二次創作は自己満足、狂気の沙汰も自分次第。
どうも、舞猫です。
舞猫は去年の6月から、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、8月からLiella! の二次創作小説をpixivにて執筆、投稿しておりますが、1月の5日現在、作品数は合わせて22作となりました。月に3.4本ペースでの投稿と、割と順調に活動出来てます。
二次創作でも、作品を作るという形で大好きなコンテンツに関われる喜びを感じながら執筆をしているわけですが、舞猫は二次創作小説を書くにあたって、大切にしていることがあります。
いや、創作してる人間には、大切にしてることなんて山ほどあるんですが、舞猫も例に漏れずってヤツです。
大切にしてることが無ければ創作なんて出来ねぇから。マジで。
さて、舞猫が大切にしていることというのは、キャラクター像になります。
二次創作である以上、その作品には元となる『原作』が存在します。この原作をベースに、自分自身のオリジナルの展開を作るのが二次創作になるのですが、展開だけに限らず、キャラクターにオリジナルの設定を付け足したり、性格を変えたり……というのも二次創作にあたります。
舞猫は、このキャラクター像に関して、めちゃくちゃ気をつけて作品を書いてるのです。
基本は極力原作に寄せて、時にストーリーの流れを汲んで、かつ現実的な範囲でキャラクター像に手を加える……といった感じですね。
今まで書いてきた作品で、その拘りに当てはまらない話って、多分無いんじゃないかな。
一応、ニジガクもLiella! も、メインとなる登場人物は全員出してますので、改めてどういうキャラで書いてきたかをおさらいしてみました。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
上原 歩夢
スクスタ時空、アニガサキ時空共にほぼ原作準拠。
アニガサキ時空ではやや侑への依存度が高めだが、常識的な範囲内に収まっている。
歩夢は、他の作者さんのところでよく侑ちゃんに対してメンヘラ暴走しがちに描かれていますが、ウチの歩夢はだいぶ抑え気味になってます。
同好会旅行記で、寝ている他のメンバーに対して思ったことを口から漏らす侑ちゃんを咎めるくらいで、あとは普通の女の子っていうイメージを崩さないように意識して書いてますねぇ。
中須 かすみ
同好会の弄られキャラ筆頭。スクスタ時空、アニガサキ時空の両方においてその地位を確立しているが、基本的には原作準拠。
媒体別活動の件も引っ張ってきている。
かすみんも、基本はスクスタ、アニガサキの両時空において原作準拠。ちょっと弄られる頻度が多いくらいで、歩夢同様、かすみんのイメージを崩さない程度に色々やってます。
何だかんだ登場回数が多いんですよねかすみん。
桜坂 しずく
スクスタ時空、アニガサキ時空共に原作準拠だが、アニガサキ時空の話でも、ややスクスタ時空寄りの性格になっていることも。
他所と反して常識人枠筆頭。
しず子はちょっとスクスタ時空成分が強めに描かれている場合が多いですね。かすみんを弄ることもあり、しっかり者の印象が強いアニガサキ時空よりも年相応っぽい感じのスクスタ時空で書く方が楽しかったり。
朝香 果林
両時空においてポンコツ筆頭。カッコ良さとの対比は8:2と、作者本人が認める不遇枠。
ちゃんとカッコ良いとこはカッコ良く書くため、一番メリハリのあるキャラとも言える。
果林さんは、ウチの中では一番のポンコツ枠であり、両時空で考えても三割増しくらいポンコツに描かれてます。
嫌いなワケではなく、むしろ好きだからこそ面白く書きたいって思っちゃうんですよね。ごめん。
宮下 愛
両時空において、ダジャレを言うことが少なくなっている。
作者本人がダジャレが得意では無いため、アイデンティティを奪われる形になったが、その分色々なことを知っている同好会の知識人的存在に。
果林さんと同様に、原作から若干離れたキャラで描かれる場合が多い愛さん。元の設定も相まって、果林さんとは対の博識キャラになりました。
Diver Divaはバランスの取れたユニットだなぁ。
近江 彼方
どちらかと言えばスクスタ時空成分が強め。『〜だぜぇ』という口調はアニガサキ時空にはほぼ見られないが、作者本人がこの口調が好きなので、アニガサキ時空の話でもよく使用している。
お姉ちゃんに関しては、しず子同様にスクスタ時空寄りのキャラになっています。
遥ちゃんも一作を除いて出てきてませんし、常識人枠の1人ですね。ツッコミもこなします。
優木 せつ菜
スクスタ時空、アニガサキ時空において、常識人枠と準ポンコツ枠の間にいる。
作者次第でどちらにも転ぶため、非常に勝手がよく、書いていて楽しいキャラ。
せつ菜は、菜々モードとの二面性があるので、話の流れに応じて使い方を変えることが出来る貴重なキャラです。
真面目な話も面白い話も、さじ加減一つでどうとでもなるのは他のキャラには無い強みですよね。
エマ・ヴェルデ
目立たない印象があるが、要所要所にしっかり存在を食い込ませていくちゃっかりさん。寮生同士の絡みもあるため、スクスタ時空寄りのキャラクターに。
エママが目立つ……という場面はあまりありませんが、スクスタ時空でもあるように、間を取っていくスタイルで描かれることが多いのが特徴です。ある種キャラが確立しているとも言う。
天王寺 璃奈
どちらかと言えばアニガサキ時空寄りのキャラクター像。天使天才天王寺とはいうものの、他所のようにぶっ飛んだ発明はしない。
