ハリルは名将の予感が・・
日本vsチュニジア 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨
ゲキサカ 3月28日(土)
日本代表は27日、キリンチャレンジ杯でチュニジア代表と対戦し、2-0で勝った。
バヒド・ハリルホジッチ監督就任後初戦となった一戦は後半33分にFW岡崎慎司、同38分にFW本田圭佑がゴール。
後半途中から出場した2人の得点でハリルジャパン初陣を飾った。
以下、試合後の会見要旨
●バヒド・ハリルホジッチ監督:
「この試合に関して非常に満足している。
本当にいい試合をしたと思っている。
リズムの変化があり、アグレッシブさもあった。
我々のプレーは速かった。時々速すぎたときもあり、特に前半はパスをうまく調整できていないところもあった。
グラウンドが滑りやすく、ボールも滑っていた。
ただ、我々の選手を褒めたいと思っている。
スタートから勇気とやる気を見せてくれた。
彼らにブラボーと言いたい。
2点取った。もっと取れる可能性もあった。
この勝利は私たちにとって大事なものだった。
3、4日間かけてトレーニングしてきたが、合理的な変化を起こしてきた。
ただ、すぐにすべてに満足するわけではない。この道はこれからも続く。
2試合目に向けて準備もしないといけない。
次の試合は、また違うメンバーで臨もうと思っている。
多くの選手に機会を与えたい。
今日は途中から入った選手も良いプレーをした。満足している」
―アジア杯に行っていない7人が先発し、実績のある選手を途中から入れた狙いは?
「まず機会を与えたかった。
本田や香川、内田のクオリティーはすでに知っている。
他の選手に機会を与えた。
良い選手がいると思っているし、最初から出たメンバーを含めて、やる気とアグレッシブさを見せてくれた。
良いグループをつくれているし、競争もつくれている。
我々のクオリティーは組織的に戦うということ。
そうすれば相手に対して多くの問題を起こせる。
今日は素晴らしいチームと対戦したが、我々のほうがまさっていたと思うし、これからも向上していくと思う。
次の試合では、まだ十分に知らない選手にもプレーの機会を与えたい。
映像で見たが、それだけでは満足していない。
直接見て、発見したい。
6月に公式戦(W杯予選)があるので、それに向けて準備しないといけない。
日本代表に入れる十分な資質のある選手を発見しないといけない」
―球際の強さを練習から要求していたが? 攻撃に関してさらに改善するところは?
「ハイレベルなフットボールではアグレッシブと球際が要求される。
この3日間の練習の中で、アグレッシブさというところに集中してやってきた。
そうは言っても、まだ球際で強くない選手もいる。
このチームに求めたいのは、戦いに対してこちらから応えるということ。
クオリティーはある。メンタリティーや勇気がさらに高いレベルになってほしい。
向上させるところはたくさんある。
ボールを奪ったあとのゲーム支配にはまだ満足していない。
奪ってからの最初のパスがまだ十分でない。
奪ったあとに短いパスを使い過ぎている。
もっと長いパスを使いたい。スピードを求めたので、速すぎたところもあった。
選手は我々が要求したことをやろうとしてくれた。それはキープしてほしい。
彼らには素晴らしい試合をしたと言いたい。
対戦相手は(FIFAランキングで)25位。日本代表はまだまだ低いレベルにいる。
それを考えたうえで、選手をもっと褒めてあげてほしい。
この勝利も褒めてあげてほしいし、見せたクオリティーについても褒めてあげてほしい。
もっと点は欲しかった。バーにも当たったし、ポストにも当たった。
宇佐美の素晴らしいシュートも入らなかった。美しい組織プレーがあった。
練習の中で求めたものがすべて出ていた。
ただ、最後のフィニッシュが決まらなかった」
―ハーフタイムに選手交代がなかったが、選手にどんな指示を送ったか?
