まずは、昨日のサッカー。
因縁の対決、見事な逆転劇。
手倉森ジャパン、韓国に劇的逆転勝利!
浅野の決勝ゴールで5年ぶりアジア頂点
サンケイスポーツ 1月31日(日)
サッカーU-23アジア選手権決勝(30日、日本3-2韓国、ドーハ)サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねた大会で、6大会連続10度目の五輪出場を決めた日本は韓国と対戦し、2-2で迎えた後半36分にFW浅野拓磨(21)=広島=が決勝点を挙げ韓国に勝利。
11年アジア杯(カタール)以来、5年ぶりとなるアジアの頂点に立った。
日本は、前半20分に今大会初めて先制点を奪われると、後半2分にも追加点を奪われ苦しい展開となった。
しかし15分、大島に代えて浅野を投入すると、その浅野が22分に1点を返し、23分には矢島が立て続けにゴールを奪い同点に追い付いた。
さらに36分、またも浅野が、決勝点を奪い3-2と試合をひっくり返した。
その後日本は、韓国の猛攻を必死にしのぎ、劇的な逆転勝利を挙げた。
手倉森監督は「スリリングな見応えのあるゲーム。ちょっと大味になった時間帯もありましたけど、2点取られたので開き直って仕掛けるしかない。(韓国に)勝つことになっていたのかな、そんな気持ちです」と試合を振り返った。
さらに「韓国に2点取られて、俺自身が目を覚まさせてもらった。2点取られたときは、相当プランが崩れた。ただ、リードされてたことも考えながら交代の順番が当たってました。選手がよく頑張ってくれました」と安堵の表情を浮かべた。
後半まで2点ビハインドの状況で、まさかこの試合をひっくり返せるとは思いませんでした。
やはり、劣勢の試合に対して、選手交代からの新展開という二の矢は大事な戦術です!
さて、この試合をご意見番は・・
【セルジオ越後の天国と地獄】
厳しいことを言うようだけど、日本が“強かった”わけではないよ
SOCCER DIGEST Web 1月31日(日)
優勝という結果は胸を張っていい。
ただ、韓国の試合運びの拙さに助けられた部分もあったね。
劇的な勝利だったね。
韓国を3-2で下したリオ五輪予選の決勝のことだ。
2点を先行されながら、後半に3点を奪っての逆転優勝。
今大会はヒーローが出ないかと思っていたけど、最後に浅野がやってくれた。
途中出場で2得点は大きな仕事だ。
1得点・1アシストの矢島も素晴らしかった。
優勝という結果は胸を張っていいし、ドラマチックな勝利は日本サッカー界を盛り上げるうえでも良かったね。
選手やスタッフには、心からおめでとうと言いたい。
韓国戦の勝因は、やっぱり粘り強さだろう。
日本は立ち上がりから韓国の攻撃を受けて、良いところがまるでなかった。
なんとか2失点でとどめたけど、展開を考えればもっと取られていてもおかしくなかったんだ。
それでもGK櫛引のファインセーブなどで決定的な3点目を与えなかったことが、後で効いてきたよね。
前半から飛ばしていた韓国には試合途中で足を攣った選手がいたけど、日本は早めの選手交代でフレッシュな状態を保った。
2点のビハインドを背負っていたから当然の判断だったけど、この交代で上手く試合の流れを変えられたと思う。
それに、韓国の試合運びの拙さに助けられた部分もあったね。
韓国は2点をリードしているにも関わらず、3点目を取って試合を決めようとしてきた。
そこで決めきれなかったことで、序盤から飛ばしたツケが回ってきたんだ。
2点を先に取られている。
この事実を見過ごしてはいけないよ。
今大会は18日で6試合をこなす強行スケジュール。
中2日や中3日が続く消耗戦だ。
そんな過密日程の疲労も影響し、韓国は後半に運動量がガクッと落ちていた。
それでも、彼らは攻撃的な戦い方を変えなかった。
選手の足が止まっているのに全体が前がかりなままなんだから、当然スペースは空いてくるよね。
スピードのある浅野にとっても、2点を返さなければならない日本にとっても、願ってもないシチュエーションが生まれていたんだ。
