う、うらやましい・・

「年収ランキング」給料が高い会社ベスト500
ジャーナリスト 鎌田正文=文
プレジデント 10月30日(金)

平均年収1947万円のトップ企業とは

 2014年9月期の従業員平均年間給与が何と1947万円、単純計算で月給162万円の会社がM&Aキャピタルパートナーズだ。
それも平均年齢は29.9歳という若さ。
従業員29人と少人数の平均であることから、年収が突出している人材が平均を押し上げていることも考えられるが、上場企業トップの高給企業であることに変わりはない。
13年9月期からは924万円のアップ。15年9月期の給与にも注目したいものだ。

 『図解! 業界地図2016年版』(プレジデント社刊)によれば、同社は後継者問題を抱える中小企業のM&A(企業の買収・合併)仲介がメインのビジネス。
年間のM&A成約件数は35件。
1件平均の収入は4760万円で、1件当たりの手数料総額が1億円以上の案件も2例あったという。

 設立は2005年、上場は13年。
積水ハウス出身で設立者の中村悟社長は、配当が開始されれば配当長者に名を連ねる可能性が高いが、現在は内部留保の充実を図る段階にあるとして無配を継続。
14年9月期における社内取締役の平均年俸にしても、従業員平均を下回る1322万円である。
社外取締役の年俸も170万円だ。

 11位にランクインしている同業の日本M&Aセンターの従業員平均給与も1400万円に迫る。
会計士のネットワークを活かして案件を獲得することが多く、14年度のM&A成約件数は338件。
1件平均の収入は3552万円だった。

 設立は1991年とM&Aキャピタルパートナーズ比べて社歴が長いだけにすでに、配当を実施。
持株と1株配当金額から計算すると、分林保弘会長と三宅卓社長の自社株配当金は1億円台。
年俸も両氏とも同額の1億1500万円である。
こちらは従業員も経営陣も“高給”といったところだ。

 『図解! 業界地図2016年版』によると、「中小企業の経営者の高齢化と後継者不足は顕在化しており、2社には追い風が続きそうだ」としている。

高給会社はテレビ局、総合商社、大手不動産……

 6位にランクインのGCAサヴィアンは、前記の2社とは対照的に、ダイキン工業の海外買収案件を手がけるなどM&Aアドバイザリー業務をグローバルに展開。
独立系ながら国内M&A市場では件数ベースでベスト10以内に入っており、経営破たんしたスカイマークのスポンサーの助言役も務めている。

 29位のジャフコは野村HD系のベンチャーキャピタル。
36位のドリームインキュベータは、テレビでもお馴染みの堀紘一氏が会長として率いる会社で、ベンチャー企業への投資や戦略コンサルティング、さらにはペット保険などを手がけている。

 このように、知名度が高い大手以外にも給与水準が高い金融関連企業が存在。
一方、大手金融では、野村HDが3位にランクイン。
以下、東京海上ホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友トラストホールディングスなどが続いている。

 東京を営業基盤とする東京都民銀行と八千代銀行の統合会社であり、東京都が設立した新銀行東京も統合する東京TYフィナンシャルグループの平均給与水準は、三菱UFJフィナンシャルグループを上回る。
約3300人のグループ従業員の中から選ばれたであろう5人の平均とはいえ、地方銀行でも年収が1000万円を突破している従業員がいるということだ。
平均年齢はおよそ48歳、平均勤続年数は約25年である。
ただし、実務を担う東京都民銀行と八千代銀行の平均年収は650万円前後である。

 メーカーではセンサーなど計測測定機器のキーエンスが、全体でも2位にランクイン。
同社は決算期変更のため、15年6月期の平均給与を開示しているが、それによれば15年3月期から40万円アップの1688万円になっている。
30位のアクセルは、パチンコ・パチスロ機器の表示用の半導体を手がけているファブレス企業だ。

 そのほかでは、大手テレビ局や総合商社、大手不動産、製薬会社(医療用医薬品)などが高給企業の常連である。

メーカーのキーエンスはすごいですね。

やはり、「ものづくり日本」ですので製造業の会社が上位にランクインしてほしいものです。

こうした給与の高い企業は、利益という結果を出しているわけですから、当然、働き方も効率的なのでしょうね。

「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」
ベネッセ・原田氏の働き方
ITmedia ビジネスオンライン 10月26日(月)

 「一言でいえば、日本の働き方は世界の非常識だ」

 ベネッセホールディングス代表取締役会長兼社長の原田泳幸氏は、企業経営者の立場から日本の企業社会における社員の働き方やワークライフバランスへの考え方について質問すると、開口一番にこう述べた。

 近年、ワークライフバランスの課題に関する議論は、一般社員や経営者から専門家や政治家に至るまでさまざまな立場で行われており、その理想像もハッキリしてきている。
しかし実際のところ、日本人のワークライフバランスは改善されているのだろうか。
深夜まで及ぶような長時間の労働や休日も仕事から解放されることのない「非常識」な状態が続き、これがビジネスパーソンの日常的な仕事の質にも大きな影響を与えている。
働きすぎが原因で睡眠不足などによる生産性低下がもたらす経済損失は3兆5000億円にものぼるという調査結果(日本大学 内山真教授)もあるほどだ。

 では、外資系企業のマネジメントを歴任してきた経営者には、日本企業特有の働き方に対する考え方やワークライフバランスの課題について、どのように映っているのだろうか。
アップルコンピュータ(当時、現在はアップルジャパン)、日本マクドナルドの日本法人社長を歴任し、2014年6月にベネッセホールディングスのトップに就任した原田氏に話を聞いた。

●市場の競争モデルは変革した、しかし日本人の働き方は変革しない

 まず原田氏は、今の日本の働き方の原点にあるものとして戦後の高度経済成長時代を挙げた。
「先進国に追いつき、追い越せと突き進んできた戦後復興期における日本の経済成長は、協調主義、生産性、品質、コスト競争力といったものが支えてきた。
その時代に企業がとった戦略が、社員の企業に対する忠誠心の徹底。社宅や社員寮といったものや、終身雇用といった文化は、この忠誠心の徹底を目的に生まれ、それが今日の日本人の働き方につながっている。
社員はファミリーであり、徹底して会社を優先する。そういう文化が日本の働き方の原点にある」。
過度な残業も厭(いと)わず、会社を最優先して家庭を顧みず仕事に邁進するという日本の企業戦士像は、これまでの日本の経済成長が生み出したものだというのだ。

