大局観に欠けた政治家はあたかも日本だけが悪者のように振舞う。
影響力のある政治家として、自身のドM嗜好に国民まで巻き込まないで欲しいものです。
2015.6.11
【阿比留瑠比の極言御免】
村山、河野両氏の善意と真実の勘違い
日本人の名誉を傷つけているのは、どっち?
村山富市元首相と河野洋平元官房長官が9日、日本記者クラブで行った対談と質疑応答にはあっけにとられた。
日本記者クラブから色紙への揮(き)毫(ごう)を求められた河野氏は、あろうことかこう書いたのである。
「真実」
平成5年8月、証拠資料も信頼に足る証言もないまま、慰安婦募集の強制性を認める「河野談話」を発表した当人が河野氏だ。
河野氏はメディアのインタビューなどで、河野談話の根拠は韓国人元慰安婦16人への聞き取り調査だと強調していたが、実は聞き取り調査の前に談話の原案が作成されていたことが判明している。
しかも、聞き取り調査の実態はアリバイづくりのための「儀式」(外務省内部文書)だった。
河野氏はまた、河野談話の趣旨・文言をめぐって韓国政府との間で事前にすり合わせが行われたことを否定し続けていた。
だが、実際のところ談話は、大幅に韓国側の要求を取り入れた合作であったことも明らかになっている。
にもかかわらず、河野氏は色紙に「真実」と記し、その理由について「ジャーナリストの仕事は真実を追求すること」と前置きした上でこう説明した。
「とにかくまず最初は事実を認めることが大事。
真実、事実を認めることからやらなきゃダメだ。
一つ細かいことを持ってきて、だからなかったんじゃないかと言って否定する。
よそでもやっているからいいじゃないか、と言わんばかりの言い方をする。
こんなことが、どのくらい日本人の名誉を傷つけているか。
私は非常に怒っている」
ほとんど悪い冗談のようなセリフだ。
事実関係を軽視し、旧日本軍や官憲がやってもいないことを浅薄な政治判断で認め、現在まで日本人の名誉をおとしめ続けてきた河野談話の当事者が河野氏なのである。
天につばするとはこのことだ。
自国民より特定近隣国の要望を優先させてきたかのようにみえる河野氏は、自らの独善的で軽薄な言動にどれだけ多くの日本人が非常に怒っているか、まだ分からないのだろうか。
小泉純一郎政権当時、外務省チャイナスクール(中国語研修組)のある幹部から聞いた次のような河野氏の評価を思い出す。
「河野さんと加藤紘一さん(河野氏の前任の官房長官)はライバルであり、どちらがより親中派かでも競い合っている。
だから、加藤さんが訪中すると、すぐに河野さんも訪中して、ともに靖国神社参拝などで小泉政権を批判する。
中国は便利だから彼らを厚遇するけど、本心ではわざわざ外国に来て自国をけなす彼らのことを軽蔑している」
一方、村山氏は対談後、色紙に「思いに邪(よこしま)なし」としたため、こう語った。
「私の気持ちに邪なものはありません。
まっすぐです。(河野氏の)『真実』と同じですよ、表現が違うだけで」
両氏とも、自身を「善意の人」と認識しているのだろう。
とはいえ、ドイツの政治家で社会学者のマックス・ウェーバーは有名な講演録『職業としての政治』の中でこう語っている。
「善からは善のみが、悪からは悪のみが生まれるというのは、人間の行為にとって決して真実ではなく、しばしばその逆が真実であること。
(中略)これが見抜けないような人間は、政治のイロハもわきまえない未熟児である」
両氏には、もう少し年齢相応に振る舞ってほしいと願う。(政治部編集委員)
編集長、結びの言葉は、「年齢相応に振舞って欲しい」というより「かつて日本を代表した政治家としての誇りと国益をしっかり自覚して欲しい」がモアベターでした。
そして同じく、今日の産経新聞の「主張」です。
2015.6.11
【主張】
村山・河野対談 国会招致で疑問をただせ
互いの「業績」を持ち上げ合ったが、大きな禍根を残した点には、ほおかむりしたままだ。
日本記者クラブで行われた村山富市元首相と河野洋平元衆院議長による対談である。
村山氏は、戦後50年の平成7年に日本の過去を断罪する首相談話を出した。
河野氏は、根拠なく慰安婦募集の強制性を認めた5年の官房長官談話の当事者だ。
両談話はその後の日本の近隣外交を縛り、国家としての名誉も傷つけてきた。
当人たちに国益を損なったとの意識は見いだせないが、談話見直しなどに異論があるなら国会で語ったらよかろう。
談話の発表過程での数多くの疑問にも、明確に答えるべきだ。
