高山選手は阪神が獲得、吉田選手はオリックス、茂木選手は楽天、谷田選手は選外でした。
キャッチャーを補強したい中日は木下選手を獲得、宇佐美選手は巨人に指名されました。
一方、片岡氏の注目選手リストには出てこなかった原投手が高木氏の見立てでは優良物件のようですね。
最も即戦力はヤクルト1位の原、DeNAも成功。
指名漏れの谷田は2年後に期待【2015年ドラフト総括・大学生編】
ベースボールチャンネル 10月26日(月) 高木遊
今年のドラフト会議では、昨年より6人多い大学生30名が指名(育成ドラフトは除く)を受け、12球団中8球団が大学生を1位指名した。
まずは、その1位指名選手たちを紹介していきたい。
DeNAが単独1位指名した今永昇太(駒澤大)は、キレのあるストレートやスライダーを武器に東都大学リーグ通算18勝を挙げた即戦力左腕だ。
春前に左肩の棘下筋を肉離れした影響で今春は未登板、今秋は未勝利に終わったが、既に実戦復帰している点や、グラウンド内外で見せるクレバーさを考えれば、1年目から十分に活躍が期待できる。
西武が単独1位指名した多和田真三郎(富士大)も肩を痛め、今秋は未登板ながら、北東北大学リーグで通算32勝、MVP5回と群を抜く成績を残している。
重心の低いフォームから浮き上がってくるような最速151キロのストレートはプロでも生命線となる。
一方で、広島が単独1位指名した岡田明丈(大阪商業大)は、昨秋まで関西六大学リーグ通算3勝ながら、今年は春秋通じて12勝無敗と急成長を遂げた右腕。
185センチ82キロのガッシリとした体格から放たれる最速153キロのストレートは迫力十分。
球種はやや少ないが、ストンと急角度で落ちるフォークも魅力的で、大きく育って欲しい。
最もスケールの大きさを感じるのは、日本ハムが1位指名した大型左腕・上原健太(明治大)。
身長190センチの体格から投げ込むストレートの最速は151キロを計測する。
まだまだその身体能力を生かしきれているとは言い難いが、育成に定評のある日本ハムで、どこまで実戦的な力を身につけることができるのか期待したい。
そして最も即戦力として期待できるのが、ヤクルトが1位で指名した右腕・原樹理(東洋大)だ。
今春に10試合(チームは全11試合)で8勝1敗4完封と驚異的な成績を残し、8月の巨人2軍戦でも8回まで無安打無四球に抑えた(最終的には9回2安打1四球1自責点で完投勝利)。
ストレートの球速に近いシュートやカットボールを打者の手元で変化させ、凡打の山を築かせる投球スタイルが持ち味。
ストレートの球速は140キロ台半ばが多いが、制球とキレが良いため、スピード以上の威力があり、先発・中継ぎどちらでも即戦力だ。
外野手では、ヤクルトと阪神に1位指名され阪神が交渉権を獲得した高山俊(明治大)にはアベレージヒッターとして、オリックスが単独1位指名に成功した吉田正尚(青山学院大)には長距離打者として即戦力の期待がかかる。
「使い勝手の良さ」が光る選手たちも1年目から勝負
また今年のドラフトでは、適材適所で持ち味が光りそうな「使い勝手の良い」選手たちも多く指名され、1年目からチャンスを窺う。
ドラフト1位指名(巨人)された右腕・桜井俊貴(立命館大)はそのタイプと言える。
打者に対して差し込めるストレートの伸びに加え、11試合92回1/3を投げ6勝0敗を記録した3年春を筆頭に、1年秋からコンスタントに故障なく投げ抜いたタフネスさが光り、先発・中継ぎどちらに置いても投手層を厚くしてくれそうだ。
走塁面で重宝されそうなのは、巨人2位指名の重信慎之介(早稲田大)とヤクルト5位指名の山崎晃大朗(日本大)両外野手と、楽天2位指名で強肩も光る内野手の吉持亮汰(大阪商業大)の3人。
それぞれ同タイプの選手を出し抜くだけの結果や打撃力がつけば、1年目から多くの出場機会を掴めるのではないか。
安定感のある守備が光り、チームでは主将として統率力を発揮する坂本誠志郎(捕手/阪神2位指名)や柴田竜拓(遊撃手/DeNA3位指名)も1年目から多くの出場機会を目指し、プロでもリーダー的存在となりたい。
ドラフト全体の大学生指名を振り返ると、DeNAが前述した今永、柴田に加え、1位指名有力と見られていた右腕・熊原健人(仙台大)を2位で指名し即戦力大学生3名を補強した。
巨人は右投手・左投手・捕手・内野手・外野手で1人ずつの大学生を加えて選手層に厚みを加えたという印象だ。
指名漏れとなった選手たちの今後にも期待
一部では上位指名候補との報道もあった谷田成吾(慶應義塾大)は、まさかの指名漏れとなった。
谷田は、東京六大学リーグで現役最多となる通算15本塁打を放つ左打ちの外野手で「高橋由伸二世」との呼び声もあったが、無念の結果となった。
スカウト陣によると、「守備や走塁は普通で、打撃にもムラが見えてしまった」と手厳しい声がある一方で、「その類稀なる長打力など、彼はドラフト下位でプロに行くような選手ではない。2年後に“超即戦力”として1位でプロに入ってほしい」と、高い能力ゆえに期待の声も多く挙がった。
谷田と同じく大学日本代表に選ばれながら指名漏れした藤岡裕大、北村祥治(ともに亜細亜大)、山足達也(立命館大)の3内野手や、潜在能力の高さが光る鈴木康平(国際武道大)、吉田慶司郎(常磐大)、西村天裕(帝京大)ら3右腕らの社会人球界での活躍も、ドラフト指名されプロの世界に羽ばたくことが濃厚な選手たちと同様に、楽しみにしたい。
高校や大学、実業団で活躍したから、プロ野球でも活躍できるのかは、五分五分の丁半ばくちです。
それ以前に実際には、こした多くの有力選手が指名されるかどうかという運命自体が、その年の球団の補強方針や監督自身の個人的好き嫌い、選手の出身地などさまざまな要因が左右しています。
では、そんな選手の運命を握る各球団のスカウト陣の目利きはどうなのでしょうか?
