彼の発想と行動力とビジネスに対する才覚、そして健康や容姿にも恵まれているのなら、神は不公平だ!

SPACE-Xに火星移住、天才起業家イーロン・マスクは何がすごいのか?
THE PAGE 2015/1/24

 米グーグルは、このほど米国の民間宇宙開発会社であるスペースX社に資本参加しました。
スペースX社は、ロケットの打ち上げ費用を100分の1にし、誰でも宇宙に行けるようにしようという壮大な目標を掲げるベンチャー企業です。
この会社を率いるのはイーロン・マスク氏という人物なのですが、彼はアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏を超える天才起業家ともいわれています。
果たしてどのような人物なのでしょうか。

 マスク氏が成功させた会社はスペースX社だけではありません。
約4秒で時速100キロに到達する高級スポーツ電気自動車で世界のセレブを虜にしたテスラ・モーターズ、決済のデファクトスタンダードとなったPayPalなど、名だたるベンチャー企業を連続して成功させた実績があります。

 1971年に南アフリカで生まれ、10歳の時にプログラミングを独学でマスター。
ソフトウェアを販売して大金を稼ぐなど天才的な能力を発揮してきました。
苦労の末、米国への移住を果たし、米スタンフォード大学の大学院まで進みますが、わずか2日で退学。
起業家を志します。
最初に起業した会社の売却に成功し、まとまった資金を作ったマスク氏は次々とビジネスを成功させていきました。

 マスク氏が注目されるのは、その華麗な経歴だけではありません。
規格外の発想と大胆な発言が多くの人を惹き付けています。
火星へ人を移住させる計画や、45分でアメリカ大陸を横断する超高速輸送システムなど、不可能と思えるような事業でも、真剣に実現を考えています。
最近では、発達した人工知能が数年以内に人を殺すようになると発言して物議を醸し、これを防ぐための研究に1000万ドルを寄付しました。
彼の発言は部分的に聞くと荒唐無稽に思えますが、その背後には、サイエンスや経営学の知識を前提とした緻密な論理があります。
天才的な発想と豊富な知識が強固に結びついているという点がマスク氏最大の特徴といってよいでしょう。

 その生い立ちや大胆な発言などから、マスク氏はスティーブ・ジョブズ氏とよく比較されます。
ジョブズ氏は弱冠16歳で、電話をタダでかけられる違法マシンを開発して数千ドルを稼いだというお騒がせ天才少年でした。
その後、ジョブズ氏はヒッピーとなり、ドラッグ体験などを経て、アップルという巨大企業を作り上げます。
マスク氏とジョブズ氏とは、方向性こそ違いますが、凡人には到達できない発想を持っていることは間違いありません。
マスク氏は43歳と若いことを考えると、まだまだ時間があります。
10年後にマスク氏は、ジョブズ氏をはるかに超える伝説の経営者になっているかもしれません。 


そして、・・以下は半年以上前の記事です。

スティーブ・ジョブズvsイーロン・マスク、どっちがスゴイのか?
2014/5/25

Business Insiderにスティーブ・ジョブズとイーロン・マスクを比較した記事がのっていました。
両者とも超人的にスゴイので比較するのは大して意味のない話ですが、読み物としては面白かったので訳してみました。

[原文]Steve Jobs Vs. Elon Musk — Which Tech Legend Actually Accomplished More

[著者:ALYSON SHONTELL]
スティーブ・ジョブズは我々にiPod、iPad、iPhone,iTunes、その他たくさんのものを与えてくれた。
2年半前、ジョブズは他界した。
それ以降、人々はこんな疑問を抱いている。
「次のジョブズは誰なのか?」と。

イーロン・マスクが一般的な答えだ。
既にマスクはジョブズを越えているという人もいる。
人々がネットで売買する際の支払いのあり方を大きく変えた大人気決済サービス、ペイパルの創業にマスクは協力した。
彼は更に電気自動車の会社テスラとロケットの会社スペースXを創業した。

Dolly Singhはマスクと10年以上一緒に仕事をしている。
彼女はスペースXに人事部長として加わったが、Quora上でマスクについて彼女はこう言っている。
優秀で活力にあふれていて、カリスマ。
そして超科学マニア。

彼女はこう述べる:

「私の愚見では、ジョブズはマスクに叶いません。
マスクは、ヴェルナー・フォン・ブラウン、ハワード・ヒューズ、ヘンリー・フォード、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、そして他の多くの偉人を1まとめにしたようなものだから。」

3800もの好評価を得たもう1つのQuoraでの解答では、マスクがジョブズとは異なる点を全て述べている。
(例えば、ジョブズは全て特許を取ったが、マスクは特許を嫌うなど)そしてこう結論づけた。

「イーロン・マスクは次のスティーブ・ジョブズではない。彼はスティーブを遥かに超越している。」

ジョブズとマスクを比べるのはリンゴとミカンを比べるようなものだ。
両者とも全く違う伝説的なリーダーである(だった)。

人はなぜ優劣を比較したがるのでしょうか?

この場合は規格外に秀でた人物を、足元にも及ばない愚かな大衆が、優劣をつけて溜飲を下げる、ということですかね。

さて、イスラム国(ISIS)についてです。

ISIS戦闘員の6千人殺害、半数は指揮官 駐イラク米大使
CNN.co.jp 1月24日(土)

ワシントン(CNN) 米国主導の有志連合がイラクやシリアで続けるイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で、駐イラク米国大使は24日までに、これまでの軍事行動でISIS戦闘員の推定6000人以上を殺害し、うち半数は指揮官となっていることを明らかにした。

掃討作戦を統括している米中央軍も言及を避けてきたこの種の数字が公表されたのは初めて。
スチュアート・ジョーンズ大使は中東のテレビ局アルアラビーヤに対し、ISISは壊滅的な被害を受けていると作戦の成果を強調した。

ヘーゲル米国防長官は同大使が触れた数字は確認せず、殺害されたISIS戦闘員は数千人規模と述べるにとどまった。

米国防総省当局者によると、6000人以上との数字は米中央軍がまとめた。
イラクやシリアで有志連合が実行するISIS拠点などへの空爆で殺害した戦闘員の数としている。

