ノ-ベル文学賞作家の日系イギリス人作家のカズオイシグロをご存じだろうか?
彼の代表作「日の名残り」を読んでみた。
この手の小説はあまり読まないほうだが誰かの書評に興味をそそられ書店購入、
あらすじはこうだ、
1956年のイギリス、永年とある貴族のお屋敷に執事として仕えていたミスター・スティーブンスの回想から物語は始まる、
執事として長く仕えたダーリントン卿の屋敷は1930年代の華やかな社交の場でありイギリスの政治的な重要な裏交渉がなされる場所でもあった、
その華やか中での日々も時が経ちダーリントン卿が亡くなり新しい屋敷の所有者の下で仕えることとなったスティーブンス、
年老いた彼は休暇をとり淡い恋心を寄せていた昔の同僚ミスケントンに逢いに行く、
約20年ぶりに再開した二人はお互いの懐かしい思い出を語り合う。
主人公のミスター・スティーブンスが優秀な執事としての半生を描きながらイギリス貴族の光と影、そして紳士の品格とは何か、
さらに全てを犠牲にして執事という仕事に一生を捧げてきた主人公の哀愁が描かれている。
日本人には馴染みのない執事とゆう職業、
ミスター・スティーブンスの徹底した忠誠心と謙虚さ、
そして完璧主義はイギリスの象徴である貴族社会の中の理想として描かれ、
なおかつこの本を書いたのが日系人だとゆうこと、
それがこの本ごイギリスで評価の高い賞を取った
要因ではないだろうか。

