ぴのこは、悪魔の館・老人ホームを辞めた後、
即効、前から目を付けていた施設に電話をした。
いい施設は、簡単にはスタッフ辞めないんですよ。
だけど、こうなりゃ、一か八かだ!
全ては運でっす~。
電話をした。
今、スタッフ、募集していますか?
「 えええ~今は・・・・・」
ぴのこ、食い下がった。
ぴのこは、御社を見学した時から、( 実はしていない ) 魅力を感じていまして、
私が働きたいと思い描いていた所なんです。( 噂で評判高いだけ )
もし、今、スタッフを募集しているなら、私の経験を生かせられたら、
素晴らしい場所と思いまして。
すると、電話のつなぎ、つなぎで、やっと、偉いさんにつながる事ができた。
なんとま~の偶然だが、スタッフを募集しようとしていた所だったらしい。
ぴのこ、思った、チャンスだぜ!!!!
そして、またもや、ぴのこの着なれないリクルートスーツで面接を受けた。
「 今回、募集者が沢山います、その時はお断りする事もあります。 」
・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・・
だが、ぴのこが一番恐れている事、病気をオープンで行った。
病気がなんじゃい!!!
病気して、ぴのこには、普通の人には、わからない感覚、
宝物があるんだぞ。
どうか、どうか、わかってくれ。
どん底、記憶喪失から、話す事も歩く事もできなくなった自分を、
自分の体を、実験台にして、自分が知っている知識がどこまで効くか、
己自信でやって、みごと復活して、病気を隠し、仕事をしてきた私を。
そして、人間とは、命とはと次に考え、気がつけば、新しい自分を発見した。
そこいら辺の奴と一緒にしてくれんなと、ぴのこは真剣だった。
私は、もう手遅れと言われている超認知の老人の中で、
病は進むけれど、本当は手遅れじゃないって事を見てきた。
マニュアルじゃないんだよ!
もちろん、心を鬼にしないといけない時もある。
だが、それも、その方達の為。
だけど、心を開く、ちょっとした、隙間があるんだよ。
今度は、そこまでに行かない老人の為に、
私ができる事を、研究の結果の、誰もできない、
己自信が経験したから、こそのアイデアがあるんだと。
ぴのこは、どうしても、この場所で働きたいと思った。
だが、オカンが言った。
「 そこは厳しいよ。応募してくる人は日本体育大新卒の奴が当たり前。 」
日大卒だからってなんだい!!!!
地獄から這い上がってきた人間の根性、苦しみ、悲しみ、発見を、
面接者は、見抜いてくれないのか!!!!!
ぴのこだって、体の構造を知るエキスパートじゃい!!
「 そんなもん、お前が面接に行った所は役所と同じ、何も考えてないよ。」
なんだってー!!
くっそ~。
結果、オカンの言う通りだった。
約1カ月待たされ、不合格。
ぴのこは落ちた事に対しては、別に仕方がないと思っている。
ご縁がなかったと思っている。
ただ、悔しかった。
病気の話になった時、3ヶ月に一回、病院に行くというだけで、
面接者の目の色が変わった事。
日常生活、仕事においては全く問題がないと言っても、
信じてもらえない。
目を見てわかった。
人生何があるか、わかんね~んだぞ!!
お前が次かもしれないぞ!!
その時、お前達が、嘆き悲しみ、どん底を味わい、苦しみ、絶望、喪失感。
もっと、もっと、恐ろしいくらいの想像もできない物が押し寄せてくる事、
金も、家族、又は恋人も信じていた友達も、一瞬でなくなる。
これでも足りないか?というぐらい全てを奪い去る状況。
それを、あんた達は、乗り越えられるか???
ありがたい事に、ぴのこは、みんなの助けを受け、
31歳で発病して以来、今、這い上がってきた。
すごい年月があっという間に、過ぎていた。
そして、やっと、やっと、普通の女の子と同じ幸せをつかもうとしている。
多分、別の理由で落ちたのかもしれないけど~。
一応、ぴのこ怒った。
バカやロー!!!!!!!
あ~~~~サルサ踊りながら、叫びて~。
又は、バイクに乗りながら叫びて~。
バカやロー!!!!!!
ってさ。