 しかし、今日の日本はどうか。
高度成長の時代は終わり、豊かになったライフスタイルの中で企業が取るべき戦略も大きく転換した。
この点について原田氏は、「高度成長期の日本の経済モデルは、もう終わった。
例えば、コスト競争力で中国に負け、中国でさえ他国に追いつかれているような状況だ。
生産性、品質、コスト競争力で勝てる時代では、もうない。
今は、いかに価値を創造するかどうかが重要な時代だ」と指摘する。
生産競争力だけでモノが売れる時代から、より高度で綿密な戦略と目の肥えた消費者を納得させられる価値の創出が求められるようになったのだ。

 そのような時代に、社員には何が求められるのか。
会社に対する忠誠心と家庭やプライベートを顧みない長時間労働ではないことは明白だ。
「これからの時代に、“長い時間を働くことが結果を生み出す”ということはない。
結果こそが全てであり、そこに労働時間は関係ないのだ。
そこに日本の経営者は早く気が付き、トップから変わっていかなければならない。
新しい発想を生み出し、質のいい仕事をするためには、ずっと頭の中が仕事モードでは決して前向きには取り組めない。
オンとオフ、仕事と家庭、頭を使う時間と体を使う時間、そのバランスがなければ、新しい発想は生まれてこない」と原田氏は提言する。

 また、このようにも話す。
「島型の机を並べて上司が監督し、社員が顔を見合わせながら仕事をする緊張感のあるワークスペースも、残業を前提にした仕事のペース配分で無駄な時間を費やしてしまう働き方も含めて、日本の企業はおかしい。
欧米の企業から見たら信じられないことだろう。
日本の企業社会は、今のワークスタイルを脱却しない限り明日は変わらない」

●経営者の意識改革に加え、ビジネスパーソン自身もライフスタイルを変えること

 日本のビジネスパーソンはとにかく残業が多い。
一方、こうして無駄な残業で長く会社にいて仕事をした社員が褒められる文化があるのも現実だ。
結果を生み出すための効率が重視されるのではなく、結果よりもいかに会社に忠誠心があるかが社員の評価に繋がる場合さえある。
“安いコストで、長く働く人が重宝される”という意見もあるほどだ。

 しかし、グローバルで見たらどうだろうか。
かつて原田氏が日本法人社長を務めたアップル社も、世界のインターネットの覇者になったグーグルも、過労死者が出るような長時間労働で成長したわけではないだろう。
世界を変革するような価値の創造によって急成長を遂げ、かつて世界経済をリードしていた多くの日本企業を軽々と抜き去っていった。
日本の企業社会も、こうした会社のあり方、働き方のグローバルスタンダードから学ぶべきなのではないだろうか。

 ちなみに、こうした考え方を前提に、原田氏も自身のワークスタイル、ライフスタイルを変えてきたという。
「私も60歳を前にして、猛烈に運動を始めた。
東京マラソンにも5回出場して、トライアスロンにも挑戦した。
毎日、朝4時から1時間でメールのチェックをして、5時からランニングをしている。
この朝起きてから1時間のメール処理の生産性はものすごく高く、朝5時からランニングしながら聞くニュースの情報収集は一番質が良い。
早寝早起きすると、1日の効率が劇的に変わる。
仕事も、早くスタートして早く終わることが、働き方を変える第一歩ではないか」

 経営者の意識改革に加え、ビジネスパーソン自身もライフスタイルを変えることが、ワークライフバランスを改善する重要な一歩になるのだ。

●ワークライフバランスの改善が企業に与えるインパクト

 ではワークライフバランスを改善して生産効率の高い組織を作ることによって、企業の経営にどのようなインパクトを与えるのだろうか。
「とにかく社員には、『残業ゼロを目指すことは、単なるコスト削減ではない』と常々言うようにしている。
限られた時間の中で仕事を終わらせる習慣をつけると、仕事のスピードと質が向上する。
これが残業をゼロにする企業にとっての本来のメリットなのだ。
もちろん、社員にとってはワークライフバランスが改善することで生活がもっと豊かになり、メンタル面でも良い影響があり仕事に臨むエネルギーも高まる。
一方で経営者にとっては、仕事のスピードと質の向上が生まれることが一番のメリットだ」と原田氏は語る。

 厳しい市場環境の中で競争に勝つためにはビジネスのスピードを上げ、そして市場に勝つためには高い付加価値を生み出す組織にしなければならない。
残業を削減し、社員のワークライフバランスを改善することは、競争力のある組織を生み出すために不可欠なのである。

 原田氏は、“仕事の質”についてこう付け加える。
「価値を生み出すクリエイティブな仕事というのは、何時から何時までオフィスにいれば生まれるというものではない。
日常的に普段ずっと頭の中で考えているものであり、例えば私にとっては、早朝ランニングするときが一番多く仕事のアイデアが生み出される一番クリエイティブな時間だ。
つまり、ある時間の中で仕事をしているのではなく、その人にとっての一番クリエイティブな時間に価値が生み出されているのだ」

 つまり、仕事の結果を生み出すために必要なアイデアや価値の創造は、オフィスにいる時間の長さとは比例せず、そしてオフィスという空間に縛られるものではないということだ。
「もちろん、ビジネスは組織で動いているので自分勝手なことはせずに社内の連携はしっかりしなければならない。
会社という空間はそのための場所だ。
しかし、頭が働き本当にクリエイティブな仕事が生み出されるのは、時間や場所に依存するものではない」

 原田氏自身、オフィスアワーは社内の情報共有やものごとの決定をするための時間であり、本当に価値を創造するために頭を働かせているのは、オフィスにいないプライベートな時間なのだという。
「体を動かしたり、ぼーっとしたり、余暇に旅行に行ったりする時間が必要。
そういったリフレッシュからエネルギーが生まれて新たな価値を創造する発想が生まれる。
そういった時間がなければ、メンタル面で疲弊してしまい価値を生み出すことなどできないはずだ。
ワークライフバランスが崩れて心が疲弊すると、冷静なものごと判断や頭の整理ができなくなってしまう。
精神的なコントロールが利かなくなってきてしまうのだ」

 こうしたメンタル面で疲弊してしまった社員が集まる組織が、どのような生産性を実現できるのかは、ここでいうまでもない。
ワークライフバランスの崩れ=メンタル面での不安定さは、企業経営にも大きな悪影響を与えてしまうのだ。
「人間に平等に与えられた時間をどのように使うかが、人間の賢さだ。
仕事のためだけに時間を使うのではなく、自分自身の人生に投資するために時間を使うことが“賢さ”だ」