NPB12球団の「眼力」はいかに?
過去5年のドラフト指名選手の成果 広尾晃
ベースボールチャンネル 10月27日(火)
2015年のドラフトが終わった。今年も12球団それぞれのビジョンの元、将来の戦力になることを期待して選手を指名した。
ドラフトは選手の指名が重複すれば抽選になるが、基本的には各球団のスカウト、フロントの「鑑定眼」の勝負になる。
選手の素材を見極め、プロとしての適性やチームとの相性をしっかり見て、指名をする。
昨年に引き続き、過去5年間の12球団の「ドラフト獲得選手成績表」の一覧だ。(省略しますが、よくできた成績表ですので、興味のある方はオリジナル記事をみてください)
2010年から2014年までに獲得した新人選手がその後、どのように活躍しているかを、選手個々の通算成績を集計して比較したものだ。
その年のドラフト上位3人を紹介し、この年指名された選手全員の2015年オフまでの通算安打、勝利、セーブ数を集計した。
最下段に5年間の合計数を入れた。
パリーグからだ。
2010年は、今から振り返るとエポックメイキングな年だった。
今年の「トリプル3」の柳田悠岐と山田哲人の二人、最多安打記録を更新した秋山翔吾のデビュー年だったのだ。
当初は斎藤佑樹と「ハンカチ世代」に注目が集まったが、今や話題の主は完全に変わった。
一方で早くも戦力外になる選手も出てきている。
5年の歳月は勝者と敗者を分けるにはプロでは十分な時間なのだ。
ソフトバンクは、2010年の柳田、2011年の武田と投打の主力が出たが、以後、主力は出てきていない。
12球団一選手層が厚いだけに、競争が激しい。
また昨年・今年と将来性を重視した高卒選手の指名が多く、その世代が出てくるまでにはもう1、2年はかかるだろう。
日本ハムは2011年菅野智之こそ、入団に至らなかったが、毎年戦力が育ってきている。
大谷翔平だけではない。
この表にはないが2011年4位の近藤健介、6位の上沢直之など下位からも戦力が育っているのが特徴だ。
ロッテは2011~13年、毎年、好投手が出ている。
さらに内野の要の鈴木大地、正捕手田村龍弘なども登場。
今年も楽天との抽選の末に、高校屈指の内野手・平沢の指名に成功。
チームの若返りがさらに進んでいくだろう。
西武は秋山翔吾が安打製造機としてブレーク、森友哉も主軸になるなど打者が充実。
そして先発救援で活躍する牧田和久も。
さらに2012年4位の高橋朋己がクローザーとして一本立ちした。
安打数、セーブ数は12球団最多だ。
オリックスは主軸打者こそいないが、後藤駿太、安達了一、2011年8位の川端崇義など、堅実な内野手、外野手が育ってきている。
さらに佐藤達也、海田智行という救援投手も。
楽天は野手陣にやや見劣りもあるが、今やエースの則本昂大、クローザーの松井裕樹、塩見貴洋、美馬学など投手陣が順調に育っている。
安樂智大も今年は1勝に終わったが来年以降に期待がかかる。
今年のドラフトでは野手を多く指名したが、その選手が戦力に加わっていければ、チームも一気に若返るだろう。
次にセリーグを見てみよう。
パリーグに比べて安打数がかなり少ない。
指名を受けた野手が一軍で戦力として十分に働いている選手が少ない、つまり育っていないことがわかる。
その中では、ヤクルトは成功している。
山田哲人が「トリプル3」を記録。リーグを代表するスラッガーに成長。
投手陣も2012年の小川、石山、2013年の小川などが主戦級に育っている。
巨人は澤村、菅野とドラフト1位投手が順調に成長している。
