あいむえんたーていなー。

どうも、舞猫です。


楽しいことが大好きで、自分が楽しいと思えることを誰かと共有したいと考えながら、小学校3年頃から根っこはエンターテイナーとして生きてきました。

歌、ダンス、吹奏楽、ツッコミ、様々なことをしてきましたが、舞猫にはこれも適性があるのではないかと思うものがあるんですよね。

はい、それが演技でございます。

実は舞猫、小学校3年の頃、今のような生き方をするきっかけとして演技に出会っているのです。



きっかけとなった【演劇】

舞猫の母校となる小学校では、年に1回、小学校全体で行なわれる学年別の演劇会がありまして、3年生の時に『ブレーメンの音楽隊』を披露したんですね。

役柄は泥棒の子分その1。何とも地味な役でした。

登場シーンの内容としては『泥棒の親分が、3人の子分がちゃんといるかどうか、番号で確認する』というもの。台本を書いた先生は、舞猫の当時の性格を知っていたからか、舞猫のセリフは『せーの!』から始まります。

ついで2人の子分役が『1!』『2!』と番号を言いますが、3人いるはずの子分から、2までしか聞こえない。ならばもう一度と番号を言わせますが、同様に舞猫は『せーの!』と言うわけで。親分役からは『お前が1だろ!』というツッコミと共にチョップを食らい、頭を押さえながら謝罪、という流れになります。

が、当時の舞猫は、今のツッコミマシーンとは違ってボケ全振りの時代。練習だけは真面目にやってましたが、本番はウケを狙いに行ってやろうとしました。

同じ泥棒役の連中にだけ、どうするかを話していざ本番。該当のシーンに来て、いざチョップを受けたその時、頭を押さえるだけのハズが、その場にぶっ倒れるというアドリブをぶち込んだのです。

その頃よく観ていたトムとジェリーにあるような、頭にレンガでも直撃したかのように倒れた瞬間、会場からは大爆笑が。

子供ながらに身体を張ってウケを狙った演技は大成功したわけです。

それから、小学校の演劇では、毎年渾身の演技を披露し、学級紹介でもネタをやるなど、エンターテイナー気質を発揮して生活してきました。



【楽しむ演技】から【身を守る演技】

中学時代は、小学校時代に受けていたイジメが更に加速したこともあり、エンターテイナーとしての舞猫は一時なりを潜めました。

イジメを受けてもなお心折れずに歯向かい、そしてウケを狙ってはヘラヘラとしていたのが、同じ小学校で攻撃してきた連中が気に食わなかったのか、違う小学校から合流した連中と共に攻撃をしてくるように。

確かにイジメに屈せず面白おかしく生きているのは、傍からはピエロにでも見えてイラッと来たのかも知れません。が、それでイジメに乗り出すのは間違ってますから、舞猫は『こんなクソみたいな連中に屈するものか』と、鋼のメンタルを持つ人間を演じることになるのです。

中身はプルップルの豆腐でも、ガワだけでも強い人間でいれば『自分はイジメをするようなゴミ共とは違う』と思うことで耐え忍んでいました。

もちろん中身は叩けば崩れる豆腐メンタルですから、家に帰って1人泣くこともありました。その度に、泣いた自分を押し殺して、翌朝を迎えてまた学校へ向かうという日常の繰り返し。強い自分を演じてなければ、多分舞猫は袖の下に隠したフルーツナイフで何人か殺っていたかも知れません。隠すまでは実際にしたし。



【身を守る演技】から【嫌われないための演技】

高校時代ともなればイジメも無くなり、身を守る必要はなくなりました。

しかし、演技はまだまだ続けることになります。

吹奏楽部に入り、沢山の友人と、先輩や後輩に囲まれ、今までとは打って変わった充実した生活を送ることが出来ていた舞猫。

しかし、友人と呼べる人間がほとんどいなかった舞猫にとって、そんな環境は今までではありえなかったこと。

自身をさらけ出して、嫌われたりはしないか――

それが怖くて仕方がなく、舞猫は無難に、滅多に怒らない先輩で、かつ手のかからない後輩を演じることにしてました。

特に、滅多に怒らない先輩であったことは、とことん貫いてました。楽器運搬時にちんたらしている後輩がいた時に怒鳴りつけたくらいです。

まぁ、それは2年の半ば、クロが復活した頃には化けの皮が剥がれて素が出てましたが。じゃなきゃ自分が呑まれてましたからね。



演じる必要の無い今と【演技】

現在は、クソッタレな職場に本音をガンガン言える後輩もいるため、自分の本心を押し殺して、模範的な社員を演じる必要もなく、面倒事さえなければ割と気ままに過ごせています。

オタク達とは基本本音でしか話してないので、息苦しく感じることもありません。

ですが、今まで舞猫を塗り固めてきた演技は、なんだかんだ必要なものだったりします。

歌も、ダンスも、楽器も、ツッコミも、今の舞猫を形作る大切なもので、その全てを楽しむ舞猫は、今まさにエンターテイナーを演じているからです。

何だったら演じることそのままに、即興劇だって出来る気がします。

正直、やれることが多過ぎてキャラがブレッブレになってるような気もしないでもないですが、それが舞猫クオリティ。


誰かと会う時、会えなくても通話やSNSで繋がっている時。舞猫はまた、共に楽しめるようにエンターテイナーになるでしょう。

演技を身につけた舞猫が、そう望み続ける限り。

れでぃーすえーんじぇんとるめーん。本日も、舞猫の雑DANCEの記事を読んで頂き、ありがとうございます。今後もどうか、温かく見守ってくださいますようお願いします。

それではまた。