ただ、正確な数字の把握は出来ないと説明。
空爆機の操縦士の戦果報告や、標的となった現場に関する空爆実施の前後の諜報(ちょうほう)などを参考材料にしたという。

米情報機関によると、ISISの兵力は推定で9000人から1万8000人の間。
ただ、他の武装勢力から数千人規模の戦闘員を集める能力があるとされ、その場合の兵力は3万1000人にも達する可能性がある。

一方、ケリー米国務長官は滞在先の英ロンドンで記者団に、ジョーンズ大使の発言に同調し、イラクでISISの支配下にあった広さ700平方キロ以上の地域を奪還したとも主張した。
有志連合の作戦はISISの勢いを止めたとの認識も示した。

イラクでは現在、ISISが陥落させた北部のモスル市の奪還が軍事作戦の焦点となっている。
イラク軍による進攻作戦の実行も予定され、米軍などの空爆も最近拡大している。

事実なら、さすが米軍の戦闘能力は素晴らしい。

しかし、捕虜の居場所と重なっていないよね!?

平気で人質を楯にする連中なので、攻撃する側も細心の注意が必要です。

今回の一連の動きを過不足無く公平な立場でまとめている文章を発見しましたので、参考までに載せておきます。

イスラーム国による日本人人質事件に関する「自己責任論」と「首相責任論」の狭間
六辻彰二 | 国際政治学者2015年1月24日

1月20日、イスラーム国による日本人の人質事件が発覚しました。
2人の日本人の解放に2億ドルという法外な条件を課してきたイスラーム国は、これによって世界各国の関心を引きつけました。
恐らく彼らの最大の目的は、戦闘員や共感者、協力者のリクルートのための宣伝にあるとみられますが、この目的はある程度成功したといえます。

この文章を書いている時点で、既に期限の72時間は過ぎましたが、今のところ次のアクションは発生していません。
日本政府はイスラーム国と接触し、引き伸ばしを要請しているとも伝えられています。
一方、世界一の産油国で、メッカとメディナという二聖地を擁する「イスラーム圏の盟主」サウジアラビアのアブドゥラ国王の死去が23日に発表されました。
これにより、イスラーム圏、アラブ圏の関心がそちらにしばらく集中するだろうことも、想像に難くありません。
その状況はイスラーム国にとってスポットが当たりにくいことを意味するため、引き伸ばしを可能にする条件といえます。

いずれにせよ、状況はいまだ定かでなく、注視するしかないのですが、その一方で、今回の事件をめぐり、国内では「自己責任論」がネット上で広がり、その一方では、それほどの広がりでないまでも、「首相責任論」も浮上しています。

しかし、どちらも結果的にはテロリストを利する点で一致していると思います。

自己責任論の錯誤

このうち、「自己責任論」は2004年のイラクでの3人の人質事件以来、こういった事案のたびに、定期的に出てくるものです。
今回のケースでいえば、自己責任論を叫ぶ人たちの最大公約数的な論理は、「危険を承知して自分の意志で行ったのだから、それが拘束されたからといって、政府が方針を変更するのはおかしいし、身代金を払うこともない」だと思います。

個人が自らの行為に責任を負うのは当然です。
また、人質を取られるたびに方針を変更すれば、国家そのものがテロリストに乗っ取られます。
したがって、既に打ち出している政策の変更はするべきではないでしょう。
さらに、今回の場合、2億ドルという金額が、いかにも高すぎることも確かです。

ただし、本来、責任を追及すべき対象が、人質をとった側にあることはいうまでもありません。
国内で犯罪が発生した際、「被害者にも落ち度がある」というのはよく聞く言い方ですが、それは原因の一つを指摘しているだけで、それと責任を置き換えた言い分です。
その営為は「当事者みんなに責任がある」という結論に行き着きやすく、責任の所在をかえって曖昧にします。
これはトラブルや問題そのものを忌避する、ムラ的発想といえるかもしれません。
いずれにせよ、今回の場合、2人の日本人がシリアに赴いたことは、今回の出来事が発生した「原因」の一つですが、「だから何をされても文句をいえないはずだ」というのは、テロリストの責任を減じ、結果的にはこれを擁護することになります。

国家の果たすべき責任

これに加えて、国家には本来、国民を保護する責任があります。
雪山遭難などで捜索隊が出た場合、(少なくとも日本では)事後に個人や家族に費用弁済が請求されますが、その弁済請求の良し悪しはともかく、少なくとも一旦公共機関によって、その安全が確保される範囲内で対応されることに、異論はほとんどないとおもいます。
同様に、国民の生命が危険にさらされているとき、国家がそれを黙殺することもまた許されないでしょう。

とはいえ、国家の責任が無制限でないことも確かです。
今回の場合、どこまで国家がカバーすべきでしょうか。

「身代金を払えば次の誘拐を招く」という論理は固いものがあります。
特に近年、テロ組織にとって誘拐は一種のビジネスになっていますが、イスラーム国の場合、国連の報告書によると、2014年の一年間で53億円の身代金を得ています。
占領した土地での油田や、一部の湾岸諸国からの送金だけでなく、これらの身代金が彼らの資金源になっていることは確かです。
この観点から、特に米英が身代金の支払いに否定的なことは、不思議ではありません。
今回の事件でも、米国は身代金を支払わないよう、日本政府に求めてきています。

その一方で、あくまでテロリストとの交渉を拒絶する米英の国民が、イスラーム国によって誘拐された場合、やはり誘拐された他の国民より多く殺害されてきたこともまた否定できません。
それが報復感情を惹起し、相互の憎悪に拍車をかける一因にもなっています。
人質をとる方に問題があるにせよ、交渉さえ否定してしまえば、あとは「全て力で解決する」思考に行き着きやすくなります。
力ぬきで秩序は形成できませんが、力のみで創られる秩序はテロリストの論理と紙一重となります。

その観点からみれば、テロリストが要求する「2人で2億ドル」は現実に難しいとしても、減額を求めたうえで身代金を支払うことが、日本あるいは世界全体にとってより危険かどうかは一概にいえません。
少なくとも、23日の段階で首相が「身代金は払わない」と言明したことは、米英の希望に沿うものではありますが、これら両国と異なり、部隊を派遣して人質を奪還することができない日本にとって、選択肢を狭めたといえます。