仮に韓国の監督が守備的な指示を出すなり、選手交代で守りを固めるなりしていたら、試合は膠着してしまったかもしれない。
むしろ、成熟したチームであれば、そうした選択をしたはずだ。
2点リードのなかで攻めに出た韓国は、文字通り墓穴を掘った。
そういうラッキーな面があったんだ。
厳しいことを言うようだけど、日本が“強かった”わけではないことも、受け止めておくべきだね。
90分間をとおして見れば、韓国に圧倒される時間のほうが長かったからね。
韓国の足が動いていた前半や後半の序盤は押されていたし、実際に2点を先に取られている。
この事実を見過ごしてはいけないよ。
ヒーローになった浅野も、果たして90分間プレーしたらどうなのか。
もちろん、浅野の途中投入は戦術的に有効だけど、個のレベルアップを考えたらスタメンで活躍できる選手にならないといけないよね。
所属クラブのサンフレッチェでも、U-23代表でもスーパーサブとして起用されているのは、まだ浅野には「スタメンから使いたい」と思わせる力がないからなんだ。
僕がこの大会のMVPを選ぶとすれば、GKの櫛引かな。
同じことは、他の選手にも言えるよね。
手倉森監督は毎試合、選手をターンオーバーして使っていた。
短期決戦ではコンディション調整が大きなポイントになるから、その判断は理解できる。
でも、ここまで選手を入れ替えるチームは珍しいでしょ?
つまりは、絶対的な存在がいなかったから、スタメンを固定できなかったともとれるんだ。
僕がこの大会のMVPを選ぶとすれば、GKの櫛引かな。
唯一、不動のレギュラーと言える存在感を見せたし、彼がコンスタントに活躍したから日本は接戦をものにできた。
A代表の仲間に入ってもおかしくないと思うよ。
レギュラーを獲れるかは別として、西川や東口、川島たちと競わせるのは悪くない手だよね。
一方で、攻撃的なポジションに、これといった選手がいないのは寂しいね。
浅野がインパクトを残したのは決勝だけだし、南野はノーゴールで大会を終えている。
エースと期待された久保も含めて、もう一段レベルアップしないとA代表の主力を脅かす存在にはなれないよ。
まあ、そのあたりの答えは、ハリルホジッチが出すだろう。
3月にはロシア・ワールドカップのアジア2次予選がある。
2次予選突破はすでに決まっているから、五輪世代の何人かをテストするかもしれないよね。
そこで少しでも使ってくれれば、五輪代表の強化にもつながる。
仮に呼ばれなかったとしても、8月のリオ五輪で結果を出せば、その後のワールドカップ最終予選でチャンスを与えられるはずだ。
協会はリオ五輪のノルマを設定すべきだ。
これからU-23代表の選手たちは、リオ五輪のメンバー入りをかけたサバイバルに挑む。
その枠は、今予選よりも狭き門だ。
世界との戦いを考えれば、やっぱりオーバーエイジは必要だからね。
手倉森監督がどんな選手を選ぶか分からないけど、個人的には日本のベストと言えるチョイスをしてほしいと思っているんだ。
ブラジルはネイマールの招集を考えているようだし、他の参加国も可能な限り、トップレベルのオーバーエイジを呼ぶだろう。
そこで挑戦者である日本が育成を重視した人選をしていたのでは、始まる前から出遅れているようなものだ。
日本が本気でメダルを狙いに行くなら、「選手を育てる」と言い訳をせず、勝つための人選をすべきだよ。
それに、協会としてのノルマも設定すべきだろうね。
今は「メダルが目標」と監督が言っているだけで、組織としてのノルマを明確にしていない。
普通の会社であればノルマを設定し、その達成のためにプロジェクトを組むよね。
そのうえで、ノルマを果たせなければ、トップが責任を取らされる。
でも、日本のサッカー界はそういう普通の状態になっていないんだ。
どんな結果でも責任を追及されない現状は、決して健全とは言えないよ。
例えば、ブラジルが本大会のグループリーグで負けたら、監督は袋叩きだし、会長も辞任を迫られるだろう。
世界を目指しているのなら、日本もそうした厳しさを持つべきじゃないかな。
おっしゃるとおりです。
では、プロの採点をみてみましょう。
