東京でたて揺れの地震、かなりあせりました。
気象庁によると、16日21:23頃、茨城県南部を震源とするM5.6の地震があり、茨城県小美玉市で震度5弱の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。
■発生事象
発生日時 :5月16日21:23頃
震源地 :茨城県南部(北緯36.0度、東経139.9度)
震源の深さ:約40km
地震の規模:M5.6(推定)
やはり、地震は怖い。
この程度の揺れでも取り乱す都民ですので、熊本の皆さんの今尚続く長い精神的苦痛はやはり想像を絶するものなのがあります。
では、今日はまずこんな話題から。
2016.5.14 産経新聞
【米大統領選】
納税状況公開しないトランプ氏
「納税額ゼロ」の可能性も 広がる疑念
【ワシントン=小雲規生】米大統領選で共和党の候補者指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏の不透明な納税状況に疑念が広がっている。
トランプ氏は過去の大統領候補が慣例的に公表してきた「納税申告書」を明らかにしておらず、米メディアや民主党での候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官から攻撃を受けている。
トランプ氏は将来的な公表は否定していないが、「納税額ゼロ」の可能性もささやかれる実態が今後の選挙戦の逆風になることを恐れているとの見方が強い。
「他人には関係のないことだ」。
トランプ氏は13日、ABCテレビでのインタビューで所得に占める納税額の割合を問われて、逃げの一手に終始した。
大統領選では候補者が確定申告用に収入や納税額などをまとめた報告書を有権者に公表するのが1970年代からの慣例だ。
クリントン氏は夫の元大統領と合算の報告書で、2014年は2800万ドル(約30億円)の収入があり、このうち45・8%を納税したと公表。
トランプ氏と指名を争ったテッド・クルーズ上院議員やジョン・ケーシック・オハイオ州知事らも公開している。
これに対してトランプ氏は自らの報告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けていることを理由に公表を拒否。
監査は報告内容に不備があるかどうかを確認するための措置で、トランプ氏は「監査が終われば喜んで公開する」とする。
しかし各メディアは「ニクソン大統領は監査中にも関わらず納税報告書を公表した」などとしてトランプ氏の態度を批判。
クリントン氏も11日、「私と夫は33年間、報告書を公開してきた」と述べて、自らの透明性とトランプ氏の消極姿勢の対比をアピールした。
トランプ氏は昨年7月に連邦選挙委員会(FEC)に資金情報を届け出た際には、100億ドル超の資産を保有し、14年には3億6200万ドルの収入があったと発表している。
だが、専門家の間からは「IRSに対してはもっと少ない収入を申請して、巨額の税還付を受けているのではないか」「納税額がゼロの可能性もある」との指摘も多い。
トランプ氏にとって収入の少なさは「成功者」としてのイメージを傷つけるマイナス材料だ。
しかも行き過ぎた節税が明るみにでるようなことがあれば、クリントン氏から攻撃材料にされることは間違いない。
トランプ氏はこれまでに「私の納税申告書は極めて複雑」「巨額の税金を払うのは本当の愚か者だ」とも発言しており、公表に消極的になるだけの理由があるとの見方が広がっている。
最近では、パナマ文書公開や大企業(アマゾン、アップル、グーグル、スタバなど)への公聴会査問に代表される富裕層や大企業の税逃れへの厳しい世論が強くなっており、既に「節税」という言葉ではなく「税逃れ」というネガティブな言葉で断罪されるようになってきています。
もしトランプ氏の納税額がゼロだった場合には、米国世論は彼を許さないでしょうね。
ってことでまだ、共和党候補は波乱がありそうです。
続いては、国会中継の話題です。
残念ながら、午前中のこのやりとりを見逃してしまったので、産経新聞の速記録から確認します。
2016.5.16 産経新聞
【衆院予算委詳報】
民進党・山尾志桜里政調会長の「男尊女卑政権だ」に安倍首相が「だから議論が軽薄」とブチ切れ
安倍晋三首相は16日の衆院予算委で、保育士の待遇改善をめぐる議論で民進党の山尾志桜里政調会長の批判に対し、「誹謗(ひぼう)中傷だ。だから議論が軽薄になる」などと強い口調で反論した。
質疑の主なやり取りは以下の通り。
【熊本地震】
省略
【保育士問題】
山尾氏「そこで次に、今国会、まだもう少し時間があるが、冒頭1月6日、本会議場で安倍総理はこうおっしゃいました。
それぞれの政党が政策を国民に提案することから、逃げて、逃げて、逃げ回っているようでは、国民の負託に応えることはできません。
ぜひこの通常国会においてそれぞれの具体的な政策を国民の前に明らかにしながら、正々堂々の議論を行っていただきたい。
こうおっしゃいました。
私たちはこれまでも、そして今回の国会でも、具体的な政策を、対案、そして議員立法という形で、国民にそして与党の皆さんに提案をしてきました。
パネルを出していただけますか。
これはごく一部です。例えば保育。
3月24日に私たちは保育士給与5万円アップ。
この法案を提出し、30日には付託をされています。
今日は5月16日です。1カ月半たなざらしにされています。
総理、正々堂々と議論を私たちしたいんです。
なぜ私たちの提案から逃げて逃げて逃げまくっているのですか」
首相「国会のことでございますから、それは国会で議論していただきたいと思います」
山尾氏「総理、TPPの議論の時は、私たち民進党が震災対応、人命救出に専念すべきだと主張したにもかかわらず、どうやら総理が一歩でも前に進めたいといって無理やり審議やったじゃないですか。
それも結局TPPでは黒塗り、ノリ弁とこう言われた資料で実のある議論できなかった。
あげくの果てに今国会断念で、被災地にとっても結局マイナスしかない判断だったのではないですか。