村山談話について、当時副総理だった河野氏は、「村山氏のリーダーシップでつくられた、バランスのとれた立派な談話だ」と語った。
村山談話は自社さ政権時代の7年8月15日の閣議に唐突に提出され、過去の「侵略」や「植民地支配」を一方的に謝罪した。
手順、内容ともに大きな問題をはらんでいる。
国の名誉を守る首相の立場を忘れ、社会党党首として「私」を優先させた。
村山氏は河野談話について「日韓和解の起点をつくった歴史的な文書」と位置付けた。
しかし、その後の政府の検証では、謝罪を優先させ、根拠なく作成された虚構性が明確になった。
慰安婦問題が蒸し返され、韓国側からの謝罪要求が繰り返される大きな要因にもなっている。
発表時の記者会見は、調査結果を越えて「強制連行」を認めたものだったが、それに関する河野氏の釈明はないままだ。
慰安婦が「日本軍の性奴隷」として国際的に広まった誤解を払拭する上でも、河野氏の国会招致や談話の見直しは欠かせない。
自民党は今も当時も政権与党にあることの責任を自覚し、党総裁経験者であっても、けじめをつけるべきだ。
村山談話の検証も当然、必要である。
過去の談話の検証について、村山氏は「なぜ蒸し返すのか」と語り、河野氏は「日韓関係はここ数年で残念な状況になった」と指摘した。
安倍晋三政権への牽制(けんせい)の意図を込めたのだろう。
だが、事実を軽視して談話を出し、謝罪を重ねても、問題の解決にはつながらなかったことから、目をそむけてはなるまい。
国益を損なわせ、現在も損なわせ続ける人を野放しにすべきではありません。
自民党も野党もここは協力してきちんと、国会で白黒をつけさせるべきです。
そこまでやらないと、モノの道理がわからない政治家のようですので。
そして、彼らがしきりに主張する定型「おわび」が日本のタメになったのか!?
少し前の記事ですが、こちらも産経新聞です。
首相「おわび」巡る歴史「キーワード」の無意味
政治部編集委員・阿比留瑠比
安倍晋三首相が22日のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の演説で「おわび」に触れなかったところ、案の定、産経新聞と毎日新聞を除く在京各紙は23日付社説で次のように一斉に批判した。
「『植民地支配と侵略』『おわび』を避けては通れない」(朝日)
「物足りなかったのは、首相の歴史認識への言及である」(読売)
「玉虫色の表現は国内では通用しても、外国人にわかってもらえるだろうか」(日経)
「植民地支配と侵略への反省とおわびは、外交の基盤である歴史認識の根幹だ」(東京)
メディアの多くは安倍首相が29日に米上下両院合同会議で行う演説や、今夏の戦後70年談話でもこうした歴史認識をめぐる「キーワード」の盛り込みを求めている。
安全保障分野などで産経と問題意識が近いことの多い読売は、22日付社説でもこう書いていた。
「戦後日本が侵略の非を認めたところから出発した、という歴史認識を抜きにして、この70年を総括することはできまい」
だが、国内のこうした内向きな議論と同様に、世界各国は本当に日本が謝り続けることを求めているのだろうか。
バンドン会議では、安倍首相と中国の習近平国家主席の2度目の会談が実現し、両氏は笑顔で握手を交わした。
これは、「おわび」に言及しなかった安倍首相の演説の後のことである。
米調査機関「ピュー・リサーチ・センター」が7日に発表した世論調査では、61%の米国民が日本の謝罪を「不要」と答え、「不十分」は半分以下の29%だった。
執拗(しつよう)に「おわび」にこだわっているのは、実は韓国と日本のメディアだけではないのかという疑問が残る。
少なくとも、メディアが強調する「キーワード」に特別意味はなさそうだ。
実際、安倍首相は昨年7月にオーストラリアの国会で行った演説でも、外務省案にあった先の大戦にかかわる「謝罪」という言葉は採用しなかった。
その代わり、このように語った。
「何人の、将来あるオーストラリアの若者が命を落としたか。
生き残った人々が、戦後長く、苦痛の記憶を抱え、どれほど苦しんだか。
(中略)私はここに、日本国と、日本国民を代表し、心中からなる、哀悼の誠をささげます」
安倍首相は「おわび」はしなかったが、大きな拍手を受け、多くの議員らに握手を求められた。
大切なのは特定の「キーワード」などではなく、演説に込められた理念であり、共感を呼ぶ内容だろう。
その後の共同記者会見で、アボット首相はこう訴えもした。
「日本にフェア・ゴー(豪州の公平精神)を与えてください。
日本は今日の行動で判断されるべきだ。