【日本 3-2 韓国|採点&寸評】
浅野が韓国撃破の立役者に。
ただ大味な展開に守備陣には厳しい評価を下さざるを得ない
SOCCER DIGEST Web 1月31日(日)
2失点をするまでは韓国に手も足も出ず……。
【日本代表・総評】 6
劇的な大逆転勝利で優勝。ただ決勝の大味な展開は褒められたものではない。
2失点するまでは韓国に完全に主導権を握られ、まったく良いところがなかった。
しかし、浅野投入で息を吹き返すと、韓国の稚拙な守備にも助けられ、連続ゴールを奪った。
[個人採点・寸評]
[GK]
1 櫛引政敏 5.5
1失点目の場面は相手のシュートがDFにリフレクトし、ノーチャンス。
2失点目も完全に崩され、やむを得ない部分はあった。
逆に70分には好セーブでピンチを防いだ。
[DF]
4 岩波拓也 5
誰よりも声を出して最終ラインを統率。
いくつかのオフサイドは取った。
それでも1対1に持ち込まれると分が悪く、1失点目は相手のシュートが足に当たり、ゴールに吸い込まれた。
5 植田直通 5
空中戦では戦えたが、地上戦の対応では後手を踏んだ。
先制点を奪われた場面ではシュートブロックへの反応が遅れた。
6 山中亮輔 6
気合いが空回りし、22分にはあわやレッドかと思えるタックルを見舞う。
35分には中央を易々と突破され、決定機を作られた。
が、同点弾を演出して汚名返上。
12 室屋 成 5.5
高い位置を保ち、クロスを供給した。
しかし1失点目は自らのサイドを崩され、2失点目は中に絞るも対応が間に合わなかった。
[MF]
3 遠藤 航 5.5
後半はやや挽回するも、前半はパスをことごとくカットされ、中盤でのプレッシャーも簡単に外された。
いつもの安定感は影を潜めていた。
8 大島僚太 5
前半はパスをもらうわけではなく、守備で身体を張るわけでもなく中途半端な出来。
1失点目のシーンでは競り負け、後半はパスミスを連発した。
10 中島翔哉 5.5
相手のフィジカルの前に潰されたかと思えば、日本に流れが傾いた後半は自慢のドリブルを披露。
スペースがあれば輝くことはできた。
21 矢島慎也 7.5
前半は室屋のオーパーラップを引き出す意識が感じられた。
後半は浅野のゴールをアシスト。
直後に頭で同点弾を決めた。
試合の流れを変えるキーマンとなった。
[FW]
11 久保裕也 6
前半は唯一、前線で戦うことができた。
後半はボールをしっかり収め、カウンターの先導役となった。
20 オナイウ阿道 5
焦りからか雑なプレーが多すぎた。
積極的に相手を追うなど守備意識は高かったが、FWとしては寂しいパフォーマンス。
前半のみで交代に。
交代出場
MF
7 原川 力 6
後半頭から出場。
初めはインサイドハーフ、途中からは2ボランチの一角に入り、攻守に貢献。
縦への推進力を生み出した。
FW
16 浅野拓磨 8 MAN OF THE MATCH
矢島のスルーパスに抜け出し反撃の狼煙となる1点を返すと、同点後の80分、値千金の逆転弾をもぎ取る。
途中出場からのスーパーな活躍で日本を優勝に導いた。
MF
14 豊川雄太 -
同点になってから矢島に代わりピッチへ。
逆転後は右サイドで時間を作り、勝利に貢献した。
監督
手倉森誠 6.5
前半はまったく守備が機能せず、後半から4-3-3へシステムを変更。
それでも2失点目を喫すると、浅野を投入し4-4-2へ戻す。
この交代が奏功し、大逆転勝利に導いた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
勝利したチームの採点とは思えないくらい厳しいものですね。
まあ負けられない試合で簡単に2失点を許してしまったのですから、仕方ないですかね。
ところでDFの岩波選手の気合と闘志は評価しますが、終盤近くにラフプレーの韓国選手の肩を本人は関係ないにも係らず、プレー中断中につかんだのはいけません。
解説者も指摘していましたが、一発退場にならなくてラッキーな愚行でした。
さらなる飛躍のために、彼にはもっと冷静な闘志が求められます!