●就任から1年、原田氏が感じたベネッセの“課題”

 原田氏が2014年6月にベネッセホールディングスのトップに就任してから1年余りが経った。
就任直後の7月には、同社傘下の情報処理子会社に勤めていた業務委託先社員のシステムエンジニアの男がベネッセの保有していた個人情報を大量に外部に漏えいさせるという個人情報流出事件が発覚。
大きな危機に直面した原田氏は、ベネッセの社員の働き方をどのように感じ、どのような課題を感じているのだろうか。

 「(アップル、マクドナルドという外資系企業を経て)初めて日本企業の社長になって1年、ベネッセ社員の素晴らしさも企業のコアバリューもよく理解できた。
そのコアバリューを進化させていくことが経営の基本だ」と語った上で、「ただ、ベネッセの組織には課題がある」と指摘した。
「ベネッセは縦割りの傾向が強かった。
他の部署のことをあまり知ろうとせず、自部署の業務は自前で完結しようとする、部署間の調整をするには時間と手間を取られる、良くないパターンだったと言える」

 また、縦割り型の組織は社員の序列を重視する風土を生み出し、これが新たな価値を生み出すための創造力を阻害する要因にもなる。
しかし、これらの課題について、この1年ずいぶん改善を図ってきたという。

 その上で、原田氏はこれからベネッセが成長していくために必要なものとして、
(1)社内でクロスファンクショナルな動きができること、
(2)社内外でコラボレーションが生み出せること、
(3)肩書や役職に囚(とら)われない真のリーダーシップが発揮できること、
(4)ものごとを深く掘り下げて考えることができること、
(5)社員同士が違う意見を持ちながら建設的な議論を重ねて互いに学び成長すること、という5つのポイントを挙げた。

 「グローバル企業は、この5つのポイントで強さを持っている。
私が就任してからこの1年で、ずいぶん変えてきた。
しかし、私が旗振り役として変えるのではなく、社員がこの5つのポイントを理解して自ら変わっていこうとしなければならない」

 こうしたベネッセが抱える課題は、多くの日本型企業組織が持つ共通の弱点ともいえる。
ワークライフバランスの改善も、仕事のスピードや質の向上も、新たな価値の創出も、旧態依然としている日本型企業の弱点を見直し、社員ひとりひとりの意識を変え、企業風土を変革させることから始まるのだ。
「トップダウンで強引に組織のあり方を180度変えてしまったら、今のベネッセのいいところが消えてしまう。
慎重に時間をかけて社員ひとりひとりの仕事に対する意識を変えていかなければならない」

記事の終わりに、「ベネッセのいいところ」という表現が出てきましたが、原田氏が何をベネッセの強みと認識しているのかは「ベネッセ社員の素晴らしさも企業のコアバリューもよく理解できた」ということですので、おそらく「コアバリュー」にもっと集中して、一人一人の社員の質を高めていく、という方向性なのでしょうね。

お手並み拝見です。

そして、こちらのトップは・・

落合GMの好き嫌い人事が横行しているのに、何も手を打てない球団経営者。

【中日】藤井、怒りのFA権行使へ 
落合GMから慰留なし「寂しい、悲しい」
スポーツ報知 10月30日(金)

 中日・藤井淳志外野手(34)が国内フリーエージェント(FA)権を行使して移籍することが29日、決定的になった。
ナゴヤ球場での調整後に「10年間過ごした球団から何も言われていない。寂しい、悲しい気持ちがある」と球団から慰留や条件提示が一切ないことを明かした上で「家族と相談して近日中に結論を出します」と決別を示唆した。

 藤井は今年7月に国内FA権を取得したが、交渉の窓口となる落合博満GM(61)からの働きかけは一切なかった。
こうした対応に不信感を募らせ、態度を硬化させており「あした(30日)以降に話し合いがあったとしても(球団に)誠意(がある)とは思えない」と語気を強めた。

 今季は自身最多の118試合に出場し打率2割9分5厘、6本塁打、45打点。
得点圏打率4割5厘と勝負強さも発揮した。
年俸3000万円で、獲得する球団にとっては補償が必要ないCランク。
宣言した場合、複数球団による争奪戦が必至だ。

 ◆藤井 淳志(ふじい・あつし)1981年5月20日、愛知県生まれ。34歳。
豊橋東高、筑波大、NTT西日本を経て2005年の大学・社会人ドラフト3巡目で中日入団。
10年間の通算成績は721試合に出場して打率2割7分2厘、32本塁打、170打点。
182センチ、81キロ。右投両打。

まったく問題だらけの組織運営のような気がします。

それから、5位に終わった今シーズンの結果責任を当のGMはどう考えているのだろう。

自分だけ無傷というのは、都合がよすぎます。

また、こんな組織も。

交通死166人計上せず=死体検案書改ざんも―千葉県警
時事通信 10月30日(金)

 千葉県警は30日、2013年までの10年間の交通死亡事故統計に、166人を計上していなかったと発表した。
 外部からの過少計上の指摘があり、調査で判明。
うち22人について警察官らによる虚偽申告などの不正が認められ、医師が作った死体検案書の死因を改ざんした例もあった。
 交通総務課によると、2004~13年の10年間で、歩道橋から飛び降りた後に車にひかれたり、運転者に持病があったりした144人について、基準の適用を誤り自殺や病死として処理していた。
 残る22人は、事故後24時間以内だった死亡時期を30日以内と虚偽申告するなどの不正があった。
13年2月に同県市原市で起きた軽自動車の単独事故では、当時の市原署交通官が、医師が「交通死」とした死体検案書コピーに「病死」と書き足して報告し、病死として処理されていた。
 監察官室は30日、当時の同署交通官で現在は交通部所属の男性警視(55)ら、過少計上に関わった7人を本部長訓戒などの処分とした。
男性警視は改ざんの動機について、「1件でも少なく見せたいと思った」という趣旨の話をしているという。
 166人の再計上により、都道府県ごとの交通死亡事故者数で、千葉県はワースト8位とされていた12年が同2位になるなど、13年までの10年間中7年で順位が悪化する。
 県警は再発防止策として、交通総務課内に統計監査担当者を配置。
死亡時間の項目を設けるなど交通事故の統計システムも改める。
 黒木慶英・千葉県警本部長の話 
交通事故統計に対する信頼を損ねる事態を生じさせ遺憾。
手続きの厳格化や事故統計の重要性を認識させ、再発防止を徹底する。

まず、千葉県警本部長を替えるべきです。

不正が見つかったら、その時点での担当トップは辞任、という決まりを作るべきです。

トカゲの尻尾きりでお茶を濁させてはいけません。

しかし、正義の味方であるべき警察官の不祥事の多さは、酷すぎます。

ここまでたがの外れた組織を立て直すには、組織のしがらみに無縁な外部からの清廉潔白な指導者に指揮を委ねるしかないでしょうね。

でも、やらないんだろうなあ。

最後の記事は、明るい話題です!

