田舎に帰ってきた、ぴのこ。
待っていたのは、強烈な修行の日々さ。
+陰険なイジメときたもんさ。
普通は、クビになっててもいい筈の職場、
丁度、キャンペーンをしている時で、スタッフ・技術者が足りない。
そんなこったで、久しぶりの世界、習った技術なんか、忘れたよって時に、
いきなり、お客に施術するこったになったのさ。
やっべ。
上司から、釘を刺された。
「 ぴのこさん、あなた次第で、お客様が満足しなかったら、大変な事になりますからね。」
あ~そうですかいってね。
「 あなたがド・素人という事がバレないようにしてくださいね。」
バレるわい!!!ってね。
そして、先輩に、ぷらり帰ってきた、ぴのこ、すんませんと言った。
この先輩だけが、ぴのこの気持ちを理解してくれていた。
この人、実は、北、出身の人で、
故郷が恋しい人だったのさ。
結婚して、関西に来たのはいいが、10年立っても故郷が恋しいそうだ。
関西にいまだに馴染めないそうだ。
ぴのこが東京が恋しいというのを、わかっていた。
「 ぴのこちゃん、この状態で、お客様に入るのは、ヤバいから特訓しよ!!」
わかりました。
そして、お店が始まる前に、猛烈・特訓を受けたのさ。
リラクゼーション、いわゆる技術者の世界。
普通の輩は、技術を盗まれたくない、お客を取られるかもしれないと、
業と技術を教えない。
だが、この人は、惜しみなく、ぴのこに知っている技を教えてくれた。
「 ぴのこちゃん、あなたの手は、普通の女より、力があるから必ず勝てるから!」
ぴのこ、ダンスの世界に入った頃の事を思い出した。
たまたま、オーディションに受かって、ショーの世界に入ったはいいが、
全部、英語だわ、それぞれが、私が一番美しいのよ!って
張りあっていた女達の中で、唯一、フランス人のダンサーが、
ぴのこに、ショーの世界で生き残っていく心を教えてくれた。
「 ぴのこちゃん、あなたは、美しいのよ、日本人として、自信をもって。」
そう言われた事があったな・・・・・・・・ぶつぶつ
その頃とシンクロしたのさ。