「本田と香川が入ったことでゲームが変わった。
彼らは自分たちのクオリティーを見せてくれた。
ドルトムントでプレーしているのは偶然ではない。
日本代表のキーとなる選手だと思う。彼らには厳しい要求をした。
彼らがかなり高いレベルに行けると思っているからだ。
今晩、彼らはクオリティーのすべてを見せてくれた。
この2人が自分の能力をすべて出せば、ゲームが変わるというのを見せてくれた。
テクニックだけでなく、規律、丁寧さ、勇気、守備のアグレッシブさも見せてくれた。
チーム全員がこれを見せないといけない」
―守備と攻撃で要求していたことは何%ぐらいできたか?
「ディフェンス面に関しては、ミーティングで話したことも踏まえてかなりトレーニングした。
各選手に非常に正確なアドバイスをした。
特にどこを説明したかと言うと、下がりながらのプレスではなく、前に行きながらの守備だ。
合理的な変化、アプローチをした。今までは引き過ぎていたのではないか。
今度はちょっとリスクを負いながら、前に行きながら守備をしろと。
相手は危険なシチュエーションをつくれなかった。
(選手には)ゲームを理解することを要求した。
各ゾーンの役割があり、そこで相手に近づき、相手選手がターンするような状況をつくるなと指示した。
毎日毎日、このアドバイスをした。とにかくアプローチしろと。
彼らをほめたいと思う。ボールを奪うところでは全員が参加していた。
ただ、奪ったあとで少し難しいことをしようとしていた。
メンタルのところで全員がやる気を持ってやってくれたので、そこは褒めたいと思う。
数字で言うのは難しいが、大きな一歩になった。
このチームはもっと伸びると思っている。
最初の試合なので、もうちょっと待ってほしい。
時間をかけてやっていきたい。このチームには能力がある。
こういう部分が向上できるということをたくさん話してきた。
今夜は本当に良いレベルの試合ができた」
―長谷部がキャプテンだったが? 今日のメンバーは次の試合に出ないのか?
「長谷部はロジックだと思っている。
彼は代表でたくさんの試合経験がある。
しかし、決定的に決めたキャプテンではない。
キャプテンになれる資格がある選手をキャプテンにしたいと思っている。
キャプテンは模範になれる人。試合の中で私の右腕になってくれる人。
キャプテンをだれにするかには時間が必要だ。
何人かの選手がキャプテンになってくれるのではないかと思っている。
次の試合はまた新しい選手がプレーする。
と言っても勝利は求めたいと思っている。
おそらくほぼ全員がチャンスを握れるかと思う。
まだ、2試合目にだれがプレーするかは決めていない。
ただ、今日プレーしなかった選手のほとんどがプレーすることになると思う。
リスクはあるが、いろんな選手の情報が欲しい。
この考え方、モチベーションをキープし、さらに野心、勇気を持つことで新しい日本が生まれると思う。
ただ、まだ始まったばかり。いきなり高いレベルになるわけではない。
私は道を見せた。これをみんなが受け入れてほしいと思う。
それが日本代表にとって、日本の国民の皆さんにとって、良い道になると思っている。
この選手たちと一緒に仕事をするのはうれしい。
彼らのことを信頼しているし、私が後ろで彼らを勇気づけたいと思う。
しかし、これからも私は彼らに厳しく要求していく」
かつて、オシム以外にこんな熱く語った監督がいたでしょうか?
試合が始まってすぐに、ボールへの積極的なアプローチが随所に見られ、監督から球際と相手選手への積極性についてかなり厳しく言われたのだろうなと想像させるに十分でした。
しかし、新しい監督に言われないと、選手たちはこの程度のこともできないのでしょうか、ねえ?
