一応、ぴのこが関西で所属するおば様ダンスクラブの出し物が終わって、
みんな、ホッとしていたみたいだ。
良かったね~
だが、実は、ぴのこは、次に会うまで、寝込んでいた。
疲れると、寝込む。
脳みそを休める為だろうか、全く起きない。眠りの中。
脳みそは、80歳のお婆ちゃんのようだ。
見た目は、歳より、若く見えて、脳みそは、80歳って事か。
疲れ度は、半端ない。
ぴのこ自身も、前回の記憶、ぴのこって何してたの?
と思いだした記憶とは、違う意味で新しい記憶と混乱と、動けない自分がベッドにいた。
今回は、暗くはない。
混乱で泣いたけど、ぴのこが好きでいた場所、ステージについて、あれは一体何?と。
そうだ・・・・
ぴのこは昔、このスポットライトが大好きだった。
ついでに、巨大扇風機も大好きだった。
ハコの観客の歓声が大好きだった事を、本番、踊っている瞬間に思いだした。
はあ・・・・・・・これ、ぴのこ、覚えてる・・・・・・・
( 私が好きだった場所 )
ショーが終わった後も、撮影でカメラの光の中。
うわ・・・・この光嫌い・・・・・
だけど、
ああ・・・・・・これ・・・・・東京でずっと、あった・・・・ような。
だけど、ぴのこは、本当に疲れたのさ。
ドクターストップかけられている事を( 光 )あえて、やったからさ。
ぴのこ、体調悪いので~と言って逃げる訳にもいかない。
「 何してんの!ぴのこちゃん早くこっちに来なさい、写真撮るわよ!」
うるせ~おばちゃん達は、ショー後の高揚のあまり、より強引だ。
一回目のイベントで、ぴのこは、知って良かったのか、
思いだして良かったのか、わからない、過去の緊張感と雰囲気を感じた。
そうだ。
ぴのこ、いつも、本番当日は、軽くストレッチをした後、
直前は、気合いのお気に入りショットB52を2杯飲んで、
さ~みんな~~~後は、楽しんで行くよ~って言っていたな~。
今回のぴのこは、
ドクターストップもしらね~よと、
踊っている瞬間、本当に楽しんでいた。
思いだした。
この緊張感が好きなんだ~。
何が起きるかわからない舞台。
何もおこらないで無事に成功した時の嬉しさ。
お祭り女。
頑張った後の、シャンパン・・・・・・・・・・・・
そんな昔のぴのこの瞬間を思い出した。
苦しい思いもしたし、楽しい思いもした東京生活だったんだろうってさ。
そして、例え、趣味とはいえ、ダンスでステージに戻れた事に、
ぴのこは、考えた。
実家に帰って、早何年かかった?
体調は、完璧ではないけれど、自然治療を選んでやっとここまできた。
二回目のイベントでは、続けて行われたイベントに、
ぴのこは、本当は限界だった。でも、言えない。
ショーが始まるまで、ぴのこは、隠れて、寝ていた。
だが、ショー慣れをしている、ぴのこを思い出した。
緊張するより、本番に向けての集中。
だが、今のぴのこは、
少しでも寝て、脳みそを、すっきりさせるのがいいのさ。
そして、終わって、私服に着替えた後、
ぴのこは、横になっていた。
おば様達からしたら、何この子?と思われていたみたいだ。
「 ぴのこちゃん!何してんの!どっちがオバちゃんかわからないじゃない!!」
・・・・・・・・・・・すんません。
そう言うと、ぴのこは心の中で、思った。
これをしないと、突然、ぶっ倒れるかもしれないんだよ。ボケ!てさ
悲観すれば、きりがない。
なんで、ぴのこは、このオバサン達に、
オバァ扱い的なキツイ言葉を言われなきゃいけないんだよ!
好きで、隅っこで横になっている訳ではないんだよ。
本番は、あんた達より、断然、失敗ないでしょ!!!!
と言いたかったが、これが、世の中さ。
かと言って、ぴのこの本当の事情を言ったら、
どんなに仲良く見えても、腫れものに、触るような対応も気持ち悪い。
差別があるのも、体験済みさ。
特に田舎はね。
だから、秘密で生きるのさ。
ただ、良かったのは、よくわからないで踊っていた時よりも、
私は、踊りが好きなんだと思った瞬間に出会えたのは感動的だったのさ。
リハビリ効果あり。