インフル 1回投与で治療 塩野義、3年後にも新薬
産経新聞 10月30日(金)

 塩野義製薬が開発中の世界で初めてインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果のある飲み薬が、平成30年にも発売される見通しとなったことが30日分かった。
1回の投与で1日以内に症状を抑える効果を目指して実用化に向けた臨床試験(治験)を進めており、厚生労働省も画期的な新薬候補として優先的に審査する対象に指定している。

 スイス製薬大手ロシュの「タミフル」など従来のインフルエンザ治療薬はウイルスの拡散を抑えるもので、増殖そのものを抑えることはできなかった。
このため、発症後48時間以内に服用しなければ効果が得られず、タミフルの場合は5日間程度服用を続ける必要があるといった不便さがあった。

 塩野義は国内での治験を開始しており、11月以降に数百人規模の患者を対象にした第2段階の治験を行い、有効性などを確認する。

 早ければ29年にも承認申請を目指している。

 厚労省はすでにこれを画期的な新薬候補として、世界に先駆けて優れた新薬を発売するために優先的に審査する「先駆け審査指定制度」の対象に指定した。
塩野義が承認申請すれば、通常1年程度かかる審査を半年程度に短縮することになり、30年にも発売される見通しだ。

すごいぞ、塩野義製薬!

では、10-31生まれの有名人です。

1632年ヨハネス・フェルメール (蘭:画家)、1816年フィロ・レミントン (米:タイプライター発明)、1887年蒋介石(中華民国:政治家,軍人,総統(初代))、1920年ディック・フランシス (英:小説家,騎手)、1937年つげ義春(漫画家『ねじ式』)、1961年ピーター・ジャクソン (ニュージーランド:映画監督,映画プロデューサー『ロード・オブ・ザ・リング』)。

素敵です!
Perri | Someone Like You
確かに、これは新刊売上10%分くらいの影響があるのかな。

本が売れぬのは図書館のせい? 
新刊貸し出し「待った」
朝日新聞デジタル 10月29日(木)

 公立図書館の貸し出しにより本が売れなくなっているとして、大手出版社や作家らが、発売から一定期間、新刊本の貸し出しをやめるよう求める動きがある。
背景には、深刻化する出版不況に、図書館の増加、サービス拡充もある。
本を売る者と貸す者、相反する利害のはざまで、出版文化のあり方が問われている。

 「増刷できたはずのものができなくなり、出版社が非常に苦労している」。
10月半ば、東京都内で開かれた全国図書館大会の「出版と図書館」分科会。
図書館関係者が多くを占める会場で、新潮社の佐藤隆信社長が、売れるべき本が売れない要因の一つは図書館の貸し出しにある、と口火を切った。

 佐藤社長は、ある人気作家の過去作品を例に、全国の図書館が発売から数カ月で貸し出した延べ冊数の数万部のうち、少しでも売れていれば増刷できていた計算になると説明。
司会役の調布市立図書館(東京都)の小池信彦館長が「それは微妙な問題で……」と言葉を濁す場面もあった。

 新潮社を旗振り役に大手書店やエンターテインメント系作家らが、著者と版元の合意がある新刊について「貸し出しの1年猶予」を求める文書を、11月にも図書館側に送る予定だ。

■困惑する図書館協会

 背景には、2000年代以降、深刻化する出版不況がある。
国内の書籍(雑誌を除く)の売り上げはピークの1996年から減る一方で、14年は7割弱に落ち込んだ。
漫画などを持たない文芸系出版社はとりわけ苦境にある。

 大手出版社の文芸作品は一般的に、最初に刷った部数(初版)の9割が売れて採算ラインに乗り、増刷分が利益となるといわれる。
数十万部に到達するベストセラーはまれで、大御所から中堅人気作家による初版2万~3万程度の作品で収益を確保できるかが死活問題だ。
だが、近年はこれらの作品でなかなか増刷が出ないという。

 出版不況の一方、全国の公共図書館(ほぼ公立)は増加傾向にある。
10年で400館以上増え、3246館に。
貸出冊数も軌を一にする。

 今回の「貸し出し猶予」の要請の動きに、日本図書館協会は困惑する。
山本宏義副理事長は「図書館の影響で出版社の売り上げがどのくらい減るかという実証的なデータがあるわけではない」と話す。

図書館だけではなく、新刊本でも少し待てばBookOffなどの中古書店に山積みされるわけですからねえ。

今はそうした中古流通市場があるわけですから、よっぽど話題作でもない限り、増刷は難しい時代になっているのでしょうね。

では、図書関連でもう1本。

TSUTAYA図書館に協業企業が呆れた理由
東洋経済オンライン 2015/10/29 杉本 りうこ

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と公共図書館の共同運営に取り組んでいた図書館流通センター(TRC、東京・文京区)が、CCCとの協業を見直す方針を明らかにした。
すでにCCCに対し、既存の協業関係を解消し、将来的にも協業しない意向を伝えたという。

TRCとCCCは共同事業体として、神奈川県海老名市の図書館運営を受託している。
また愛知県小牧市でも図書館の移転・新築計画について、市とアドバイザリー業務契約を結んでいた。
だが海老名市立中央図書館が10月、いわゆる「TSUTAYA図書館」としてリニューアルオープンすると、書籍の分類や蔵書などについて問題が噴出。
また小牧も住民投票の反対多数結果を受け、市が両社との契約を撤回する方針を明らかにしている。

すでに新図書館の運営がスタートしている海老名で、今後どのように協業を解消するのかについて、TRCは「市、CCCとの3者で十分に協議して決める。すでにTRCが担っている業務については、当面責任を持って続ける」(広報)としている。
公共図書館運営の最大手であるTRCは、CCCの何に落胆し、「絶縁」を申し入れたのか? 
TRCの谷一文子会長に聞いた(取材は10月中旬に行った)。

 ――海老名ではCCCとどう協業していますか。

 海老名には中央と有馬という2つの市立図書館があり、TRCはもともとこの2館を指定管理者として運営していた。
その経緯があってCCCと共同事業体を組んだが、実際には中央をCCC、有馬をTRCが分担して運営している。
問題となっている中央の運営には、当社は関与していない。