J1視察時の試合で、キーパーが「あげれ!」といっているのに、歩いている選手が多いのに激怒していたグローバルスタンダードの監督視点からみれば、日本チームの基本の基本がまだなっていないと考えたに違いありません。
オシムが口を酸っぱくして言い続けたこと「90分フルに走れる献身的な体力」がまたぞろクローズアップされているようですが、この10年近く少なくともこの点ではあまり進歩していなかった事実が明らかになりました。
10年の空白を早急に埋めるためには、監督に残された時間が短すぎますが、選手からの監督への信頼感は大きく育ってきているようですので、監督理想の100%までは完成しなくても、90%くらいまでの改善が望めれば勝機はありそうです。
今回の試合も、スタート前半で新しい選手を試し、後半では勝ちに行くためのメンバー変更をするという采配で、見事交替選手も期待にこたえられたことで、選手も監督も自信となったことでしょう。
では、選手達の通信簿です。
【日本 対 チュニジア】
サッカーダイジェスト取材記者の採点&寸評
2015年03月27日
取材:白鳥和洋、五十嵐創、増山直樹
【マッチレポート|日本 2-0 チュニジア】
【日本代表】
[GK]
23 権田修一 5.5
36分にハイボールをファンブルし、パントキックがやや不正確。
無失点で終えたとはいえ、改善すべきポイントがいくつかあった印象だ。
[DF]
5 槙野智章 6
40分にお手本のようなスライディングでボールを奪取。
無謀に攻め上がることなく、CBの仕事を全うした点でポジティブに評価できる。
22 吉田麻也 6
10分に中途半端なバックパスでピンチを招きそうになったが、それ以降は無難なパフォーマンス。
くさびのパスで速攻の起点にもなった。
27 藤春廣輝 5
19分にドリブル突破を阻止され、25分にはミドル、続く27分にはボレーシュートをふかす。
攻撃のクオリティは明らかに物足りなかった。
21 酒井宏樹 5.5
対峙したアニスをケアしながら、前半5分に味のある縦パスを繰り出すなど悪くない出来。
ミスを減らして“内田の領域”に近づきたい。
[MF]
17 長谷部誠 6.5
中盤でバランスを取りつつ、落ち着いたボール捌きで組み立てにも貢献。
32分には優しい折り返しから清武に決定機をプレゼントした。
13 清武弘嗣 5.5
12分に鋭いクロスを放り込み、21分にはCKから好機を演出。
それでも32分に決定機を外し、後半は見せ場なしと尻すぼみの感が否めない。
16 山口 蛍 6
セカンドボールへの反応はまずまず良く、相手に食らいつくマークも機能していた。
長谷部のパートナーとしては合格点を与えていい。
[FW]
11 永井謙佑 5
9分に川又へ絶妙のスルーパスを通した以外は、ほぼノーインパクトだった。
自慢のスピードを活かしきれず、59分に無念の途中交代。
20 川又堅碁 5.5
開始直後から強靭なフィジカルで勝負し、21分には清武のCKからバー直撃のヘッド。
存在感を示したが、今日の相手にノーゴールはいただけない。
14 武藤嘉紀 6
21分や54分に“らしい仕掛け”からチャンスを作ろうとした。
少し縮こまっていた前体制の時より自身の持ち味を出す意識は見られた。
献身的な守備も踏まえれば、及第点だろう。
交代出場
MF
10 香川真司 6.5
“マイホーム”のトップ下で途中出場。
本田のゴールにつながった崩しの他にも、86分のミドル、89分の宇佐美へのスルーパスが光った。
FW
4 本田圭佑 7 MOM
67分に藤春からの横パスをミートできなかったものの、78分に左足のクロスで岡崎の先制弾をアシストすると、83分には自らゴール。
意地を見せたエースが、貫録のMOMだ。
FW
9 岡崎慎司 6.5
78分に、FWらしい叩きつけるヘディングシュートで会場に歓喜をもたらす。
チームを活性化した意味で、その働きは高く評価できる。
FW
30 宇佐美貴史 5.5
A代表デビュー戦でポテンシャルの高さは示すも、確固たる結果は残せず。
良い抜け出しからGKと1対1になった89分の絶好機は決めたかった。
MF
15 今野泰幸 ―
出場時間が短く、可も不可もなし。
故障明けだけに、何事もなくクローザーの役割を果たせただけで明るいニュースと言えるだろうか。