最後は、女子マラソンの結果です。
福士加代子 2度目の優勝/マラソン全成績
日刊スポーツ 1月31日(日)
<大阪国際女子マラソン>
◇31日◇大阪・ヤンマースタジアム長居発着(42・195キロ)
福士加代子(33=ワコール)が優勝した。
福士は2度目のマラソン優勝。
ただ前回13年の大阪国際女子マラソンでの優勝は1位だったタチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)がその後ドーピング違反。
資格停止処分が確定したため繰り上げでの優勝だった。
<福士のマラソン全成績>
08年1月 大阪国際女子マラソン(19位)2時間40分54
11年10月 シカゴマラソン(3位)2時間24分38秒
12年1月 大阪国際女子マラソン(9位)2時間37分35秒
13年1月 大阪国際女子マラソン(優勝)2時間24分21秒
13年8月 世界陸上モスクワ大会(3位)2時間27分45秒
14年9月 ベルリンマラソン(6位)2時間26分25秒
15年10月 シカゴマラソン(4位)2時間24分25秒
16年1月 大阪国際女子マラソン(優勝)2時間22分17秒
今大会の順位です。
1位 福士加代子 ワコール 2:22:17
2位 堀江美里 ノーリツ 2:28:20
3位 竹中理沙 資生堂 2:29:14
4位 ディアナ・ ロバチェブスケ リトアニア 2:30:09
5位 重友梨佐 天満屋 2:30:40
6位 加藤岬 九電工 2:31:04
7位 東本彩 十八銀行 2:31:28
8位 宮内宏子 ホクレン 2:32:40
福士選手は今までも2時間24分台では3回も走れていたわけですが、この2分をさらに縮めるってやはり大変なんですね。
とにかく福士選手、リオ内定おめでとう!
最後は、1月のデータ使用量です。
ポケットWifiは6.2/7GBで、スマホは4.5/5GBというまずまずの着地でした。
では、2-1生まれの有名人です。
1892年子母澤寛(小説家『国貞忠治』『父子鷹』)、1894年ジョン・フォード (米:映画監督「西部劇の神様」)、1901年クラーク・ゲーブル (米:俳優『風と共に去りぬ』)、1917年澤村榮治(野球(投手))、1922年ジェームズ・ボンド (小説登場人物(『007シリーズ』))、1933年渡辺貞夫(ジャズサックス奏者)、1954年井沢元彦 (小説家,評論家『猿丸幻視行』『逆説の日本史』)、1955年唯川恵(小説家,エッセイスト『肩ごしの恋人』)、1958年みうらじゅん(漫画家,イラストレーター)、1962年村上隆(現代芸術家)、1962年布袋寅泰(ミュージシャン(BOOWY[解散],コンプレックス[解散]/ギター))、1984年綿矢りさ(小説家『インストール』『蹴りたい背中』)。
なんと歌詞の冒頭と最後に、「グリコ」の宣伝、おおらかな時代でした。
鉄人28号
因縁の対決、見事な逆転劇。
手倉森ジャパン、韓国に劇的逆転勝利!
