夫婦共倒れだけは回避したい~我が身の保身も考える夫 | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

フルタイムの仕事もできて。

家事もまあまあなんとか。

起きれないことは多々あれど。

社会生活を送るにほぼ支障なし。



こんな生活を送るようになって、思うことがあります。

それは・・・・・




「とーちゃん。アンタよくあたしと一緒にいられたよね」




ということ。




うつ病患者自らが言うのも変だけど、うつ病人間ってホント、ワガママ!!

気分屋だし、感情も五感もなにもかも、受け入れられる容量が狭小化していますううっ...ううっ...



ちょっとしたことで怒る。

ちょっとしたことで泣く。

ちょっとしたことですぐテンパる。

・・・・・etc



日々、妻に

当たられ。

ボコられ。

振り回され。

罵詈雑言の限りを浴び。



こんな妻と一緒にいるのはかなりのストレス。

(かーちゃん、こんな人嫌い。たぶん、みんな嫌い)


・・・そんなわけで、とーちゃん、ゲッソリと激ヤセしていた時期が、一時ありましたムンクの叫びムンクの叫び

かーちゃんの症状がひどかった頃です。


妻は使い物にならないし。

仕事して。

家事して。

子育てして。


1人3役のとーちゃん。

精神的に自分も参りそうだったとーちゃん。






そこでとーちゃんがとった行動は・・・・




時間と都合が許す限り、ひたすら趣味のビリヤードに出かける




でした。

モチロン、かーちゃんをとてもじゃないけど一人にできない、という状況もあったわけで、そんなときは仕方なし、家にいましたが。



夫婦のうちどちらかがうつ病になって怖いことの一つは、「夫婦共倒れ」



どちらかが元気であれば、仕事をして生活費も手に入り、育児もできて、家族でどうにかやっていけます。

ところが共倒れで二人ともがうつ病になってしまったら、お金はない、子供は養えない、で、これぞまさに「家庭崩壊」

とーちゃんは、これだけは避けたかったのだそうです。




自分のガス抜きのために、自前のビリヤードのキューも手に入れ、せっせと玉突きに通うとーちゃん。

まだ30歳そこそこの頃だったので、徹夜もしかねない勢いで通っておりました。


・・・・・しかし、カレンダー通りの勤務ではないとーちゃんのこと。

平日の真昼間や、夜通しビリヤード場にいる姿は、かなりの誤解を生み、周囲から


「ニート」

「ヒモ」

「独身」


というイメージが定着していたようで、とても「妻子持ちの社会人」には見られなかったようです笑笑





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