ボロカス男録 -9ページ目

ボロカス男録

真剣に恋したいのに こんなん?なっちゃったpinoco...
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ヽ(;´Д`)ノ
ま・ぢ・で・ どうしよぉぉぉ~?

ぴのこは、こんな筈ではなかった。

 

 

別れた男から、取り戻した猫ちゃんがもう10年になる。

 

 

 

 

そして、去年の夏にやって来た子猫まで飼う羽目になり、

 

 

 

 

 

独身の猫女がヤバイんだよと思いながら、溺愛をしていた。

 

 

 

2匹の猫ちゃんを、娘と息子と思って可愛がっていた。

 

 

 

 

お婆ちゃん猫が外に出たいよと言うと、若い猫ちゃんも遊びに行く。

 

 

 

 

夜、仕事から帰ってくると、猫ちゃんのお散歩時間になっていた。

 

 

 

 

いつもは普通に帰ってきてくれていた。

 

 

 

 

なのに、若い猫ちゃんが、あれ?という間に帰って来なくなった。

 

 

 

 

 

ぴのこは、必死で探した。

 

 

 

 

 

食いしん坊のボクちゃんは、餌の袋をガラガラ鳴らすと帰ってくる。

 

 

 

 

だが、帰ってこない。

 

 

ガラガラー!!!!

 

 

 

布団おばさんって苦情きてた人いたよね?

 

 

 

ぴのこは、それに近い。

 

 

 

ガラガラー!!!鳴らしながらボクちゃんの名前を呼びまくった。

 

 

 

 

帰ってこなくなって、早くも1ヶ月が過ぎた。

 

 

 

 

猫ちゃん探していますのチラシを作り、近所に聞き込み、捜索。

 

 

 

 

気づけば、3千枚のチラシを、新聞の折込みチラシで配る。

 

 

 

 

朝、昼、晩、夜中、探し回る。

 

 

 

 

できる限りの事をして、気がつけば1ヶ月が過ぎた。

 

 

 

 

 

知り合いに頼んで、SNSでも宣伝をし、似た猫を見かけたと聞くと、

 

 

 

 

その場に飛んでいき、探した。

 

 

 

かわいいボクちゃんがいなくなって、ぴのこは気が狂いそうになった。

 

 

 

というか、狂った。

 

 

 

全ての音が、ボクちゃんの鳴き声に聞こえる。

 

 

 

 

夜になると、玄関で魚を焼いた。

 

 

 

 

うちわでパタパタ煙を撒き散らしてみた。

 

 

 

やって来たのは、近所の野良猫さん達。

 

 

毎日、魚を外で焼いている孤独な女って悲惨すぎるでしょと思った。

 

 

 

 

 

ぴのこは、止めていた酒が進み、魚をつまみに酔いどれてきた。

 

 

 

 

ここで、実はビールが好きな事に気づいた。

 

 

 

 

ライムを絞ってコロナがお気に入りになってしまった。

 

 

 

 

すると、ブサイクなガリガリの悲壮感が漂った野良猫さんがやってきた。

 

 

 

毎日、玄関で魚を焼いている内に、より、その猫は近寄ってきた。

 

 

 

止めてくれよ!、ぴのこは、ボクちゃんを探しているのに、

 

 

 

もう1匹猫が増えたら、もっと、ヤバイ猫女になってしまう!

 

 

 

ブサイクだった、ガリガリの体は、ぴのこと出会ってから、

 

 

 

見る見る元気になってきた。

 

 

 

どんどん、近づいてくる。

 

 

 

これが、野良猫の作戦なのか?

 

 

 

 

外は台風の日だった。

 

 

 

 

ぴのこが帰ってくると、野良猫さんは家に入ってきて、眠りだした。

 

 

 

 

もう、住んでるじゃん!!!

 

 

 

 

覚悟を決めた。可愛いボクちゃんが帰ってきたら、猫3匹でいいよと。

 

 

 

 

 

ぴのこと、猫3匹。

 

 

 

 

大家族じゃないか!ってね。

 

 

 

 

猫探しのストレスのせいか、知り合いの店に何軒か飲みに行く事が増えた。

 

 

 

 

もう、焼酎は止めている。

 

 

 

ビール一本派にした。

 

 

 

気づくと、年のせいか、酔いどれが激しくなってきている。

 

 

 

 

またもや、アル中みたいなメールを知らない間に送っている事にヤバイなと思った。

 

 

 

 

朝、起きると酔っ払って尻もちをついたのか、尾てい骨が痛い。

 

 

 

 

車の運転をしている時でさえ、痛くて運転ができない。

 

 

 

 

幸い、立っている時は大丈夫だった。

 

 

 

 

お客が来るまで、ぴのこだけ、座っていない。

 

 

 

 

うつ伏せに転がっていた。

 

 

 

尻の痛みに耐えながらダンサーをやっていた。

 

 

 

 

他のダンサー達から、痔になったの?と聞かれた。

 

 

 

 

痔じゃなくて、尾てい骨にTバックが食い込んで痛いと言った。

 

 

 

猫探しで、悲しみがマックス・マックスになった。

 

 

 

 

気がついたら、家の隣にある公園の木にしがみついていた。

 

 

 

もちろん、酔っ払ってだ。

 

 

 

 

家の隣が巨大な公園っていいねって思ったが、

 

 

 

 

猫がいなくなったら、巨大なジャングルで猫がわからない。

 

 

 

 

夜中に猫探して、懐中電灯を持った、ぴのこは、公園に行っていた。

 

 

 

 

雨が降りだした。

 

 

 

 

スコール並の大雨。

 

 

 

 

は!と気づけば、暗闇で、公園の木を抱いて立っていた。

 

 

 

 

もう、ぴのこ自身が八つ墓村みたいになっていて、

 

 

 

 

歩くホラーじゃないか!と思った。

 

 

 

かわいいボクちゃんを探しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やばい!!!



