去年の2月頃仕込みした味噌を、
先日やっと解禁した。
しっかり1年半以上熟成させたので、
色の濃い、深いコクと旨味のある味噌に。
これは、味噌作りを始めて2回目のもの。
前回はちょっとカビが多くなってしまって、
上の方を捨ててしまった。
でも、今回のはほとんどカビず、
ちゃんと美味しくなってたので良かった。
試しに1度作ってみようと思って
始めた味噌づくり。
指でつぶせるくらいまで大豆を煮なくてはならず、
大量に作るとなると時間かかるから大変。
でも、なんだかんだで、
気づけば3年連続やってしまっている。
けど、ホントに質の良い美味しいものには
時間や手間暇って欠かせないものだよね。
市販で質の良いものを買うとなると、
それなりにお高くなるのは当然なんだと、
自分で作ってみて改めて気づく。
けっこうたくさん作ったつもりでも、
365日全てを
手作り味噌で過ごすのはさすがにムリ。
かけた手間暇の割に、
あっという間になくなってしまうのは
少し寂しい気がする。
でも、手前味噌を食べられるのが
特別な期間だと思えば、
その分、毎日大切に味わって食べようってなる。
そんな心のゆとりを持つことも、
手作りの醍醐味なのかもしれない。
思い返すと昔は、
祖父母が一緒に住んでたこともあって、
毎年大量に味噌を作って一年中食べていた。
子供の頃は、そのありがたみなど一つも感じず
うちでは味噌が湧いてくるくらいの感覚でいた笑。
ちなみに、特に農家や商売をしてるとかでもなく。
でも、そんな子供の頃でさえ、
周りに手作り味噌だけで
暮らしてるお友達はいなかった。
だから、なんか恥ずかしくて。
売ってる味噌の方が絶対美味しいだろう
とか思ってたし、
市販の味噌を買っている人が
うらやましかったりもした。
祖父母は麹すら市販のものではなく、
パウダー状の麹菌を蒸した米に振りかけて
発酵させて、手作りしていた。
そこからさらに大豆を煮てつぶして…となると、
どれだけ手間がかかってたんだと
今になってやっと分かった。
ホントに、
何てぜいたくな暮らしをしてたんだと思える。
まさか自分が味噌作りをするとは
思ってなかったな。
私も、味噌のように熟成したかな笑。
味噌って、その味がどうなってるかは、
仕込んですぐは確かめられない。
時間が経ってみないと分からない。
仕込んだ後は、もう待つしかない。
でも、この仕込みをしてると、
「物事を思い通りにしようとする執着を手放す」
ことにつながってくるのかもって思った。
発酵という自然の営みに対して、
人間にコントロールできない要素がある
というのも、
マインドフルネスなどとも
通じるような気がして。
それも、味噌作りの面白いところなのかも。
今年初めに仕込んだ3回目の味噌は、
ちょっといいお塩を使ってみた。
最近は夏が暑すぎるので、
カビ対策に少し塩分を多めにした。
さて、どうなってるか、
また来年解禁する時が楽しみ。
今年ももう後半。
またあっという間に真冬が来てしまいそうだけど、
次もやるのか?どうするか、私?
今を遊ぶ、今と踊る♪
Play "Now", Dance with "Now" ♪
