ダンスの授業専門チャンネル|中学校ダンス必修化対策ブログ -4ページ目

ダンスの授業専門チャンネル|中学校ダンス必修化対策ブログ

現代的リズムダンスの授業対策、授業方法、指導案、評価方法、セミナー・講習会・教材の紹介。ダンスの授業を行うための秘訣。このブログがダンスが中学校で必修化になり体育教員の苦悩が解決するために。

『ダンススクール型の授業』を続けた場合どうなるのか?

前回の記事の続きになります。


ちなみに前回の記事は、
http://ameblo.jp/dancingcity/entry-11316636448.html


【1.先生自身の授業の準備が大変になる。】

についてお話ししました。


本日は、
【2.目標設定ができなくなる】

フリー画像
by:Kounelli


○授業に【目標設定】は、必要でしょうか?

○授業の【目標設定】とは、どういうものでしょうか?

○授業と【目標設定】の、関係とは何でしょうか?


これらの項目について、
先生自身で答えはお持ちでしょうか?


【目標設定】が魅力的なものであれば、
生徒の授業への意欲を増幅させることができる。 

【目標設定】の立て方一つで、
授業がうまくいくかどうかが決まる。

【目標設定】が達成されたとき、
生徒自身の気持ちにどういう変化が起きるのか。


というように、
【目標設定】は、授業に対して重要な項目だと思っています。


でも、『ダンススクール型の授業』を続けた場合...。



2.目標設定ができなくなる。


  ダンススクール型の授業とは、どういう形でしょうか??


  前回の記事も含めて考えてみて下さい。

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  ダンススクール型の授業とは、


  先生が生徒に『与えるだけ』の授業。なんです。


  先生が生徒の前に立って指導する。

  『ステップ』を『振付け』を。

  生徒は先生を見て『覚える』『練習する』ですね。

  
  では、
  この授業形態の【目標設定】はどうなるでしょうか??

  

  ・先生が教えたステップを『上手くできるようになる』でしょうか。
  ・先生の振付けを『間違えないで踊れるようになる』でしょうか。
  ・先生の振付けを『グループ分けして発表する』でしょうか。


  
  上記の【目標設定】は『魅力的』に感じますか?

  生徒の『やる気』を引き出せますか?

  生徒が『目標を達成したら変化』は起こりますか?


  ダンススクール型の授業を行うと、
  これぐらいの目標設定になってしまいます。

  なぜなら、
  このような形の決まった授業には、

  『広がりがない』 『展開ができない』 のです。


  
【魅力的な目標設定】を、定めるにはどうすればいいのか。

そもそも、

【魅力的な目標設定】とは、どういうものなのか。

   

ここがわかれば、授業の形にもつながるかもしれません。


是非、一度考えてみて下さいね。



今現在、先生方が求めている授業の形

『ダンススクール型の授業』

ではないでしょうか?


先生が、生徒の前に立ち、
ダンスを教えて、ステップを教えて、振付けを教えて。

という具合に。

この授業形態を取って続けた場合どうなるのか?

フリー画像
by:Abulic Monkey


1.先生自身の授業の準備が大変になる。
 
  ダンスだけでなく、他の授業でも準備は事前に必要ですね。
  準備を怠ると、授業が速やかに進まなくなってしまいます。

  
  では、
  ダンススクール型の授業をするには何が必要か?


     【ダンスのネタ】

 
  なぜ? ダンスのネタが必要になるのか。

  
  ダンススクール型の授業を考えている人は、

  『ダンス』=『ステップ』
 
  の公式が成り立っているから。

  
  『ダンスを教える』=『ステップを教える』

   こうなると、先生の負担が大きくなります。
   
   
 例:1回目の授業で【Aのステップ】を教えた。
   ⇒ ほぼ全員ができるようになった。

   次の授業までに、先生自身が【ステップを仕入れた】
   授業で使う【Bのステップ】の練習。
   
   【Bのステップ】を教えることができる状態を作る。


   2回目の授業で【Bのステップ】を教えた。
   ⇒ ほぼ全員ができるようになった。


   次の授業までに~...。
    

   という繰り返しになってしまいます。


   毎回毎回、先生はこれをすることができますか??