勝利数は最多。
野手では、阿部慎之助の後継者と目される小林誠司、高卒ドラ1で注目された岡本和真がいるが、まだ結果にはつながっていない。
彼ら新世代の台頭なくして、巨人の復活はない。
阪神はエース藤浪晋太郎こそ出たが、それ以外主力は育っていない。
藤井彰人の引退を受けて、2013年4位の梅野隆太郎が正捕手の座をつかめるか、また2014年3位の江越大賀が中軸に座れるかが注目だ。
広島も近年のドラフトは成功している。
投打ともに主力級が育ってきている。
野村祐輔、福井優也の他に先発、救援で活躍する大瀬良大地、野手陣では菊池涼介、田中広輔らがレギュラーの座を勝ち取った。
鈴木誠也も来年は楽しみだ。
中日はやや寂しい。
先発の大野雄大、救援の又吉克樹、福谷浩司などが出た一方、ドラフトで補強している割に、高齢化している野手のポジションを脅かす選手が少ない印象だ。
DeNAは、2014年のドラフト1位の山崎康晃が活躍。
2013年4位の三上朋也も救援として活躍。先発の井納翔一も成長した。
野手陣では外野守備の名手、荒波翔が出ている。
内野手・捕手で独り立ちする選手が出てきてほしいのが正直なところではないか。
一般的に、メンバーがそろった強豪チームよりも下位に低迷するチームのほうが思い切った選手起用をすると言われる。
若い選手の活躍のチャンスが多いとされる。
このデータからもその傾向はみられるが、投手が登用されるチーム、野手が登用されるチームという色分けがあることもわかる。
チーム事情による。
当初はドラフト上位の指名選手のほうが、一軍昇格の機会は多い。
しかし年数を経るとともに下位指名でも競争を勝ち抜き、実力を蓄えた選手が這い上がってくる。
2010年、11年あたりはそういう状況になりつつある。
まだまだ先は長い。
今うずもれている選手の中から、遅咲きのスター選手も出てくるだろう。
オブラートに包んだ言い回しで、総合評価がわかりにくいので、文章内容から私が勝手にランクづけしてしまいます。
A(よくできました、B(まずまず)、C(もっと頑張りましょう)という感じです。
パリーグはAがソフトバンク、ロッテ、西武、Bが日ハム、オリックス、楽天。
セリーグはAがヤクルト、巨人、広島、DeNA、Bが阪神、Cが中日。
唯一C評価の中日は、採用の眼力も心もとないのですが、それ以上にまだ使える選手を戦力外で放出しすぎです。
自球団で育て上げる気がないのなら、軽々しく採用すべきではありません。
おそらくGMとして実績を残していないのに、異常に威厳のある落合氏の存在が問題だと思うんだが・・・
このままでは選手たちがあまりにもかわいそうです。
ということで最近私が思うのは、入団5年まで位の全球団の選手に「この球団に指名されてよかったか?」という無記名の質問を各球団ごとに集計して欲しいということです。
選手がその球団で開花できない理由は、もちろん自身の努力不足やケガなどがメインでしょうが、それ以外にも選手の育て方には球団のカラーの違いがあります。
例えば選手の管理も自由放任なのか、手厚くケアしてもらえるのか、またトレーニング手法も、軍隊式のスパルタなのか最先端のスポーツ理論を取り入れているのか、とかいろいろありそうです。
こうした内部から選手の生の声を聞き取ることで、もっと彼らのおかれている環境の実態を世間、特にドラフトを待つ野球選手関係者にオープンにし、球団として改善できる点は積極的に改善してもらう動機付けとなることが望ましいのではないでしょうか?