その一方で、身代金を一旦おくとしても、相手の自尊心や名誉に訴えるといった説得や、身代金に代わる代替案の提案といった交渉を行うこと自体は、現状の日本が選べる数少ない選択肢です。
その意味で、イスラーム国とパイプがあるといわれるヨルダン政府やトルコ政府の治安機関、宗教指導者らを通じてコンタクトをとる、そしてSNSなどを通じてメッセージを発してコンタクトを呼びかけるという今回の手法そのものは、少なくともその限りにおいては、妥当といえるでしょう。

首相責任論の危険性

次に、首相責任論について考えます。
ネット上では、「拘束されている後藤氏の家族に身代金の要求があったことは政府にも伝わっていたはずなのに、エジプトでの支援表明で敢えて『ISIS対策として』と言明してイスラーム国を刺激し、今回の事態を招いた」として、2億ドルの支援を留保すべきという署名活動が行われています。
1月24日現在、1万7000人以上が署名しています。

この主張に対しては、「2億ドルを留保すれば人質が解放される保証があるか」、「そもそもイスラーム国側は2億ドルの支援の留保を要求していないのに、テロリストに大盤振る舞いすることにならないか」といった疑問が沸きます。
なかには元防衛官僚の柳澤協二氏のように「安倍首相が辞任することが人命救助につながる」と主張する向きもありますが、それでイスラーム国が納得するかが不明であるばかりか、テロリストに脅されれば最高責任者の首すら差し出すという、無責任な主張と言わざるを得ません。

首相責任論を主張する多くのひとには、「事件の本来の責任がイスラーム国にある」ことを軽視する点で、自己責任論者の多くと共通するようにみえます。
また、特に首相責任論をいう人には、「よその戦闘に関わるべきでない」、「関わらなければ安全」という前提があるように思えます。
「触らぬ神に祟りなし」というように、そこには一定程度の真理が含まれるといえるでしょう。

しかし、イスラーム国の台頭は既存の国際システムにとっての危機をもたらしているだけでなく、輸入原油の8割以上をこの地域に依存する日本にとって、中東情勢は無縁であり得ません。
また、テロリストは相手を選んでくれません。
欧米諸国ではイスラーム国から帰国した協力者、賛同者によるテロ活動が頻発しています。
それらにいつ、在外邦人が巻き込まれるかも分かりません。

もちろん、「関わり方」、つまりほぼ常に欧米諸国と足並みを揃えることの是非は、この件に限らず、考える必要があります。
また、外国からイスラーム国に参加しようとする若者を生み出す社会的不公正という土壌を改善する必要があることも、強調する必要があります。

しかし、世界全体に脅威が拡散するなかで、「イスラーム圏と欧米諸国の対立」という紋切り型の理解にしたがって、ひたすら「関わらなければ安全」と考えることは、自らの置かれている立場と眼前の脅威から目をそむけるものといわざるを得ません。

米国寄りの独裁体制を支援することの是非

個人的には、安倍政権や自民党を党派的に支持するものではありません。
また、従来の日本の外交政策や国際協力のあり方も、見直すべき点が多々あると思います。
中東に関わる際に、全く独立した中立的立場でアプローチできれば、それに越したことはありませんし、中長期的にはそれを目指すべきと個人的には思います。

さらに、イスラーム法学者の中田考氏は、今回の安倍首相の打ち出した援助方針に米国寄りのトーンが強く、援助対象国が米国やイスラエルの影響の強い国ばかりで、さらに援助提供の際に「イスラーム国対策として」と強調したことが不用意であったと指摘しましたが、これらのポイントに関して賛同することに吝(やぶさ)かでありません。

ただし、少なくとも現状において、日本が中立的な立場で中東にアプローチすることは、実際には困難です。
日本のアプローチは非軍事的手法とならざるを得ませんが、現代の国際協力や援助では、紛争地帯でいかにプロジェクトを実施するかが微妙な問題になってきます。
「援助関係者は丸腰で中立的な立場でいた方が安全」と考える立場もありますが、現代のテロ組織はそういったことへの配慮はほとんどありません。
実際、援助関係者への襲撃は、シリアだけでなく世界全体で増加傾向にあります。
そのため、安倍首相の外交方針や理念に賛同するか否かにかかわらず、軍事活動に制約のある日本にとって、全く独自の行動をとることが実際に難しいことを踏まえれば、少なくとも当面は、基本的な立ち位置に沿って欧米諸国やそれと近い立場の政府との関係に基づいて、必要に応じてそれらの部隊の警護のもとで援助を提供しなければ、プロジェクトそのものの実現性が乏しくなります。
逆に、志や理念は重要ですが、それらがいくら公正なものであったとしても、実効性をともなわなければ、国際協力や援助は成立しません。

この観点からすると、今回の主な支援対象であるエジプトやヨルダンが米国寄りの「独裁体制」のもとにあったとしても、そして日本が米国のジュニア・パートナーであることを改めて満天下に示すことになったとしても、少なくともイスラーム国の台頭への対策として、これら各国の政府と一定の協力をすることは、難民を実効性あるかたちで保護することに当面の優先順位を置くのであれば、やむを得ないといわざるを得ません。

日本の危機管理にとっての課題

文章の末尾を書いている時点で、未だに動きは伝えられておらず、二人の無事を願うばかりです。

その一方で、今回の事件は、既に大きな課題を日本に示しています。
全責任を安倍首相にかぶせる主張や援助留保という選択には賛同できませんが、先述の署名運動や中田氏の主張が、今後の日本における危機管理体制の構築という観点から、重要なポイントを指摘していることは確かでしょう。
今回の事件が安倍首相の安全保障政策をより強固にする公算は大きいといえますが、それに先立って国民保護にとって必要なことは、以下のポイントの検証といえます。

•後藤氏の家族や中田氏、ジャーナリストの常岡浩介氏から、後藤氏や湯川氏が人質になっていること、さらに身代金の要求があったことが、外務省や公安関係者に伝わっていたといわれます。
これに関して政権中枢は把握していたのか、否か。

•把握していなかったとすれば、それはなぜか(その場合、恐らく情報伝達の経路のどこかの担当者によって、情報の取捨選択の過程でふりおとされた公算が大きいですが、そうだとすると情報管理の在り方自体を見直す必要があります)。