70年前の行動で判断されるべきではない。
日本は戦後ずっと模範的な国際市民であり、法の支配の下で行動をとってきた」
ちなみに安倍首相の祖父、岸信介首相(当時)が昭和33年6月に米下院で行った演説は、戦争終結からまだ13年もたっていないにもかかわらず、戦前・戦中には何も触れていない。
もちろん、「植民地支配と侵略」などの「キーワード」もなく、主に日本がなぜ民主主義を選んだかが説かれている。
そして岸氏の演説は何度も拍手に包まれた。
それから半世紀以上もたつのに過去に固執し、やたらと「キーワード」を振りかざすメディアや野党の姿は異様だ。
退嬰(たいえい)的かつ非生産的であり、どこか病的なものすら感じる。
戦後ずっと日本は一方的に謝ってきていますが、中韓はそれでも決して許してくれません。
それは、日本からの謝罪要求を政治的カードとして使えるためです。
中韓ともに、国内政治の不満の捌け口を、対日批判にむけておけば、日頃からの反日教育の成果と一部日本人の自虐史観大好き層とのマッチングで、自国の民衆の不満が収まるという不思議な現象となっています。
中国では天安門事件のことは触れてはいけないタブーですが、「歴史を直視しろ」と上から目線で物言う国が、そもそも自国の歴史さえ語ることを許さないのに、よく言えたものです。
韓国は1910年に日本に併合されましたが、そもそも日本とは戦争をしていません。(朝鮮での権益争いで中国とは日清戦争をしていますが)
しかも同じ統治下にあった台湾は戦後復興を日本のおかげだと感謝し、一方韓国は民衆不満の捌け口として政治的に「反日」を利用した、この差が今の韓国の「日本憎し」の根源であるわけです。
逆にこうした作為的な反日意識だからこそ、相手国は譲歩しようとはしません。
けんかをした人間関係でも、一方が謝ってもそれを相手が許さない限り仲直りはできません。
謝罪に対して相手が歩み寄りそして許してこそ、次の新しい関係が可能となります。
村山談話や河野談話を発した張本人たちに欠けているのは、日本をまるで他国のように非難し続ける当事者意識の希薄さです。
彼らが発言するべきことは、中韓に対して「もうそろろそろ日本を許して欲しい」ということなのではないでしょうか?
いつまでも日本に「謝れ、謝れ」といい続けても、相手の歩み寄りがなければ不可能だという点に早く気づいて欲しいものです。
とはいえ、やはり唯我独尊政治家では、無理かなあ?
そして、こちらにも虎の威を借るキツネ政治家がひとり。
小西氏の「官僚処分」激高発言、枝野幹事長「言葉が過ぎる」と注意へ
産経新聞 6月10日(水)
民主党の枝野幸男幹事長は10日の記者会見で、同党の小西洋之参院議員が参院外交防衛委員会の質疑の中で「官僚を処分する」などと発言したことについて、「少し言葉が過ぎるのではないか。思いは分かるが、十分注意するよう指摘したい」と述べ、党として注意する意向を示した。
小西氏は9日の参院外交防衛委員会で、中谷元防衛相の秘書官が「憲法違反」の答弁を補佐しているとして、「憲法違反のお先棒を担ぐような官僚は絶対に許さない。政権を奪い返して必ず処分する」などと激高した。
ただ、枝野氏は記者会見で、「秘書官の助けがないと答弁ができない防衛相に根本的な問題の原因がある」とも語った。
弱い犬ほどよくほえる、小西さん、あなたのことです。
そして、こんな場面も。
民主の小西氏が遅刻、片山さつき氏が注意
民主党の小西洋之参院議員が11日午前、参院外交防衛委員会で質問のトップバッターであるにもかかわらず約3分遅刻し、委員会の開始が遅れた。
小西氏は質問冒頭で「大変失礼をいたしました。二度とこのようなことがないようにいたします」と述べた。
同委の片山さつき委員長は「十分にご注意をいただきたい」と小西氏に注意した。
その後、小西氏は安全保障関連法案について「ごまかしの答弁をすれば国民の不信を増すだけだ」などと厳しく政府を追及した。
小西氏は、3月30日の同委理事懇談会に片山氏が遅刻したことを批判。
片山氏が4月2日の同委で「深くおわび申し上げる」謝罪すると、「早口で書かれているものを読んでいるように聞こえた」として「心からの謝罪」を要求。
片山氏が再び謝罪したのに対し、「深く深く猛省をお願いする」と迫っていた。
ちなみに、小西氏は自身の遅刻について「失礼いたしました」と2度発言したが、『広辞苑』によると、「失礼しました」という言葉は「わびる時などの気軽な挨(あい)拶(さつ)語」を意味するという。
さすが、小物だけに言葉も軽い!