そうやって総理、自分の意向で、やりたい時はやりたい、保育みたいに本当はやりたくないときは、委員会が決めることと逃げる。
どうして、そういうふうに、ご自分のやりたいこと、余りやりたくないこと、姿勢が違うんでしょうか。
堂々と逃げずに、この場で、保育も一歩でも前に進めたいと。
対案があるなら受けて立つ、今国会で議論しようと、そういう心意気をおっしゃっていただければ、総理が意志を示せば、明後日水曜日厚労委員会もあります。
この社会が求めている待機児童問題、保育士さんの給与をどうするのかという問題、議論を、この国会でしっかり与野党、前向きにできるんですよ。
この場でぜひ、一歩でも前に進めようと、対案を議論すべきだとおっしゃることできないんですか」
首相「山尾委員はですね、議会の運営ということについて少し勉強していただいた方がいいと思います。
議会についてはですね、国会は国権の最高機関として、その誇りを持ってですね、いわば行政府とは別の権威として、どのように審議をしていくかということについては、各党各会派において議論をしているわけでございます。
その順番においてですね、私がどうこういうことはないわけでありますし、TPPの議論においても、国会に一度付託したからには、当然これは国会において、どのように議論していくかは、委員会でお決めになることでありまして、今のご発言は委員会のですね、まさに権威そのものを、これは傷つけているのではないかと、このように思います。
われわれはこれまでも保育についての議論に逃げたことはございませんし、しっかりとですね、われわれは議論を進めていきたい、こう考えているところでございます」
山尾氏「総理の席からたびたびヤジを飛ばして、立法府の国権の最高機関としての権威をしっかりとわきまえているとも思えない振る舞いを続けてきた総理から、立法府と行政府の役割を教えていただかなくても、私はわかっています。
この保育について、ちゃんと対案を示せと言ったのですから、私たち対案どころか、むしろ私たちから提案しているのですけどね、これ議論すべきだという心意気を示してくれと。
それを受けてまた与党の皆さん、もしかしたら審議拒否の態度を変えるかもしれないじゃないですか。
どうですか総理」
首相「審議拒否という言葉についてもですね、それは違うのではないかと思います。
それはまさに、厚労委員会においてですね、厚労委員会でお決めになることでありまして、私がすべての委員会のさまざまな法案の進捗(しんちょく)具合を総理大臣である私がですね、日々つまびらかに知っているわけではないんです。
それは当然ですね、先ほど、十分に知っているというふうにおっしゃったんですから、どのようにですね、例えば与党においてはですね、どのように国会の審議の順番、あるいは審議の仕方について決めているかということもですね、自民党の議員に聞いていただければよいのではないか。
そういうものにいちいちですね、自民党総裁だからといって、そこで指示することは自民党ではほとんどないんですよ。
総裁も総理になったら総理としての職務に基本的に専念をするわけでありまして、私もかつて幹事長を務めておりましたが、小泉政権時代、党のことは党に任されていた。
あるいはまた、国会の運営においてはですね、党とそして国会がしっかりと協議をして決めていくことになるわけでございます。
ですからいま、審議をするんであればですね、その中身についてここでいまご質問になっても結構でしょうし、そうしたことをしながら、議論を深めていくべきではないか。
審議の進め方などについてはまさにそれは国会の委員会の場でご議論をいただくべきことではないかと、このように思います」
山尾氏「いま保育の問題は自分が指示するほどの案件ではないと、受け止めさせていただきました。
このパネル、民進党が共に生きる社会をつくるために今国会をはじめさまざまな議員立法を提出し、あるいは前向きな提案をしてきたごく一部。
与党の対応の欄は、与党からパネルから消してほしいといわれたので消しました。
黒塗りは残念ですけども、状況を私から説明。
保育ですけれども1カ月半たなざらし。
私たちの理事が審議を求めているが審議に応じていただけないのは、審議拒否以外の何物でもない。
総理、4月26日の1億総活躍国民会議。
ここで新たに2%、保育士の給与を上げるとおっしゃいましたね。
名前が私は戦争中みたいで好きではないが、新たに2%。
あえて聞きますが、まさか4年前の2012年に民主党政権で決めてそしてその後に閣議決定されたその2%のことではないでしょうね」
塩崎恭久厚労相「一体改革の際に、子育てにつきましては1兆円ということで予算を想定し、そのうちの7千億については消費税で財源をまかなうということで、残りの3千億は自公民の間で宿題として残っていた。
この2%について先ほどお話が出ましたが、今月中にまとめる予定だが、保育士の処遇改善を盛り込み、これまでの取り組みに加えて、財源を確保しながら平成29年度予算において、従来からの、今申し上げた課題である2%相当の処遇改善をまず行う。
これに加えて、保育士として経験を積んだ職員について、全産業の女性労働者との差が月額4万円程度あることも踏まえて、賃金差がなくなるようさらなる処遇改善を行っていくというふうに申し上げているところでございまして、こうした処遇改善とともに、多様な人材の育成、高齢者らの活用、生産性の向上を通じた労働負担の軽減、やりがいを持って安心快適に働ける環境を整備するといったような、言ってみれば総合的な対策を打たない限りは、人材確保は有効に機能しない。
単に処遇改善だけで人材確保ができるわけではない」
山尾氏「びっくりしました。
厚労大臣、自分がおっしゃったことが分かっていないかもしれません。
新たな2%とは4年前に決めた2%であって、これは新たにとは言いません。
4年前にやると決めたものを、これを本当に財源をつけてやれるのかやれないのかと意見交換をしたが、この2%、4年前の約束の2%をやっぱりやることにしたというのが、この新たな2%の意味。
もう一つ、塩崎大臣いま、女性労働者との差額を基準に出されましたね。
総理にお聞きしたいと思います。
今の塩崎大臣の答弁。