ブログを書こうと思いながらあっという間に日々が過ぎてしまった!





もう、何してたのかも忘れてしまうぐらい!




今は、ひっくり返るぐらい若いボーイフレンドがいるという、




忙しいこっちゃ!





参った!

マイアミを後にした、ぴのこ達ゆかいな仲間はNYに到着した。







ぴのこは、2002年にNYに来た事がある。








その当時、付き合っていた、ヒモ男と来ている。






友達の彼氏がヒモとか言いつつ、






そんな、ぴのこにもヒモ男がいた時期あるのだ。








人の事は言ってられない。






ダンサーあるある、ヒモ男ってね。






久しぶりのNY、楽しいメンバーでやってきたのだ。







だが、ぴのこは、NYがあまり好きではない。






やっぱり思った。






町はドブくせ~な。






小便の匂いか・・・・・・・・






高いビルを見上げれば、首が痛くなりそうで、下を見ると臭い。







空港からマンハッタンに着いたはいいものの、







宿泊する住所がイマイチわからない。






スーツケースを持って、地下鉄に乗ってみたものの、






東京の地下鉄と違ってわかりずらい。






結局、タクシーに乗ってみたものの、






タクシーのおっさんは、ターバン巻いたインド人で、愛想が悪い。






こんな奴にチップを払いたくないなと気分が悪い。





ぴのこが、NY好きじゃないサイクルが早くもここにあった。







NYの宿泊場所は、みんなで相談して決めた。







仕事場は、マンハッタン。






家賃が安くて、広い部屋を予約できるのは、ブルックリンの町。






だが、ブルックリンに住んでしまったら、帰るのが面倒になる。







やはり、どこに行くにも便利な町、マンハッタンに住むのがいいのではないか?








相談して、相談した挙句に、とあるゲストハウスに予約してみた。









宿泊の説明に現れた女性は、韓国人の女性だった。







とても愛想が良くて親切な人だった。








どうやら、この女性の息子さんが経営しているゲストハウスだそうだ。







部屋を紹介されて、ぴのこ達3人は固まった。







窓はない、6畳に2段ベッド。






スーツケースを開けるスペースなんてものはない。






ま、寝る時は、窓がない、狭いでもいいんですよ。





棺おけに入った気分で寝ればいいんですよ。







リビングに逃げようと思いきや、






リビング?に無理やりつい立てを作って、誰かが住んでいる。





え?そこも部屋にしてるの?






キッチン?ここは、東京のワンルームか?という広さのキッチン。







男女共同、約15人~20人は、泊まれる窓がないタコ部屋があるのに、







鍋が、一つ、皿が、数枚に、コンロが一つ。






韓国人のおばさんは、プレゼントをくれた。






〔 辛・ラーメン 〕





NYに来て、辛ラーメンって食べないし、ありがと!ってね。






で、鍋は、貧乏、インスタントラーメン用の鍋一つかってね。






狭い部屋で3人は、どのベッドにするかどうやって荷物開けるか相談した。







A子は言った。







「 マンハッタンって高いから、絶対、狭いと思ったけど、これはひどいな。」






B子は、ブチ切れていた。






ブチ切れても、もうお金払ってしまっているから変えられないよ。






3人から出た答えは、全ては貧乏が悪いという事になった。






金があれば、マンハッタンのホテルに泊まれるんだよ。







NYという町は、金のある人には楽しい場所なんだよ。







貧乏人は、窓のないモグラ小屋がピッタリなんだよ。







玄関に、手紙の山がこれ見てよとばかりに置いてあった。






半分は、日本語で書いてある。






〔 初めてのNY,安全で、すばらしい場所に泊まれて嬉しかったです!〕







また、NYに来たいです!







ここの客は主に、文句を言わない日本人。






そして、オーナーと同じ韓国人と、訳わからん中国人はお断りってやつか。







A子が言った。






「 これ、みんな若い人達だね。 」







若い人は貧乏だから、貧乏人からしたら、





ここは最高にいい場所という事になる。







窓がないせいか、ホコリで、ぴのこは呼吸がおかしくなった。







マスクをして暮らした。





友達もみんなマスクをしていた。







若い人達は、金はないが、体力はあるのだ。







マスクをしなくても平気なのだ。







40歳過ぎたら、それなりの場所が必要になる。







ぴのこは、貧乏と健康について考えさせられた。







B子は、ずっと、ブチ切れていた。






B子は、まだ30代だから、切れ続けても少しは体力が残っている年齢。






ぴのこは、健康の事を考えたら、切れる事もできなくなったのだ。






そして、3人で肩を組んだ。





友達で~き~た~





ダチョウ倶楽部のギャグ。






3人でやって、励ましあったのよ。