最後は、ハリルジャパンの結果です。
ハリルジャパン4発快勝で3連勝 W杯予選へ弾み
Soccer Magazine ZONE web 6月11日(木)
日本代表は11日に国際親善試合でイラク代表と対戦し、前半5分のFW本田圭佑(ACミラン)の先制点などで4-0で圧勝した。
6月16日のW杯アジア2次予選シンガポール戦に向けた前哨戦の相手、イラクは1月のアジアカップオーストラリアでベスト4入りを果たした難敵。
就任3試合目となるバヒド?ハリルホジッチ監督は4-2-3-1システムで臨んだ。
1トップにはFW岡崎、右サイドの攻撃的MFには本田、トップ下には香川を配置。
左サイドにはA代表初先発の宇佐美貴史(G大阪)を抜擢した。
前半3得点とイラクを圧倒
日本は序盤から攻勢をかける。
前半2分、本田が相手DFのクリアミスを左足でシュート。
相手GKがセーブし、右CKのチャンスを迎えた。
本田のCKに、フリーのDF酒井宏と槙野が飛び込んだが、ゴールはならなかった。
その3分後に試合は動いた。
MF柴崎のスルーパスに本田がDFラインを巧みに抜け出す。
マーカーに並走されながらも左足を振り抜き、ゴール右隅に先制点を決めた。
3月27日のチュニジア戦に続くゴールは通算29得点目となった。
ラストパスを出した柴崎ら同僚と歓喜の抱擁を交わしたエースの一撃でチームは乗った。
前半9分には香川の左CKからDF槙野がファーサイドで左足でゴール。
追加点を挙げると、前半33分には前線が華麗な連携を見せる。
香川のパスから本田を経由し、柴崎が前線に走り込む宇佐美にパス。
宇佐美はドリブルでマーカーを引きつけた後、左サイドでフリーになった岡崎にパス。
岡崎が左足のシュートでGKの手をはじき、追加点を決めた。
3月31日のウズベキスタン戦に続き、2試合連続ゴールは代表通算44ゴール目となった。
一方、イラクは前半アディショナルタイムにはDF酒井宏のファウルで、ゴール前でFKのチャンスを手にする。
FWヒクマトの放ったシュートはゴールをわずかに外れたが、これがイラクのこの試合初シュートとなった。
原口の代表初ゴールで追加点
ゴールネットを揺らすたびに、大きなガッツポーズで喜びを表現していたバヒド?ハリルホジッチ監督がチームに伝えた熱い思いはフィールド上で表現されていた。
「目標をかなり高く設定した。
数日間かけて、勝つぞと言い続けている。
この勝利のスパイラルを続けたいと思っている。
自分たちに自信をしっかり植え付ける。
2015年は1つも負けない。
美しい年にしたい。
できるだけたくさんの試合に勝ちたいと思っている」
試合前の記者会見で選手と交わした約束を明かしていた。
このイラク戦を含めて2015年の日本代表は12試合が予定されているが、チームに年間不敗を厳命していた。
だが、圧倒的な前半から一転、後半立ち上がりは守備陣が安定感を欠いた。
13分にはDFラインの背後に出たボールをDF吉田がクリアし切れず。
カバーに入ったGK川島と槙野が交錯するあわやのシーンがあった。
15分には相手FKに対し、川島が飛び出すもクリアできず、無人のゴールへシュートを許した。
だが、必死に戻った槙野がクリアし、難を逃れた。
流れの悪さを察知したハリル監督は動く。
後半21分に本田、香川、宇佐美という3人の攻撃的MFを全員下げ、永井、武藤、原口の3人を同時に投入した。
同28分には、FW岡崎に代え、大迫をピッチへ。
その3分後には主将の長谷部に代え、A代表初出場となるMF谷口も送りこんだ。
39分、柴崎からのロングボールを永井がポストプレーで原口につなぐ。
原口がドリブルで持ち込み、右足で追加点を決めた。
原口はこれが代表初ゴールとなった。
63877人の大観衆に包まれた日産スタジアムで、ハリルジャパンは前半で勝負を決め、後半に新戦力をテストする理想的な試合運びを見せた。
そして、ハリルホジッチ監督は就任以来、3連勝を飾った。
監督の采配も含め見事な戦いぶりでした。
唯一、終盤交代した永井のよさが見られなかったのは残念ですが、他の選手はどんな場面でもバックアップOKですね。
全体的に終始ボールに向かっていくという意識がみられ、その分無駄な運動量は生じますが、ハリル監督のジェスチャーをみるとその無駄と思われるような動きでもきちんとするように指示していることがわかります。
隙を見せない、隙あらばボールを奪う、個々の選手のこうした基本意識を高めれば、自ずとチャンスは作られ、危険な場面は減らせます。
ハリル監督、期待値以上にいいじゃないですか!
では、6-12生まれの有名人です。
1929年アンネ・フランク (『アンネの日記』著者)、1936年江副浩正(経営者,リクルート創業)、1941年チック・コリア (米:ジャズピアニスト)、1979年石川瞳(タレント)。
おめでとう!