•把握していたとすれば、二人の解放に向けた動きを進めていたのか、否か。
していたとすれば、どのように。
また、していなかったのであれば、なぜ(その場合、恐らく外務省関係者は首相の中東歴訪に向けた準備にいそがしかったのでしょうが、そうだとすると外務省がいうところの「邦人保護」とは何なのかが問われることになります)。

•首相は「あらゆる手段を講じて」と強調していたが、1月22日の時点で常岡氏は、自身と中田氏にイスラーム国へのパイプがあるのに当局から協力要請がないと述べた。
なぜ、協力要請をしなかったか(両氏には失礼ながら、恐らく公安当局が両氏を「好ましからざる人物たち」とみなしていること、さらに欧米諸国と異なり、そもそも民間人に協力を求めること自体、「官」意識の強い日本政府の体面にかかわるもので、拒絶反応があることが大きいのでしょうが、そうだとすると日本の国際協力などにおける長年の懸案であり、安倍政権が強調する「官民連携」について問われることになります)。

機微に触れる問題だけに、詳細な情報の公開は期待しにくいのですが、これらに関する検証がなければ、今後とも同様の事態が発生し得る危険性を排除できません。
それは国民の安全確保を脅かしかねない一方、イスラーム国などのテロ組織を利することにも繋がります。
いずれにせよ、今回の事件は日本のあり方そのものを問い直すきっかけになったことは確かといえるでしょう。

六辻彰二 :国際政治学者、博士(国際関係)。
アフリカをメインフィールドに、米中関係から食糧問題、宗教対立に至るまで、分野にとらわれず、国際情勢を幅広く、深く、分かりやすく解説します。

六辻さんの文章にも、問題解決に向けての外務省の主導的な役割について触れられていませんが、こうした外交問題で話題にもならない外務省の存在意義とは一体何なのでしょうか、ねえ!?

批判の矛先は安倍総理よりも、安寧をむさぼる事なかれ主義の外務省幹部職員に向けられるべきです。

では1-25生まれの有名人です。

1627年ロバート・ボイル (英:自然哲学者,化学者,物理学者)、1874年サマセット・モーム (英:小説家,劇作家『月と六ペンス』)、1917年土屋隆夫(推理小説家『影の告発』)、1923年池波正太郎(小説家,劇作家『錯乱』『鬼平犯科帳』)、1927年アントニオ・カルロス・ジョビン (ブラジル:作曲家,ボサノバを考案)、1938年松本零士(漫画家『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』)、1938年石ノ森章太郎(漫画家『サイボーグ009』『仮面ライダー』)、1950年森田芳光(映画監督)、1982年桜井翔(タレント,歌手(嵐))。

おめでとう!

最後に、この曲はメルヘン調エルトンの傑作です。
Goodbye Yellow Brick Road
文章はきちんと過去形のみにしてほしいものですが・・

米国史上で危険な5大盟友・・なかでも日本は最も「残酷非道」―米メディア
FOCUS-ASIA.COM 1月23日(金)

米メディア「ナショナル・インタレスト」のウェブサイトは21日、米国史上において危険だった、あるいは危険な同盟国を5つ挙げ、なかでも日本は「最も残酷非道」であると評する文章を掲載した。
環球時報が22日報じた。

文章は、歴史上米国の頭を悩ませてきた5大盟友として日本、ソ連、サダム・フセイン統治下のイラク、パキスタン、パフラヴィー朝時代のイランを挙げ、これらの「盟友」を地獄からやってきたとまで称している。

そのなかで日本については、米国とは浅からぬ関係を持っており、19世紀末から20世紀初めには共同で中国の義和団運動を鎮圧したほか、セオドア・ルーズベルト元大統領は日本をアジアとソ連のバランスを保つカギとみなしていたとした。
また、第1次世界大戦時には日本が太平洋地域においてドイツに対抗する重要なパワーとされたが、1941年の真珠湾攻撃で米国人の心に永久に消え去ることのない痛みを与えたと論じている。

そして、日本は真珠湾攻撃で米国に死者2000人あまり、負傷者1000人あまりの損害を出させたうえ、米国統治下にあったフィリピンを含むアジア太平洋の複数国家に対して奇襲を仕掛け、米国に多大なパワーを消費させたとした。
このほか、当時の日本軍による投降率はわずか1-3%と極めて低く、そのうち自分の意志による投降はわずか3分の1に留まり、残りはすべて重症や重病によって戦闘の継続あるいは自害ができないために投降を余儀なくされたケースであると説明。
第2次世界大戦における米国のアジア太平洋地域での死傷率がヨーロッパの戦場の3.5倍に上っており、日本という「盟友」が「残酷非道」であることが言えると論じた。

まあ、原爆投下や空襲などの無差別殺戮をやっておきながらよく他国の残虐さをよくいえるものだと思いますが、戦争の捕らえ方については的をついているかもしれません。

当時の日本軍人はまさに生か死かの2者択一で敵前投降などは恥かしいものとして教育されてきていました。

捕虜となって辱めを受けるよりも、自決せよと!

確かに狂っていました。

イスラムがやっている自爆テロなども元はと言えば、日本軍の神風特攻隊や人間魚雷などの物まねです。

さらに遡れば、武士の切腹や首をはねる介錯などもありましたね。

さて、この記事には2つの意味があります。

1つは、沖縄の新聞がとりあげたこと。

沖縄は先日の選挙結果をみても、反戦、反自民が趨勢となっています。

少し前の朝日新聞や日教組などにかわって、米軍基地の理不尽さを盾にどんどん左傾化が顕著になってきています。

この記事も、この流れでみればそういう意志と意図を持ったものだと理解できます。

そして2つめのポイントは、環球時報がおそらく意図していなかった効果です。

「日本は怒らせると何をやるかわからない国民である」というアナウンス効果です。

身近にもいますよね、普段は静かな人なのに、怒り出すと突然人が変わるような人。

さらに、日本人のミステリアス・スマイルも日本民族の神秘さに拍車をかけています。

電車に乗り遅れて眼前でドアが閉まって笑うのは、おそらく日本人だけでしょうね。

みんな心底悔しがり、怒ったりするのが普通だからです。

もちろん、日本人である私は、単なる照れ隠しの笑いであることを理解していますが(実際私もやります)、外国の人にとっては「なぜ?」という思いは強いでしょうね。

確かに、アレは笑う場面ではないからです。

そして地震や津波で自分の家族を失っても、ほかのより困っている人を助けたり、食料自給が悪いときにも整然と列を作って並んで割り込むことをしないなど、他国に比べ自己犠牲や自己規律の精神が抜きん出ており、この点も外人から畏敬の念と理解不能な不思議さで見られています。