選手は絶えず球団から査定されますが、たまには選手からも球団を査定すべきです。
この辺は、選手会が中心になってやるべきなのかもしれません。
今回のドラフトで、ヤクルトが「当り」と間違えて高山選手(千葉県出身)との交渉権を勝ち取ったときにみせた高山選手の表情が阪神に変わった瞬間、一瞬曇ったのが気になりました。
「ああ、ヤクルトがよかったのに・・」という雰囲気が伝わっていましたね。
では、最後の話題です。
中日の落合GMと同様(?)、管理者としての不適格者がここにもいました。
こうなると、もはや教育者の姿ではありません。
ラグビー元日本代表の大八木淳史氏を脅迫容疑で書類送検
告訴した元教頭も名誉毀損容疑で
産経新聞 10月27日(火)
芦屋大(兵庫県芦屋市)などを運営する芦屋学園の理事長で元ラグビー日本代表、大八木淳史氏(54)に脅されたとして、同学園の中・高校の教頭だった60代男性が告訴していた問題で、兵庫県警芦屋署が大八木氏を脅迫容疑で書類送検していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
大八木氏も「男性が事実無根の内容をマスコミにリークした」として告訴しており、同署は名誉毀損(きそん)容疑で男性も書類送検したという。いずれも15日付。
男性は、平成26年5月、大八木氏が理事を務め、学園が外部委託して生徒を通わせていた学習塾への毎年約3千万円の支払いを「不透明」と指摘した際、「理事長には絶対の権力がある」などと大八木氏から脅された、と告訴していた。
これに対し大八木氏は、今年8月、名誉を傷つけられたとして男性を同署に告訴していた。
大八木氏のテレビでのコメントを聞く限りでは、「なぜ、この人が理事長になれたの?」という印象ですが、やはり馬脚を現してきましたか、ねえ。
では、10-28生まれの有名人です。
1818年イワン・ツルゲーネフ (露:小説家,劇作家『父と子』)、1860年嘉納治五郎(柔道家,講道館柔道創始)、1939年矢口高雄(漫画家『釣りキチ三平』)、1947年清水義範(小説家)、1952年小池真理子(小説家)、1955年ビル・ゲイツ (米:経営者,プログラマ,マイクロソフト創業)、1965年吉田都(バレエダンサー)、1967年ジュリア・ロバーツ (米:女優)、1982年倉木麻衣(歌手)。
名曲です。
Kim Wilde - If I Can't have You
まず、ドラフト2日前に書かれた記事からです。
名スカウトがドラフトで注目する通用する人、危ない人
THE PAGE 10月20日(火)
プロ野球ファン注目のドラフト会議が、2日後の22日に迫っている。
かつてヤクルトのスカウト責任者として古田敦也や宮本慎也らを発掘、名スカウトとして名を馳せた片岡宏雄氏に「私ならこの選手を選ぶ」「可能性があるが危険性も併せ持ち賭けになる」という観点で、プロで通用する人、危ない人を選んでもらった。
「今年のドラフトは即戦力ですぐにローテーションに入ることができるというようなピッチャーはいない。
中継ぎ、よければ先発で使えるのかという程度。
野手についても大学生の野手が何人か1位候補として名前が出ているが、慶応から巨人に入った高橋由伸のように、すぐにクリーンナップを打てるようなレベルにはない。
チームによっては、補強ポイントやドラフト方針が違うが、平沢の指名を公言した楽天のように思い切って将来性を重視した高校生という戦略を取るチームも出てくるだろう」
まずは投手偏。
高校生からは、最速152キロの本格派、高橋純平(県岐阜商)、夏の甲子園、優勝投手の大型左腕、小笠原慎之介(東海大相模)、同大会の準優勝投手でフォークを操る佐藤世那(仙台育英)が注目の3人。
「高橋純平は、まだ線が細い。
体ができあがらないと危なくて使えないだろう。ただ素材は抜群。
うまくいえば、西武の高橋光成くらいのタイミングで出てくるかもしれない。
小笠原は、スピード、コントロールを兼ね備えた左腕で、先発でも抑えでも対応できると思う。
佐藤は、夏の甲子園、U-18のW杯を経て大きく成長した。
あのフォークはプロで使えると思う。中継ぎでも面白い」
大学生では、左腕の今永昇太(駒大)、急成長著しい岡田明丈(大商大)、浮き上がるストレートが噂の多和田真三郎(富士大)、異色の150キロ右腕、熊原健人(仙台大)、最速151キロで、3年秋に最優秀防御率(0.96)を獲得した上原健太(明大)の4人の名前を挙げた。
「最もしっかりしているのは岡田。
広島の黒田をほうふつさせるような馬力がある。
身体能力の高さを感じる。
多和田も、球威と安定感がありフォーム的にはフィニッシュがいい。
どんないいピッチャーでもアマチュア時代から勝負どころで失投するピッチャーは危険だが、そこが少なく思い切りがいい。
中継ぎでも使えるだろうし、使い道が多いピッチャー。
とにかくピッチャーが補強ポイントの球団は好むだろう。
熊原もボールに力がある。