Touch Me In The Morning - Diana Ross
影響力のある政治家として、自身のドM嗜好に国民まで巻き込まないで欲しいものです。
2015.6.11
【阿比留瑠比の極言御免】
村山、河野両氏の善意と真実の勘違い
日本人の名誉を傷つけているのは、どっち?
村山富市元首相と河野洋平元官房長官が9日、日本記者クラブで行った対談と質疑応答にはあっけにとられた。
日本記者クラブから色紙への揮(き)毫(ごう)を求められた河野氏は、あろうことかこう書いたのである。
「真実」
平成5年8月、証拠資料も信頼に足る証言もないまま、慰安婦募集の強制性を認める「河野談話」を発表した当人が河野氏だ。
河野氏はメディアのインタビューなどで、河野談話の根拠は韓国人元慰安婦16人への聞き取り調査だと強調していたが、実は聞き取り調査の前に談話の原案が作成されていたことが判明している。
しかも、聞き取り調査の実態はアリバイづくりのための「儀式」(外務省内部文書)だった。
河野氏はまた、河野談話の趣旨・文言をめぐって韓国政府との間で事前にすり合わせが行われたことを否定し続けていた。
だが、実際のところ談話は、大幅に韓国側の要求を取り入れた合作であったことも明らかになっている。
にもかかわらず、河野氏は色紙に「真実」と記し、その理由について「ジャーナリストの仕事は真実を追求すること」と前置きした上でこう説明した。
「とにかくまず最初は事実を認めることが大事。
真実、事実を認めることからやらなきゃダメだ。
一つ細かいことを持ってきて、だからなかったんじゃないかと言って否定する。
よそでもやっているからいいじゃないか、と言わんばかりの言い方をする。
こんなことが、どのくらい日本人の名誉を傷つけているか。
私は非常に怒っている」
ほとんど悪い冗談のようなセリフだ。
事実関係を軽視し、旧日本軍や官憲がやってもいないことを浅薄な政治判断で認め、現在まで日本人の名誉をおとしめ続けてきた河野談話の当事者が河野氏なのである。
天につばするとはこのことだ。
自国民より特定近隣国の要望を優先させてきたかのようにみえる河野氏は、自らの独善的で軽薄な言動にどれだけ多くの日本人が非常に怒っているか、まだ分からないのだろうか。
小泉純一郎政権当時、外務省チャイナスクール(中国語研修組)のある幹部から聞いた次のような河野氏の評価を思い出す。
「河野さんと加藤紘一さん(河野氏の前任の官房長官)はライバルであり、どちらがより親中派かでも競い合っている。
だから、加藤さんが訪中すると、すぐに河野さんも訪中して、ともに靖国神社参拝などで小泉政権を批判する。
中国は便利だから彼らを厚遇するけど、本心ではわざわざ外国に来て自国をけなす彼らのことを軽蔑している」
一方、村山氏は対談後、色紙に「思いに邪(よこしま)なし」としたため、こう語った。
「私の気持ちに邪なものはありません。
まっすぐです。(河野氏の)『真実』と同じですよ、表現が違うだけで」
両氏とも、自身を「善意の人」と認識しているのだろう。
とはいえ、ドイツの政治家で社会学者のマックス・ウェーバーは有名な講演録『職業としての政治』の中でこう語っている。
「善からは善のみが、悪からは悪のみが生まれるというのは、人間の行為にとって決して真実ではなく、しばしばその逆が真実であること。
(中略)これが見抜けないような人間は、政治のイロハもわきまえない未熟児である」
両氏には、もう少し年齢相応に振る舞ってほしいと願う。(政治部編集委員)
編集長、結びの言葉は、「年齢相応に振舞って欲しい」というより「かつて日本を代表した政治家としての誇りと国益をしっかり自覚して欲しい」がモアベターでした。
そして同じく、今日の産経新聞の「主張」です。
2015.6.11
【主張】
村山・河野対談 国会招致で疑問をただせ
互いの「業績」を持ち上げ合ったが、大きな禍根を残した点には、ほおかむりしたままだ。
日本記者クラブで行われた村山富市元首相と河野洋平元衆院議長による対談である。
村山氏は、戦後50年の平成7年に日本の過去を断罪する首相談話を出した。
河野氏は、根拠なく慰安婦募集の強制性を認めた5年の官房長官談話の当事者だ。
両談話はその後の日本の近隣外交を縛り、国家としての名誉も傷つけてきた。
当人たちに国益を損なったとの意識は見いだせないが、談話見直しなどに異論があるなら国会で語ったらよかろう。
談話の発表過程での数多くの疑問にも、明確に答えるべきだ。