これは、ある意味「非軍事的抑止力」ともなりうる効果で、日本人としての神秘さは今後もTPOで有効に活用したいものです。

では、サッカーアジアカップの結果です。

日本のアジアカップ連覇ならず、PK戦で散る…準々決勝敗退は5大会ぶり
SOCCER KING 1月23日(金)

 AFCアジアカップ オーストラリア2015の準々決勝が23日に行われ、日本代表とUAE代表が対戦した。

 大会連覇を狙う日本はグループリーグを3連勝で首位通過。
準々決勝ではバーレーンとカタールを抑えてイランに次いでグループ2位で決勝トーナメントに進出したUAEとの対戦となった。
日本はグループリーグ3試合と同じスタメンを揃え、3戦連続得点中の本田圭佑や、ヨルダン戦で得点した香川真司らが先発した。

 日本は開始早々の2分、左サイドの乾貴士がカットインから右足を振り抜いたが、枠の左へ飛んだボールは相手GKマジェド・ナセルに阻まれる。
直後、UAEはカウンターから左サイドをアリ・アハマド・マブフートが突破し、ペナルティエリア内に侵入するも、飛び出したGK川島永嗣が抑えた。

 UAEは7分、自陣からのロングボールにまたもマブフートが飛び出して、エリア内右からのシュートをゴール左へと決めて、先制に成功する。

 今大会初の失点を許した日本。
徐々にボールを支配すると18分には右サイドの酒井高徳が左足で上げたクロスにファーサイドで乾がヘディングシュートを打つが、GK正面だった。
ゴールになかなか近づけない日本は42分にも高い位置でのボールカットから最後は遠藤保仁がミドルレンジから狙うが、枠を捉えられなかった。
直後に本田も同じくミドルシュートを放つも、ゴール右に外れた。

 ハーフタイムに日本は乾を下げ、武藤嘉紀を投入する。
後半に入って49分、UAEはパス交換からオマール・アブドゥルラフマンが浮き球をエリア内に送り、飛び出したマブフートが合わせたが、ミートできず。

 52分、日本は武藤がゴール正面から右足でミドルシュートを打つも、ゴール左へ。
さらに54分にも遠藤の右クロスをゴール前でフリーの武藤が頭で合わせたが、これも枠を捉えられなかった。
直後、遠藤を下げて柴崎岳が投入された。

 押し込む日本は60分にも武藤、本田とつないで香川がシュートしたがGKマジェド・ナセルが抑えた。
65分、日本は早くも3枚目のカードを切る。
岡崎に代えて豊田陽平が入った。
その豊田は70分、柴崎の右サイドからのアーリークロスに合わせたが、ヘディングシュートはミートせずにゴール右へ。

 1点の遠い日本だったが、81分にようやくUAEゴールをこじ開ける。
ゴール正面で柴崎がボールを持つと、本田へパス。
リターンを受けるとダイレクトでゴール左へ鮮やかに決めた。
アディショナルタイムにはクロスから最後は香川に決定機が訪れたが、シュートはゴール左へわずかに外れてしまった。
試合は1-1のまま延長戦に突入する。

 延長に入ってからもボールを支配するのは日本だったが、95分に長友佑都が右太もも裏を痛めてしまう。
延長後半に入って終盤の118分にはゴール正面で得たFKを柴崎が狙うも、わずかにゴール右へ外れた。
結局120分で決着つかず、勝負はPK戦へもつれ込む。

 先攻の日本は最初のキッカーである本田が失敗。
UAEも3人目のハミス・イスマイールのキックが枠外へ外れる。
5人目までは互いに1人ずつの失敗で進み、サドンデスに突入。
日本は6人目の香川のシュートが左ポストを直撃して失敗。
UAEは成功し、PK戦を制した。

 敗れた日本は1996年の第11回大会以来、5大会ぶりに準々決勝で姿を消すことになった。
UAEは27日の準決勝で開催国のオーストラリアと対戦する。

【スコア】
日本 1-1(PK:4-5) UAE

【得点者】
0-1 7分 アリ・アハマド・マブフート(UAE)
1-1 81分 柴崎岳(日本)

では、選手の通信簿です。

日本、UAEにPK戦で敗れまさかの準々決勝敗退【どこよりも早い採点】
フットボールチャンネル 1月23日(金)

【日本 1-1(PK4-5) UAE アジア杯準々決勝】

 1月23日、アジアカップ決勝トーナメント初戦、日本対UAEの一戦が行われ延長、PKの末、敗退した。
アギーレジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

川島永嗣 4 失点の場面はボールに少し触るがシュートを止められなかった。PKは6回も逆方向。

酒井高徳 5.5 DFの中で一番安定感があり、最後まで走り切った。

吉田麻也 5 相手がスピードに苦しむ。1対1の場面はいつも不安。

森重真人 5 決定的なUAEのチャンスでラインをコントロールできず、失点の原因となる。

長友佑都 5 頑張りを見せたが、トップリーグで養った経験を見せられず。ミスも多い。

長谷部誠 5.5 遠藤と香川のサポートがあまりなく、苦しむ。柴崎が入ってからは順調だった。

遠藤保仁 5 明らかに疲れてる。アギーレがグループリーグで彼をもっと休めるべきだった。

香川真司 3 何回もヒーローになるチャンスあったが、全部ミスをした。決定的なPKの失敗も。

本田圭佑 5.5 本当のリーダーとして120分頑張りを見せた。柴崎にアシストも。

岡崎慎司 4.5 出場してたか?