しっかりと、指がかかっていて腕の振りも早く、投げっぷりが目立つ。
大学に入って10キロちかくスピードが増したそうだが、そういうピッチャーはなかなかいない。
問題はコントロールだが、プロでどこまで修正できるかは、入る球団によって左右されるかもしれない」
ただ、今永、上原については、危なっかしさを併せ持つという。
「今永は、いかにも右肩を痛めたピッチャーの投げ方をしている。
肩がもっと前に出てこなければ厳しいだろう。
ただ肩を痛めて入団後、治療して能力を発揮した中日の大野のような例がある。
肩さえ治れば、今回の候補の中では、一番の即戦力ピッチャーだろう。
上原も下半身が弱い。1球、1球、バラバラだ。
190センチの大型だが、左腕の大型はなかなか育ちにくい。
プロの世界で鍛えられ、体ができて成長すれば、プロを代表するようなエースに育つという可能性は秘めている。
その将来性を信じて指名したいという魅力はある」
社会人からは、最速151キロの本格派で侍ジャパンの社会人代表にも選ばれた近藤大亮(大商大→パナソニック)、サイドの変則、小畑彰宏(青学大→大阪ガス)らの名前がスカウトの間で聞かれるが、片岡氏の見立ては、「2人共に中継ぎ、ワンポイントまで。まとまりはあるが、今年の社会人のレベルは高くない」と手厳しい。
一方、野手については、驚異的な身体能力を持つオコエ瑠偉(関東第一)、楽天がすでに1位指名を表明している大型ショートの平沢大河(仙台育英)の2人を大学生の野手よりも高く評価した。
「私がスカウトの責任者なら文句無しにオコエを1位指名したい。
オコエの足と身体能力は突出している。
話題性も抜群で守備力も高いので1年目からベンチに入れておけるだろう。
これぞプロだという個性のある選手。
内野手は、育てるのが難しいが、ポジションを奪えば10年は、チームの中心に座ることができる。
特にセンターラインは大事で、その中で平沢は何年かに一人の素材だろう」
大学生では、六大学の安打記録を更新した高山俊(明大)、大学日本代表で4番に座り、プロ交流戦などで、本塁打を放った吉田正尚(青学大)の外野手2人、3年秋に首位打者を獲得した三塁手の茂木栄五郎(早大)、高橋由伸2世と呼ばれる長距離砲の谷田成吾(慶応大)らがドラフト上位候補。
「高山は、バットコントロール技術は高く、広島の野間クラスはある。
日大三高で鍛えられ野球は知っているが、バッティングは脇の甘さが気になる。
プロの投手の攻めにどう対応できるか。
吉田は172センチと小さいが、スイングのヘッドスピードが素晴らしい。
肩と足は平均点だから総合点となると高山に分があるか。
茂木は二塁もできるが、スケールとしては、昨年のロッテ1位の中村より下。
谷田は確かに長打はあるが、懐が狭く、打てるポイントの幅がない。
そうやって見ると大学生よりもオコエ、平沢にいきたくなる」
また、どのチームも不足しているキャッチャーのドラフト候補として木下拓哉(法大→トヨタ自動車)や阪神が追う宇佐美真吾(城西国際大)らがいるが、片岡氏は、「木下は体格があってスローイングは早い。バッティングは、コンパクトを意識しているのかもしれないが、物足りない」という評価。
「むしろ高校生に素材が揃っているのでキャッチャーも将来性に重きをおいた方がいいのかもしれない」と言う。
各球団が、ギリギリまで情報を集めながら、他球団の出方を伺い、1位指名を誰でいくかを決めかねているのが、今年のドラフトの特徴。
例年以上の驚きのドラマが待っているのかもしれない。
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)
片岡氏いわく、広島の黒田を彷彿とさせる岡田投手は見事広島が獲得しました!
投手補強に欲しいという多和田選手は西武に、伸びシロガありそうな熊原投手はDeNA、故障が危惧される今永投手はDeNA、下半身に難がある上原投手は日ハムに決まりましたね。
他には近藤投手はオリックスでしたが、小畑投手は選ばれませんでした。
野手では、オコエ選手は楽天でしたが、平沢選手はロッテにとられました。
六大学安打記録を更新した高山選手は阪神が獲得、吉田選手はオリックス、茂木選手は楽天、谷田選手は選外でした。
キャッチャーを補強したい中日は木下選手を獲得、宇佐美選手は巨人に指名されました。
一方、片岡氏の注目選手リストには出てこなかった原投手が高木氏の見立てでは優良物件のようですね。
最も即戦力はヤクルト1位の原、DeNAも成功。
指名漏れの谷田は2年後に期待【2015年ドラフト総括・大学生編】
ベースボールチャンネル 10月26日(月) 高木遊
今年のドラフト会議では、昨年より6人多い大学生30名が指名(育成ドラフトは除く)を受け、12球団中8球団が大学生を1位指名した。
まずは、その1位指名選手たちを紹介していきたい。
DeNAが単独1位指名した今永昇太(駒澤大)は、キレのあるストレートやスライダーを武器に東都大学リーグ通算18勝を挙げた即戦力左腕だ。
