ダンスな毎日~飛べるにわとり -2ページ目

全員発熱

息子1、2に、私。
全員、八度前後の熱。


同時に3人が発熱するのは、珍しい。

スーパーは、近いし、そこが、職場なので、買い置きは、ほとんどしない。

朝、気力で何とか、おにぎりを作り、それを全員細々と食べた。


息子1は、バイトとサークルの疲れがたまってきているのが、見えていたし、
私は、息子1の学校見学や、塾の先生との懇談や、仕事に疲れがたまってたのだろう。

息子2は、2人が熱を出すと、何故か必ず熱を出す。

嘘だろうと体温計で、はかると本当にある。



不思議な連帯感につつまれ、一日が終わる。


息子2が、


だって、オレ、ママの子やもん。
ママって、ぼぉっーと生きてきてるやん。
と、言う。


私達、4人の中で、旦那だけが、いつもかりかりしてる。


私達3人は、ぼぉっーとするのが、大好き。



病気だけど、何だか幸せな1日だった。

日々

気がつけば、1週間ぶり。
何て言うか、落ち込んでるわけではないが、何を書こうとしても、
それが無意味に感じて。

最近、又、本を読みだして、読み出すと、止まらない。
その本をやっと読み終えた。


後味の悪さが残る本で、物語は、やはりハッピーエンドでなければね。

ふっと、心にカイロ一つ分ぐらいの暖かみが、残るものがいい。


電車を下りて、バスに乗り換える間、ふと物語を思いだし何だか幸せな気持ちになるような。



次は、そういうストーリーの本を探そう。

あの日

ある日、母は、叫んだ。
私だってあんたみたいなかたわ、産みたくなかったわ。
カタワ?
私は、かたわなの?
あの日、私の心は、半分潰れた。
たから、上手く笑えなかった。
だから、上手く話せなかった。
何を考えているのか、わかりません。
大好きだった担任の先生が、母に告げた。
母は、憎々しげに私を見下ろす。
兄達は、いつも優等生だ。
貴女の事で、学校に来ると、気分が悪くなる。
私は、似ない美しい横顔を歪ませながら、母は、言う。
学校の床の臭いを嗅ぐと、今も気持ちが悪くなる。
ごめんね。
貴方は、何時でも私の自慢の息子2。
忘れていた過去の亡霊。私は、もうあの日の私ではない。
無力で、傷ついた事さえも自分の罪だと感じていた。
息子2は、だれからも傷つけつけられずにすむ力をつけてやりたかった。
それは、取り合えず学歴ではないかと、思っていた。
だけど貴方を、一番傷つけたのは、誰でもない、私だった。
そう、私も過去と決別しなければ。