 共同事業体を組む上で、CCCによる独自分類(ライフスタイル分類)には大きな懸念を感じていた。
先にCCCが指定管理者を務めていた佐賀県武雄市図書館で、返却本が書架に戻せずたまっており、司書が苦労しているという状況があった。

 これがさらに蔵書数の多い海老名に導入されたら大変なことになると危惧していた。
独自分類は本との新しい出会いを生むという触れ込みだが、CCCに対して「出会いはいいが、返却後に返せなくなる、本が探せなくなるのではないか。本当にあの分類で大丈夫か」とあらかじめ疑問を呈していた。

 だが9月末、リニューアルオープンした中央の内覧会で、やはり独自分類が導入されていることを知り落胆した。
「分類方法を改善するべき」と改めて提言したが、CCCの図書館事業の責任者からは「独自分類は当初からの提案。市もそれでいきましょうと言っている。変えるつもりはない。間違ったジャンルに分類されている場合は、その都度修正する」という回答だった。
市にも問題があると、改めて申し上げてある。
率直なところ、あの分類は図書館としてはノーだ。

――独自分類のどこが具体的に問題ですか。

 実際に本を検索していただければわかるが、どう見ても素人がタイトルや単語だけを見て判断したとしかいえない分類がある。
たとえば著名な作家の食べ物に関する随筆が、料理本に分類されているような例だ。

 また独自分類の詳細な区分表が開示されておらず、系統立てて理解することが第三者にはできない。
たとえて言うなら、図書館の書架が個人の本棚のようになっている。
好きなように分類した当事者にとってはわかりやすいかもしれないが、第三者にはまったくわからない。
通常、公共図書館が採用している日本十進分類法(NDC)はグローバルスタンダード。
電子計算機のような古い言葉を使っているところもあるが、一定の評価ができる分類法だ。

 リニューアル直後に中央にTRCの人手を応援派遣したが、現場では利用者から「本がどこにあるかわからない」という問い合わせが殺到していた。
利用者が探せないだけではない。
TRCのスタッフも独自分類を学んでいないので、聞かれても探せない、お役に立てない。
本来、司書は早く正確に情報を検索・提供できるスキルを身につけているが、そのスキルが中央ではまったく役に立たないのだ。

■ 図書館はエンタメか? 

 ――不適切な選書も議論を呼んでいます。

 風俗街の紹介本が問題視されているが、蔵書問題の本質は違うところにある。
図書館の本来の使命は、膨大な資料を使いやすく収集・整理し、それによって利用者が仕事や生活をより豊かなものにする情報に接し、結果として「地域の知力」を上げるということ。
地域にとって本当に買うべき本は何なのか、一過性でなく長期的な視点で考えなくてはならない。

 何を買うべきかについては本来、自治体ごとに基準がある。
たとえば東北のある県は、小説は大量には買わず、総覧・年鑑や郷土資料を重点的に収蔵する方針だ。
これは「市民が自分では買えない、ほかでは容易に手にできない本を提供する」という考え方だ。

 一方、市民が求めるから、売れているからという基準だけで作った蔵書は荒れる。
ほかの自治体の例でも、流行の小説と健康関連の本ばかりが並ぶ図書館になっているところがある。
CCCは海老名で、「食こそ文化」という発想から料理本を大量に集めている。
彼らにとって公立図書館はエンタテインメントの一つかも知れないが、地域にとって本当に買うべき本は何なのか、遠大な価値観でもって考えて欲しい。

――蔵書については、収蔵雑誌が大幅に削減されているという問題があります。

雑誌の収蔵で重要なのは、バックナンバーがあること。
雑誌によっては、永久保存しなければならないタイトルもあり、軽々に中断してはならない。
確かに中央の収蔵誌数は148誌から50誌に急減した。
中央の改修休館中に、TRCが運営する有馬は収蔵誌数を増やしたが、中央の現状を踏まえ、今後も現在の収蔵誌数を維持するつもりだ(注・CCCは『週刊東洋経済』における増田宗昭社長へのインタビューでこの問題の指摘を受け、雑誌の収蔵数を再拡大する方針を示している)。 
雑誌以外にも武雄では重要な郷土資料が廃棄されたとの情報があった。
真偽は不明だが、TRCとしては警戒感を抱き、絶対に廃棄されてはまずい重要な郷土資料を有馬で引き取ることにした。
CCCからは「郷土資料は大量には中央館に置けない。ぜひ有馬で運用して下さい」と快諾された。

 ほかにも小学生向けの本の問題がある。
中央は料理や旅行といった大人向けの趣味の本と、絵本のような未就学児童向けの本が充実している。
だがその一方で、青い鳥文庫のような小学生向けの本が大幅に減らされている。
これらの本は休館中に地域の学校に預けられたまま中央に戻っておらず、まだ宙に浮いている。

 ――共同事業体を組んだ以上、TRCにも問題に対する責任があるのでは。

 先に話したように提案はしてきたが、CCCに押し切られた。
確かに共同名義で提案書を出したので、市からは「バラバラじゃ困る。一体となって運営してほしい」と言われたことがある。

■ 公立図書館の運営は儲からない

 ――民間企業が公立図書館を運営するのは難しいのでしょうか。

 TRCは2005年から指定管理者を務めているが、当初は批判されることも多かった。
民間企業でできるわけがない、というのが主な批判の根拠。
しかし実績を積んで、一定の評価をいただけるようになった。

 ただ、儲かる事業ではない。
2009年まで、事業は赤字だった。
もともと公立図書館を顧客としていたので、できる限り地域の力にならせていただこうと考えて取り組んできた。
今は253館でやらせていただいているので、スケールメリットを効かせて利益を生めるようになった。
しかし本来、収益性の高い事業ではない。
しかも近年は指定管理料が低下している。
この環境の中で、事業収益を維持していくのは本当に難しい。

 民間の活力と創意工夫は公立図書館から求められているところ。
CCCもデザインや空間作りはすばらしい。
あんなに素晴らしいハードが作れるのに、深刻な問題があるというのはもったいない。

協業のメリットはお互いがいいとこどりができる可能性があるということ。

デメリットは、どっちつかずの中途半端な折衷案になった場合に顕著です。

今回の件は、お互いのメリットを出し合って事前に新しい図書館の理想形を想定すべきでした。

お互いに譲れる点と譲れない点をぶつけあうことなく、結局はCCCに丸投げしてしまったのが問題の本質ではなかったのでしょうか?