乾貴士 5 スタジアムに来ていたデルピエロの前で「デルピエロ・ゴール」に近づくが、今日も決定的なプレーに絡めなかった。

武藤嘉紀 5.5 彼が入ってから日本の攻撃が続いたが、ゴール前でのミスが多すぎた。

柴崎岳 6.5 落ち着いて、中盤のコントロールが十分できた。そして、決定的なゴールも。

豊田陽平 5 Jリーグで何回も決めたシュートをこの重要なゲームで外した。

アギーレ 5.5 明らかに疲労していた遠藤と岡崎を起用したチームマネジメントには疑問が残る。
グループリーグでローテーションを採用すべきだった。

監督のマネジメント云々よりも、日本のエースである本田と香川がPK戦で決められないのでは、やはりこの程度の実力だったのでしょう。

結果は惜しくもなんともありません、はっきりいって実力不足です。


最後に、日本人人質の件ですが、72時間過ぎたにもかかわらず新たな情報が上がってきません。

それにしても、中東各地に点在する大使館職員は日頃一体どんな活動をしているのでしょうか?

今回のような事件が発生しても、政府関係者でさえ誰も彼らをあてにしていないようですし、イスラム国に対してそれらしき人脈やパイプがあるようでもなさそうです。

非常時における危機管理のため日頃どのような活動をすべきなのかわかっていないようで、繰り返して言いますがやはり外務省全体の危機管理意識のなさは既に許容限度を超えています。

今回クローズアップされている人質事件を、北朝鮮に何十年も拉致されている家族の人たちはどんな思いで見守っているのかも気になります。

日本政府は、人命重視だといいながら結局何もしてくれない、そんな諦めと不信感のみが去来しているのではないでしょうか?

そして、人質交渉のタイムリミットが来ても尚、ドラマやバラエティ番組を通常どうり流し続ける日本のテレビメディア、こちらもやはりどこか他人事のようです。

窮地に陥っている邦人の命になぜもっと真剣に向き合おうとはしないのか、とても違和感を覚えます。

では1-24生まれの有名人です。

1941年ニール・ダイアモンド (ミュージシャン)、1943年シャロン・テート (米:女優)、1943年広瀬隆(ノンフィクション作家,小説家)、1947年尾崎将司(ジャンボ尾崎)(ゴルフ)、1948年里中満智子(漫画家『アリエスの乙女たち』)、1959年前田日明(プロレス)、1961年ナスターシャ・キンスキー (独:女優)、1963年岩井俊二(映画監督)、1968年林葉直子(タレント,将棋棋士[元])。

おめでとう!

音楽はエルトンですが、これもまた名曲です。
Elton John - Sweet Painted Lady

生姜はすごい!

つまり、生姜ない、では困ります。

どれも同じじゃダメ!
目的別に使い分けたい生姜パワー
(岩田麻奈未)2015/1/18

冷え取りといえば生姜! 
実は、生姜は加熱や乾燥することで成分が変わり、生とは違った効果を発揮する食材。
「冷え取り」「安眠」など目的に合わせた使い方をしないと、逆効果になってしまうことも。
生と温、上手な生姜の使い方をご紹介します。

■加熱・乾燥で変わる生姜の有効成分

(1)ジンゲロール
生の生姜に多く含まれる「ジンゲロール」。
身体深部の温度は上げずに、末梢の血管を拡張させて血流を促進する効果があります。
また、殺菌作用や脂肪の吸収を抑える効果、胃腸の働きを整える効果などが認められています。

(2)ショウガオール
生の生姜を加熱・乾燥することで生れる「ショウガオール」。
90℃で5分加熱しただけで、ジンゲロールが約25%減り、ショウガオールが生の生姜の約2倍になるそう。
体内に蓄積されている糖や脂肪の燃焼を促して熱を生産することで体温を上げる作用があります。
その効果は3時間程続くと言われ、加熱・乾燥した生姜を毎日摂ることで基礎体温が上がったとの実験結果もあります。

■目的別に使い分けて!生姜の使い方

(1)朝、寒くて起きられない時
朝は、体温が一番低い時間帯。
加熱・乾燥した生姜を食べることで身体深部の体温が上がり身体が温まります。
加熱・乾燥して作られたジンジャーパウダーをホットドリンクに入れて飲みましょう!

(2)夜、手足が冷えて眠れない時
生の生姜で、末梢部まで血液を巡らせましょう。
ためしてガッテンの実験によれば、生の生姜を摂ると手足の体温は上がり、身体深部の体温が下がるそう。
人間の身体は、寝る前には手足など末梢部の血管を広げて身体深部の体温を逃がし、深部体温が下がることで自然な眠気が訪れるようになっていますから、生の生姜は快眠のためのベスト食材。
生の生姜をすりおろして温かい飲み物に入れて飲むとよいですね。

(3)微熱があってだるい時
こちらも生の生姜がオススメ。
ジンゲロールには体表を温めて、身体の熱を逃がす作用がありますから、風邪のひき始めなど、身体がダルいと感じる時には、生の生姜をすりおろしてお湯に溶き、ハチミツを加えたショウガ湯がおすすめです。

(4)ダイエットのサポートに
ダイエットには、加熱・乾燥した生姜がオススメ。
ショウガオールには、脂肪や糖の燃焼を促す作用があるだけでなく、基礎体温を上げる効果も期待できます。
一般的に体温が1℃上がると基礎代謝が約13%UPすると言われていますから、同じものを食べても太りにくい代謝の良い身体に!

生と加熱・乾燥生姜では、こんなにも効果が違うとは驚きですね。
加熱乾燥した生姜は、ジンジャーパウダーとして販売されていますから、上手に使い分けて、生姜で冷えも脂肪も撃退したいですね。

生は夜寝る前と体がだるいときに有効で、ジンジャーパウダーは朝とダイエット時に。

24時間、生姜と共に!

そして、体力が奪われるインフルエンザにも注意!