この保育士の給与は全産業から11万円も低くて問題だという論点を話しているときに、女性の平均を物差しに出されました。
4万円だとそうであれば。
私は大変問題だと思いますよ。適切だと思いますか」
首相「あと、塩崎大臣から答弁しますが、その前にですね、安倍政権がまるでですね、処遇改善に興味がなかったかのような先ほど発言をしましたが、それは全く違うのであってですね、われわれは政権交代直後ですね、平成25年度および26年度に、保育士等処遇改善臨時特例事業として2・8%の改善をまず行いました。
そして27年度には消費税収を活用し、3%相当引き上げる処遇改善を行いました。
そして、人事院勧告に従った処遇改善も実施しており、平成27年度は1・9%引き上げているんです。
民主党がお決めになったお決めになったといわれていますが、民主党政権の3年半は処遇改善は行われていません。
こんなことをまず認識した上でですね、われわれもそんなことは言いたくないですよ。
こういうものは一緒にお互いやっていこうということであってですね、これは増やしていきたいとみんな思っているんです。
ですから、まるで私たちが後退させるかのごとくのご発言でございますが、ここまで私は申し上げてこなかったのですが、民主党政権時代は処遇改善は行っていない」
「しかし私たちは、29年度において、従来からの課題である2%相当の処遇改善を行い、さらにはですね、これに加えてここが大切なことなのですが、保育士として技能経験を積んだ職員、なかなかですね、給料が上がっていかないという問題があった。
つまりその中においてですね、長い間その職業を続けても未来がないなという中において、短期間で辞められる方が多かったのも事実であります。
そこで保育士として技能や経験を積んだ職員については、月額4万円程度であることを踏まえて、賃金差が無くなるよう、さらに処遇改善を行っていくわけでございます。
そして、そこで全産業のまずは女性労働者の差、ということで大臣は説明をしたわけであります。
確かにですね、全産業の男女と比べるのはもちろん一番これは良いわけでございますが、そもそも保育士の場合はですね、保育士の男女差は全産業における男女差よりもだいぶこれは少ないわけでありまして、そもそも保育士という職業の中においてですね、そういう課題があるわけでありまして、ですからまずはそこまでいってですね、一気にそれをすべて、無くしていくということは難しいわけでありますから、まずはそこまでいく、ということであります。
われわれはこのようにですね、しっかりと順次ですね、処遇改善は行ってきているということははっきりと申し上げておきたいし、これからもしっかりと保育士の皆さんが生き生きと誇りを持って仕事ができるように、そういう環境を整えていくべく努力を重ねていきたい、このように考えております」
山尾氏「総理、総理、もう民主党政権時代だからだとか、自分の政権になってからだとか、そういうのはやめた方がいいと思いますよ。
民主党政権時代だってやってきた。
いまこの保育の問題が大きくクローズアップされてきて、ここから先、新たに何をしてくれるのかしっかり示してほしいという声。
私も、待機児童の数のカウントの仕方、これも民主党政権時代でも全部を出してこなかった。
今も出してきていない。
お互いに良くないことだから、変えていこうと、私はお話ししてきた。
新たにといったから、新たにではないから、新たには何をしてくれるのかと議論している。
いまベテランの方と言ったが、この前ヒアリングで、それは1%カバーできるのかと言ったら、それも決まっていないと。
そもそも給料が低すぎるところから始まって、ベテランまで続けられない。
当事者の声、本当に聞いていますか。
もう一つ、ここはこだわりますけど、私はビックリしました。
塩崎大臣は、まず女性の平均を基準にすると。
総理も上書きされた。
そこまでいくのがまず目標だと。
2つの点でまずいですよ。
1つ、保育は女性の仕事なんですか。
もう1つ、男女の賃金格差があるという大きな社会問題を認めるのか。
そもそも、保育や介護の賃金が全産業に比べて安いのは保育の仕事、介護の仕事、それが歴史的に女性がやる仕事、それが今の賃金格差に表れているから辞めなきゃならない。
そういう問題」
首相「これはですね、こういう問題はですね、給料をいくら上げるか、例えば7万円、8万円、10万円、言うのは簡単なんです。
しかし、それはなかなかできない。
先ほどですね、言いたくはなかったけれども、民主党政権時代はできなかった。
それは事実なんですよ。
処遇改善をあなたたちはやっていない。
私たちはしかし、こつこつとずっとやり続けてきている。
これは別に差別をしているとかそういうことではまったくない。
確かに低い水準だから、ちゃんと段階をおって上げていこうということでありまして、今まずはここまでは追いついたけど、一気に全部やる、それがそう簡単なことであればですね、皆さん民主党政権時代におやりになればよかったじゃないですか。
なぜそれができなかったんですか。
それは、そう簡単なことではないからですよ。
そう簡単なことではない。
ですから私たちは、まずはそこまで上げていくということでありまして、この問題はですね、ただ単に相手をののしったり、誹謗中傷する話じゃないんですよ。
みんなでですね、保育の現場を良くしていこうということなんですよ。
そこで地に足をついた議論をしていくべきではないでしょうか。
また厚生労働大臣からも答弁させます」
山尾氏「結構です。委員長。総理。
撤回されないんですね。
女性の平均賃金まで、保育士の賃金をまず上げることをめざす。
撤回しないんですね。
私が申し上げたのは、一気に11万、難しいですよ。
なぜ徐々に上げていこうというときの途中の物差しが、女性の平均賃金である必要があるんですか。
私たちはあり得ないと思いますよ。
だから5万円上げましょうという、こういう法案を出しているんです。
これをもしですね、女性の平均賃金にまず合わせていくということに対して、私がいま批判をしています。
これを総理はののしっているとおっしゃいました。
あるいは誹謗中傷だとおっしゃいました。