春前に左肩の棘下筋を肉離れした影響で今春は未登板、今秋は未勝利に終わったが、既に実戦復帰している点や、グラウンド内外で見せるクレバーさを考えれば、1年目から十分に活躍が期待できる。
西武が単独1位指名した多和田真三郎(富士大)も肩を痛め、今秋は未登板ながら、北東北大学リーグで通算32勝、MVP5回と群を抜く成績を残している。
重心の低いフォームから浮き上がってくるような最速151キロのストレートはプロでも生命線となる。
一方で、広島が単独1位指名した岡田明丈(大阪商業大)は、昨秋まで関西六大学リーグ通算3勝ながら、今年は春秋通じて12勝無敗と急成長を遂げた右腕。
185センチ82キロのガッシリとした体格から放たれる最速153キロのストレートは迫力十分。
球種はやや少ないが、ストンと急角度で落ちるフォークも魅力的で、大きく育って欲しい。
最もスケールの大きさを感じるのは、日本ハムが1位指名した大型左腕・上原健太(明治大)。
身長190センチの体格から投げ込むストレートの最速は151キロを計測する。
まだまだその身体能力を生かしきれているとは言い難いが、育成に定評のある日本ハムで、どこまで実戦的な力を身につけることができるのか期待したい。
そして最も即戦力として期待できるのが、ヤクルトが1位で指名した右腕・原樹理(東洋大)だ。
今春に10試合(チームは全11試合)で8勝1敗4完封と驚異的な成績を残し、8月の巨人2軍戦でも8回まで無安打無四球に抑えた(最終的には9回2安打1四球1自責点で完投勝利)。
ストレートの球速に近いシュートやカットボールを打者の手元で変化させ、凡打の山を築かせる投球スタイルが持ち味。
ストレートの球速は140キロ台半ばが多いが、制球とキレが良いため、スピード以上の威力があり、先発・中継ぎどちらでも即戦力だ。
外野手では、ヤクルトと阪神に1位指名され阪神が交渉権を獲得した高山俊(明治大)にはアベレージヒッターとして、オリックスが単独1位指名に成功した吉田正尚(青山学院大)には長距離打者として即戦力の期待がかかる。
「使い勝手の良さ」が光る選手たちも1年目から勝負
また今年のドラフトでは、適材適所で持ち味が光りそうな「使い勝手の良い」選手たちも多く指名され、1年目からチャンスを窺う。
ドラフト1位指名(巨人)された右腕・桜井俊貴(立命館大)はそのタイプと言える。
打者に対して差し込めるストレートの伸びに加え、11試合92回1/3を投げ6勝0敗を記録した3年春を筆頭に、1年秋からコンスタントに故障なく投げ抜いたタフネスさが光り、先発・中継ぎどちらに置いても投手層を厚くしてくれそうだ。
走塁面で重宝されそうなのは、巨人2位指名の重信慎之介(早稲田大)とヤクルト5位指名の山崎晃大朗(日本大)両外野手と、楽天2位指名で強肩も光る内野手の吉持亮汰(大阪商業大)の3人。
それぞれ同タイプの選手を出し抜くだけの結果や打撃力がつけば、1年目から多くの出場機会を掴めるのではないか。
安定感のある守備が光り、チームでは主将として統率力を発揮する坂本誠志郎(捕手/阪神2位指名)や柴田竜拓(遊撃手/DeNA3位指名)も1年目から多くの出場機会を目指し、プロでもリーダー的存在となりたい。
ドラフト全体の大学生指名を振り返ると、DeNAが前述した今永、柴田に加え、1位指名有力と見られていた右腕・熊原健人(仙台大)を2位で指名し即戦力大学生3名を補強した。
巨人は右投手・左投手・捕手・内野手・外野手で1人ずつの大学生を加えて選手層に厚みを加えたという印象だ。
指名漏れとなった選手たちの今後にも期待
一部では上位指名候補との報道もあった谷田成吾(慶應義塾大)は、まさかの指名漏れとなった。
谷田は、東京六大学リーグで現役最多となる通算15本塁打を放つ左打ちの外野手で「高橋由伸二世」との呼び声もあったが、無念の結果となった。
スカウト陣によると、「守備や走塁は普通で、打撃にもムラが見えてしまった」と手厳しい声がある一方で、「その類稀なる長打力など、彼はドラフト下位でプロに行くような選手ではない。2年後に“超即戦力”として1位でプロに入ってほしい」と、高い能力ゆえに期待の声も多く挙がった。
谷田と同じく大学日本代表に選ばれながら指名漏れした藤岡裕大、北村祥治(ともに亜細亜大)、山足達也(立命館大)の3内野手や、潜在能力の高さが光る鈴木康平(国際武道大)、吉田慶司郎(常磐大)、西村天裕(帝京大)ら3右腕らの社会人球界での活躍も、ドラフト指名されプロの世界に羽ばたくことが濃厚な選手たちと同様に、楽しみにしたい。
高校や大学、実業団で活躍したから、プロ野球でも活躍できるのかは、五分五分の丁半ばくちです。
それ以前に実際には、こした多くの有力選手が指名されるかどうかという運命自体が、その年の球団の補強方針や監督自身の個人的好き嫌い、選手の出身地などさまざまな要因が左右しています。
では、そんな選手の運命を握る各球団のスカウト陣の目利きはどうなのでしょうか?
