札幌の緑地で女性と見られる変死体が発見されました。
警察では、今月の初めに行方不明となった伊藤華奈さんと見て捜査を開始しました。
死体の損傷が激しいとのことですので、歯型やDNAで人定を特定することになるでしょう。
そして、人定が伊藤華奈さんだった場合、これは鑑識によって、どこまで被害状況が判明するかが、おおきな鍵となります。
まず、当面のポイントとなるのは死因と、殺害現場が、今回発見された緑地なのか、または別の 場所で殺害されて死体を緑地に運んだのかです。
死因については、司法解剖によって判明するでしょうが、腐敗が進んでいることから、どこまでアプローチできるか…
そして、そこから見えてくるのは犯人の明確な殺意の有無です。
その死因によって犯人に明確な殺意があったのか、もしくは暴行によって死亡してしまったのかで、犯人の絞り込みが変わってきます。
そして、次にポイントとなるのが殺害現場の特定です。
今回死体が発見された場所が殺害現場なのか…
腐敗が進んでいる死体で、これを見極めるのは大変な作業です。
よく行われる手法としては、死体が着ている着衣の、肘や膝が当たる部分の布地に付着した土や汚れの成分と、死体が発見された周辺から採取した土などの成分を分析して同一かどうか見たり、また被害者が靴を履いていれば靴裏の土の成分も調べます。
まだ情報が少なすぎるので、詳しい推測はできませんが、ニュースで知る限りで考えると、非常に短時間の間に狭い範囲で行われた事件だということです。
被害者が家をでてから、近くのコンビニに立ち寄り、友人とラインでやりとりがあり、その後、婚約者に助けを求める電話を架けている。
これらの時間が極めて短時間に行われ、最後に婚約者に電話を架けた位置から、死体としてし発見された場所も700メートルしか離れていない。
ここからは計画的な事件性は感じられず、短絡的な事件のような印象です。
性的暴行が目的だったりです。
この目的を仮定すると、被害者が立ち寄ったコンビニが物色場所として使われたのではないでしょうか…
深夜に1人でコンビニに来る女性客を物色し、店を出たところから後をつけ、人けのない場所に差し掛かったところで襲いかかるケースは考えられます。
特に被害者はラインをやっていたので周囲に対する注意力も落ちていて、自分が狙われていることにも気づくのが遅れたり…
ただ、被害者が婚約者に助けを求める電話を架けた状況が、いまいちわかりません。
突然、襲われたら電話で助けを求める時間などないはずです。
ここの部分が少し引っかかりますね。
今日、司法解剖が行われる予定ですから、その結果をみて、さらに推理していきましょうね。