失敗の原因は、単なる事前の調整不足でしょう。

もっといえば、図書館側に経験と知識に裏づけされた信念を持って発言が出来る人がいなかった、という面もあるのかな?

話題性もあっただけに、今でも責任のなすりつけあいという状況にがっかりですが、問題が発覚してからお互いに真摯に話し合い歩み寄ればまた別の方向にいけた可能性があっただけに残念ですね。

最後は、プロ野球日本シリーズはSB圧勝で終わったようです。

<日本シリーズ>MVPは李大浩 敢闘選手に山田
毎日新聞 10月29日(木)

 神宮の杜(もり)でソフトバンク・工藤監督の体が宙に舞った。
29日、神宮球場で行われた「SMBC日本シリーズ2015」第5戦(7試合制、4戦先勝方式)は、日本一に王手をかけていたソフトバンクが李大浩の先制2ランと投手陣の好投により5-0でヤクルトを退け、今季のプロ野球の頂点に立った。
ソフトバンクは球団史上初の日本シリーズ連覇で、13年の楽天から3年連続でパ・リーグの球団が日本シリーズを制した。
3試合で先制打を放つなど計8打点を挙げた李大浩(ソフトバンク)が最高殊勲選手(MVP)、山田(ヤクルト)が敢闘選手に選ばれた。

 ◇表彰選手

 最高殊勲選手(MVP)=李大浩内野手(ソフトバンク)
▽優秀選手=明石健志内野手、武田翔太投手、バンデンハーク投手(以上ソフトバンク)
▽敢闘選手=山田哲人内野手(ヤクルト)

 ◇第5戦の主な記録

 【タイ記録】チームイニング最多三振3=ソフトバンク、多数
▽個人イニング最多奪三振3=石川(ヤ)、多数(イニング3者三振は44度目)

 ◇シリーズ通算記録(5試合)

 【新記録】個人最多打点8=李大浩(ソ)
▽チーム最少補殺42=ヤクルト【タイ記録】
個人最多盗塁刺2=明石(ソ)、4人目
▽個人最多死球2=李大浩(ソ)、5人目
▽チーム最多盗塁刺5=ソフトバンク、2度目
▽チーム最多死球5=ソフトバンク、3度目
▽個人最多敗北2=石川(ヤ)、10人目
▽個人捕手最多併殺2=中村(ヤ)、2人目

お疲れ様でした。

では、10-30生まれの有名人です。

1821年フョードル・ドストエフスキー (露:小説家『罪と罰』)、1839年アルフレッド・シスレー (英・仏:画家)、1874年上田敏(評論家,イギリス文学者,翻訳家,詩人)、1930年クリフォード・ブラウン (米:ジャズトランペット奏者)、1932年ルイ・マル (仏:映画監督)、1937年東海林さだお(漫画家,エッセイスト『サラリーマン専科』)、1941年山本小鉄(プロレス[元])、1957年ジャッキー佐藤(プロレス(ビューティペア))、1960年ディエゴ・マラドーナ (アルゼンチン:サッカー)、1964年神取忍(プロレス,参議院議員[元])、1979年仲間由紀恵(女優)、1980年鬼束ちひろ(シンガーソングライター)。

かっこいい!
Jody Watley - Everything
もっと早くすべきでしたが、オバマ大統領もやっと重い腰をあげたようです。

米軍艦、中国人工島付近を再び航行へ 当局者
AFP=時事 10月28日(水)

【AFP=時事】米海軍は、中国が南シナ海(South China Sea)に建設中の人工島付近にさらなる艦船を派遣する予定だと、米当局者が27日、明らかにした。

 米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン(Lassen)」は現地時間の同日朝、周辺国による領有権争いの的となっている南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)で中国が自国領土と主張している人工島のうち少なくとも一つの12カイリ(約22キロ)内に進入。
これに中国政府は激怒し、駐中国米大使を呼び抗議した他、「主権に対する脅威」と強く非難した。

 匿名を条件にAFPの取材に応じた米当局者は、米軍が人工島付近の航行を「再び実施する」と言明。
「国際水域においては、自由な時間と場所で航行する」と語った。

 また、上院軍事委員会の公聴会で証言したカアシュトン・カーター(Ashton Carter)国防長官も、人工島周辺の12カイリ水域内でさらなる活動を行うことを示唆。
「われわれは、国際法で認められている場所であればどこでも飛行・航行し、作戦を展開する、という原則にのっとって行動している」と述べた。

 複数の諸国が領有権を主張している南沙諸島で、中国が岩礁を埋め立てて軍事施設の支援につながるような人工島を造成し始めて以来、同海域をめぐる緊張は高まる一方となっている。
中国は、この人工島周辺を領海と主張しているが、米政府はこれを認めない意向を繰り返し表明している。

ところで、国連の事務総長はこの件に関してまたもダンマリを決め込むハラなのでしょうか?

「中立ではなく、公平公正だ」と主張する人の見解を聞きたいものです。

こちらは、すごい抗議の仕方ですね。

拒否します…自分のマイナンバー、ブログで公開
読売新聞 10月28日(水)

 今月から始まった共通番号(マイナンバー)制度で、千葉県内の男性が自身の番号をインターネット上で公開していたことが分かった。

 国の第三者機関「特定個人情報保護委員会」は27日、マイナンバー法違反の疑いがあるとして、男性とサイト運営会社に対して文書で削除を要請した。
同法では必要な手続きを除き、他人に番号を知らせることを禁じており、同委による削除要請は初めて。

 同委などによると、男性は、19日付の自分のブログに番号を明記するとともに、番号が記載された住民票の画像を掲載した。
男性のブログには、「番号制度を拒否します」などと書かれている。

 同委が男性のブログを見つけた後、男性の住む自治体からも同委事務局に連絡があり、発覚した。

まさに、身を挺しての抗議ですが、リスクも大きいですよね。

法的には、この番号公開によって他者に悪用されても自己責任ということになるのでしょうね。

そもそも、番号が他人に知れたら、どういう被害が生じるのか、またそうした被害の救済方法などのきちんとした説明もないまま、住民に勝手に郵送しているのですから、抗議したくなる気持ちもわかります。

地方自治体から、マイナンバー通知カードの配達が始まったようですが、既に結構な数の誤送やミスが発覚しており、わざわざブログで公開しなくても、個人の番号情報はダダ漏れ状態に近いともいえそうです。

以下は先月の記事ですが、ご参考までにアップしておきます。

マイナンバー制度が開始 
個人情報を守るために必要なことは?
THE PAGE 9月19日(土) (安藤歩美/THE EAST TIMES)