【ダンスインストラクターは、なぜできるのか】


○ダンス業界に少しでも身を置いているのなら、

 ⇒ ネタを簡単に仕入れることが出来る、環境にいるから。


○本格的なインストラクターじゃない方でも、

 ⇒ ネタの引き出しがたくさんある。


○何度も繰り返してきているので、

 ⇒ 自分なりの法則を持っている。


などなど。



ダンスが好きな先生・ネタをすでに持っている先生であれば、
【ダンススクール型の授業】は可能だと思います。



『ダンス』=『振付け』

この公式も先生を悩ませるものの一つ。


『ステップ』は、簡単に仕入れることが出来ます。
『ステップ』は、短い動きなのでコツをつかみやすい。
『ステップ』は、動きを人に伝えやすい。


では、『振付け』はどうでしょう??

『振付け』は、オリジナルを考えなければならない。
『振付け』は、ある程度の長さが必要でポイントをつかみづらい。
『振付け』は、色々な動きが組み合わされている。


しかも、

『ステップ』=『動画を見て、マネしやすい』


『振付け』 =『動画を見ても、マネできない』



『振付け』は、動画では受け取れる許容範囲を超えてしまいます。



つまり最終的にどうなるのか??


【先生自身が振付けを考えなければいけない】


ゼロから、振付けを作ることは本当に大変です。


それも、毎回。授業のたびに。
常に新しいものを準備しないといけません。


ダンスの授業は、約8~10コマ。


それでも、
【ダンススクール型の授業】をされますか?


他の項目もありますが、次回の記事で。


フジテレビの人気バラエティ番組の
「めちゃ×2イケてるッ!」

の企画で 「学校で習う必修ダンス」

というものがありました。


今まで、2回放送されています。

内容は、
EXILEがお題の【ダンスステップ】
を用意しているので、

めちゃイケメンバーが練習して、
全員が踊りきれるまで帰れない。

というもの。

もちろん、
EXILE・E-Girlsの宣伝がメインでしょう。

この放送が終わった段階から、

『ダンス ステップ』
『ダンス 授業』


などの検索が増えたと思います。

僕のテキスト販売サイト、
ブログの訪問数が上がっていましたので。

この放送を現場の先生が見られたら、
どう感じたでしょうか??

フリー画像
by:Tiago Rïbeiro

『ダンス』=『ステップ』

という公式がさらに頭に刷り込まれて、

『ダンスをする』=『ステップしないといけない』

から抜け出せなくなってしまう。


「さっきのめちゃイケ!録画してればよかった...。」
「youtubeにアップされてないかな...。」
「あんなステップしないと、あかんのかな...。」


というふうに。


テレビの影響は、やはりまだ大きい。

特に、
『テレビで放送したこと』=『それがすべて』

と思ってしまう方が多いのではないでしょうか??


ダンスの授業方法を確立されてる先生には、
このダンスの企画は楽しめたかもしれません。

でも、まだ自分の授業方法ができていない先生には、

『苦痛』

だったかもしれません。



○保護者目線からすると、

『学校の授業に対する期待』

が上がってしまったんじゃないでしょうか?


「学校でも、あんなステップを教えてもらえるのか?」
「学校の先生も、あんなふうに踊れるのか?」
「自分の子供が、あんなふうに踊れるようになったら?」


○生徒目線を考えても、

『先生に対する期待』

が上がったと思います。


「授業で、あんなステップがしたい!」
「やっぱりダンスは、カッコいいステップ!」
「ダンスの授業が楽しみや!」

という具合に。



めちゃイケ「学校で習う必修ダンス」のような、

テレビの放送一つ一つに、

先生自身が『踊らされないために』

少しでも早く『自分の授業の形』を作り上げましょう。



いくら自分の授業の形を考えてもわからない場合は、

僕がお役にたてるかもしれませんね。