日本の人から見ても国際的に見ても恥ずかしいことだと思いますよ。
それを指摘されて、おかしいと思わないんですか。
それをもし、いまこの場で女性の平均賃金という物差しを、これが適切なんだと。
だったらなぜ途中の物差しとして適切なのか、しっかり答えていただきたいと思います。
このままいった女性活躍政権どころか、男尊女卑政権だといわれますよ」
首相「まさに今のがですね、今のが山尾さん、誹謗中傷なんですよ。
私は全くそんなことは言ってないじゃないですか。
全くですね、全く議論をすり替えています。
まずですね、まず落ち着いて聞いていただきたいと思います。
つまり保育士として働いている女性の皆さんが、全産業の女性の皆さんよりも低いと。
まずは低いという問題があります。
そこはそこでですね、プラス、保育士においては男女ともそれほど男女の差がそれほど大きくは、他の全産業と比べてない中において、まずはそれを上げていく。
しかしですね、私はそれを肯定しているわけではないんです。
男女差。私は一度もですね、それを肯定したことはないんですよ。
それをはっきりと意図的に山尾さんはそれをですね、混同しているかのごとく、そういう議論をしているからですね、軽薄な議論になってしまうんです。
ですからはっきりと申し上げておきますが、わが国のですね男女間の賃金格差については傾向としては縮小傾向にありますが、いまだ格差がある状況にあるのは事実であります」
「わが国におけるフルタイムの男女労働者間の賃金格差の二大要因は、まず一つは、大切なことですから説明させてください。
管理職比率と勤続年数の差異となっています。
従って女性の管理職への登用が進み、出産と子育てと仕事を両立しやすくすることにより、女性の勤続年数が延びれば男女間の賃金格差を相当程度解消されることになると考えているわけであります。
そこで先ほど申し上げましたようにですね、4万円というですね、勤続年数が長くなり、経験を積めば、4万円という新たな仕組みを、制度を作ることによって、だから塩崎厚労大臣が申し上げた通り、総合的なアプローチをしなければ、そういう差は縮まっていかないということは、そういうことであります。
そうしたことをしっかりと説明していくことが大切であって、先ほどですね、私がまるで男尊女卑であるかのごとくのですね、発言をねじまげてされましたから、しっかりと今、説明をさせていただいたところでございます」
山尾氏「びっくりしました。問題はとおっしゃいましたね。
この保育士の給与が低いという問題は、女性の平均よりも低いということが一つの問題だとおっしゃいましたね。
問題はそこじゃないんですよ。
保育士の給与が女性の平均よりも低いなんてことが全く問題ではないし、それを問題にすることはおかしい。
問題は、保育士の給与が低すぎて女性が社会に羽ばたけないハードルになっている、あるいは子供は居場所がなくて育ちの場がなかなか与えられず、この両方をちゃんと解消しなければこの国の未来が築けない。
そのことが問題。
それをまたあえて、女性の平均賃金4万円を埋めていく。
この答弁を厚労大臣と総理大臣がこの予算委員会で繰り返し、繰り返し今日答弁されたことに、私は断固抗議をして、この政権が男尊女卑政権だということはよく分かりました。
しっかり追及していきます」
彼女のやりとりの印象は、相手の言葉を自分に都合よく解釈し、その上で勝手にレッテル貼りをして、情緒的に非難する、ということです。
また、何を言いたいのかよくわからない、わかりづらいという致命的な言語能力の問題もありそうです。
特に、最後のやりとりは象徴的なので詳しく見てみましょう。
安倍総理の見解は、保育士の給与は全産業に比べても低い、特に女性の給与が低い(そして男女差でいえばそれほど大きくない)という認識で、最も影響を受けている女性の給与をまず上げる、と言っているわけです。
それに対して、山尾議員の発言は、
「保育士の給与が女性の平均よりも低いなんてことが全く問題ではないし、それを問題にすることはおかしい。
問題は、保育士の給与が低すぎて女性が社会に羽ばたけないハードルになっている、あるいは子供は居場所がなくて育ちの場がなかなか与えられず、この両方をちゃんと解消しなければこの国の未来が築けない。
そのことが問題。」
この速記録を何度も読みましたが、最初はどこがどう違うと噛み付いているのかが、私の理解力ではまったくわかりませんでした。
「問題は、保育士の給与が低すぎて女性が社会に羽ばたけないハードルになっている」ということなら、女性保育士の給与を上げること以外に解決策はありません。
ということで、おそらく自民党案の(経験者のみ)4万円はだめで、民進党の主張する(一律)5万円ならOKということのようですが、このやりとりでは一律5万円の財源はどうするのかという点にはまったく触れられていません。
いやしくも責任ある最大野党の政調会長なんですから、財源とセットで提案しなければ、無責任すぎます。
さらに、民主党政権時代には手が付けられなかった保育士の賃金アップに、彼女お得意のジェンダー論に拘るあまり、結局は反対する意味がよくわからない。
政治家であれば、成果ゼロよりも(少しでも)前進を選択すべきです。
それにしても思い込みと感情に任せて発言してしまう山尾委員の一連の発言は、後に続こうとする女性議員の活躍の門戸を狭めてしまう可能性が高いという意味で、自身が「(隠れ)男尊女卑推進委員」という存在になってしまっている自己矛盾に早く気づいて欲しいものです。
では、5-17生まれの有名人です。
1749年エドワード・ジェンナー (英:医師,博物学者,牛痘種痘法を発明)、1866年エリック・サティ (仏:作曲家)、1904年ジャン・ギャバン (仏:俳優『大いなる幻影』)、1916年石沢英太郎(小説家『視線』)、1926年氏家齊一郎(経営者,日本テレビ取締役会議長)、1936年デニス・ホッパー (米:俳優,映画監督)、1940年アラン・ケイ (米:コンピュータ技術者,パソコンの原型ALTOを開発)、1961年エンヤ (アイルランド:シンガーソングライター)。
BGMとしても優れていますね。
Enya - Watermark