NPB12球団の「眼力」はいかに?
過去5年のドラフト指名選手の成果 広尾晃
ベースボールチャンネル 10月27日(火)
2015年のドラフトが終わった。今年も12球団それぞれのビジョンの元、将来の戦力になることを期待して選手を指名した。
ドラフトは選手の指名が重複すれば抽選になるが、基本的には各球団のスカウト、フロントの「鑑定眼」の勝負になる。
選手の素材を見極め、プロとしての適性やチームとの相性をしっかり見て、指名をする。
昨年に引き続き、過去5年間の12球団の「ドラフト獲得選手成績表」の一覧だ。(省略しますが、よくできた成績表ですので、興味のある方はオリジナル記事をみてください)
2010年から2014年までに獲得した新人選手がその後、どのように活躍しているかを、選手個々の通算成績を集計して比較したものだ。
その年のドラフト上位3人を紹介し、この年指名された選手全員の2015年オフまでの通算安打、勝利、セーブ数を集計した。
最下段に5年間の合計数を入れた。
パリーグからだ。
2010年は、今から振り返るとエポックメイキングな年だった。
今年の「トリプル3」の柳田悠岐と山田哲人の二人、最多安打記録を更新した秋山翔吾のデビュー年だったのだ。
当初は斎藤佑樹と「ハンカチ世代」に注目が集まったが、今や話題の主は完全に変わった。
一方で早くも戦力外になる選手も出てきている。
5年の歳月は勝者と敗者を分けるにはプロでは十分な時間なのだ。
ソフトバンクは、2010年の柳田、2011年の武田と投打の主力が出たが、以後、主力は出てきていない。
12球団一選手層が厚いだけに、競争が激しい。
また昨年・今年と将来性を重視した高卒選手の指名が多く、その世代が出てくるまでにはもう1、2年はかかるだろう。
日本ハムは2011年菅野智之こそ、入団に至らなかったが、毎年戦力が育ってきている。
大谷翔平だけではない。
この表にはないが2011年4位の近藤健介、6位の上沢直之など下位からも戦力が育っているのが特徴だ。
ロッテは2011~13年、毎年、好投手が出ている。
さらに内野の要の鈴木大地、正捕手田村龍弘なども登場。
今年も楽天との抽選の末に、高校屈指の内野手・平沢の指名に成功。
チームの若返りがさらに進んでいくだろう。
西武は秋山翔吾が安打製造機としてブレーク、森友哉も主軸になるなど打者が充実。
そして先発救援で活躍する牧田和久も。
さらに2012年4位の高橋朋己がクローザーとして一本立ちした。
安打数、セーブ数は12球団最多だ。
オリックスは主軸打者こそいないが、後藤駿太、安達了一、2011年8位の川端崇義など、堅実な内野手、外野手が育ってきている。
さらに佐藤達也、海田智行という救援投手も。
楽天は野手陣にやや見劣りもあるが、今やエースの則本昂大、クローザーの松井裕樹、塩見貴洋、美馬学など投手陣が順調に育っている。
安樂智大も今年は1勝に終わったが来年以降に期待がかかる。
今年のドラフトでは野手を多く指名したが、その選手が戦力に加わっていければ、チームも一気に若返るだろう。
次にセリーグを見てみよう。
パリーグに比べて安打数がかなり少ない。
指名を受けた野手が一軍で戦力として十分に働いている選手が少ない、つまり育っていないことがわかる。
その中では、ヤクルトは成功している。
山田哲人が「トリプル3」を記録。リーグを代表するスラッガーに成長。
投手陣も2012年の小川、石山、2013年の小川などが主戦級に育っている。
巨人は澤村、菅野とドラフト1位投手が順調に成長している。
勝利数は最多。
野手では、阿部慎之助の後継者と目される小林誠司、高卒ドラ1で注目された岡本和真がいるが、まだ結果にはつながっていない。
彼ら新世代の台頭なくして、巨人の復活はない。
阪神はエース藤浪晋太郎こそ出たが、それ以外主力は育っていない。
藤井彰人の引退を受けて、2013年4位の梅野隆太郎が正捕手の座をつかめるか、また2014年3位の江越大賀が中軸に座れるかが注目だ。
広島も近年のドラフトは成功している。
投打ともに主力級が育ってきている。
野村祐輔、福井優也の他に先発、救援で活躍する大瀬良大地、野手陣では菊池涼介、田中広輔らがレギュラーの座を勝ち取った。
鈴木誠也も来年は楽しみだ。
中日はやや寂しい。
先発の大野雄大、救援の又吉克樹、福谷浩司などが出た一方、ドラフトで補強している割に、高齢化している野手のポジションを脅かす選手が少ない印象だ。
DeNAは、2014年のドラフト1位の山崎康晃が活躍。
2013年4位の三上朋也も救援として活躍。先発の井納翔一も成長した。
野手陣では外野守備の名手、荒波翔が出ている。
内野手・捕手で独り立ちする選手が出てきてほしいのが正直なところではないか。