同級生組を弄り倒す傾向にある。
他所では謎の装置を作ったり、薬品を調合したりと、トラブルメーカーになりがちなりなりーは、ウチではまともな枠になります。
現実主義なので。
三船 栞子
トップオブ常識人。2期のアニガサキ時空次第で変わるかも知れないが、今現在はランジュを筆頭に、色々な人物に振り回されるポジション。
周りが自由過ぎるのがいけない。
舞猫の一推しであるしお子は、ある意味では不遇枠キャラとして扱われるんですよね。
かすみんと並んで、弄られキャラの地位を確立しつつあります。歩夢が弄るくらいですからね。
ミア・テイラー
まだまだ登場は少ないものの、キャラクター像はスクスタ時空に準拠している。
今日も今日とて、璃奈との共通点探しに勤しんでいるようだ。
りなりーとの共通点を探しまくるスクスタ時空に準えた部分の大きいミアは、多分これからもりなりーと一緒にいさせつつ、アニガサキ時空での変化に対応して書き上げる予定です。2期はよ。
鐘 嵐珠
トラブルメーカーとまでは行かないが、スクスタ時空に準え、やや暴走気味になることがある。
ランジュの手綱を握るのは大体栞子の役目だが、基本止まらない。
書いてて楽しい枠のもう一人です。もっと暴れさせてやりたいと思ってます。
手綱を握らされたしお子にはもっと頑張ってもろて……
高咲侑/あなた
侑はアニガサキ時空におけるポンコツ枠。逆にあなたはまともであり、両極端な存在となっている。
原因としては、作者本人が『あなた』という人物像をよく知ろうとしておらず、無難な性格に落ち着いているため。
侑ちゃんは、特に同好会旅行記においてちょいちょいおバカっぷりを発揮していますが、あれはアニメで女児みたいな反応する侑ちゃんが悪い。子供っぽいとこ出したくなるじゃん。
対するあなたちゃんは、舞猫が深く知ろうとしなさ過ぎたせいで、超普通のモブみたいになりました。他所では一番のぶっ飛び枠だったりするんですがね。
以上のように、ニジガクは常識人枠、ポンコツ枠、不遇枠と大きく分けて三種の枠に分類されています。
大体がスクスタ時空、アニガサキ時空に準拠しているキャラばかりですが、中には時空設定からやや外れた扱いのキャラもいます。
準拠する部分は準拠しつつ、アレンジを加える部分はサックリと……的な感じで、今後もバランス良く書いて行けたら、と思います。
Liella!
澁谷 かのん
主人公にして不遇枠。やたらと走らされたり、真面目な話にツッコミ入れられたり、中の人ネタで弄られたり、主人公らしからぬ立ち位置に追いやられている。
かのんちゃん、アニメ時空で周りにぶん回されてるイメージもあって、準拠したらしたでダントツの不遇枠に。苦手なものも多く、涙目になりまくってたが故の残念な扱いに。そんなかのんちゃんも可愛いんだけども。
唐 可可
Liella! の元気な暴走機関車……かと思えば、意外に落ち着いた部分もあるワイルドカード。
話次第でどちらの方向にも吹っ切れることが出来るが、両極端なので扱いが難しい場面も。
ウチの可可は、頭のネジが緩んでるか締まってるかの二択です。状況に応じて対応を変えられるのはせつ菜と同じ強みを持っていると言えます。
せつ菜と違って加減が効かない部分も多いけど。
嵐 千砂都
Liella! の中では可可と並んでよく喋るキャラ。中の人同様にボケ多めに描かれる場合があり、大晦日にカステラ焼いたり、着ないと言ってた振袖をいきなり着る宣言をするなど、一番のぶっ飛び枠。
ちぃちゃんは中の人成分が一部強めな部分があり、アニメ準拠な部分はあれど、どちらかと言えば中の人寄りに描きます。
なこちゃん、ツッコミ役って言われてるけどあの子も大概ボケ役ですからね。Liella! はツッコミ不在。
平安名 すみれ
一番の常識人枠。Liella! のツッコミ役の8割を担っており、アニメでの有能部分をこれでもかと持ち込んでいる。むしろポンコツ部分が無い。
面倒見が良く気も利くので、Liella! のまとめ役的存在。
すみれはとにかくまともに書き上げることが多いですね。
アニメではネタっぽく描かれる場合が多かったですが、あの子のポテンシャルはネタではなく真面目な話でこそ発揮されると思ってます。
葉月 恋
常識人枠ではあるものの、Liella! 加入後である関係上、アニメ8話までの威厳は当たり前のように無くなっているため、弄られキャラとなるのも時間の問題。
ツッコミ役として動くことも。
一番アニメに準拠しているのが、多分恋ちゃんなんですよね。ラブライブシリーズ伝統の、ポンコツ生徒会長の洗礼も受けた後ですが。
中の人ネタが一番使いにくいので、ぶっ飛び枠には多分ならない。中の人がキャラと一致させられないくらいヤベーヤツだもん。無理。
Liella! に関しては、人数も少ないこともあり、割とバランスが取れた構成。全員出してもまとまりが無いなんてことは起きにくいので、結構書きやすいです。
推しがぶっ飛び枠になってるけど、それはそれで面白いから良し。そもそもぶっ飛んでないと、大会優勝出来なかったら退学して海外行くとか言わないだろうし。
こんな感じで、舞猫は自分の中のキャラクター像をしっかりと組み立てた上で作品を書いています。
ぶっ飛び枠やポンコツ枠もいますが、それでも常識的な範囲に収めているので、他所様には無い、現実味のある日常を描けているのではないでしょうか。最初のホラー作品の件は別として。
これからも『こんなことをしてるかも』『こんな話をしてたらいいな』という、決してありえなくはないお話を作っていけたら、と思います。
それではまた。