気象庁によると、16日21:23頃、茨城県南部を震源とするM5.6の地震があり、茨城県小美玉市で震度5弱の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。
■発生事象
発生日時 :5月16日21:23頃
震源地 :茨城県南部(北緯36.0度、東経139.9度)
震源の深さ:約40km
地震の規模:M5.6(推定)
やはり、地震は怖い。
この程度の揺れでも取り乱す都民ですので、熊本の皆さんの今尚続く長い精神的苦痛はやはり想像を絶するものなのがあります。

では、今日はまずこんな話題から。
2016.5.14 産経新聞
【米大統領選】
納税状況公開しないトランプ氏
「納税額ゼロ」の可能性も 広がる疑念
【ワシントン=小雲規生】米大統領選で共和党の候補者指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏の不透明な納税状況に疑念が広がっている。
トランプ氏は過去の大統領候補が慣例的に公表してきた「納税申告書」を明らかにしておらず、米メディアや民主党での候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官から攻撃を受けている。
トランプ氏は将来的な公表は否定していないが、「納税額ゼロ」の可能性もささやかれる実態が今後の選挙戦の逆風になることを恐れているとの見方が強い。
「他人には関係のないことだ」。
トランプ氏は13日、ABCテレビでのインタビューで所得に占める納税額の割合を問われて、逃げの一手に終始した。
大統領選では候補者が確定申告用に収入や納税額などをまとめた報告書を有権者に公表するのが1970年代からの慣例だ。
クリントン氏は夫の元大統領と合算の報告書で、2014年は2800万ドル(約30億円)の収入があり、このうち45・8%を納税したと公表。
トランプ氏と指名を争ったテッド・クルーズ上院議員やジョン・ケーシック・オハイオ州知事らも公開している。
これに対してトランプ氏は自らの報告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けていることを理由に公表を拒否。
監査は報告内容に不備があるかどうかを確認するための措置で、トランプ氏は「監査が終われば喜んで公開する」とする。
しかし各メディアは「ニクソン大統領は監査中にも関わらず納税報告書を公表した」などとしてトランプ氏の態度を批判。
クリントン氏も11日、「私と夫は33年間、報告書を公開してきた」と述べて、自らの透明性とトランプ氏の消極姿勢の対比をアピールした。
トランプ氏は昨年7月に連邦選挙委員会(FEC)に資金情報を届け出た際には、100億ドル超の資産を保有し、14年には3億6200万ドルの収入があったと発表している。
だが、専門家の間からは「IRSに対してはもっと少ない収入を申請して、巨額の税還付を受けているのではないか」「納税額がゼロの可能性もある」との指摘も多い。
トランプ氏にとって収入の少なさは「成功者」としてのイメージを傷つけるマイナス材料だ。
しかも行き過ぎた節税が明るみにでるようなことがあれば、クリントン氏から攻撃材料にされることは間違いない。
トランプ氏はこれまでに「私の納税申告書は極めて複雑」「巨額の税金を払うのは本当の愚か者だ」とも発言しており、公表に消極的になるだけの理由があるとの見方が広がっている。
最近では、パナマ文書公開や大企業(アマゾン、アップル、グーグル、スタバなど)への公聴会査問に代表される富裕層や大企業の税逃れへの厳しい世論が強くなっており、既に「節税」という言葉ではなく「税逃れ」というネガティブな言葉で断罪されるようになってきています。
もしトランプ氏の納税額がゼロだった場合には、米国世論は彼を許さないでしょうね。
ってことでまだ、共和党候補は波乱がありそうです。
続いては、国会中継の話題です。
残念ながら、午前中のこのやりとりを見逃してしまったので、産経新聞の速記録から確認します。
2016.5.16 産経新聞
【衆院予算委詳報】
民進党・山尾志桜里政調会長の「男尊女卑政権だ」に安倍首相が「だから議論が軽薄」とブチ切れ
安倍晋三首相は16日の衆院予算委で、保育士の待遇改善をめぐる議論で民進党の山尾志桜里政調会長の批判に対し、「誹謗(ひぼう)中傷だ。だから議論が軽薄になる」などと強い口調で反論した。
質疑の主なやり取りは以下の通り。
【熊本地震】
省略
【保育士問題】
山尾氏「そこで次に、今国会、まだもう少し時間があるが、冒頭1月6日、本会議場で安倍総理はこうおっしゃいました。
それぞれの政党が政策を国民に提案することから、逃げて、逃げて、逃げ回っているようでは、国民の負託に応えることはできません。
ぜひこの通常国会においてそれぞれの具体的な政策を国民の前に明らかにしながら、正々堂々の議論を行っていただきたい。
こうおっしゃいました。
私たちはこれまでも、そして今回の国会でも、具体的な政策を、対案、そして議員立法という形で、国民にそして与党の皆さんに提案をしてきました。
パネルを出していただけますか。
これはごく一部です。例えば保育。
3月24日に私たちは保育士給与5万円アップ。
この法案を提出し、30日には付託をされています。
今日は5月16日です。1カ月半たなざらしにされています。
総理、正々堂々と議論を私たちしたいんです。
なぜ私たちの提案から逃げて逃げて逃げまくっているのですか」
首相「国会のことでございますから、それは国会で議論していただきたいと思います」
山尾氏「総理、TPPの議論の時は、私たち民進党が震災対応、人命救出に専念すべきだと主張したにもかかわらず、どうやら総理が一歩でも前に進めたいといって無理やり審議やったじゃないですか。
それも結局TPPでは黒塗り、ノリ弁とこう言われた資料で実のある議論できなかった。
あげくの果てに今国会断念で、被災地にとっても結局マイナスしかない判断だったのではないですか。
そうやって総理、自分の意向で、やりたい時はやりたい、保育みたいに本当はやりたくないときは、委員会が決めることと逃げる。