村山談話について、当時副総理だった河野氏は、「村山氏のリーダーシップでつくられた、バランスのとれた立派な談話だ」と語った。
村山談話は自社さ政権時代の7年8月15日の閣議に唐突に提出され、過去の「侵略」や「植民地支配」を一方的に謝罪した。
手順、内容ともに大きな問題をはらんでいる。
国の名誉を守る首相の立場を忘れ、社会党党首として「私」を優先させた。
村山氏は河野談話について「日韓和解の起点をつくった歴史的な文書」と位置付けた。
しかし、その後の政府の検証では、謝罪を優先させ、根拠なく作成された虚構性が明確になった。
慰安婦問題が蒸し返され、韓国側からの謝罪要求が繰り返される大きな要因にもなっている。
発表時の記者会見は、調査結果を越えて「強制連行」を認めたものだったが、それに関する河野氏の釈明はないままだ。
慰安婦が「日本軍の性奴隷」として国際的に広まった誤解を払拭する上でも、河野氏の国会招致や談話の見直しは欠かせない。
自民党は今も当時も政権与党にあることの責任を自覚し、党総裁経験者であっても、けじめをつけるべきだ。
村山談話の検証も当然、必要である。
過去の談話の検証について、村山氏は「なぜ蒸し返すのか」と語り、河野氏は「日韓関係はここ数年で残念な状況になった」と指摘した。
安倍晋三政権への牽制(けんせい)の意図を込めたのだろう。
だが、事実を軽視して談話を出し、謝罪を重ねても、問題の解決にはつながらなかったことから、目をそむけてはなるまい。
国益を損なわせ、現在も損なわせ続ける人を野放しにすべきではありません。
自民党も野党もここは協力してきちんと、国会で白黒をつけさせるべきです。
そこまでやらないと、モノの道理がわからない政治家のようですので。
そして、彼らがしきりに主張する定型「おわび」が日本のタメになったのか!?
少し前の記事ですが、こちらも産経新聞です。
首相「おわび」巡る歴史「キーワード」の無意味
政治部編集委員・阿比留瑠比
安倍晋三首相が22日のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の演説で「おわび」に触れなかったところ、案の定、産経新聞と毎日新聞を除く在京各紙は23日付社説で次のように一斉に批判した。
「『植民地支配と侵略』『おわび』を避けては通れない」(朝日)
「物足りなかったのは、首相の歴史認識への言及である」(読売)
「玉虫色の表現は国内では通用しても、外国人にわかってもらえるだろうか」(日経)
「植民地支配と侵略への反省とおわびは、外交の基盤である歴史認識の根幹だ」(東京)
メディアの多くは安倍首相が29日に米上下両院合同会議で行う演説や、今夏の戦後70年談話でもこうした歴史認識をめぐる「キーワード」の盛り込みを求めている。
安全保障分野などで産経と問題意識が近いことの多い読売は、22日付社説でもこう書いていた。
「戦後日本が侵略の非を認めたところから出発した、という歴史認識を抜きにして、この70年を総括することはできまい」
だが、国内のこうした内向きな議論と同様に、世界各国は本当に日本が謝り続けることを求めているのだろうか。
バンドン会議では、安倍首相と中国の習近平国家主席の2度目の会談が実現し、両氏は笑顔で握手を交わした。
これは、「おわび」に言及しなかった安倍首相の演説の後のことである。
米調査機関「ピュー・リサーチ・センター」が7日に発表した世論調査では、61%の米国民が日本の謝罪を「不要」と答え、「不十分」は半分以下の29%だった。
執拗(しつよう)に「おわび」にこだわっているのは、実は韓国と日本のメディアだけではないのかという疑問が残る。
少なくとも、メディアが強調する「キーワード」に特別意味はなさそうだ。
実際、安倍首相は昨年7月にオーストラリアの国会で行った演説でも、外務省案にあった先の大戦にかかわる「謝罪」という言葉は採用しなかった。
その代わり、このように語った。
「何人の、将来あるオーストラリアの若者が命を落としたか。
生き残った人々が、戦後長く、苦痛の記憶を抱え、どれほど苦しんだか。
(中略)私はここに、日本国と、日本国民を代表し、心中からなる、哀悼の誠をささげます」
安倍首相は「おわび」はしなかったが、大きな拍手を受け、多くの議員らに握手を求められた。
大切なのは特定の「キーワード」などではなく、演説に込められた理念であり、共感を呼ぶ内容だろう。
その後の共同記者会見で、アボット首相はこう訴えもした。
「日本にフェア・ゴー(豪州の公平精神)を与えてください。
日本は今日の行動で判断されるべきだ。