浅野の決勝ゴールで5年ぶりアジア頂点
サンケイスポーツ 1月31日(日)
サッカーU-23アジア選手権決勝(30日、日本3-2韓国、ドーハ)サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねた大会で、6大会連続10度目の五輪出場を決めた日本は韓国と対戦し、2-2で迎えた後半36分にFW浅野拓磨(21)=広島=が決勝点を挙げ韓国に勝利。
11年アジア杯(カタール)以来、5年ぶりとなるアジアの頂点に立った。
日本は、前半20分に今大会初めて先制点を奪われると、後半2分にも追加点を奪われ苦しい展開となった。
しかし15分、大島に代えて浅野を投入すると、その浅野が22分に1点を返し、23分には矢島が立て続けにゴールを奪い同点に追い付いた。
さらに36分、またも浅野が、決勝点を奪い3-2と試合をひっくり返した。
その後日本は、韓国の猛攻を必死にしのぎ、劇的な逆転勝利を挙げた。
手倉森監督は「スリリングな見応えのあるゲーム。ちょっと大味になった時間帯もありましたけど、2点取られたので開き直って仕掛けるしかない。(韓国に)勝つことになっていたのかな、そんな気持ちです」と試合を振り返った。
さらに「韓国に2点取られて、俺自身が目を覚まさせてもらった。2点取られたときは、相当プランが崩れた。ただ、リードされてたことも考えながら交代の順番が当たってました。選手がよく頑張ってくれました」と安堵の表情を浮かべた。
後半まで2点ビハインドの状況で、まさかこの試合をひっくり返せるとは思いませんでした。

やはり、劣勢の試合に対して、選手交代からの新展開という二の矢は大事な戦術です!
さて、この試合をご意見番は・・
【セルジオ越後の天国と地獄】
厳しいことを言うようだけど、日本が“強かった”わけではないよ
SOCCER DIGEST Web 1月31日(日)
優勝という結果は胸を張っていい。
ただ、韓国の試合運びの拙さに助けられた部分もあったね。
劇的な勝利だったね。
韓国を3-2で下したリオ五輪予選の決勝のことだ。
2点を先行されながら、後半に3点を奪っての逆転優勝。
今大会はヒーローが出ないかと思っていたけど、最後に浅野がやってくれた。
途中出場で2得点は大きな仕事だ。
1得点・1アシストの矢島も素晴らしかった。
優勝という結果は胸を張っていいし、ドラマチックな勝利は日本サッカー界を盛り上げるうえでも良かったね。
選手やスタッフには、心からおめでとうと言いたい。
韓国戦の勝因は、やっぱり粘り強さだろう。
日本は立ち上がりから韓国の攻撃を受けて、良いところがまるでなかった。
なんとか2失点でとどめたけど、展開を考えればもっと取られていてもおかしくなかったんだ。
それでもGK櫛引のファインセーブなどで決定的な3点目を与えなかったことが、後で効いてきたよね。
前半から飛ばしていた韓国には試合途中で足を攣った選手がいたけど、日本は早めの選手交代でフレッシュな状態を保った。
2点のビハインドを背負っていたから当然の判断だったけど、この交代で上手く試合の流れを変えられたと思う。
それに、韓国の試合運びの拙さに助けられた部分もあったね。
韓国は2点をリードしているにも関わらず、3点目を取って試合を決めようとしてきた。
そこで決めきれなかったことで、序盤から飛ばしたツケが回ってきたんだ。
2点を先に取られている。
この事実を見過ごしてはいけないよ。
今大会は18日で6試合をこなす強行スケジュール。
中2日や中3日が続く消耗戦だ。
そんな過密日程の疲労も影響し、韓国は後半に運動量がガクッと落ちていた。
それでも、彼らは攻撃的な戦い方を変えなかった。
選手の足が止まっているのに全体が前がかりなままなんだから、当然スペースは空いてくるよね。
スピードのある浅野にとっても、2点を返さなければならない日本にとっても、願ってもないシチュエーションが生まれていたんだ。
仮に韓国の監督が守備的な指示を出すなり、選手交代で守りを固めるなりしていたら、試合は膠着してしまったかもしれない。