どうして、そういうふうに、ご自分のやりたいこと、余りやりたくないこと、姿勢が違うんでしょうか。
堂々と逃げずに、この場で、保育も一歩でも前に進めたいと。
対案があるなら受けて立つ、今国会で議論しようと、そういう心意気をおっしゃっていただければ、総理が意志を示せば、明後日水曜日厚労委員会もあります。
この社会が求めている待機児童問題、保育士さんの給与をどうするのかという問題、議論を、この国会でしっかり与野党、前向きにできるんですよ。
この場でぜひ、一歩でも前に進めようと、対案を議論すべきだとおっしゃることできないんですか」
首相「山尾委員はですね、議会の運営ということについて少し勉強していただいた方がいいと思います。
議会についてはですね、国会は国権の最高機関として、その誇りを持ってですね、いわば行政府とは別の権威として、どのように審議をしていくかということについては、各党各会派において議論をしているわけでございます。
その順番においてですね、私がどうこういうことはないわけでありますし、TPPの議論においても、国会に一度付託したからには、当然これは国会において、どのように議論していくかは、委員会でお決めになることでありまして、今のご発言は委員会のですね、まさに権威そのものを、これは傷つけているのではないかと、このように思います。
われわれはこれまでも保育についての議論に逃げたことはございませんし、しっかりとですね、われわれは議論を進めていきたい、こう考えているところでございます」
山尾氏「総理の席からたびたびヤジを飛ばして、立法府の国権の最高機関としての権威をしっかりとわきまえているとも思えない振る舞いを続けてきた総理から、立法府と行政府の役割を教えていただかなくても、私はわかっています。
この保育について、ちゃんと対案を示せと言ったのですから、私たち対案どころか、むしろ私たちから提案しているのですけどね、これ議論すべきだという心意気を示してくれと。
それを受けてまた与党の皆さん、もしかしたら審議拒否の態度を変えるかもしれないじゃないですか。
どうですか総理」
首相「審議拒否という言葉についてもですね、それは違うのではないかと思います。
それはまさに、厚労委員会においてですね、厚労委員会でお決めになることでありまして、私がすべての委員会のさまざまな法案の進捗(しんちょく)具合を総理大臣である私がですね、日々つまびらかに知っているわけではないんです。
それは当然ですね、先ほど、十分に知っているというふうにおっしゃったんですから、どのようにですね、例えば与党においてはですね、どのように国会の審議の順番、あるいは審議の仕方について決めているかということもですね、自民党の議員に聞いていただければよいのではないか。
そういうものにいちいちですね、自民党総裁だからといって、そこで指示することは自民党ではほとんどないんですよ。
総裁も総理になったら総理としての職務に基本的に専念をするわけでありまして、私もかつて幹事長を務めておりましたが、小泉政権時代、党のことは党に任されていた。
あるいはまた、国会の運営においてはですね、党とそして国会がしっかりと協議をして決めていくことになるわけでございます。
ですからいま、審議をするんであればですね、その中身についてここでいまご質問になっても結構でしょうし、そうしたことをしながら、議論を深めていくべきではないか。
審議の進め方などについてはまさにそれは国会の委員会の場でご議論をいただくべきことではないかと、このように思います」
山尾氏「いま保育の問題は自分が指示するほどの案件ではないと、受け止めさせていただきました。
このパネル、民進党が共に生きる社会をつくるために今国会をはじめさまざまな議員立法を提出し、あるいは前向きな提案をしてきたごく一部。
与党の対応の欄は、与党からパネルから消してほしいといわれたので消しました。
黒塗りは残念ですけども、状況を私から説明。
保育ですけれども1カ月半たなざらし。
私たちの理事が審議を求めているが審議に応じていただけないのは、審議拒否以外の何物でもない。
総理、4月26日の1億総活躍国民会議。
ここで新たに2%、保育士の給与を上げるとおっしゃいましたね。
名前が私は戦争中みたいで好きではないが、新たに2%。
あえて聞きますが、まさか4年前の2012年に民主党政権で決めてそしてその後に閣議決定されたその2%のことではないでしょうね」
塩崎恭久厚労相「一体改革の際に、子育てにつきましては1兆円ということで予算を想定し、そのうちの7千億については消費税で財源をまかなうということで、残りの3千億は自公民の間で宿題として残っていた。
この2%について先ほどお話が出ましたが、今月中にまとめる予定だが、保育士の処遇改善を盛り込み、これまでの取り組みに加えて、財源を確保しながら平成29年度予算において、従来からの、今申し上げた課題である2%相当の処遇改善をまず行う。
これに加えて、保育士として経験を積んだ職員について、全産業の女性労働者との差が月額4万円程度あることも踏まえて、賃金差がなくなるようさらなる処遇改善を行っていくというふうに申し上げているところでございまして、こうした処遇改善とともに、多様な人材の育成、高齢者らの活用、生産性の向上を通じた労働負担の軽減、やりがいを持って安心快適に働ける環境を整備するといったような、言ってみれば総合的な対策を打たない限りは、人材確保は有効に機能しない。
単に処遇改善だけで人材確保ができるわけではない」
山尾氏「びっくりしました。
厚労大臣、自分がおっしゃったことが分かっていないかもしれません。
新たな2%とは4年前に決めた2%であって、これは新たにとは言いません。
4年前にやると決めたものを、これを本当に財源をつけてやれるのかやれないのかと意見交換をしたが、この2%、4年前の約束の2%をやっぱりやることにしたというのが、この新たな2%の意味。
もう一つ、塩崎大臣いま、女性労働者との差額を基準に出されましたね。
総理にお聞きしたいと思います。
今の塩崎大臣の答弁。