70年前の行動で判断されるべきではない。
日本は戦後ずっと模範的な国際市民であり、法の支配の下で行動をとってきた」
ちなみに安倍首相の祖父、岸信介首相(当時)が昭和33年6月に米下院で行った演説は、戦争終結からまだ13年もたっていないにもかかわらず、戦前・戦中には何も触れていない。
もちろん、「植民地支配と侵略」などの「キーワード」もなく、主に日本がなぜ民主主義を選んだかが説かれている。
そして岸氏の演説は何度も拍手に包まれた。
それから半世紀以上もたつのに過去に固執し、やたらと「キーワード」を振りかざすメディアや野党の姿は異様だ。
退嬰(たいえい)的かつ非生産的であり、どこか病的なものすら感じる。
戦後ずっと日本は一方的に謝ってきていますが、中韓はそれでも決して許してくれません。
それは、日本からの謝罪要求を政治的カードとして使えるためです。
中韓ともに、国内政治の不満の捌け口を、対日批判にむけておけば、日頃からの反日教育の成果と一部日本人の自虐史観大好き層とのマッチングで、自国の民衆の不満が収まるという不思議な現象となっています。
中国では天安門事件のことは触れてはいけないタブーですが、「歴史を直視しろ」と上から目線で物言う国が、そもそも自国の歴史さえ語ることを許さないのに、よく言えたものです。
韓国は1910年に日本に併合されましたが、そもそも日本とは戦争をしていません。(朝鮮での権益争いで中国とは日清戦争をしていますが)
しかも同じ統治下にあった台湾は戦後復興を日本のおかげだと感謝し、一方韓国は民衆不満の捌け口として政治的に「反日」を利用した、この差が今の韓国の「日本憎し」の根源であるわけです。
逆にこうした作為的な反日意識だからこそ、相手国は譲歩しようとはしません。
けんかをした人間関係でも、一方が謝ってもそれを相手が許さない限り仲直りはできません。
謝罪に対して相手が歩み寄りそして許してこそ、次の新しい関係が可能となります。
村山談話や河野談話を発した張本人たちに欠けているのは、日本をまるで他国のように非難し続ける当事者意識の希薄さです。
彼らが発言するべきことは、中韓に対して「もうそろろそろ日本を許して欲しい」ということなのではないでしょうか?
いつまでも日本に「謝れ、謝れ」といい続けても、相手の歩み寄りがなければ不可能だという点に早く気づいて欲しいものです。
とはいえ、やはり唯我独尊政治家では、無理かなあ?
そして、こちらにも虎の威を借るキツネ政治家がひとり。
小西氏の「官僚処分」激高発言、枝野幹事長「言葉が過ぎる」と注意へ
産経新聞 6月10日(水)
民主党の枝野幸男幹事長は10日の記者会見で、同党の小西洋之参院議員が参院外交防衛委員会の質疑の中で「官僚を処分する」などと発言したことについて、「少し言葉が過ぎるのではないか。思いは分かるが、十分注意するよう指摘したい」と述べ、党として注意する意向を示した。
小西氏は9日の参院外交防衛委員会で、中谷元防衛相の秘書官が「憲法違反」の答弁を補佐しているとして、「憲法違反のお先棒を担ぐような官僚は絶対に許さない。政権を奪い返して必ず処分する」などと激高した。
ただ、枝野氏は記者会見で、「秘書官の助けがないと答弁ができない防衛相に根本的な問題の原因がある」とも語った。
弱い犬ほどよくほえる、小西さん、あなたのことです。
そして、こんな場面も。
民主の小西氏が遅刻、片山さつき氏が注意
民主党の小西洋之参院議員が11日午前、参院外交防衛委員会で質問のトップバッターであるにもかかわらず約3分遅刻し、委員会の開始が遅れた。
小西氏は質問冒頭で「大変失礼をいたしました。二度とこのようなことがないようにいたします」と述べた。
同委の片山さつき委員長は「十分にご注意をいただきたい」と小西氏に注意した。
その後、小西氏は安全保障関連法案について「ごまかしの答弁をすれば国民の不信を増すだけだ」などと厳しく政府を追及した。
小西氏は、3月30日の同委理事懇談会に片山氏が遅刻したことを批判。
片山氏が4月2日の同委で「深くおわび申し上げる」謝罪すると、「早口で書かれているものを読んでいるように聞こえた」として「心からの謝罪」を要求。
片山氏が再び謝罪したのに対し、「深く深く猛省をお願いする」と迫っていた。
ちなみに、小西氏は自身の遅刻について「失礼いたしました」と2度発言したが、『広辞苑』によると、「失礼しました」という言葉は「わびる時などの気軽な挨(あい)拶(さつ)語」を意味するという。
さすが、小物だけに言葉も軽い!
