A子がどうしても行きたいという所があった。
メンズ・ストリップクラブだ。
そりゃ、ぴのこも行きたいわさ。
昔、ぴのこがダンサーを始めた頃、東京には、メンズクラブもあった。
ぴのこが、ダンサーを始めたきっかけも、メンズストリッパーの彼氏の影響だ。
だが、その華やかだった時代は、今の日本にはないと思う。
同じ職業同士のカップルって気が合うんだよ。
一緒にジムに行ったり、プロテインカフェに行ったりしたよ。
アメリカでショーを見る為に、ぴのこは映画のマジックマイクも見たよ。
いい体のメンズに会えると思うだけで、どこに行こうか、
ネットで探している内から、よだれがでてきた。
まるで、男のようになっていた。
ぴのこもA子も二人そろって鼻息荒く、興奮して、必死でどこがいいか探した。
候補は3件でてきた。
この内のどれにするか、目をチバしって考えた。
どこも、いいじゃないか!!!
決めるの難しい~。
最終的に決めたのは、映像で、巨大なステージに、女のお客が溢れかえり、
きゃ~という歓声の中、マジいい体の男達、
腹筋6コ割れてるね~のダンサーが首に蝶ネクタイをして、
腰をぶんぶん降っている。
その映像を見ただけで、ぴのこはアドレナリンが飛び出た。
よし!ここに行こう!
「 だけど、VIP席で2万ってなってるよ? 」
高い!
だけど、いい男を見る為には、値段は気にしない。
VIP席は諦めて、普通の席にした。
それでも、80ドルぐらいはしたように思う。
二人は、喜んで飛び跳ね、シャワーを浴びて、謎に股間を必死に洗った。
化粧もばっちり決めた。
A子は、全部買ったばかりの服でマダムの帽子までかぶった。
あまりの興奮で、ぴのこは、おしっこチビリそうになった。
つづく