DF
2 内田篤人 ―
2点リードした後に投入されたため「無理はしなかった」。
終盤にオーバーラップを仕掛けたシーンでは、ボールが収まらなかった。
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 6.5
A代表初選出の藤春を先発させるなど初陣から大胆な采配。
停滞した時間帯に本田、香川、らを投入して結果を手繰り寄せた点は見事だ。
宇佐美以外は妥当な採点ですね。
さて次の話題は、真相が明らかになるにつれ飛行機とはいかに危うい乗り物かということに愕然とします。
ドイツ機墜落の副操縦士「皆が僕の名前を知るだろう」
AFP=時事 3月28日(土)
【AFP=時事】(一部更新)仏アルプス(French Alps)で乗客乗員150人が死亡したドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落で、同機を故意に墜落させた疑いのあるアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士が昨年、元交際相手の女性に対し「皆が僕の名前を知るようになる」と語っていたことが明らかになった。
独機墜落、機長おので扉破ろうとした 副操縦士は過去に「うつ病」 独紙
独紙ビルト(Bild)がインタビューを掲載したのは、ルビッツ副操縦士の元交際相手で客室乗務員のマリア・Wさん(26)。
マリアさんは9525便墜落の報を聞いたとき、ルビッツ副操縦士が昨年語った言葉を思い出したと述べている。
副操縦士は「いつか体制全体を変える何かをするつもりだ。皆が僕の名を知り、記憶するようになるだろう」と語ったという。
ビルト紙によれば、ルビッツ副操縦士と昨年5か月間、欧州路線で共に勤務し、その期間、恋愛関係にあったとみられるマリアさんは「非常にショック」を受けている。
マリアさんは、もしもルビッツ副操縦士が故意に旅客機を墜落させたのだとすれば「それは彼が、自分の健康問題のせいで、ルフトハンザ航空(Lufthansa)で機長として、長距離便の操縦士として働くという大きな夢が実質不可能なことを理解していたからだと思う」と語った。
またルビッツ副操縦士と別れた理由は、付き合っていくうちに「彼が問題を抱えていることが明らかになった」からだと述べた。
ルビッツ副操縦士は夜中に起き出し「落ちる」と叫ぶこともあり、悪夢にうなされていたという。
同紙は先に独航空輸送規制当局の発表資料を引用し、副操縦士が2009年に「深刻な抑うつ発作」により精神医学的支援を求めたことがあり、最近も医師の支援を受けていたと報じていた。
ジャーマンウイングスは27日、犠牲者1人につき一時金として最大5万ユーロ(約650万円)を遺族に支払う意向を明らかにした。
AFPの取材に応じた同社広報によるとこの一時金は、今回の墜落で同社が支払いを余儀なくされるだろう補償金とは別だという。
今回のケースは、うつ病ということでしたが、操縦士が洗脳されれば、自爆テロリストに早代わりするという事実を思い知らされます。
そして、この飛行機に乗り合わせた乗客及び乗務員は不幸としか言いようがありませんが、さらなる最悪のケースはパイロットが故意に市街地に落下させた場合はこの犠牲者の比では収まらなかったわけです。
一人で自殺するのが嫌で他人を巻き込むという迷惑千万な自殺予備軍がパイロットとなってしまうことを防ぐ方法が見つからない限り、飛行機はとても危険な乗り物であるという事実は変わりません。
もちろん、電車や車や船も同様に危険ですが、飛行機は高所から落下するという意味で確実に死に至る確率が高いわけです。
当面は、パイロットの健康管理、倫理管理、思想管理など様々な身辺検査を徹底するしかなさそうですが、そのためにもパイロットの給与はさらに上げる必要があるのかもしれませんね。
では3-29生まれの有名人です。
1918年サム・ウォルトン (米:経営者,ウォルマート創業)、1943年ヴァンゲリス (ギリシア:シンセサイザー奏者,作曲家)、1949年マイケル・ブレッカー (米:ジャズサックス奏者)、1956年江口寿史(漫画家『ストップ! ひばりくん!!』)、1982年滝沢秀明(俳優,歌手,タレント)。
おめでとう!