猛威をふるうインフルエンザ!
「うがい薬は逆効果」「ソープの薬用成分は意味なし」間違いだらけの予防知識とは?
週プレNEWS 1月19日(月)

今シーズンは例年より3週間早く、12月頭から流行入りしているというインフルエンザ。
1週間の受診者数は約139万人と、昨年同時期の約4倍もの猛威をふるっている。

それだけに、うがい、手洗いなど様々な予防を行なっている人も多いだろうが、果たして本当にそれは正しい行為なのか?
 WHOの感染症対策チームで国際的なインフルエンザ対策に従事した経験をもつ医師、村中璃子氏に聞いてみた。

●うがいは水で十分!
うがいで重要なことは、ウイルスを殺すことではなく、洗い流すこと。
18歳から65歳までの387人を対象に実施した京都大学による二重盲比較試験によれば、うがい薬(ヨード液)とただの水による予防効果は、水で40%、うがい薬で12%。
どちらも効果はありますが、ただの水のほうが効果的だったという結果が出ています。

また、日本で水によるうがいによって得られる経済効果(風邪になった場合にかかる医療費や仕事を休むことによって失われる賃金などの総額)は、年間1人当たり3万1800ドルとの試算もあります。

とはいえ、インフルエンザや風邪の予防にうがいを推奨するのは日本くらいのもの。
この安価で効果的な習慣を世界にも紹介したいですね!

●かかってからのうがい薬は逆効果
イソジンなど市販のうがい薬の主成分であるヨードは、外科手術で手洗いに用いるほど効果の高い消毒薬ですが、特に風邪やインフルエンザにかかってからのヨード液によるうがいは、傷に塩をもみ込むようなもの。
炎症を起こした粘膜を刺激し、かえって症状を悪化させます。
同じ理由で、病院でもヨード液による喉の消毒治療はやらなくなりました。

私が産業医を務める企業ではトイレからうがい薬を撤去し、代わりに使い捨ての紙コップを置くことにしました。

●最大の感染源は自分の手
人は気づかないうちに、驚くほど頻繁(ひんぱん)に手で顔を触わっています。
特にパソコンを触る人は顔を触る頻度が高く、5分に1回から3回、一日換算では200回から600回も触るという報告もあります。

最大の感染ルートは一般に、空気中に浮遊するウイルスを吸い込むことと考えられていますが、咳やくしゃみの飛沫(ひまつ)が空気中を浮遊している時間は非常に短く(風流や湿度などによります)、手を通じての感染の頻度のほうが高いという専門家もいます。

アメリカでは新兵の90%が、最初の数ヵ月間でなんらかの呼吸器感染症にかかるそうですが、予防対策として紫外線照射(直射日光に当たるのと同じ効果)、消毒薬散布など様々な方法を試みたところ、一番効果があったのは手洗いだったそうです。

「一日に最低5回手洗いする」という指示で、呼吸器疾患で受診する新兵の数は半減したといいます。

●薬用ソープの「薬用」成分は意味なし
手洗いの基本は、うがいと同じで洗い流すこと。
爪の先や指と指の間まで15秒ほどずつこすってウイルスをしっかり落とすことが重要です。

「薬用」と聞くと消毒効果を期待しますが、いわゆる薬用ソープの主成分トリクロサンは、細菌には有効でもウイルスは殺せません。
インフルエンザも風邪の原因微生物の9割も細菌ではなくウイルスです。

また、固形のせっけんではウイルスが長時間生き続け、逆に感染源となることもあります。
薬用であるなしにかかわらず固形せっけんよりもハンドソープのほうが安全でしょう。

●裏返しマスクに注意!
マスクには予防効果はないという専門家もいますが、目の前の人がした咳やくしゃみをそのまま吸い込んでしまうのを防ぎ、ウイルスがついた手で自分の鼻や口に触れにくくするなど一定の効果はあります。

そして、意外と間違いが多いのがマスクのつけ方。
いろんなタイプのマスクが売られていますが、表面のプリーツ(蛇腹の折り目)が下向きになるようにつけるのが正解です。
逆につけると、プリーツの間にウイルスや細菌がたまりやすくなるので要注意です。

●マスクは使い捨てる!
ところで、通勤の行きで使ったマスクを帰りにも…と、ちょっと使っただけのマスクはまた使いたくなりますね。
でも、マスクは「使い捨て」が原則。
使ったマスクの表面にはウイルスや細菌がついており、外すときにも手にウイルスが付着する可能性があるので、手洗いは「マスクを外してから」が鉄則です。

また、ウイルスは髪の毛やマスクに覆われていなかった部分の顔にも付着するので、髪をタオルで拭き、手だけではなく顔も洗うのも効果的です。

ただし、マスクも日本や大気汚染の激しいアジア諸国でのみ広く受け入れられている習慣です。
マスク姿が目立つ冬の日本に来て「毒ガステロ? パンデミック(世界流行)!?」と驚く外国人も多いとか。

●ワクチンを打ってもかかる?
「ワクチンを打ったらインフルエンザになった」と訴える人がいますが、インフルエンザワクチンにインフルエンザウイルスは含まれていないので、ワクチンでインフルエンザになることは絶対にありません。

もちろん、ワクチンの効果は100%ではありません。
しかし、感染の確率を下げ、かかった場合も重症化を防ぎます。
一度打てば半年から一年は効果がありますが、抗体が上がるのに接種から3、4週間はかかるので、シーズン前の12月中旬までに打つのが原則です。

●ワクチンの中身は5月に決まっている!
ちなみに、ワクチンに含まれるウイルス株は重症化しやすいA型2種類とおなかの症状が強いB型1種類の計3種類。
その年、ワクチンに入れるウイルス株は、世界での流行傾向に応じて毎年5月には専門家の意見をもとに決定し、10月末頃には医療機関に供給できるよう夏前から製造が開始されます。
意外に早いでしょ?

◆村中璃子 MURANAKA RIKO
医師・医療ライター。一橋大学社会学部・大学院卒。社会学修士。北海道大学医学部卒。
WHO(世界保健機関)の新興・再興感染症対策チームでは、主として国際レベル・地域レベルでのインフルエンザ対策を担当した

記事最後の、「意外に早いでしょ?」の終わり方が医者なのにかわいい。

村中先生の年齢わかりませんが、女子力高そうですね。(関係ないか!?)

最後に、知っているようで知らないこの話題。

ダイエットで減った脂肪はどこへいく?
日経トレンディネット 1月19日(月)

 食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、あふれています。
この連載では、現在米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と病気に関する基礎研究の経験、論文や米国での状況などを交えながら、健康や医療に関するさまざまな疑問や話題を、グローバルな視点で解説していきます。  
ダイエット=体脂肪を減らすことで、体重さえ減れば良いというわけではないですよね。
ところで減らしたはずの体脂肪は、いったいどうなってしまうのでしょうか?