最後は、ハリルジャパンの結果です。
ハリルジャパン4発快勝で3連勝 W杯予選へ弾み
Soccer Magazine ZONE web 6月11日(木)
日本代表は11日に国際親善試合でイラク代表と対戦し、前半5分のFW本田圭佑(ACミラン)の先制点などで4-0で圧勝した。
6月16日のW杯アジア2次予選シンガポール戦に向けた前哨戦の相手、イラクは1月のアジアカップオーストラリアでベスト4入りを果たした難敵。
就任3試合目となるバヒド?ハリルホジッチ監督は4-2-3-1システムで臨んだ。
1トップにはFW岡崎、右サイドの攻撃的MFには本田、トップ下には香川を配置。
左サイドにはA代表初先発の宇佐美貴史(G大阪)を抜擢した。
前半3得点とイラクを圧倒
日本は序盤から攻勢をかける。
前半2分、本田が相手DFのクリアミスを左足でシュート。
相手GKがセーブし、右CKのチャンスを迎えた。
本田のCKに、フリーのDF酒井宏と槙野が飛び込んだが、ゴールはならなかった。
その3分後に試合は動いた。
MF柴崎のスルーパスに本田がDFラインを巧みに抜け出す。
マーカーに並走されながらも左足を振り抜き、ゴール右隅に先制点を決めた。
3月27日のチュニジア戦に続くゴールは通算29得点目となった。
ラストパスを出した柴崎ら同僚と歓喜の抱擁を交わしたエースの一撃でチームは乗った。
前半9分には香川の左CKからDF槙野がファーサイドで左足でゴール。
追加点を挙げると、前半33分には前線が華麗な連携を見せる。
香川のパスから本田を経由し、柴崎が前線に走り込む宇佐美にパス。
宇佐美はドリブルでマーカーを引きつけた後、左サイドでフリーになった岡崎にパス。
岡崎が左足のシュートでGKの手をはじき、追加点を決めた。
3月31日のウズベキスタン戦に続き、2試合連続ゴールは代表通算44ゴール目となった。
一方、イラクは前半アディショナルタイムにはDF酒井宏のファウルで、ゴール前でFKのチャンスを手にする。
FWヒクマトの放ったシュートはゴールをわずかに外れたが、これがイラクのこの試合初シュートとなった。
原口の代表初ゴールで追加点
ゴールネットを揺らすたびに、大きなガッツポーズで喜びを表現していたバヒド?ハリルホジッチ監督がチームに伝えた熱い思いはフィールド上で表現されていた。
「目標をかなり高く設定した。
数日間かけて、勝つぞと言い続けている。
この勝利のスパイラルを続けたいと思っている。
自分たちに自信をしっかり植え付ける。
2015年は1つも負けない。
美しい年にしたい。
できるだけたくさんの試合に勝ちたいと思っている」
試合前の記者会見で選手と交わした約束を明かしていた。
このイラク戦を含めて2015年の日本代表は12試合が予定されているが、チームに年間不敗を厳命していた。
だが、圧倒的な前半から一転、後半立ち上がりは守備陣が安定感を欠いた。
13分にはDFラインの背後に出たボールをDF吉田がクリアし切れず。
カバーに入ったGK川島と槙野が交錯するあわやのシーンがあった。
15分には相手FKに対し、川島が飛び出すもクリアできず、無人のゴールへシュートを許した。
だが、必死に戻った槙野がクリアし、難を逃れた。
流れの悪さを察知したハリル監督は動く。
後半21分に本田、香川、宇佐美という3人の攻撃的MFを全員下げ、永井、武藤、原口の3人を同時に投入した。
同28分には、FW岡崎に代え、大迫をピッチへ。
その3分後には主将の長谷部に代え、A代表初出場となるMF谷口も送りこんだ。
39分、柴崎からのロングボールを永井がポストプレーで原口につなぐ。
原口がドリブルで持ち込み、右足で追加点を決めた。
原口はこれが代表初ゴールとなった。
63877人の大観衆に包まれた日産スタジアムで、ハリルジャパンは前半で勝負を決め、後半に新戦力をテストする理想的な試合運びを見せた。
そして、ハリルホジッチ監督は就任以来、3連勝を飾った。
監督の采配も含め見事な戦いぶりでした。
唯一、終盤交代した永井のよさが見られなかったのは残念ですが、他の選手はどんな場面でもバックアップOKですね。
全体的に終始ボールに向かっていくという意識がみられ、その分無駄な運動量は生じますが、ハリル監督のジェスチャーをみるとその無駄と思われるような動きでもきちんとするように指示していることがわかります。
隙を見せない、隙あらばボールを奪う、個々の選手のこうした基本意識を高めれば、自ずとチャンスは作られ、危険な場面は減らせます。
ハリル監督、期待値以上にいいじゃないですか!
では、6-12生まれの有名人です。
1929年アンネ・フランク (『アンネの日記』著者)、1936年江副浩正(経営者,リクルート創業)、1941年チック・コリア (米:ジャズピアニスト)、1979年石川瞳(タレント)。
おめでとう!

Touch Me In The Morning - Diana Ross