まるで映画のサントラのようです。
Art Garfunkel - 99 Miles To L A
日本vsチュニジア 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨
ゲキサカ 3月28日(土)
日本代表は27日、キリンチャレンジ杯でチュニジア代表と対戦し、2-0で勝った。
バヒド・ハリルホジッチ監督就任後初戦となった一戦は後半33分にFW岡崎慎司、同38分にFW本田圭佑がゴール。
後半途中から出場した2人の得点でハリルジャパン初陣を飾った。
以下、試合後の会見要旨
●バヒド・ハリルホジッチ監督:
「この試合に関して非常に満足している。
本当にいい試合をしたと思っている。
リズムの変化があり、アグレッシブさもあった。
我々のプレーは速かった。時々速すぎたときもあり、特に前半はパスをうまく調整できていないところもあった。
グラウンドが滑りやすく、ボールも滑っていた。
ただ、我々の選手を褒めたいと思っている。
スタートから勇気とやる気を見せてくれた。
彼らにブラボーと言いたい。
2点取った。もっと取れる可能性もあった。
この勝利は私たちにとって大事なものだった。
3、4日間かけてトレーニングしてきたが、合理的な変化を起こしてきた。
ただ、すぐにすべてに満足するわけではない。この道はこれからも続く。
2試合目に向けて準備もしないといけない。
次の試合は、また違うメンバーで臨もうと思っている。
多くの選手に機会を与えたい。
今日は途中から入った選手も良いプレーをした。満足している」
―アジア杯に行っていない7人が先発し、実績のある選手を途中から入れた狙いは?
「まず機会を与えたかった。
本田や香川、内田のクオリティーはすでに知っている。
他の選手に機会を与えた。
良い選手がいると思っているし、最初から出たメンバーを含めて、やる気とアグレッシブさを見せてくれた。
良いグループをつくれているし、競争もつくれている。
我々のクオリティーは組織的に戦うということ。
そうすれば相手に対して多くの問題を起こせる。
今日は素晴らしいチームと対戦したが、我々のほうがまさっていたと思うし、これからも向上していくと思う。
次の試合では、まだ十分に知らない選手にもプレーの機会を与えたい。
映像で見たが、それだけでは満足していない。
直接見て、発見したい。
6月に公式戦(W杯予選)があるので、それに向けて準備しないといけない。
日本代表に入れる十分な資質のある選手を発見しないといけない」
―球際の強さを練習から要求していたが? 攻撃に関してさらに改善するところは?
「ハイレベルなフットボールではアグレッシブと球際が要求される。
この3日間の練習の中で、アグレッシブさというところに集中してやってきた。
そうは言っても、まだ球際で強くない選手もいる。
このチームに求めたいのは、戦いに対してこちらから応えるということ。
クオリティーはある。メンタリティーや勇気がさらに高いレベルになってほしい。
向上させるところはたくさんある。
ボールを奪ったあとのゲーム支配にはまだ満足していない。
奪ってからの最初のパスがまだ十分でない。
奪ったあとに短いパスを使い過ぎている。
もっと長いパスを使いたい。スピードを求めたので、速すぎたところもあった。
選手は我々が要求したことをやろうとしてくれた。それはキープしてほしい。
彼らには素晴らしい試合をしたと言いたい。
対戦相手は(FIFAランキングで)25位。日本代表はまだまだ低いレベルにいる。
それを考えたうえで、選手をもっと褒めてあげてほしい。
この勝利も褒めてあげてほしいし、見せたクオリティーについても褒めてあげてほしい。
もっと点は欲しかった。バーにも当たったし、ポストにも当たった。
宇佐美の素晴らしいシュートも入らなかった。美しい組織プレーがあった。
練習の中で求めたものがすべて出ていた。
ただ、最後のフィニッシュが決まらなかった」
―ハーフタイムに選手交代がなかったが、選手にどんな指示を送ったか?