●中性脂肪は「二酸化炭素、体液」になる!?

 みなさんに質問です。「ダイエットで減った脂肪はどこへ行くのでしょうか?」

 この答えを、ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)のアンドリュー・ブラウン教授と、ABCテレビの科学番組などで活躍の物理学者ルーベン・メアーマン氏が、世界五大医学雑誌の1つ、イギリス医師会雑誌(British Medical Journal)に報告しました。

■参考文献 the British Medical Journal「When somebody loses weight, where does the fat go!?」

 太り過ぎや肥満の増加に伴い、世界中の人が、ダイエットやフィットネスに高い関心を抱いています。
ところが、ブラウン教授とメアーマン氏は、専門家でさえ、体重が減少したときの脂肪の代謝に関し、驚くほど無知で混乱しているというのです。

 彼らは医師、栄養士やパーソナルトレーナー各50人(計150人)に「脂肪が減ると、それはどこに行くのか?」という質問をしました。
するとほとんどの人が、脂肪はエネルギーまたは熱に変換されると考えており、その他の人たちは脂肪の代謝物は糞便中に排泄される、筋肉になると答えていました。

 私たちの脂肪細胞は、中性脂肪が蓄えられています。
ですので生物化学的に言えば、減量で脂肪だけを落としたいときは、脂肪細胞に貯蔵された中性脂肪を代謝すればいいということになります。

 では中性脂肪として貯蔵されるのは何かといえば、食事中の過剰な炭水化物やタンパク質。
これが変換されて脂肪細胞の脂肪滴に貯蔵されるわけです。
また過剰に摂取された脂肪は、いったん分解されて吸収され、脂肪に戻して貯蔵されます。

 中性脂肪は、炭素、酸素および水素からなりますので、私たちが蓄えられた脂肪(つまり中性脂肪をエネルギー化したもの)を代謝すると、老廃物である水と二酸化炭素になります。
二酸化炭素は、私たちが息を吐き出すときに放出されます。
また水分、尿、汗や涙という体液として排出されます。

 つまり「脂肪が減ると、それはどこに行くのか?」という問いに対する、著者らが求めた正しい回答は「二酸化炭素、体液」でした。

●中性脂肪は84%が呼吸で、16%が汗や尿など体液で排出されている

 さて、1つの中性脂肪の分子を、完全に酸化するには、たくさんの酵素や生物化学的なプロセスが含まれるため、解説しようとすると複雑なのですが、著者らはこれを、次のように要約しました。

 まず、中性脂肪が酸化されると、二酸化炭素、水およびエネルギーに変換されます。

 変換の化学反応式は「C55H104O6(トリグリセリド分子)+78O2→55CO2+52H2O+energy」で、ここから推定し、化学量論的には脂肪10kgを失うためには、酸素29kgの吸入が必要ということになります。
この化学反応により生成される二酸化炭素量が28kg、水分が11kgだと著者らは算定しました。
ただしこの時点では10kgの脂肪の質量の割合は不明です。

 そこで著者らは、質量保存の法則に従い、重さの換算をしました。
結果、体重減少の間に、失われた脂肪の84%が私たちの息を通じて、16%が尿、汗、涙、または他の体液などを経由して排出されることを発見しました。
二酸化炭素の排出が肺なので、脂肪燃焼はエネルギーの放出ではなく呼気なんだ、というわけですよね。

 つまり質量レベルでは10kgの脂肪を失うと、8.4kgが肺を介して二酸化炭素となり吐き出され、残りの1.6kgは水となり、尿、汗、涙および他の体液中に排泄されるということです。

 では、より多く呼吸をすれば、体重は減少するのでしょうか? もちろん、答えはノーです。

 必要以上の呼吸は、過呼吸を引き起こしますし、めまい、動悸、意識の損失を失う可能性まであります。
やはり鍵は運動なのです。

 運動中は体内のより多くの二酸化炭素を取り除く必要があるため、自然に呼吸が速くなります。

 例えば、70kgの成人が座ってばかりいる生活を送っている場合に吐き出す二酸化炭素量は1日約200gです。
運動をすれば当然増え、ジョギング1時間で代謝率は7倍も増加し、追加で約40g、二酸化炭素を体内から取り除きます。

 さて、体脂肪10kgだと大きな目標なわけですが、一般人からすると体脂肪1kg減らすにはと考えてみましょう。

 1日1時間のジョギングで40gの二酸化炭素が追加排出されるので、単純に計算すると1時間ジョギングを月21回する必要があります。
ゆっくり走ったとしても、月21回ジョギングをすると月に150~200km走る計算になります。
この運動量は、アスリート並みです。
それだけ摂取したものを排出するのが大変なわけです。

 一般的に、ダイエットの効果が目に見えて出てくるのは開始から2~3カ月後とされている通り、日々の積み重ねが大切だということが分かります。
初めの基礎代謝率の向上がダイエットの鍵になるので、続けられる習慣づけの工夫が必要ですね。

 とはいえ運動を毎日継続すれば、自然に体の脂肪が落とせる可能性が高まります。
過激なカロリー制限をすれば、ある程度体重は落とせますが、体のシェイプ=良い体型のためには、結局、余分な脂肪を減らし、筋肉をつけなければならないのです。

 当たり前のことではありますが、毎日の適度な運動とバランスの良い食事が、一番おすすめです。

84%の中性脂肪が呼吸から排泄されていたなんて、呼吸ってとても大切だったのですね。

目からうろこ、口から脂肪、ですね!

では1-23生まれの有名人です。

1783年スタンダール (仏:小説家『赤と黒』『恋愛論』)、1832年エドアール・マネ (仏:画家「印象主義の父」)、1907年湯川秀樹(理論物理学者,中間子の存在を予言)、1928年ジャンヌ・モロー (仏:女優)、1938年ジャイアント馬場(馬場正平)(プロレス,野球(投手))、1948年相米慎二(映画監督『セーラー服と機関銃』)、1968年葉加瀬太郎(ヴァイオリン奏者,高田万由子の夫)、1973年ニコラス・ペタス (デンマーク:空手)、1986年川村ゆきえ(タレント)。

おめでとう!

音楽は、エルトンの隠れた名曲です。
Harmony - Elton John