心療内科はお話を聞いてもらうところではありません③ | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

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第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

②からの続き


「心療内科って心のお悩み相談室なんでしょ」


こんな誤った認識が多いのには、やはりうつ病が内科的疾患であるということがあまり知られていないことにも一つ原因があると思います。


うつ病は心の風邪


なんて表現されていますが、「心の風邪」どころじゃない、「神経系統の疾患」なわけですから、罹患している本人のしんどさときたらもう!

「しんどい」ところじゃないしんどさてす。

精神的症状だけではなく、いろんな身体的症状も出ます。というより、がーちゃんの場合、身体的症状の方が先行して発症しました。

心療内科のドクターは、その身体的症状にも配慮してお薬を処方します。


「お話してるだけでしょ」


と思われるのは、患者からいろ〜んな情報を汲み取っているのです。


最近夜は眠れてる?

食事はとれてる?

お子さんは元気?

趣味のダンスには行けてる?

ご主人から見てどう?


他愛のない会話のようですが、患者の普段の状態がどうなのか、家族との生活が無事成立しているか、それらを尋問のようにならないよう、様々な角度で観察・分析して、お薬を処方してくれているのが心療内科のドクターです。


内科に通っている人がそばにいたら、「誰かに話を聞いてもらったら楽になるから行くの?」

と懐疑的に思わず、ぜひ「投薬治療頑張ってるんだね」という具合に思って頂けると嬉しいです。


〜オマケ〜

黒のお皿に盛った朝食。

黒に載せると映えますね〜照れ照れ

コストコのベーグルとベリー、美味しいです!

もちろんこんな朝食は休日オンリーですがあせるあせる