男友達から電話がきた。
38歳、土木関係の仕事。
趣味、サーフィン。
約10年ぐらいの友達。
「ぴのこちゃん元気~?」
あらま~どうしたの~?
ていうか、酔っぱらっているでしょ。
酔って電話してくるなんて、珍しいじゃな~いってね。
「 どうして、わかるの~?」
そんなもん即効わかるわさ。
よほどでなければ、電話してこない、あなたよ。
「 実は俺~請け負ってた仕事、メンバーのある失敗でストップしててさ~。」
仕事一杯しては、サーフィンしての暮らしをしていた彼に、
どうやら、突然、時間が空いて、人生を考えさせられたようだ。
「 俺~今まで、サーフィンを一番にして、ちゃんとした彼女も作らなかったでしょ~。」
あ~・・・・・・そうだね。
土木の仕事もサーフィンをする時間を作る為にしていたよね~。
「 気が付いたら、この歳じゃん・・・・・・」
あ~・・・・・・
でも、それが、あなたの望みだった訳でしょ~?
「 最近、仕事ストップしている間、家にいて、俺は孤独だな~って思ってさ~。」
どうしたの?
「 俺、このままでいいのかな・・・・・・いや、今まで自分勝手に生きてきたし・・・・・・」
己自身で、否定しては、肯定している、友達だったのさ。
どうやら、彼は混乱しているのだろう・・・・・・
( 孤独 ) か~・・・・・・・・
その気分、ぴのこは、もう体験してるからね~。
みんな同じだよ。
あなただけじゃないよ。
それでも、何かを見つけるというか、生きていくしかないんだと思うよ。
ぴのこ、自分でわかっているつもりでも、言葉では上手く伝える事ができなかった。
( 孤独 ) について・・・・・・・
いつも忙しく働いていて、お金一杯ある時は、絶対思わない。
お金が沢山あれば、欲しい物は手に入る。
愛がない男も寄ってくる訳だし。
その時は不自由を感じない。
日雇い仕事で、決まった給料ではない彼には、
仕事がストップするという事は、お金の心配が出てきたという事か・・・
お金の心配が始まると、今の自分の心配が始まる。
そのまま、将来の心配も始まる。
心配が始まったら、キリがない。
若い時なら、何とか、若さで切り抜けてこれた事が、
歳を取ると、そうはいかなくなる・・・・・・
その時、思う。
自分がもう昔のように、若い頃とは違うという事を・・・・・
ぴのこは思った。
今だから思えた事。
施設のお年寄りがいつも言う。
「 あなたは、まだまだ若いわ~何でもできるわね~。」
えええ!
そう思うの?
確かに、死が近い老人からしたら、ぴのこは若い。
ようは、心の持ちようなんだって、教えてもらった。
その話を、友達に伝えてみた。
「 まさか、ぴのこちゃんが介護の仕事続くとは思ってなかったよ。」
そうね・・・・・・
ぴのこも思ってなかったわよ。
それが、ドッコイ、続いているんですよ。
というか、ド・田舎では、この仕事しかないんですよ~ってか?
「そんな、ぴのこちゃん高感度アップー!!!」
はああ???
ダンサーだった時の方がカッコ良かっただろうっちゅ~に~。
「 男は、介護もできる女って魅力的に思うんだよ~。」
ふ~ん。
そんなもんか~・・・・・・・
じゃ、口で言ってるだけじゃダメって事?
私、介護の資格も持っているわよ~
( 介護資格持ち・ダンサー )
「 それだと、ちょっとピンと来ないんだよ~。」
なんだよ~。
やっぱり、大抵は、仕事で人間を判断するんですね。
ま~・・・・・
女も、男の仕事、収入で、相手を判断するしね。
ぴのこも、その一人だったわさ。
「 俺~ぴのこちゃん好きだな~。」
でたよ!
人生に悩みだし、酒で酔っぱらった奴の言葉。
孤独、一人が悲しいという時に、誰でもいいから誰か~ってやつ。
ぴのこは言っておいた。
あなた、相当、酔っているし、人生で悩んでいるから、
もっと、孤独を楽しんだ方がいいわよ!
孤独を楽しむのよ!
わかったわね! じゃ!
ぴのこは、電話を切ったのさ。
実は、孤独は楽しめね~!!!!って知っていると思いながら。
プワワ~ン!!