一般的に、メンバーがそろった強豪チームよりも下位に低迷するチームのほうが思い切った選手起用をすると言われる。
若い選手の活躍のチャンスが多いとされる。
このデータからもその傾向はみられるが、投手が登用されるチーム、野手が登用されるチームという色分けがあることもわかる。
チーム事情による。
当初はドラフト上位の指名選手のほうが、一軍昇格の機会は多い。
しかし年数を経るとともに下位指名でも競争を勝ち抜き、実力を蓄えた選手が這い上がってくる。
2010年、11年あたりはそういう状況になりつつある。
まだまだ先は長い。
今うずもれている選手の中から、遅咲きのスター選手も出てくるだろう。
オブラートに包んだ言い回しで、総合評価がわかりにくいので、文章内容から私が勝手にランクづけしてしまいます。
A(よくできました、B(まずまず)、C(もっと頑張りましょう)という感じです。
パリーグはAがソフトバンク、ロッテ、西武、Bが日ハム、オリックス、楽天。
セリーグはAがヤクルト、巨人、広島、DeNA、Bが阪神、Cが中日。
唯一C評価の中日は、採用の眼力も心もとないのですが、それ以上にまだ使える選手を戦力外で放出しすぎです。
自球団で育て上げる気がないのなら、軽々しく採用すべきではありません。
おそらくGMとして実績を残していないのに、異常に威厳のある落合氏の存在が問題だと思うんだが・・・
このままでは選手たちがあまりにもかわいそうです。
ということで最近私が思うのは、入団5年まで位の全球団の選手に「この球団に指名されてよかったか?」という無記名の質問を各球団ごとに集計して欲しいということです。
選手がその球団で開花できない理由は、もちろん自身の努力不足やケガなどがメインでしょうが、それ以外にも選手の育て方には球団のカラーの違いがあります。
例えば選手の管理も自由放任なのか、手厚くケアしてもらえるのか、またトレーニング手法も、軍隊式のスパルタなのか最先端のスポーツ理論を取り入れているのか、とかいろいろありそうです。
こうした内部から選手の生の声を聞き取ることで、もっと彼らのおかれている環境の実態を世間、特にドラフトを待つ野球選手関係者にオープンにし、球団として改善できる点は積極的に改善してもらう動機付けとなることが望ましいのではないでしょうか?
選手は絶えず球団から査定されますが、たまには選手からも球団を査定すべきです。
この辺は、選手会が中心になってやるべきなのかもしれません。
今回のドラフトで、ヤクルトが「当り」と間違えて高山選手(千葉県出身)との交渉権を勝ち取ったときにみせた高山選手の表情が阪神に変わった瞬間、一瞬曇ったのが気になりました。
「ああ、ヤクルトがよかったのに・・」という雰囲気が伝わっていましたね。
では、最後の話題です。
中日の落合GMと同様(?)、管理者としての不適格者がここにもいました。
こうなると、もはや教育者の姿ではありません。
ラグビー元日本代表の大八木淳史氏を脅迫容疑で書類送検
告訴した元教頭も名誉毀損容疑で
産経新聞 10月27日(火)
芦屋大(兵庫県芦屋市)などを運営する芦屋学園の理事長で元ラグビー日本代表、大八木淳史氏(54)に脅されたとして、同学園の中・高校の教頭だった60代男性が告訴していた問題で、兵庫県警芦屋署が大八木氏を脅迫容疑で書類送検していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
大八木氏も「男性が事実無根の内容をマスコミにリークした」として告訴しており、同署は名誉毀損(きそん)容疑で男性も書類送検したという。いずれも15日付。
男性は、平成26年5月、大八木氏が理事を務め、学園が外部委託して生徒を通わせていた学習塾への毎年約3千万円の支払いを「不透明」と指摘した際、「理事長には絶対の権力がある」などと大八木氏から脅された、と告訴していた。
これに対し大八木氏は、今年8月、名誉を傷つけられたとして男性を同署に告訴していた。
大八木氏のテレビでのコメントを聞く限りでは、「なぜ、この人が理事長になれたの?」という印象ですが、やはり馬脚を現してきましたか、ねえ。
では、10-28生まれの有名人です。
1818年イワン・ツルゲーネフ (露:小説家,劇作家『父と子』)、1860年嘉納治五郎(柔道家,講道館柔道創始)、1939年矢口高雄(漫画家『釣りキチ三平』)、1947年清水義範(小説家)、1952年小池真理子(小説家)、1955年ビル・ゲイツ (米:経営者,プログラマ,マイクロソフト創業)、1965年吉田都(バレエダンサー)、1967年ジュリア・ロバーツ (米:女優)、1982年倉木麻衣(歌手)。
名曲です。
Kim Wilde - If I Can't have You