むしろ、成熟したチームであれば、そうした選択をしたはずだ。
2点リードのなかで攻めに出た韓国は、文字通り墓穴を掘った。
そういうラッキーな面があったんだ。
厳しいことを言うようだけど、日本が“強かった”わけではないことも、受け止めておくべきだね。
90分間をとおして見れば、韓国に圧倒される時間のほうが長かったからね。
韓国の足が動いていた前半や後半の序盤は押されていたし、実際に2点を先に取られている。
この事実を見過ごしてはいけないよ。
ヒーローになった浅野も、果たして90分間プレーしたらどうなのか。
もちろん、浅野の途中投入は戦術的に有効だけど、個のレベルアップを考えたらスタメンで活躍できる選手にならないといけないよね。
所属クラブのサンフレッチェでも、U-23代表でもスーパーサブとして起用されているのは、まだ浅野には「スタメンから使いたい」と思わせる力がないからなんだ。
僕がこの大会のMVPを選ぶとすれば、GKの櫛引かな。
同じことは、他の選手にも言えるよね。
手倉森監督は毎試合、選手をターンオーバーして使っていた。
短期決戦ではコンディション調整が大きなポイントになるから、その判断は理解できる。
でも、ここまで選手を入れ替えるチームは珍しいでしょ?
つまりは、絶対的な存在がいなかったから、スタメンを固定できなかったともとれるんだ。
僕がこの大会のMVPを選ぶとすれば、GKの櫛引かな。
唯一、不動のレギュラーと言える存在感を見せたし、彼がコンスタントに活躍したから日本は接戦をものにできた。
A代表の仲間に入ってもおかしくないと思うよ。
レギュラーを獲れるかは別として、西川や東口、川島たちと競わせるのは悪くない手だよね。
一方で、攻撃的なポジションに、これといった選手がいないのは寂しいね。
浅野がインパクトを残したのは決勝だけだし、南野はノーゴールで大会を終えている。
エースと期待された久保も含めて、もう一段レベルアップしないとA代表の主力を脅かす存在にはなれないよ。
まあ、そのあたりの答えは、ハリルホジッチが出すだろう。
3月にはロシア・ワールドカップのアジア2次予選がある。
2次予選突破はすでに決まっているから、五輪世代の何人かをテストするかもしれないよね。
そこで少しでも使ってくれれば、五輪代表の強化にもつながる。
仮に呼ばれなかったとしても、8月のリオ五輪で結果を出せば、その後のワールドカップ最終予選でチャンスを与えられるはずだ。
協会はリオ五輪のノルマを設定すべきだ。
これからU-23代表の選手たちは、リオ五輪のメンバー入りをかけたサバイバルに挑む。
その枠は、今予選よりも狭き門だ。
世界との戦いを考えれば、やっぱりオーバーエイジは必要だからね。
手倉森監督がどんな選手を選ぶか分からないけど、個人的には日本のベストと言えるチョイスをしてほしいと思っているんだ。
ブラジルはネイマールの招集を考えているようだし、他の参加国も可能な限り、トップレベルのオーバーエイジを呼ぶだろう。
そこで挑戦者である日本が育成を重視した人選をしていたのでは、始まる前から出遅れているようなものだ。
日本が本気でメダルを狙いに行くなら、「選手を育てる」と言い訳をせず、勝つための人選をすべきだよ。
それに、協会としてのノルマも設定すべきだろうね。
今は「メダルが目標」と監督が言っているだけで、組織としてのノルマを明確にしていない。
普通の会社であればノルマを設定し、その達成のためにプロジェクトを組むよね。
そのうえで、ノルマを果たせなければ、トップが責任を取らされる。
でも、日本のサッカー界はそういう普通の状態になっていないんだ。
どんな結果でも責任を追及されない現状は、決して健全とは言えないよ。
例えば、ブラジルが本大会のグループリーグで負けたら、監督は袋叩きだし、会長も辞任を迫られるだろう。
世界を目指しているのなら、日本もそうした厳しさを持つべきじゃないかな。
おっしゃるとおりです。
では、プロの採点をみてみましょう。
【日本 3-2 韓国|採点&寸評】