「本田と香川が入ったことでゲームが変わった。
彼らは自分たちのクオリティーを見せてくれた。
ドルトムントでプレーしているのは偶然ではない。
日本代表のキーとなる選手だと思う。彼らには厳しい要求をした。
彼らがかなり高いレベルに行けると思っているからだ。
今晩、彼らはクオリティーのすべてを見せてくれた。
この2人が自分の能力をすべて出せば、ゲームが変わるというのを見せてくれた。
テクニックだけでなく、規律、丁寧さ、勇気、守備のアグレッシブさも見せてくれた。
チーム全員がこれを見せないといけない」
―守備と攻撃で要求していたことは何%ぐらいできたか?
「ディフェンス面に関しては、ミーティングで話したことも踏まえてかなりトレーニングした。
各選手に非常に正確なアドバイスをした。
特にどこを説明したかと言うと、下がりながらのプレスではなく、前に行きながらの守備だ。
合理的な変化、アプローチをした。今までは引き過ぎていたのではないか。
今度はちょっとリスクを負いながら、前に行きながら守備をしろと。
相手は危険なシチュエーションをつくれなかった。
(選手には)ゲームを理解することを要求した。
各ゾーンの役割があり、そこで相手に近づき、相手選手がターンするような状況をつくるなと指示した。
毎日毎日、このアドバイスをした。とにかくアプローチしろと。
彼らをほめたいと思う。ボールを奪うところでは全員が参加していた。
ただ、奪ったあとで少し難しいことをしようとしていた。
メンタルのところで全員がやる気を持ってやってくれたので、そこは褒めたいと思う。
数字で言うのは難しいが、大きな一歩になった。
このチームはもっと伸びると思っている。
最初の試合なので、もうちょっと待ってほしい。
時間をかけてやっていきたい。このチームには能力がある。
こういう部分が向上できるということをたくさん話してきた。
今夜は本当に良いレベルの試合ができた」
―長谷部がキャプテンだったが? 今日のメンバーは次の試合に出ないのか?
「長谷部はロジックだと思っている。
彼は代表でたくさんの試合経験がある。
しかし、決定的に決めたキャプテンではない。
キャプテンになれる資格がある選手をキャプテンにしたいと思っている。
キャプテンは模範になれる人。試合の中で私の右腕になってくれる人。
キャプテンをだれにするかには時間が必要だ。
何人かの選手がキャプテンになってくれるのではないかと思っている。
次の試合はまた新しい選手がプレーする。
と言っても勝利は求めたいと思っている。
おそらくほぼ全員がチャンスを握れるかと思う。
まだ、2試合目にだれがプレーするかは決めていない。
ただ、今日プレーしなかった選手のほとんどがプレーすることになると思う。
リスクはあるが、いろんな選手の情報が欲しい。
この考え方、モチベーションをキープし、さらに野心、勇気を持つことで新しい日本が生まれると思う。
ただ、まだ始まったばかり。いきなり高いレベルになるわけではない。
私は道を見せた。これをみんなが受け入れてほしいと思う。
それが日本代表にとって、日本の国民の皆さんにとって、良い道になると思っている。
この選手たちと一緒に仕事をするのはうれしい。
彼らのことを信頼しているし、私が後ろで彼らを勇気づけたいと思う。
しかし、これからも私は彼らに厳しく要求していく」
かつて、オシム以外にこんな熱く語った監督がいたでしょうか?
試合が始まってすぐに、ボールへの積極的なアプローチが随所に見られ、監督から球際と相手選手への積極性についてかなり厳しく言われたのだろうなと想像させるに十分でした。
しかし、新しい監督に言われないと、選手たちはこの程度のこともできないのでしょうか、ねえ?
