これはあくまでもかーちゃんの体験に基づく話なのだが……
うつ病には
「身体的な症状」と、
「精神的な症状」の2つの症状があって、
先行して身体的症状がまずあって、それを追うように精神的症状が発症、その後は両者ぐちゃまぜのミックスで重症化して行く、という感じがする。
だからかーちゃんもとーちゃんも、今になって切に悔やまれるのが、
なぜ、身体的症状が出ていた時に気づいて対処できなかったのか
ということ。
ことにとーちゃんは、一番身近にいた自分がなぜ気づいてやれなかったのかと、自分を責めた。
「頑張ることが美学」と自分を追い詰めるしかできない当の本人が、たとえ「体調不良」に気づいたとしても、それを理由に甘えるはずもないのだから、まわりの家族が気づいて、ブレーキをかけてあげればよかったのに、と。
身体的症状が出ているうちに対処できていれば、その後の悪夢のような悪化は避けられただろう。
精神的症状が出てきてしまうと、これはもう実にやっかいな上に、本人も家族も非常に苦しむことになる。
実は最近、とーちゃんは、長年うつ病の妻を看病してきた功績(?)があるせいか、
「最近、うちの嫁がおかしいんだ」
というような相談を受けることがたびたびあるが、
そのたびに、
「体に症状が出ているときが救い時。早く休ませてあげて。」
と言っている。