己を過大評価しない【2】己の限界を知って人の限界に口挟まず | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

前回の章で、



「自分にも『限界』というものがあることを知って、その範囲内で頑張るというコントロール法を習得していなければならない」



ということを書いたが。



これを少し深く見てみよう。





「だってアタシ頑張ったも~ん」

「ウソおっしゃい!その程度じゃ”頑張った”なんて、ママ認めませんよ!!」



子供時代は、どこの家庭でもこんなセリフがきっと出ていたに違いない。

かーちゃんちだってそうだった。

子供というのは、人間形成をして、社会人になるべく自己を磨いて行かなければならないのだ。



しかし、大人になると事情が違ってくる。

子供時代のように、誰かが理不尽なことをしても、それを叱ったりいさめたりしてくれる人はいない。

たとえば、どんなに理不尽なことを言う上司がいても、社長がその人を叱ってくれるわけがない。

どんなに非常識なママ友がいても、その人を注意したり指導したりしてくれる人もいない(いたらスゴイ@@)。

そんな人は「いて当たり前」なのだ。


子供時代は、何か道理に沿わないことがあると、必ずそれを叱ったり指導してくれる親や先生がいて、公平な社会が保たれていた。

だが大人になると、上の例のように、理不尽だったり非常識だったりすることが山ほどある中で、生きて行かなければならない。

ましてや、子供と違って、やるべきことも背負っている責任も大きい。




そう考えると、「頑張れる」範囲だって限られてくるのだ。

「ここまではできるけど、ここからはさすがにできないわ」

ということなんていっぱいあるはずだ。



子供は、自分を磨いて成長するとき

大人は、己の限界の中で頑張って、バランスを取りながら生きて行くとき



困ったことに、かーちゃんはこの考え方を知らずに、根性論を持ったまま、大人になって社会に出てしまった。




その結果どうなったか。




「”仕事”なんだから、きちんとやらないと!」と自分を追いつめて。

”うつ病”などという厄介な病気になり。

職場に迷惑をかけ。

復職もうまく行かず。

家族にも負担を強いて。

そして9年間も患っている。



↑こんなことになってるじゃないのぉ~~~( ̄□ ̄;)!!


「私としてはここまでしかできないから」と割り切ってる人の方が、

一見「甘えている」ように見えて、でもひたすら頑張って自滅する人(かーちゃんだ♪)なんかより、

よっぽど周りに迷惑をかけずに暮らしている。





自分を過大評価することなかれ。

自分は限界のないスーパーマンではない。

自分にも限界はあって、大人になったら、”頑張る”のはその範囲内で。





そしてここでもう一つ。



実はかーちゃんが、↑の意識に気づくまでやっていたことなのだが。




自分には限界はない(あってはいけない)。人はとにかく「努力して頑張るもの」と思っている人は。




他人もそうあるべきだと思っていないだろうか?


そして他人の限界値まで、自分目線で見ていないだろうか。



「何でそこで諦めるの?」

「何でもっと頑張らないの?」

「私だったらもっと努力するのに」


とこんな感じに。



これも、ぜ~ったいやってはいけない!!

自分の限界値を人に決められたら、苦しいではないか。


もし、自分がヒィヒィ言って頑張っているのに、


「あなたらもっとできるよね」

「もっと頑張りなさいよ。努力が足りないのよ」

「自分で限界決めてんじゃないわよ。私から見たら甘いわね」


と、大人になってからこんなこと言われたら、しんどくてたまらないだろう。





誰しも、自分の限界値は自分にしかわからない。

はた目から見たら甘っちょろい人もいるかもしれないが、それは「人のこと」。

「自分にも限界というものがあるということを認識して、その範囲内で努力して、バランスを取りながら生きて行く」

これを”自分が”できていればいいのだ。




とかくストイックなうつ病患者には、

自分にストイックなあまり、他人にもストイックさを求めてしまいがちだ。



まずは、自分を過大評価せずに、「頑張れるにもほどがある」ことを認識しよう。











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