J1視察時の試合で、キーパーが「あげれ!」といっているのに、歩いている選手が多いのに激怒していたグローバルスタンダードの監督視点からみれば、日本チームの基本の基本がまだなっていないと考えたに違いありません。
オシムが口を酸っぱくして言い続けたこと「90分フルに走れる献身的な体力」がまたぞろクローズアップされているようですが、この10年近く少なくともこの点ではあまり進歩していなかった事実が明らかになりました。
10年の空白を早急に埋めるためには、監督に残された時間が短すぎますが、選手からの監督への信頼感は大きく育ってきているようですので、監督理想の100%までは完成しなくても、90%くらいまでの改善が望めれば勝機はありそうです。
今回の試合も、スタート前半で新しい選手を試し、後半では勝ちに行くためのメンバー変更をするという采配で、見事交替選手も期待にこたえられたことで、選手も監督も自信となったことでしょう。
では、選手達の通信簿です。
【日本 対 チュニジア】
サッカーダイジェスト取材記者の採点&寸評
2015年03月27日
取材:白鳥和洋、五十嵐創、増山直樹
【マッチレポート|日本 2-0 チュニジア】
【日本代表】
[GK]
23 権田修一 5.5
36分にハイボールをファンブルし、パントキックがやや不正確。
無失点で終えたとはいえ、改善すべきポイントがいくつかあった印象だ。
[DF]
5 槙野智章 6
40分にお手本のようなスライディングでボールを奪取。
無謀に攻め上がることなく、CBの仕事を全うした点でポジティブに評価できる。
22 吉田麻也 6
10分に中途半端なバックパスでピンチを招きそうになったが、それ以降は無難なパフォーマンス。
くさびのパスで速攻の起点にもなった。
27 藤春廣輝 5
19分にドリブル突破を阻止され、25分にはミドル、続く27分にはボレーシュートをふかす。
攻撃のクオリティは明らかに物足りなかった。
21 酒井宏樹 5.5
対峙したアニスをケアしながら、前半5分に味のある縦パスを繰り出すなど悪くない出来。
ミスを減らして“内田の領域”に近づきたい。
[MF]
17 長谷部誠 6.5
中盤でバランスを取りつつ、落ち着いたボール捌きで組み立てにも貢献。
32分には優しい折り返しから清武に決定機をプレゼントした。
13 清武弘嗣 5.5
12分に鋭いクロスを放り込み、21分にはCKから好機を演出。
それでも32分に決定機を外し、後半は見せ場なしと尻すぼみの感が否めない。
16 山口 蛍 6
セカンドボールへの反応はまずまず良く、相手に食らいつくマークも機能していた。
長谷部のパートナーとしては合格点を与えていい。
[FW]
11 永井謙佑 5
9分に川又へ絶妙のスルーパスを通した以外は、ほぼノーインパクトだった。
自慢のスピードを活かしきれず、59分に無念の途中交代。
20 川又堅碁 5.5
開始直後から強靭なフィジカルで勝負し、21分には清武のCKからバー直撃のヘッド。
存在感を示したが、今日の相手にノーゴールはいただけない。
14 武藤嘉紀 6
21分や54分に“らしい仕掛け”からチャンスを作ろうとした。
少し縮こまっていた前体制の時より自身の持ち味を出す意識は見られた。
献身的な守備も踏まえれば、及第点だろう。
交代出場
MF
10 香川真司 6.5
“マイホーム”のトップ下で途中出場。
本田のゴールにつながった崩しの他にも、86分のミドル、89分の宇佐美へのスルーパスが光った。
FW
4 本田圭佑 7 MOM
67分に藤春からの横パスをミートできなかったものの、78分に左足のクロスで岡崎の先制弾をアシストすると、83分には自らゴール。
意地を見せたエースが、貫録のMOMだ。
FW
9 岡崎慎司 6.5
78分に、FWらしい叩きつけるヘディングシュートで会場に歓喜をもたらす。
チームを活性化した意味で、その働きは高く評価できる。
FW
30 宇佐美貴史 5.5
A代表デビュー戦でポテンシャルの高さは示すも、確固たる結果は残せず。
良い抜け出しからGKと1対1になった89分の絶好機は決めたかった。
MF
15 今野泰幸 ―
出場時間が短く、可も不可もなし。
故障明けだけに、何事もなくクローザーの役割を果たせただけで明るいニュースと言えるだろうか。
DF
2 内田篤人 ―
