ぴのこの従弟は、同じ年。
もちろん独身だわさ。
大工をしている。
親の後をついで、親の家に住み、何、不自由なく、暮らしている。
ぴのこは、長い間、こいつと仲が悪かった。
というか、ぴのこが、悪いんだけど。
小さい時に、ぴのこは、こいつの大切にしているオモチャ全てを、
コタツの中に入れて、くしゃくしゃにしたりしたそうだ。
凧とか。
そして、従弟は、いつも、泣いていたそうだ。
全く、ぴのこ的には、記憶にございませんってやつで。
そんなチンケな事で、和解をするのに、気づけば、30代に入っていた。
長いね~~~~
本当に、口もきかない期間が何十年も続いたのさ。
今、その従弟は、独身のぴのこに、ジリジリ、意地悪を言い続けてくる。
「 いつ結婚するの~?」
うるせー!!放っておいておくれよ!!
あの、小学生の頃の恨みを、未だに根に持っているのか?
しょぼいね~~~
ぴのこは、言いたい。
はい、すんませんね、ぴのこは、売れ残りでっす、何が悪いんですか?ってなやりとり。
こいつの、言葉は、ハッキリしている。
「 俺、女に飯、食わせる気ないから、結婚はしない。」
従弟のおばちゃん的には、ガーンって感じ。
お前~そんな事を言いやがって~~長男なのに~~~
と、頭をかかえている。
この男、友達には、すごい良い人ぶっているそうだ。
お金をケチるという事もしていないそうだ。
だが、自分の女???とやらには、びた一文、使いたくないそうだ。
どうしたんだい?ってか?
自分の好きな世界だったら、お金をおしまない。
だが、嫁さん、女房には、一切、金を使いたくないから、結婚はしない!
と、言い切っている。
ぴのこは、思った。
お前のような、ブサ男に言われたかね~わいってさ。
だが、こんなブサに、中途半端に、彼女にされて、ズルズル交際期間があるのなら、
初めから、そう、断言してくれた方が、女的には、嬉しいだろう。
あ~~~そうかいってさ。
だったら、お前は、友達ねとさ。
女は、次に行けるのさ。ありがと~~~
だから、このブサ従弟に、浮かれた女の話は、全くない。
あまりにも長い期間、彼女がいない奴を見ていて、
あんた、本当は、ゲイじゃないの?って思う、ぴのこさ。
ゲイ友、紹介しようか~~?
ぴのこは、聞いた。
あんた!金に困ってないのに、どうして、女に金使う気がないのよ!
使えよ!!!
「 女に使う程、ムダなものはない。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こいつが、こんな男になってしまったのは、
ぴのこのせいだと、親族は言う。
小さい時、奴の大切なおもちゃ、壊したり、
足蹴りにしたり、殴ったりしたせいなのか?
ぴのこは、覚えていないが、それが、女へのトラウマになったのか?
つか、早く、カミングアウトしちゃいなよってさ~~
実は、僕は、ゲイなんですってさ~。
ぴのこの親戚、それはそれで、気にしないんだからさ~てね。
彼氏連れてきてもいいのよ~~ってさ。
ぴのこは、ワクワクっている。
改めて、ぶつぶつ・・・・・・・・・
女には、びた一文金を出したくないか~・・・・・・・
こういう、男って、最近、増えているのかも・・・・・・・
気分は、複雑ワッショイさ。