浅野が韓国撃破の立役者に。
ただ大味な展開に守備陣には厳しい評価を下さざるを得ない
SOCCER DIGEST Web 1月31日(日)
2失点をするまでは韓国に手も足も出ず……。
【日本代表・総評】 6
劇的な大逆転勝利で優勝。ただ決勝の大味な展開は褒められたものではない。
2失点するまでは韓国に完全に主導権を握られ、まったく良いところがなかった。
しかし、浅野投入で息を吹き返すと、韓国の稚拙な守備にも助けられ、連続ゴールを奪った。
[個人採点・寸評]
[GK]
1 櫛引政敏 5.5
1失点目の場面は相手のシュートがDFにリフレクトし、ノーチャンス。
2失点目も完全に崩され、やむを得ない部分はあった。
逆に70分には好セーブでピンチを防いだ。
[DF]
4 岩波拓也 5
誰よりも声を出して最終ラインを統率。
いくつかのオフサイドは取った。
それでも1対1に持ち込まれると分が悪く、1失点目は相手のシュートが足に当たり、ゴールに吸い込まれた。
5 植田直通 5
空中戦では戦えたが、地上戦の対応では後手を踏んだ。
先制点を奪われた場面ではシュートブロックへの反応が遅れた。
6 山中亮輔 6
気合いが空回りし、22分にはあわやレッドかと思えるタックルを見舞う。
35分には中央を易々と突破され、決定機を作られた。
が、同点弾を演出して汚名返上。
12 室屋 成 5.5
高い位置を保ち、クロスを供給した。
しかし1失点目は自らのサイドを崩され、2失点目は中に絞るも対応が間に合わなかった。
[MF]
3 遠藤 航 5.5
後半はやや挽回するも、前半はパスをことごとくカットされ、中盤でのプレッシャーも簡単に外された。
いつもの安定感は影を潜めていた。
8 大島僚太 5
前半はパスをもらうわけではなく、守備で身体を張るわけでもなく中途半端な出来。
1失点目のシーンでは競り負け、後半はパスミスを連発した。
10 中島翔哉 5.5
相手のフィジカルの前に潰されたかと思えば、日本に流れが傾いた後半は自慢のドリブルを披露。
スペースがあれば輝くことはできた。
21 矢島慎也 7.5
前半は室屋のオーパーラップを引き出す意識が感じられた。
後半は浅野のゴールをアシスト。
直後に頭で同点弾を決めた。
試合の流れを変えるキーマンとなった。
[FW]
11 久保裕也 6
前半は唯一、前線で戦うことができた。
後半はボールをしっかり収め、カウンターの先導役となった。
20 オナイウ阿道 5
焦りからか雑なプレーが多すぎた。
積極的に相手を追うなど守備意識は高かったが、FWとしては寂しいパフォーマンス。
前半のみで交代に。
交代出場
MF
7 原川 力 6
後半頭から出場。
初めはインサイドハーフ、途中からは2ボランチの一角に入り、攻守に貢献。
縦への推進力を生み出した。
FW
16 浅野拓磨 8 MAN OF THE MATCH
矢島のスルーパスに抜け出し反撃の狼煙となる1点を返すと、同点後の80分、値千金の逆転弾をもぎ取る。
途中出場からのスーパーな活躍で日本を優勝に導いた。
MF
14 豊川雄太 -
同点になってから矢島に代わりピッチへ。
逆転後は右サイドで時間を作り、勝利に貢献した。
監督
手倉森誠 6.5
前半はまったく守備が機能せず、後半から4-3-3へシステムを変更。
それでも2失点目を喫すると、浅野を投入し4-4-2へ戻す。
この交代が奏功し、大逆転勝利に導いた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
勝利したチームの採点とは思えないくらい厳しいものですね。
まあ負けられない試合で簡単に2失点を許してしまったのですから、仕方ないですかね。
ところでDFの岩波選手の気合と闘志は評価しますが、終盤近くにラフプレーの韓国選手の肩を本人は関係ないにも係らず、プレー中断中につかんだのはいけません。
解説者も指摘していましたが、一発退場にならなくてラッキーな愚行でした。
さらなる飛躍のために、彼にはもっと冷静な闘志が求められます!