2点リードした後に投入されたため「無理はしなかった」。
終盤にオーバーラップを仕掛けたシーンでは、ボールが収まらなかった。
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 6.5
A代表初選出の藤春を先発させるなど初陣から大胆な采配。
停滞した時間帯に本田、香川、らを投入して結果を手繰り寄せた点は見事だ。
宇佐美以外は妥当な採点ですね。
さて次の話題は、真相が明らかになるにつれ飛行機とはいかに危うい乗り物かということに愕然とします。
ドイツ機墜落の副操縦士「皆が僕の名前を知るだろう」
AFP=時事 3月28日(土)
【AFP=時事】(一部更新)仏アルプス(French Alps)で乗客乗員150人が死亡したドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落で、同機を故意に墜落させた疑いのあるアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士が昨年、元交際相手の女性に対し「皆が僕の名前を知るようになる」と語っていたことが明らかになった。
独機墜落、機長おので扉破ろうとした 副操縦士は過去に「うつ病」 独紙
独紙ビルト(Bild)がインタビューを掲載したのは、ルビッツ副操縦士の元交際相手で客室乗務員のマリア・Wさん(26)。
マリアさんは9525便墜落の報を聞いたとき、ルビッツ副操縦士が昨年語った言葉を思い出したと述べている。
副操縦士は「いつか体制全体を変える何かをするつもりだ。皆が僕の名を知り、記憶するようになるだろう」と語ったという。
ビルト紙によれば、ルビッツ副操縦士と昨年5か月間、欧州路線で共に勤務し、その期間、恋愛関係にあったとみられるマリアさんは「非常にショック」を受けている。
マリアさんは、もしもルビッツ副操縦士が故意に旅客機を墜落させたのだとすれば「それは彼が、自分の健康問題のせいで、ルフトハンザ航空(Lufthansa)で機長として、長距離便の操縦士として働くという大きな夢が実質不可能なことを理解していたからだと思う」と語った。
またルビッツ副操縦士と別れた理由は、付き合っていくうちに「彼が問題を抱えていることが明らかになった」からだと述べた。
ルビッツ副操縦士は夜中に起き出し「落ちる」と叫ぶこともあり、悪夢にうなされていたという。
同紙は先に独航空輸送規制当局の発表資料を引用し、副操縦士が2009年に「深刻な抑うつ発作」により精神医学的支援を求めたことがあり、最近も医師の支援を受けていたと報じていた。
ジャーマンウイングスは27日、犠牲者1人につき一時金として最大5万ユーロ(約650万円)を遺族に支払う意向を明らかにした。
AFPの取材に応じた同社広報によるとこの一時金は、今回の墜落で同社が支払いを余儀なくされるだろう補償金とは別だという。
今回のケースは、うつ病ということでしたが、操縦士が洗脳されれば、自爆テロリストに早代わりするという事実を思い知らされます。
そして、この飛行機に乗り合わせた乗客及び乗務員は不幸としか言いようがありませんが、さらなる最悪のケースはパイロットが故意に市街地に落下させた場合はこの犠牲者の比では収まらなかったわけです。
一人で自殺するのが嫌で他人を巻き込むという迷惑千万な自殺予備軍がパイロットとなってしまうことを防ぐ方法が見つからない限り、飛行機はとても危険な乗り物であるという事実は変わりません。
もちろん、電車や車や船も同様に危険ですが、飛行機は高所から落下するという意味で確実に死に至る確率が高いわけです。
当面は、パイロットの健康管理、倫理管理、思想管理など様々な身辺検査を徹底するしかなさそうですが、そのためにもパイロットの給与はさらに上げる必要があるのかもしれませんね。
では3-29生まれの有名人です。
1918年サム・ウォルトン (米:経営者,ウォルマート創業)、1943年ヴァンゲリス (ギリシア:シンセサイザー奏者,作曲家)、1949年マイケル・ブレッカー (米:ジャズサックス奏者)、1956年江口寿史(漫画家『ストップ! ひばりくん!!』)、1982年滝沢秀明(俳優,歌手,タレント)。
おめでとう!

まるで映画のサントラのようです。
Art Garfunkel - 99 Miles To L A



