こんにちは。

 

ダンサー専門管理栄養士のフミです。

 

「あなたにとって栄養価の高い低いはどんな基準で決められていますか?」

 

という質問をインスタグラムでしました。

 

これを聞く前日にあるダンス・フィジオから

「クラッカーは栄養価ないんだからダンサーは食べたらダメでしょ!」

という偏ったコメントを聞いたから

 

「実際皆はどんな基準があるんだろう?」

 

と気になったわけです。

 

 

 

 

ちなみにインスタグラムで届いたアイディアで私がとても共感したのは2つ。

 

「体のエネルギー補給に必要なものがちゃんと入っているかどうか」

 

「色んなものを食べることで、ざっくりと、栄養取れてると考えてます」

 

身体が必要としているエネルギー・栄養をしっかりと与える、という考えが好き。

 

 

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栄養価が高いということは栄養素の密度が高いということ。

 

炭水化物が必要なダンサーにとって、おにぎりみたいに炭水化物のリッチな食品は栄養価が高いということになります。

 

夏場にエキストラで水分補給しないといけない時、スイカなどの水分を多く含む果物は乾いたものよりも効率よく水分補給&エネルギー補給できるので、栄養価が高い。

 

筋力アップのためにタンパク質をいつも以上に必要としている場合、例えば朝ごはんに卵を追加するのは栄養価を上げてくれる。

 

 

 

でも実際にメディアなどで栄養価が高いと言われるのは、野菜や果物など「エネルギー量は低いけどビタミン・ミネラルが豊富なもの」

 

 

間違ってるよね。

 

 

ビタミン・ミネラルは大事です。

 

コア栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の働きを上げる他にも、風邪予防、腸内環境の改善、肌・髪のつややかさを保つ、等のことに必須ですから。

 

でもね、これらは全部コア栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)が十分にとれていて初めて成されるものなんです。

 

 

 

いくら栄養価が高いと謳われる野菜やスーパーフードを食べようと、

 

踊る力を最大限引き出せていなかったら意味ないんです。

 

 

 

 

栄養価が高いというのは、自分の踊る力を最大限引き出してくれて、成長をサポートしてくれて、生理周期のバランスを保ってくれて、体の内側からあなたの魅力を出してくれる、自分のココロとカラダ両方にパワーを与えてくれるもの。

 

踊る力が落ちたり、成長が止まったり、生理不順や無月経になったり、食べ物に対する不安や執着が大きかったら、それは栄養価が低いということ。

あなたに必要なパワーを与えてくれていないから。

 

 


 

 

 

クラッカー&チーズの組み合わせは、こっちにいる私のクライエントたちがよく用いる間食。

 

冷蔵不要で、手軽にエネルギー補給できて、お腹ももたれない。

 

ダンスバッグに忍ばせておける優秀なおやつです。

 

 

 

Fumi x