 10月から、日本に住む全ての人に1つずつの個人番号が通知される「マイナンバー制度」が始まる。
来年1月からは、市区町村への申請で身分証明書代わりに利用できる「個人番号カード」の発行も可能に。
制度の開始にあたっては行政手続きの簡素化など利便性が高まるとされる一方、マイナンバーの流出による個人情報漏えいのリスクも懸念されている。
マイナンバー制度開始にあたり、気をつけるべきリスクや対策について、セキュリティー大手・トレンドマイクロ社のシニアスペシャリスト、高橋昌也さんに話を聞いた。

古典的な詐欺が巧妙化するおそれ

 マイナンバーは、日本で住民票を持つ人全てに与えられる12ケタの番号で、10月から住民票の住所宛てに届けられる。
高橋さんは「この12ケタの番号だけが漏えいしただけではすぐにセキュリティーのリスクがあるとは言えない」とする一方、「今後産業利用が進んでいき、個人番号と名前、住所、銀行口座、病気の治療情報…などの情報が番号とセットで漏れる事態が起きれば、危険性は高まっていく」と警鐘を鳴らす。

 今後産業利用が進めば個人になりすまして還付金を受け取るなどの「なりすまし」のリスクも高まるというが、マイナンバーの用途が限定されている現時点での当面の危険性は、これまで起きていた古典的な詐欺の手口が、より巧妙な形で出現することだという。

 「例えばメールによる還付金詐欺という従来からある手口の詐欺でも、名前・個人番号・メールアドレスがセットで漏れた場合、そのメールに騙そうとする相手のマイナンバーや氏名を明示して書くだけで、より信憑性の高いメールを送ることができる。
これまで起きていた詐欺事件を、その人のユーザープロフィールに特化した攻撃に変えてより巧妙化させることが考えられます」(高橋さん)

個人情報盗むさまざまな手口

 具体的には、どんな手口が考えられるのか。
マイナンバーがまだ配布されていないにもかかわらず、国民生活センターには早くもマイナンバー制度を口実に個人情報を聞き出そうとする事例が各地から報告されている。

 同センターに寄せられた報告例では、「マイナンバーには手続きが必要で、早くしないと刑事問題になるかもしれない」と電話がかかってきたり、「マイナンバー制度の導入で個人情報を調査している」と個人宅を訪問し、資産や保険加入情報などを聞き取られたりする人もいたという。
いずれもマイナンバー制度にかこつけて、電話やメール、直接訪問といった形で個人情報を盗もうとするもので、マイナンバーが配布される10月以降にはより多くの例が報告される可能性がある。

「マイナンバー占い」も?

 高橋さんは「不正なサイトを設けてマイナンバーを入力するよう求める手口のほか、『マイナンバーを利用して税の還付を受けるには口座番号と暗証番号が必要です』などと嘘を書き、マイナンバーそれ自体ではなく銀行の口座番号や暗証番号を盗もうとする手口も考えられます」と指摘する。

 2017年から始動予定のインターネット上の行政サービス「マイナポータル」の偽サイトなど、マイナンバーを使ったサービスを装うサイトが作られることは十分考えられる。
そのほか、例えば「マイナンバー占い」など、一見制度とは関係のない面白そうなサービスを装って個人番号や氏名などの個人情報を入力させようとするサイトにも注意が必要だ。

気をつけるべきことは

 国民全員に配布されるマイナンバー。
個人情報を守るために、何に気をつければいいのか。

 大前提としては、役所や勤務先の手続きに必要なとき以外、他人に「マイナンバーを教えてほしい」と求められても絶対に教えないことだ。
マイナンバーの通知カードや個人番号カードを受け取ったとき、twitterやFacebookなどのSNS、LINEなどにマイナンバーや個人番号カードの写真を掲載してしまったり、インターネット上で巧妙に個人番号を聞き出そうとするサービスに騙されて番号を入力したりしてはならない。

 その上で高橋さんが対策として挙げるのは、一つは詐欺の手口を知っておくこと。
「銀行のネットバンクではサイト上に詐欺の注意喚起が大きく書かれているように、官公庁のサイトでも『メールでマイナンバーを伺うことはありません』などの忠告が書かれている。
騙されないために警告に目を配り、そのときどきの詐欺の方法や特徴を事前によく知っておくのが大事です」

 また、マイナンバーを利用してe-Taxで納税するなどの必要性からパソコンにマイナンバーを保存しておく場合、そのパソコンがウイルスに感染すればマイナンバーやパスワードなどのさまざまな個人情報が盗まれかねない。
「パソコンのOSのバージョンやウイルス対策ソフトを最新の状態にし、セキュリティーの高い状態を守っておくのが大切です」

どう考えても利便性以上に危険性のほうが高そうですね。

こうした政策を、世間では費用対効果の低い愚策というのでしょうね。


最後は、まだまだ気になるこの話題。

小学校いじめ最多12万件=再調査で積極認知―低年齢中心に増加・文科省
時事通信 10月27日(火)

 文部科学省は27日、2014年度の問題行動調査のうち、やり直していたいじめ認知件数の集計結果を公表した。
 全国の小、中、高校などで把握したいじめは計18万8057件。
小学校は初めて12万件を超え、過去最多だった。
再調査で約3万件増え、同省は「積極的に対応しようという意識変化が進んだ」と分析している。
 調査では、前年度の件数を6月末までに計上する。
岩手県矢巾町で7月、中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したのに、同町がいじめをゼロと報告していたため、同省は提出分が実態を反映していないと判断。
13年度に都道府県間の認知状況に大きな差が出たことも踏まえ、軽微な事案や短期間で解決した例も報告するよう念を押して、再調査を求めていた。
 13年度より件数が増えたのは34府県。
岩手で6月提出分と比べ2.1倍になるなど、再調査で掘り起こしが進んだ県も多かった。
自治体間の格差は縮小はしたが依然大きく、子供1000人当たりの比率では、最大30.5倍の開きがあった。
 いじめを認知した学校数は、全体の56.5%の2万1641校。
いじめを把握するための取り組みも普及し、アンケートは98.8%、個別面談も87.7%の学校で実施していた。
 小学校のいじめは13年度に比べ約4000件増の12万2721件。
低学年ほど増える傾向があった。
初期対応や情報共有の重要性が浸透し、いじめにつながるような事案も計上したという。
中学は約2300件減の5万2969件、高校は1万1404件で微増だった。
 パソコンや携帯電話によるいじめは890件減の7898件。
同省は「ネット掲示板など第三者でも見られるものから、無料通話アプリなど外から見えない形に移った可能性もある」とした。
 いじめ防止対策推進法への対応は、都道府県の基本方針と連絡協議会は奈良県以外全てで策定、設置が完了。
各学校の方針と組織もほぼ対応済みで、同省は残る数十校についても支援を進め、今年度中に100%にするとした。 