この保育士の給与は全産業から11万円も低くて問題だという論点を話しているときに、女性の平均を物差しに出されました。
4万円だとそうであれば。
私は大変問題だと思いますよ。適切だと思いますか」
首相「あと、塩崎大臣から答弁しますが、その前にですね、安倍政権がまるでですね、処遇改善に興味がなかったかのような先ほど発言をしましたが、それは全く違うのであってですね、われわれは政権交代直後ですね、平成25年度および26年度に、保育士等処遇改善臨時特例事業として2・8%の改善をまず行いました。
そして27年度には消費税収を活用し、3%相当引き上げる処遇改善を行いました。
そして、人事院勧告に従った処遇改善も実施しており、平成27年度は1・9%引き上げているんです。
民主党がお決めになったお決めになったといわれていますが、民主党政権の3年半は処遇改善は行われていません。
こんなことをまず認識した上でですね、われわれもそんなことは言いたくないですよ。
こういうものは一緒にお互いやっていこうということであってですね、これは増やしていきたいとみんな思っているんです。
ですから、まるで私たちが後退させるかのごとくのご発言でございますが、ここまで私は申し上げてこなかったのですが、民主党政権時代は処遇改善は行っていない」
「しかし私たちは、29年度において、従来からの課題である2%相当の処遇改善を行い、さらにはですね、これに加えてここが大切なことなのですが、保育士として技能経験を積んだ職員、なかなかですね、給料が上がっていかないという問題があった。
つまりその中においてですね、長い間その職業を続けても未来がないなという中において、短期間で辞められる方が多かったのも事実であります。
そこで保育士として技能や経験を積んだ職員については、月額4万円程度であることを踏まえて、賃金差が無くなるよう、さらに処遇改善を行っていくわけでございます。
そして、そこで全産業のまずは女性労働者の差、ということで大臣は説明をしたわけであります。
確かにですね、全産業の男女と比べるのはもちろん一番これは良いわけでございますが、そもそも保育士の場合はですね、保育士の男女差は全産業における男女差よりもだいぶこれは少ないわけでありまして、そもそも保育士という職業の中においてですね、そういう課題があるわけでありまして、ですからまずはそこまでいってですね、一気にそれをすべて、無くしていくということは難しいわけでありますから、まずはそこまでいく、ということであります。
われわれはこのようにですね、しっかりと順次ですね、処遇改善は行ってきているということははっきりと申し上げておきたいし、これからもしっかりと保育士の皆さんが生き生きと誇りを持って仕事ができるように、そういう環境を整えていくべく努力を重ねていきたい、このように考えております」
山尾氏「総理、総理、もう民主党政権時代だからだとか、自分の政権になってからだとか、そういうのはやめた方がいいと思いますよ。
民主党政権時代だってやってきた。
いまこの保育の問題が大きくクローズアップされてきて、ここから先、新たに何をしてくれるのかしっかり示してほしいという声。
私も、待機児童の数のカウントの仕方、これも民主党政権時代でも全部を出してこなかった。
今も出してきていない。
お互いに良くないことだから、変えていこうと、私はお話ししてきた。
新たにといったから、新たにではないから、新たには何をしてくれるのかと議論している。
いまベテランの方と言ったが、この前ヒアリングで、それは1%カバーできるのかと言ったら、それも決まっていないと。
そもそも給料が低すぎるところから始まって、ベテランまで続けられない。
当事者の声、本当に聞いていますか。
もう一つ、ここはこだわりますけど、私はビックリしました。
塩崎大臣は、まず女性の平均を基準にすると。
総理も上書きされた。
そこまでいくのがまず目標だと。
2つの点でまずいですよ。
1つ、保育は女性の仕事なんですか。
もう1つ、男女の賃金格差があるという大きな社会問題を認めるのか。
そもそも、保育や介護の賃金が全産業に比べて安いのは保育の仕事、介護の仕事、それが歴史的に女性がやる仕事、それが今の賃金格差に表れているから辞めなきゃならない。
そういう問題」
首相「これはですね、こういう問題はですね、給料をいくら上げるか、例えば7万円、8万円、10万円、言うのは簡単なんです。
しかし、それはなかなかできない。
先ほどですね、言いたくはなかったけれども、民主党政権時代はできなかった。
それは事実なんですよ。
処遇改善をあなたたちはやっていない。
私たちはしかし、こつこつとずっとやり続けてきている。
これは別に差別をしているとかそういうことではまったくない。
確かに低い水準だから、ちゃんと段階をおって上げていこうということでありまして、今まずはここまでは追いついたけど、一気に全部やる、それがそう簡単なことであればですね、皆さん民主党政権時代におやりになればよかったじゃないですか。
なぜそれができなかったんですか。
それは、そう簡単なことではないからですよ。
そう簡単なことではない。
ですから私たちは、まずはそこまで上げていくということでありまして、この問題はですね、ただ単に相手をののしったり、誹謗中傷する話じゃないんですよ。
みんなでですね、保育の現場を良くしていこうということなんですよ。
そこで地に足をついた議論をしていくべきではないでしょうか。
また厚生労働大臣からも答弁させます」
山尾氏「結構です。委員長。総理。
撤回されないんですね。
女性の平均賃金まで、保育士の賃金をまず上げることをめざす。
撤回しないんですね。
私が申し上げたのは、一気に11万、難しいですよ。
なぜ徐々に上げていこうというときの途中の物差しが、女性の平均賃金である必要があるんですか。
私たちはあり得ないと思いますよ。
だから5万円上げましょうという、こういう法案を出しているんです。
これをもしですね、女性の平均賃金にまず合わせていくということに対して、私がいま批判をしています。
これを総理はののしっているとおっしゃいました。
あるいは誹謗中傷だとおっしゃいました。