最後は、女子マラソンの結果です。
福士加代子 2度目の優勝/マラソン全成績
日刊スポーツ 1月31日(日)
<大阪国際女子マラソン>
◇31日◇大阪・ヤンマースタジアム長居発着(42・195キロ)
福士加代子(33=ワコール)が優勝した。
福士は2度目のマラソン優勝。
ただ前回13年の大阪国際女子マラソンでの優勝は1位だったタチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)がその後ドーピング違反。
資格停止処分が確定したため繰り上げでの優勝だった。
<福士のマラソン全成績>
08年1月 大阪国際女子マラソン(19位)2時間40分54
11年10月 シカゴマラソン(3位)2時間24分38秒
12年1月 大阪国際女子マラソン(9位)2時間37分35秒
13年1月 大阪国際女子マラソン(優勝)2時間24分21秒
13年8月 世界陸上モスクワ大会(3位)2時間27分45秒
14年9月 ベルリンマラソン(6位)2時間26分25秒
15年10月 シカゴマラソン(4位)2時間24分25秒
16年1月 大阪国際女子マラソン(優勝)2時間22分17秒
今大会の順位です。
1位 福士加代子 ワコール 2:22:17
2位 堀江美里 ノーリツ 2:28:20
3位 竹中理沙 資生堂 2:29:14
4位 ディアナ・ ロバチェブスケ リトアニア 2:30:09
5位 重友梨佐 天満屋 2:30:40
6位 加藤岬 九電工 2:31:04
7位 東本彩 十八銀行 2:31:28
8位 宮内宏子 ホクレン 2:32:40
福士選手は今までも2時間24分台では3回も走れていたわけですが、この2分をさらに縮めるってやはり大変なんですね。
とにかく福士選手、リオ内定おめでとう!

最後は、1月のデータ使用量です。
ポケットWifiは6.2/7GBで、スマホは4.5/5GBというまずまずの着地でした。
では、2-1生まれの有名人です。
1892年子母澤寛(小説家『国貞忠治』『父子鷹』)、1894年ジョン・フォード (米:映画監督「西部劇の神様」)、1901年クラーク・ゲーブル (米:俳優『風と共に去りぬ』)、1917年澤村榮治(野球(投手))、1922年ジェームズ・ボンド (小説登場人物(『007シリーズ』))、1933年渡辺貞夫(ジャズサックス奏者)、1954年井沢元彦 (小説家,評論家『猿丸幻視行』『逆説の日本史』)、1955年唯川恵(小説家,エッセイスト『肩ごしの恋人』)、1958年みうらじゅん(漫画家,イラストレーター)、1962年村上隆(現代芸術家)、1962年布袋寅泰(ミュージシャン(BOOWY[解散],コンプレックス[解散]/ギター))、1984年綿矢りさ(小説家『インストール』『蹴りたい背中』)。
なんと歌詞の冒頭と最後に、「グリコ」の宣伝、おおらかな時代でした。
鉄人28号

