さて、いよいよファーストオピニオン、初めての受診だ。
突如、出社不能となってから数日が経過していた。
この間かーちゃんは、なんとか会社には出勤できていた。
受診の日はお休みをとって、とーちゃんと一緒に出かけた。
自宅から車で20分ほどで行けるAクリニック。
表向きは「内科」。
よく見ると、看板の「内科・小児科・消化器科・・・・」
とたくさん書いてある診療科の最後の方に、「心療内科」とある。
「・・・・・・うん・・・たしかに心療内科ってある・・・」
なかば疑心暗鬼で受付を済ませた。
いざ呼ばれて診察室に入ると、
白衣を着た初老のじーさん先生が待ち構えていた。
内装はいかにも「病院の診察室」という感じだ。
さて、診察では何をしたかというと・・・・
1.わずかな問診
2.たった10問の問診票記入
3.なぜか採血
これだけで私は「うつ病」と診断され、
「デパス」「パキシル」という薬を出され、心療は終了した。
まず1の「わずかな問診」
これはまったく話にならなかった。
まず家族構成も何も聞かない。
一人暮らしなのか、結婚しているのか、子供がいるのかなどをまったく訊かない。
仕事をしているのか、していないのかも訊かない。
適当に症状などを聞いて、
次に詳しく説明するが、わずかな問診票記入の結果だけで、
「うつ病ですね~。産後4か月?だっらなおさらうつ病です。『産後うつ』ですよ」
と言われた。
心の中で、「なんだコイツ?!」と叫ぶよりない( ̄^ ̄)
次に2の「たった10問の問診票」
これがまた笑ってしまう。
「悲しくなることがありますか?」
「死にたくなることがありますか?」
というような安直な問題ばかり10問。
それでもかーちゃんは極限状態での受診だったので、
そんなチャチな問題ほぼすべてに○を記入したことを覚えている。
そしてきわめつけは3の「採血」
これは一体何のための採血なのか?!
そりゃ内科的には採血したいかもしれないが、
今のかーちゃんの状態に必要なことなのか。
マイナス思考のかーちゃんには、
「絶対、医療点数稼ぎに違いない」としか思えなかった。
結論。
最初の受診は大ハズレ。
かーちゃんは帰りの車の中で、
「あんな医者の言うことなんか聞かないからね!」とぶぅぶぅ文句を言っていた。
こんな大雑把で適当な診断結果など、納得できるはずもない。
そんなかーちゃんを見て、とーちゃんは「失敗だっか」と思いながら、
「そうか・・・じゃあ別の医者探すか」と言った。
ちなみにこの日の診察はかーちゃん一人のみで、
とーちゃんは診察室までは付き添っていない。