日本の人から見ても国際的に見ても恥ずかしいことだと思いますよ。
それを指摘されて、おかしいと思わないんですか。
それをもし、いまこの場で女性の平均賃金という物差しを、これが適切なんだと。
だったらなぜ途中の物差しとして適切なのか、しっかり答えていただきたいと思います。
このままいった女性活躍政権どころか、男尊女卑政権だといわれますよ」
首相「まさに今のがですね、今のが山尾さん、誹謗中傷なんですよ。
私は全くそんなことは言ってないじゃないですか。
全くですね、全く議論をすり替えています。
まずですね、まず落ち着いて聞いていただきたいと思います。
つまり保育士として働いている女性の皆さんが、全産業の女性の皆さんよりも低いと。
まずは低いという問題があります。
そこはそこでですね、プラス、保育士においては男女ともそれほど男女の差がそれほど大きくは、他の全産業と比べてない中において、まずはそれを上げていく。
しかしですね、私はそれを肯定しているわけではないんです。
男女差。私は一度もですね、それを肯定したことはないんですよ。
それをはっきりと意図的に山尾さんはそれをですね、混同しているかのごとく、そういう議論をしているからですね、軽薄な議論になってしまうんです。
ですからはっきりと申し上げておきますが、わが国のですね男女間の賃金格差については傾向としては縮小傾向にありますが、いまだ格差がある状況にあるのは事実であります」
「わが国におけるフルタイムの男女労働者間の賃金格差の二大要因は、まず一つは、大切なことですから説明させてください。
管理職比率と勤続年数の差異となっています。
従って女性の管理職への登用が進み、出産と子育てと仕事を両立しやすくすることにより、女性の勤続年数が延びれば男女間の賃金格差を相当程度解消されることになると考えているわけであります。
そこで先ほど申し上げましたようにですね、4万円というですね、勤続年数が長くなり、経験を積めば、4万円という新たな仕組みを、制度を作ることによって、だから塩崎厚労大臣が申し上げた通り、総合的なアプローチをしなければ、そういう差は縮まっていかないということは、そういうことであります。
そうしたことをしっかりと説明していくことが大切であって、先ほどですね、私がまるで男尊女卑であるかのごとくのですね、発言をねじまげてされましたから、しっかりと今、説明をさせていただいたところでございます」
山尾氏「びっくりしました。問題はとおっしゃいましたね。
この保育士の給与が低いという問題は、女性の平均よりも低いということが一つの問題だとおっしゃいましたね。
問題はそこじゃないんですよ。
保育士の給与が女性の平均よりも低いなんてことが全く問題ではないし、それを問題にすることはおかしい。
問題は、保育士の給与が低すぎて女性が社会に羽ばたけないハードルになっている、あるいは子供は居場所がなくて育ちの場がなかなか与えられず、この両方をちゃんと解消しなければこの国の未来が築けない。
そのことが問題。
それをまたあえて、女性の平均賃金4万円を埋めていく。
この答弁を厚労大臣と総理大臣がこの予算委員会で繰り返し、繰り返し今日答弁されたことに、私は断固抗議をして、この政権が男尊女卑政権だということはよく分かりました。
しっかり追及していきます」
彼女のやりとりの印象は、相手の言葉を自分に都合よく解釈し、その上で勝手にレッテル貼りをして、情緒的に非難する、ということです。
また、何を言いたいのかよくわからない、わかりづらいという致命的な言語能力の問題もありそうです。
特に、最後のやりとりは象徴的なので詳しく見てみましょう。
安倍総理の見解は、保育士の給与は全産業に比べても低い、特に女性の給与が低い(そして男女差でいえばそれほど大きくない)という認識で、最も影響を受けている女性の給与をまず上げる、と言っているわけです。
それに対して、山尾議員の発言は、
「保育士の給与が女性の平均よりも低いなんてことが全く問題ではないし、それを問題にすることはおかしい。
問題は、保育士の給与が低すぎて女性が社会に羽ばたけないハードルになっている、あるいは子供は居場所がなくて育ちの場がなかなか与えられず、この両方をちゃんと解消しなければこの国の未来が築けない。
そのことが問題。」
この速記録を何度も読みましたが、最初はどこがどう違うと噛み付いているのかが、私の理解力ではまったくわかりませんでした。
「問題は、保育士の給与が低すぎて女性が社会に羽ばたけないハードルになっている」ということなら、女性保育士の給与を上げること以外に解決策はありません。
ということで、おそらく自民党案の(経験者のみ)4万円はだめで、民進党の主張する(一律)5万円ならOKということのようですが、このやりとりでは一律5万円の財源はどうするのかという点にはまったく触れられていません。
いやしくも責任ある最大野党の政調会長なんですから、財源とセットで提案しなければ、無責任すぎます。
さらに、民主党政権時代には手が付けられなかった保育士の賃金アップに、彼女お得意のジェンダー論に拘るあまり、結局は反対する意味がよくわからない。
政治家であれば、成果ゼロよりも(少しでも)前進を選択すべきです。
それにしても思い込みと感情に任せて発言してしまう山尾委員の一連の発言は、後に続こうとする女性議員の活躍の門戸を狭めてしまう可能性が高いという意味で、自身が「(隠れ)男尊女卑推進委員」という存在になってしまっている自己矛盾に早く気づいて欲しいものです。
では、5-17生まれの有名人です。
1749年エドワード・ジェンナー (英:医師,博物学者,牛痘種痘法を発明)、1866年エリック・サティ (仏:作曲家)、1904年ジャン・ギャバン (仏:俳優『大いなる幻影』)、1916年石沢英太郎(小説家『視線』)、1926年氏家齊一郎(経営者,日本テレビ取締役会議長)、1936年デニス・ホッパー (米:俳優,映画監督)、1940年アラン・ケイ (米:コンピュータ技術者,パソコンの原型ALTOを開発)、1961年エンヤ (アイルランド:シンガーソングライター)。
BGMとしても優れていますね。
Enya - Watermark