ちなみに、小学校でのイジメ件数ワースト3は、京都(19,732)、千葉(19,436)、宮城(14,532)と続きます。

中学は、千葉(6,269)、愛知(3,739)、京都(3,451)、高校は愛知(923)、山形(911)、京都(893)となります。

特別支援学校も含めた県別ワースト3は、千葉(26,030)、京都(23,973)、宮城(17,614)となっていました。

上位3県でなんと全体の36%を占めています。

ただこうした統計の難しさは、アンケートを実施する学校の「いじめ」という行為の認識具合にも左右されやすく、逆にまじめに向き合った県ほど、数値が高くなった傾向もありえます。

そうしたバラツキを解消するためには、文科省が各学校に「イジメ」の具体的な事例や定義づけと、最低でも同じフォーマットでの質問アンケートを準備する必要がありますが、記事からはその辺の配慮の有無が窺い知れません。

ただ、県でのバラツキが大きすぎることから、おそらくそれぞれの県独自で実施したものと思われますが、やはり統一したフォーマットで再調査し直すべきです。

こんなところで、「まじめな子(県)がばかをみる」という理不尽さを野放しにすべきではありませんよね。

卑怯で陰湿な「イジメ問題」は、今回新たに大臣も替わったことですので、さらなる真摯な取り組みを期待したいところです。

残念な訃報が入ってきました。

アマチュア棋士の天野貴元さん死去 
闘病中も大会出場
朝日新聞デジタル 10月27日(火)

 がんと闘いながら将棋のプロ棋士をめざしたアマチュア強豪の天野貴元(よしもと)さんが27日、亡くなった。
30歳だった。「何事もあきらめない」。
将棋で学んだ思いを胸に、盤に向かい続けた。

 今月11日、さいたま市での大会に、車いすで出場した。
全身の痛みを和らげる薬を飲み、意識はもうろうとしていた。
指そうとしても指が動かせず、時間切れ負け。
その日のうちに入院し、最後の大会となった。

 「なにがなんでも大会に出て将棋を指したいと本人の意志は強かった」と、父親の良夫さん(67)。
入院後は意識が混濁する中、時に棋譜を口にしたという。

 6歳で将棋を覚え、羽生善治名人らが輩出した東京・八王子の道場で腕を磨き、10歳で棋士養成機関「奨励会」に入会。
16歳でプロ四段まであと一歩の三段に。
周りも「プロ入りは間違いない」と見ていた。
しかし、半年で上位2人がプロになれる三段リーグ戦を勝ち抜けず、2012年3月、26歳の年齢制限で退会となった。

 夢破れた天野さんをさらに試練が襲う。
1年後、舌がんが見つかった。
進行度は最悪のIV。
手術をしたが、昨年春に再発。
「余命は1年」と告げられた。
それでも大会には出続けた。治療では「頭がクリアにならない」と抗がん剤は拒否し、体重は30キロ台まで落ちた。

 手術で舌の大部分を切除し、会話は筆談だった。
将棋への思いや闘病生活の様子をユーモアを交えてブログやツイッターで発信し、著書「オール・イン」は将棋ペンクラブ大賞に輝いた。
天野さんは取材の際にこう書いたことがある。
「何事もあきらめない強い気持ちを将棋から学んだ」

 昨年11月には赤旗名人戦で全国優勝し、三段リーグの編入試験の資格を獲得した。
しかし、試験は不合格。夢はかなわなかった。

 小学1年から道場で鍛え合った長岡裕也五段(30)は「同年代で彼は一歩先を行く存在。プロになれなかったのは残念だが、がんになってさらに人間として強くなった」と惜しんだ。

     ◇

 通夜は31日午後6時、葬儀は11月1日午後0時30分から東京都八王子市館町311の宝泉寺別院で営まれる。(深松真司)

記事にもある、「オール・イン」は良書です!

30歳での早過ぎる死ですが、ご冥福をお祈りします。合掌。

そして、25日には初めてアマがプロ棋戦で優勝するという快挙が達成されましたが、稲葉アマとは同い年で東西で違えど奨励会でも一緒だった天野さんが病床で流した涙は、果たして悔し涙だったのか、嬉し涙だったのでしょうか?

第5期加古川青流戦三番勝負、2勝1敗で稲葉アマが優勝

第5期加古川青流戦三番勝負(増田康宏四段 対 稲葉聡アマ)第2局と3局が10月25日(日)に兵庫県加古川市の「加古川市立青少年女性センター」で行われ、稲葉アマが2連勝し、対戦成績2勝1敗で優勝しました。
プロ公式戦でアマチュアが優勝するのは、今回が初めてとなります。


◆稲葉 聡(いなば さとし)アマ◆
1985年10月14日生まれの30歳。
愛知県名古屋市在住。会社員。
元奨励会員(井上慶太現九段門下)。
アマチュア大会での実績は、アマ竜王全国優勝など、入賞多数。
稲葉陽七段の実兄。

稲葉アマはアマチュア選抜大会を制して本棋戦に出場。
予選から石川優太三段、今泉健司四段、宮本広志四段、渡辺大夢四段、甲斐日向三段の順に5連勝を挙げて今回の決勝三番勝負に挑んだわけですので、立派な記録です!

では、10-29生まれの有名人です。
今日は17歳年下モデルとの交際が報道されたホリエモンの誕生日でもあります。

1656年エドモンド・ハレー (英:天文学者,数学者,ハレー彗星の軌道を計算)、1906年フレドリック・ブラウン (米:SF作家)、1925年ズート・シムズ (米:ジャズテナーサックス奏者)、1947年リチャード・ドレイファス (米:俳優)、1956年周防正行(映画監督『Shall we ダンス?』)、1968年つんく♂ (音楽プロデューサー,ミュージシャン(シャ乱Q/ヴォーカル))、1968年金城一紀(小説家『GO』『フライ,ダディ,フライ』)、1971年ウィノナ・ライダー (米:女優『シザーハンズ』)、1972年堀江貴文(経営者,ライブドア社長[元])。


これはTV番組「アドまチック」でも使われている楽曲です。
Pulp Fiction Misirlou